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YTさんの記事が5件見つかりました

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[85707] 2014年 6月 8日(日)17:42:58YT さん
今後の予定
これまでの人口や面積のデータは、この一つのファイルに集約されていると考えてよろしいでしょうか。

送ったファイルは作業のために列の順番が入れ替わっていますが、その通りです。

ただ、1950年~1970年の沖縄県、1950年の奄美の面積はまだ数字の入力が流動的ですし、1935年3月31日調の面積は入力が40%程度しか済んでいません。また1995年以降は統計局のデータベースから数字を流し込んだ結果、市区町村名と人口・面積のズレが発生している可能性があり、簡単な再チェックが必要です。中身をみて頂ければわかるように、送ったファイルはチェック用のSum関数が入ったままのシートだけですので、一回中身をテキストファイル経由で別のエクセルファイルにコピーしないと加工しにくいかと思いますが、所属未定地のみが残っている1980年以降の人口・面積の表はすぐに作れると思います。

自分の予定としては、1935年3月31日現在の面積を入力した後、1944年・1945年・1946年の人口調査、1948年の常住人口調査の人口を再チェックし、各種地方統計書のデータを元に1950年の面積の分割案を作った段階で次のまとめた結果をデータ(ver.0.2)として公表しようかと考えています。

その後、国勢調査報告書に載っている1920年~1930年の市・郡別面積を入力し、各種地方統計書のデータを元に1935年10月1日の面積合同分の分割案を出し、1935年10月1日~1948年の面積を独自調査で入力し、この段階でまとめた結果をデータとして公表(ver.0.3)。

これが終わったら、国勢調査以前の5回分の現住調査の人口を再チェック、明治22年~明治30年前の人口について、『日本帝国民籍戸口表』記載の現住人口と官報による現住人口を入力、明治22年以前について郡区別面積と、明治14年の郡区別面積を入力、などと予定を建てていますが、どうなるかは分かりません。
[85705] 2014年 6月 8日(日)13:09:10【1】YT さん
xlsよりもcsv
[85703] オーナー グリグリさん

すみません。

(1) 落書き帳に書き込む前に、公開したいデータのエクセルファイルを私宛にメールで送付。

この部分を見落としていました。

とはいっても総ての情報をエクセルにするのは作業が煩雑になるので、例えばカラム数が8以上、または一部のセルが折り返し表示になってしまうケースについては別個のファイルとして公開ということでよろしいでしょうか?その場合ですと、別に計算式の入力も必要ないので、例えばCSV形式などのテキストファイルでの公開の方が安全かも知れません。

【追記】

すみません。

さきほどオーナー グリグリ さんに、現時点でまとめ終えた面積・人口の情報を送付しましたが、ファイルの圧縮を忘れたため、10 Mb越えのファイルを送ってしまいました。

メールが読めない場合には、あらためて圧縮したファイルを送り直します。
[85704] 2014年 6月 8日(日)12:55:06【1】YT さん
エクセルファイルの公開について
[85703] オーナー グリグリさん

そこで今回のご指摘を受けて、当面は次のようにしたいのですが、YTさん、如何でしょうか。

(1) 落書き帳に書き込む前に、公開したいデータのエクセルファイルを私宛にメールで送付。
(2) エクセルファイルを当サイトのサーバの然るべき場所に格納する。
(3) 格納場所のリンク(URL)をYTさんに連絡する。
(4) そのリンクを利用してYTさんが書き込みを行う。
(5) ファイルの差替えなどもメールで行う。

御迷惑をおかけしてすみません。ただ、エクセルファイルの公開を暫時行うにはいろいろ問題があり、誠にすみませんが対応できません。

まず最近書き込んだ内容は、最終的にエクセルに纏める前の段階のものです。面積の情報は人口の情報以上に中途半端で、富山県下新川郡宇奈月町・朝日町の面積([85587]参照)の例のように、所属不明以外の面積情報の問題も1975年まで続いています。そのため公開するにもこういった面積不明・所属不明の情報の纏め方もまだ統一した状態になっていません(そのための問題点を、[85559][85587][85604][85605][85609][85623][85624][85659][85673]にまとめたつもりです)。こういった「市町村の情報をまとめるための個別の情報」というだけで、面積に関するものだけでもすでに20個以上のシート(バックアップを含めると確実に100個以上)を作成しています。公開するとなるとそこに含まれるであろう膨大な数の情報の再チェックも必要となり、作業量が現状よりも大幅に増えてしまいます。

二点目は、エクセルファイルそれ自体のセキュリティの問題です。エクセルは別名でセーブする度に個人情報が追加されますし、なぜか同名のファイルで作業していてもいつの間にか個人情報が追加されることがあります。公開する際にはかならずセキュリティチェックをしており自分の個人情報を消しているつもりですが、適時修正となるとそのチェックに不安が残ります。将来的にはエクセル以外の形式を用いるというのも手ですが、現状では自分のパソコンで作業する際にはエクセルが一番便利です。

三点目はファイルのサイズが大きくなりすぎている点です。普段一番メインに修正しているファイルのサイズはすでに40 Mbに達成していますが、メインとなるシートだけで別名で保存したところ、それだけでファイルサイズが10 Mbを超えました。

というわけでエクセルファイル形式での公開は避けたいと思います。

なお面積の方の入力ですが、現在1950年から2010年までの国勢調査時の市区町村別面積と、1935年の『昭和十年 全国市町村別面積調』記載の面積の内、大阪府以西分の入力は終わっています。ただ1950年の面積情報、そして1935年の面積情報についても、市区町村に分割されていないデータがあり、1935年~1950年の間の面積情報の拡張も可能かどうか現状では判りません。
[85702] 2014年 6月 8日(日)01:34:14【1】YT さん
面積調査の報告と東京都の昭和19年の人口について
[85701] ロム人 さん
YTさんがかなり積極的にご自身の調査内容を書き込んでいらっしゃるようですが、これはこれで有用な情報かもしれませんが、たしかかなり以前の過去ログを読んだ記憶では、このような(Wikipediaでいう)独自研究の書き込みは自身でサイトをたちあげて公表し、落書き帳でそのような発表をしないように促していたと思うのですが、その辺の立ち位置も変わってしまったのでしょうか?


すみません。私の方は普段の生活サイクルからしても、とても自分でホームページを立ち上げるほどの時間は取れません。

ただ、一応[84549]でアップした人口情報の内、抜けている情報(昭和19年の東京都の市区町村別人口)と、昭和10年以降の市町村別面積の遷移について、現時点での調査結果を報告しているのですが、これらの書き込みは迷惑でしょうか?

あと、(Wikipediaでいう)独自研究と言われておりますが、私は極力引用元を挙げて数字や元資料の客観性を保っているつもりなのですが、変遷情報や数字に恣意的なものが目立つのでしょうか?
[85700] 2014年 6月 8日(日)01:06:55【2】YT さん
昭和19年~昭和20年の東京都区部の人口
[85612][85625]で触れた、昭和19年人口調査における東京都の市区町村別人口ですが、残念ながら決定打となるデータが見つかりません。国立公文書館で、昭和19年人口調査関係書類綴、昭和20年人口調査関係書類綴に関連する、公開されているマイクロフィルムに一通り目を通しましたが、どこにも昭和19年人口調査における市区町村別人口が掲載されている書類が含まれておりません。なお昭和20年人口調査関係書類綴に含まれるものの中には「要審査」となっていて公開されていない文書が多数あるようですが、副題を見る限り昭和19年人口調査の市区町村別人口の情報は載っていないようにみえます。

一方『昭和19年人口調査 集計結果摘要』(1977年)のまえがきによると、

 昭和19年人口調査は資源調査法に基づき当時の内閣統計局が実施したものであるが,当時調査結果は公表されず,昭和24年3月に刊行された「昭和15年国勢調査・昭和19年人口調査・昭和20年人口調査・昭和21年人口調査 結果報告摘要(総理庁統計局)」に,集計結果の一部が掲載されているのみである。
 現在,戦前戦後の人口に関する資料が不足しているので,統計局に保存されている集計結果原表のうち破損等のない原表をもとにして,できるだけ多くの情報が得られるよう留意し,原表を組み替えるなどして作成したのが本書である。
 本書が戦時中の人口の状況をは握するための資料として,各方面の方々の参考となれば幸いである。
 昭和52年3月
 総理府統計局 吉岡邦夫

とあり、昭和19年人口調査の原表は総理府統計局にあることになりますが、総理府統計局の図書館でこういった資料が公開されているようには見受けられません。。

なお東京都の歴史書等を調べたところ、『東京百年史 第5巻 復興から壊滅への東京(昭和期戦前)』(1972年)に昭和19年人口調査における区別人口が掲載されているのを見つけました・・・しかしながら、[85612]の朝日新聞の記事と同様、合計が一致しません。さらに本表の人口は、『東京都戦災誌』からの引用でした。このほか『都政十年史』などに『東京都防疫年鑑』記載の人口が、昭和19年と昭和20年の『警視庁統計書』に、昭和19年末と昭和20年末の現住人口が見つかりましたので、以下これらの人口をまとめます。

調査年月日S15.10.1S19.2.2S19.11.?S19.?S19.12.31S20.2.?S20.4.20S20.5.?S20.5.27S20.6.?S20.6.10S20.11.1S20.?S20.12.31
区部6,778,8046,658,1625,392,5945,063,5095,535,6874,986,6003,256,6493,286,0102,692,6592,537,8482,581,8292,777,0103,226,6502,882,747
麹町区58,52148,45739,41737,31840,24839,98037,31828,3374,50010,43510,43517,97617,95412,387
神田区128,178102,29169,62769,94978,26267,28719,15522,32222,32221,50621,50626,43631,88727,188
日本橋区101,77772,82357,78150,71956,71549,39117,00018,66715,66718,66718,66722,87626,86122,980
京橋区142,269115,04889,86980,12286,53178,62657,79957,79944,20044,70044,70053,34463,52953,041
芝区191,445163,396125,388114,745128,643113,706105,00080,00058,60061,00061,00067,11677,33964,641
麻布区89,16379,69960,93855,99160,80055,36855,36346,8067,67821,95021,95020,69724,79821,632
赤坂区55,70448,70240,72238,17441,86437,68732,85330,0781,0006,0126,0128,79111,2259,428
四谷区76,44067,82853,91250,42256,50549,58629,00026,6474,62614,83114,83111,24513,75911,797
牛込区128,888115,81694,08487,27795,91186,32862,00044,69713,18815,68715,68720,77124,46921,103
小石川区154,655141,307113,943106,877118,774105,664105,17096,44024,90139,35339,35343,44451,89147,802
本郷区146,146129,686105,85198,103108,88295,73455,42155,42138,15239,82039,82049,30455,27650,710
下谷区189,191169,426134,426125,366136,919123,30348,93749,80149,80147,48247,48259,98870,80764,939
浅草区271,063233,991185,818170,433190,139161,24122,34028,65021,88022,58322,58324,58131,43331,290
本所区273,407241,049186,109166,615186,693165,45310,30010,0078,9938,9938,99312,75317,15214,618
深川区226,754210,853168,873157,264167,437155,06116,00015,63813,55213,20113,20114,09420,67616,067
品川区231,303214,274166,376152,437171,729149,853126,937126,937103,0008,064108,06489,782105,94394,266
目黒区198,795202,533173,120165,424148,420164,329158,625138,605118,00073,575118,000121,333141,21053,126
荏原区188,100181,497146,736130,182247,252127,706114,87793,99375,00059,67359,67353,70863,214159,881
大森区278,985297,761241,070229,242207,576226,019220,000194,959183,697156,000156,000160,865186,60558,644
蒲田区252,799267,023203,448198,067291,989196,10470,44075,00069,04069,04069,04052,13565,286287,851
世田谷区281,804303,473277,510272,830180,579272,073212,463311,835227,173235,595172,500276,450311,753122,507
渋谷区256,706339,499197,563187,124202,434187,345180,000183,00096,66291,53791,53884,06798,06888,546
淀橋区189,152175,957143,156134,099144,386132,84196,61996,61967,03042,92042,92051,09063,03549,792
中野区214,117216,724183,955176,770193,337174,370166,982147,079139,950127,237126,793124,011141,226142,487
杉並区245,435259,746228,910214,962242,244211,455210,416207,776184,856184,896184,856211,229245,886215,412
豊島区312,209302,057250,952236,415260,805233,25468,02365,000106,502106,502106,50292,192109,48392,536
滝野川区130,705125,035100,48194,888103,87893,25825,30042,91635,50232,99632,99636,49441,89038,135
荒川区351,281334,380262,780248,707243,899244,69052,00079,74780,48076,43676,43684,010100,581237,712
王子区220,304216,517168,681159,539174,164157,704132,000110,000103,984105,143105,143101,807117,840102,049
板橋区233,115271,226163,656238,174272,896234,920164,334218,110131,000180,75298,752217,974245,32284,746
足立区231,246250,553222,530216,890254,664214,543184,124184,124158,700157,510157,510172,437198,856181,630
向島区206,402197,065157,121147,289163,932143,55573,72473,04656,00056,00356,00364,84277,70973,432
城東区192,400185,474143,043126,547164,887122,83513,0008,8258,8699,5769,57611,11414,792160,105
葛飾区153,041181,574166,652162,472142,549161,107170,000185,000150,614150,614150,614171,557196,28227,974
江戸川区177,304194,509173,636162,066169,744160,218143,129143,129126,945127,998127,598146,497162,613142,293
練馬支所82,50082,000
玉川支所63,09563,095
不一致91394,46010-5,994-11,000-5,00099,561

●S15.10.1:国勢調査による現在人口。
●S19.2.2:『東京都戦災誌』引用の昭和19年人口調査による銃後の現在人口で、合計に不一致があります。
●S19.11.?:『東京都戦災誌』引用の都民調査による人口で、合計に不一致があります。
●S19.?:『都政十年史』引用の東京都防疫年鑑による人口で、おそらく昭和20年末の数字で、合計に不一致があります。
●S19.12.31:『第五十四回 警視庁統計書』記載の現住人口。
●S20.2.?:『東京都戦災誌』引用の都民調査による人口で、合計に不一致があります。
●S20.4.20:『東京都戦災誌』引用の防衛局企画課防空通信係による人口。
●S20.5.?:『東京都戦災誌』引用の戦援調査による人口で、合計に不一致があります。
●S20.5.27:『東京都戦災誌』引用の防衛局企画課防空通信係による人口で、合計に不一致があります。
●S20.6.?:『東京都戦災誌』引用の民政局戦時援護課による人口で、合計に不一致があります。なお、以下の昭和20年6月10日の人口と同じなのかもしれませんが、細部に異なる点があるので別としました。
●S20.6.10:『東京都戦災誌』引用の帝都防空本部による推定人口。
●S20.11.1:昭和20年人口調査による軍人等を除いた現在人口。
●S20.?:『都政十年史』引用の東京都防疫年鑑による人口で、おそらく昭和20年末の数字。
●S20.12.31:『第五十五回 警視庁統計書』記載の現住人口。

現時点ではここからさらに元資料にたどり着くことはできておりません。

昭和19年頭には銃後人口だけで700万人近くいた東京35区の人口が、昭和19年末には500万人に減り、空襲開始と共に激減し、終戦時には250万人前後に減り、その後昭和20年末には300万人近くに復帰したようです。

【追記】上表で昭和20年末の警視庁調査の現住人口の入力に誤りがあったので訂正しました。警視庁による現住人口も、それほど実態とは離れてなかったようです。


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