[8937]地域研究家さん
[8898]でるでるさん
岐阜県羽島郡岐南町関連ですが、私も地元の住民としては岐阜市に合併するのか自然な感じがします。岐南町は岐阜市のすぐ南という立地条件もあいまって、国道21号線と22号線、156号線が交わる通称岐南インターが岐阜県の玄関口的な役割をになっておりますし、東海北陸自動車道の岐阜各務原インターも岐阜、各務原両市と岐南町の市町境に立地しています。
岐南町の町民アンケートは、笠松町、岐阜市、各務原市の順になっていますが町の西南部地域が笠松町、北部地域が岐阜市、東部地域が各務原市という結果にわかれていると聞いています。
今回の各務原市と川島町との任意協議会に参加したことで町長宅や町役場に嫌がらせの電話や、「爆弾を仕掛ける」といった脅迫状が届いているほど事態はは混迷しています。
岐南町は当初羽島郡の4町での合併を進めていましたが柳津町が岐阜、羽島市、武儀郡武芸川町との広域合併に参加で離脱し、川島町が各務原市との合併を表明して離脱、最後に残った笠松町とは、公共料金の格差を巡ってあつれきが生じ各務原市との合併に傾いたものと思います。
岐阜市ではなく、何故各務原市との合併に町当局が傾いているかというと表向きは「各務原市は財政が豊かだから」としていますが、岐阜市の昭和の合併以降中心部の旧岐阜市ばかりに集中投資をして合併した村の道路整備等のインフラ整備を遅らせてきたのが原因ではないかといわれています。それは岐南町に限らず4月に合併する山県市(山県郡)や本巣市、瑞穂市(本巣郡)の町村や各務原市も同じような考え方があると思われます。昭和30年代後半には岐南町、羽島郡笠松町、山県郡高富町、伊自良村、稲葉郡4町(現各務原市)が岐阜市に合併を希望していましたが当時の岐阜市は財政難を理由に固辞していた経緯があります。今後の行方が気に掛かるところです。