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MasAkaさんの記事が10件見つかりました

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[86048] 2014年 7月 26日(土)00:53:27MasAka さん
グルガオン市の人口
私が現在滞在中のグルガオン、[85896]のグリグリさんの書き込みでは
人口87万人。
と紹介されていますが、おそらくこれはWikipedia:グルガーオンにある2001年時点の情報ではないでしょうか。グルガオンは近年急速に都市化が進んでおり、ここ数年でかなり人口が増えているはず……、と思って調べてみるとこんなサイトを発見。

これによると、2001年の87万人という数字はグルガオン県(District)全体の人口を指しているようで、2011年には151万人とほぼ倍増に近いくらいの増加率です。さらに2014年の最新の統計によると187万人ということで、山梨県並みの人口だった2001年からちょうど100万人増加し、三重県を抜いてそろそろ岡山県に並ぼうかといったところのようです。

一方、グルガオン市(Municipal Corporation)単独だと2011年の時点で約88万人弱(10年前の県全体の人口とほぼ同じ)。2001年には21万人ですから実に10年間で4倍以上に人口が膨らんだことになります。人口減少期に入った今の日本では考えられないですね。なお、市単独のその後の人口推移について公表された資料は見つかりませんでしたが、この3年間での県全体の増加率を考えればすでに100万人都市になっていても不思議ではありません。

これだけ急激な人口爆発が起こっているのは首都デリーに至近で企業がどんどん進出してきやすいという立地条件もありますが、インドという国はまさに今が成長期であることを実感させられます。
[86046] 2014年 7月 25日(金)23:24:10MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問H:高山市

とりあえず想定解数の少ないところから。
[86028] 2014年 7月 24日(木)22:19:06MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問B:つくばみらい市

漢字一文字ヒントから最初に浮かんだのがこの市だったという(謎)。これはさすがにインドの都市で答えるのはどうかなぁ……。
[85998] 2014年 7月 24日(木)03:56:47MasAka さん
インドの黒い綿の土
[85960] hmtさんの書き込みで紹介されている国民学校初等科地理の教科書、最初は軽く読み飛ばしていたのですが、よく見ると
この地方は火山質の黒い土からなつてゐる
(中略)
この土は、水分をよくふくむので、綿はりつぱに育ちます。
という記述を見つけました。

これは玄武岩(火山岩の一種)が風化してできたブラックコットンソイル(現地の固有名詞ではレグール)と呼ばれる土で、文字通り色が黒っぽくて綿花の栽培に適した土です。インド以外にもアフリカ大陸などに分布しています(日本にはありません)。この教科書の記述通り、非常に保水力があるので、農業を行うには非常に良い土です。

しかし、道路や鉄道などの土木構造物を作るという観点では、乾燥状態では非常に硬いのですが、ひとたび水を吸うと体積が膨張してブヨブヨの状態になってしまうので、土木的には最悪の土といえます。これが厚く分布している西インド地方では、雨季になるとデコボコになってしまう道路がかなりあるみたいです。インド高速鉄道1号線はまさにそういう地域に計画されているので、これをどう克服するかが技術的な最大の課題ですね。
[85997] 2014年 7月 24日(木)03:27:24MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問C:唐津市

確か以前この市がネタになっていましたね。ちなみにインドの地理がまだよくわかっていませんが、おそらくデリーもこれの想定解ではないかと。
[85964] 2014年 7月 23日(水)04:11:24MasAka さん
世界第2位の都市圏人口
引き続きインドの地理ネタですが、先週、こんなニュースが報じられていました。
[統計]デリー、都市別人口番付で世界2位─国連調べ
市域ではなく都市圏という括りですが、デリー首都圏の人口が東京圏に次ぐ2位になったんだそうです。インドで人口最大の都市は前回書いた通りムンバイですが、ムンバイはデリー周辺に比べて大きな衛星都市が少ないため、都市圏人口ではデリーに軍配が上がります。成長著しいインドですから、今後もさらに人口が増加していくでしょうが、それでもまだ東京が今後十数年は1位を保ち続けるというのもすごいことだと思います。ところで、都市圏人口ではデリーを下回るのに、ムンバイで高速鉄道計画が先に進められているのはちょっと不思議な感じがしますね。まぁ、日本でも九州新幹線を終点の鹿児島側から作ったという例があるにはありますが。

[85960] hmtさん
鉄道分野における日本からインドへの技術支援・国際協力というと、高速鉄道計画の他に 貨物鉄道計画もあるようですね。
貨物専用鉄道回廊線(DFC=Dedicated Freight Corridor)はすでに実現に向けて動き出しているプロジェクトです。なお、高速鉄道計画1号線(ムンバイ~アーメダバード)のうち、ムンバイ~バドーダラ間はこのDFCと似たようなルートになる模様です。

ちなみにデリーのほうではムンバイのことを旧称のボンベイと呼ぶ人もいますね(特に年配の方)。インドでは近年になって地名を植民地時代に使われた英語風の表記から現地語に基づいた表記に改めたところがありますが、ボンベイという呼び名はインド人にも結構定着したのかも知れません。
[85963] 2014年 7月 23日(水)03:30:18MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問E:魚沼市

今回は1日1答を目標に……。
[85936] 2014年 7月 22日(火)00:29:43【1】MasAka さん
インドの地方自治体
せっかくインドに来ているので、インドの地方自治体について調べてみました。インドの地方自治制度については自治体国際化協会という団体が作成した「インドの地方自治」(PDF)という資料に詳しく載っています。

かいつまんで説明すると、インドでは国(中央政府)の下に「州」(state)および「連邦直轄領」(union territory)があり、州の下に「県」(district)、そして県の下には自治体の基本組織となる「都市部自治体」および「農村部自治体」があります。この基本的自治組織にもいくつかのランク分けがあり、さらにその自治組織は「区」を設置しているとのこと。なお、基本的自治組織の権限については州によって違いがあるそうです。また、州と県の中間に「地方」(division)という区分がありますが、これは日本の関東地方や近畿地方のような、あくまでも便宜的なもののようです。また、divisionがない州もあるようです。

というわけで、私が滞在している場所はこれにならうと「ハリヤーナー州(グルガオン地方)グルガオン県グルガオン市○○街区」ということになります。メンバー紹介の居住地表記はこれに合わせて修正しました(ついでに補足ですが、居住地公式サイトのリンク先はグルガオン市ではなくグルガオン県です→※注:その後、グルガオン市の公式サイトを見つけたのでリンク先をグルガオン市に変更しました)。ただし、実際に郵便物等を送るには都市名と州名だけで良いらしく、現地での仕事用に支給された名刺の住所は
Sector-**, Gurgaon, Haryana, India
という表記になっていました(もっとも、市名と県名が同一のため、このGurgaonが県名を指す可能性もあるにはあります)。

なお、ハリヤーナー州の州都はチャンディーガルという街ですが、このチャンディーガルの街そのものはハリヤーナー州には属さず、連邦直轄領となっています。そしてさらにパンジャーブ州の州都でもあるという、なかなか複雑な街のようです。例えるなら東京都の中に埼玉県庁や神奈川県庁が一緒におかれているようなものでしょうか。

[85896] グリグリさん
GoogleMapではグルガーオンと表記されていましたが、グルガオンの方がより近い発音なのかな。


Google翻訳の音声では、英語だとグルガーオン、ヒンディー語だとグルガオンに近い発音に聞こえました(あくまで主観)。外国地名の日本語表記は過去の落書き帳でも何度か話題に上っていますが、もともと日本語ではない固有名詞なので難しいところですね。どちらが正しいというものではないですから。

ただ、Google Mapではインド最大の都市Mumbaiを「ムンバイ」と表記しているのに対し、その隣にある新興都市のNavi Mumbaiは「ナヴィームンバイー」と、同じ地図の中で最後のイを伸ばすのと伸ばさないのとで統一が図られていないのはちょっと不自然な感じがします。

ちなみにグルガオンという地名ですが、ヒンディー語でGurは「糖蜜」、Gaonは「村」を意味します。日本では政令指定都市になれるほどの人口がいるのに村というのも変な感じがありますが、考えたら日本でも田村市とか大村市みたいな例がありますね。
[85932] 2014年 7月 21日(月)23:03:48MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問F:飯山市

インドの地方自治体についてのネタは稿を改めて。
[85886] 2014年 7月 21日(月)00:14:48MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問K:南アルプス市

2012年秋に行われた第三十五回以来の十番勝負参戦です。2年近く遠ざかるとさすがに勘も鈍り、入門コースでも悩みますね。そもそも落書き帳自体への書き込みも約半年ぶりです。前回書き込み時と同様に今回もインド長期出張中なのですが、2度目の渡航ということもあり、今回は参戦する余裕っぷりを発揮(?)

ついでなので、合計3ヶ月もインドにいるなら居住地にしちゃってもいいだろうということで(経県の「居住」の判定基準として「3ヶ月程度の長期滞在も含める」がある)、メンバー紹介の居住地をコッソリと変えてます。ただし日本の都道府県ではないため、居住に含めたとしても経県値には何の影響もないのが残念ですが……。


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