ヒント後に共通項が分かったころには解答する市を見つけ出すのが大変で、今回はほとんど眺めて終わりでした。
それでは感想などを。
●全般について
[89857]では
「問題は原則として出題時の情報を基にしています。」とすればよい
としていますが、例えば「1月1日に合併した」という事実がお題の焦点になる場合、出題が1月1日の午前8時などだと正誤判定に影響してきます。注意書きとしては「○月○日の情報を基にする」(当然、午前0時基準)とすべきでしょう。
出題中に正答が確定する例として「高校野球の出場校のある市」などがありましたが、この辺の処理は「原則として」の注意書きを盾に正当化するのでしょうか。
●問一(ひらがな及び小1配当漢字で構成)
ちょっと目に簡単な字で構成されていたので、なんとなくわかりました。漢字とも仮名ともいえない「々」や「ヶ」がつく市で正解に該当するのがないのは、出題側としてはラッキーでしたね。
●問二(推計人口に「20」)
いくら第20回とはいえ、誤差が当然ながら含まれる推計人口の数値に注目することに意味があるのかなぁ。「20万人」や「20km2」であっても誤差は含まれるだろうといわれればその通りですが。
●問五(地名コレ「上下」)
1月1日時点で「上下」の地名があっただろうと明確に示したとしても、地名コレに掲載されていなかった以上は正解にならないということですね。調査に限界があるのは事実ですが、誤答判定に調査洩れだと抗議しても覆らない珍しいケースかも。
●問十(ローマ字表記で同じアルファベットが連続)
地名のローマ字表記は揺れが生じやすいので、やっかいな所に注目したなぁと感じました。今回は影響していないけれど、「ぢ・づ」のローマ字表記が気になるところ。