市区町村変遷情報で、東北6県の「昭和の大合併」を過去にさかのぼって見てみました。
目に付くのは、全国的にも「そう」なんでしょうが、郡名を名乗る市町村の多くが1950年代に誕生していること。
福島県の一覧を見ていると
1956.04.01 改称 双葉郡 双葉町 ← 双葉郡 標葉町
双葉町はこの時にできたのか・・・、と思っていたら
1955.03.31 新設 双葉郡 富岡町 ← 双葉郡 富岡町, 双葉町
その一年前に「双葉町」がなくなっている。何で?・・・さらにさかのぼると
1950.06.01 町制/改称 双葉郡 双葉町 ← 双葉郡 上岡村
また双葉町が誕生している。(時間を逆行しているので変な表現ですが・・・)
どうやら、上岡村が町制化する時に「(先代)双葉町」に改称し、五年後にその「双葉町」が富岡町との合併で「双葉町」という町名がなくなり、さらに一年後に標葉町が「(二代目)双葉町」を襲名したということ。
間にある大熊町からすると「南にあった双葉町が一年経ったら北に引越した」という感じでしょうか。
他に、東北の過去の町村名で目に付いたことは、「目」という字がチラホラ。
中でも、岩手県には、大川目村・内川目村・外川目村・横川目村がありました。
「川目」ってどういう地名なんでしょうね?