こんにちは、じゃごたろです。
さていきなりですが、長野市、飯田市、甲府市、関市、岐阜市、稲沢市で今年開催される共通するイベントとはなんでしょうか?
これは後にして、まずは前回の書き込みのクイズもどきについて。回答があることはあまり期待していませんでしたが、一応後始末です。
弟子屈町、十和田市、日光市、下田市、富士吉田市、軽井沢町、大町市、長野原町、志摩市、島原市、小林市、垂水市
ただし、市町村合併前後の自治体名に変えてあります。
これを合併前の本来の自治体で表すと、
北海道川上郡弟子屈町、青森県上北郡十和田村、栃木県上都賀郡日光町、静岡県賀茂郡下田町、静岡県富士吉田市、長野県北佐久郡軽井沢町、長野県北安曇郡大町、群馬県吾妻郡長野原町、三重県志摩郡神明村、長崎県島原市、宮崎県小林市、鹿児島県肝属郡垂水町
となります。これが明記されているのが、昭和28年建設省告示第878号であり、「重要な飛行場及び国際観光上重要な地」の中の「国際観光上重要な地」とされる場所です。そもそも、この「重要な飛行場及び国際観光上重要な地」は、道路法第六条で「二級国道の意義及びその路線指定」の中で
三 港湾法(昭和二十五年法律第二百十八号)第四十二條第二項に規定する特定重要港湾、同法附則第五項に規定する港湾又は建設大臣の指定する重要な飛行場若しくは国際観光上重要な地と一級国道とを連絡する道路
に基づいて告示された市町村なのです。
実際にこれらの市町村を起点・終点とする二級国道が指定されています。
弟子屈町・・・国道241号起点
十和田村・・・国道103号起点
日光町・・・・国道119号起点、国道120号起点
下田町・・・・国道135号起点、国道136号起点
富士吉田市・・国道137号起点、国道138号起点
軽井沢町・・・国道142号起点、国道146号終点
大町・・・・・国道147号起点、国道148号起点
長野原町・・・国道144号起点、国道145号起点、国道146号起点
神明村・・・・国道167号起点
島原市・・・・国道214号起点、国道215号起点
小林市・・・・国道223号起点
垂水町・・・・国道224号起点
現在でもほとんどが国道の起点・終点となっているのですが、長野原町が国道三路線の起点であったり、一本の国道としてもいいような中間地点が起点とされる大町市や下田市などは、このような事情があるのです。しかし、この告示はそれ以降で改廃された形跡を確認することができません。したがって現在でも生きた告示なのですが、はたしてその妥当性が生きたままなのでしょうか。。。
で最初にもどりますが、これはタイトルからご察しされる方もあるかと思いますが、「善光寺の御開帳」です。長野県に住んでいて、長野市の善光寺、飯田市の元善光寺(座光寺)、甲府市の甲斐善光寺は知っていたのですが、稲沢市、岐阜市、関市にもあるのですね。これらが同時に御開帳するのは史上初とか。私も今日初めて知ったのですが「
六善光寺同時御開帳公式ホームページ」というのもありました。
長野市の信州善光寺の御開帳は公開されていない御秘仏である御本尊ではなく、その分身である前立本尊が公開されるものであり、前立本尊から結ばれた回向柱に触れるだけでその功徳を受けることができるというものです。そのような御開帳が岐阜や愛知でも行われているのをはじめて知ったのでした。