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白桃さんの記事が10件見つかりました

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[103997] 2022年 2月 24日(木)04:09:08白桃 さん
Re:補足
[103993]スカンデルベクの鷲 さん
ご丁寧な補足をいただきありがとうございます。

「『平成の大合併』前後における旧市町村別の自然増減と社会増減の変化」に対して提示した3つの疑問に回答をいただいておりますが、私が特に納得いかないのが3つ目の疑問です。
3.「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差は拡大傾向にあるが、その主因は自然増減率の較差拡大であり、社会増減率の較差の影響は限定的である、としている点
「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差が「平成の大合併」と関連するかどうかはともかく、両地域間には社会増減率の較差が明瞭であるにもかかわらず、「限定的」と、要するに逃げている。
に対し、スカンデルベクの鷲さんは
(総合的な結論)
第二の結論から、市町村合併による社会減の増加は認められない。先行研究が指摘する「周辺地域」での人口減少の加速は自然減の増加によるものであり、合併によってもたらされたものではない。
とされていますが、表3のとおり、中国地方について言えば、「周辺地域」と「中心地域」との社会減の較差は広がっています。その広がり具合は、自然減の較差の広がりより大きいのではありませんか。それを、筆者は「(中国地方の)社会増減率の水準が時系列でみて拡大していたわけではない。」として、合併との関連性を曖昧にしています。
もちろん、この論文を全面否定しているわけではありませんし、「平成の合併」と「人口減少」の関連性を過大視してはおりません。ただ、[103973]にも書いた通り、元々人口が少ないところにおいては「合併」の影響は大きい(人口減少が加速する)のではないかと考えております。面白いことに、 平成合併後の小規模自治体の人口変化と財政においては、未開人さんが提示された(旧)大塔・野迫川の他、実証的比較研究がなされております。
また、スカンデルベクの鷲さんは[103974]にて
これについても私は懐疑的で、昭和の大合併の時期ではそうだったかもしれませんが、ほとんどの場合旧役場が支所として存続した平成の大合併の場合、働き場所がなくなるということはあまりなかったのではないかと考えています。
と、役場が消滅したことによって働き場所がなくなることに対して否定的見解を示されておりますが、旧雄勝町(石巻市)に関するレポートやいくつかの論文において、「平成の合併」によって役場がなくなった所では支所の人員削減などで「公的部門雇用が縮小されている」と記述されております。
[103983] 2022年 2月 21日(月)17:15:46【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 21日(月)17:21:34
白桃 さん
四つの郷の町の唄
本題に入る前に
[103982]N さん
2章2節に書かれている内容ではないですか?
具体的にはこの論文でしょうか。
あ、この部分は読み飛ばしていました。やはり、きちんと読まなければいけませんね。ただ、この方法だと、合併後の転出先・転入元が新自治体域内か域外かが解らないので、「合併の影響」を論じる材料としては有効でないと思います。
とにかく、教えて頂いたこと感謝申し上げます。

さて、昨日、白桃を昭和歌謡の世界に引き込んだ歌手がお亡くなりになられました。鹿児島市(旧谷山町)出身です。ご冥福をお祈りいたします。♪星娘、涙をありがとう…今年は僕がひとり捧げる霧島つつじ・・・ってわけにはいきませんが、イメージする町の人口を記帳いたします・・・
町名町の期間最高人口最高人口年現行
愛知県東郷町1970.04.01~xxxx.xx.xx43,903(2020年)東郷町
島根県東郷町1953.04.01~2004.10.018,835(1955年)湯梨浜町
福岡県東郷町1925.10.01~1954.04.014,903(1947年)宗像市
宮崎県東郷町1969.04.01~2006.02.257,115(1970年)日向市
鹿児島県東郷町1952.12.01~2004.10.1210,773(1955年)薩摩川内市
宮城県南郷町1954.07.01~2006.01.0110,020(1955年)美里町
宮崎県南郷町1940.12.01~2009.03.3014,446(1960年)日南市
兵庫県西郷町1914.07.01~1929.04.018,396(1925年)神戸市
島根県西郷町1904.05.01~2004.10.0116,569(1965年)隠岐の島町
宮崎県北郷町1959.01.01~2009.03.308,859(1960年)日南市
[103981] 2022年 2月 21日(月)14:48:08白桃 さん
疑義:「平成の大合併」前後における旧市町村別の自然増減と社会増減の変化
[103974]にてスカンデルベクの鷲さんからご紹介いただいた地学雑誌の論説をザっとですが読まさせていただきました。
スカンデルベクの鷲さん、どうも有難うございました。
読んで見て、これはどうかな?という疑問が三つありました。
1.合併後に役所が置かれた旧市町村を「中心地域」、それ以外を「周辺地域」としている点
役所が置かれた旧市町村が、新市町村における実際の「中心地域」とは言えないところがかなりある。
例)仙北市、佐渡市、東かがわ市、由布市

2.3つ以上の市町村による合併の場合、2以上の旧自治体が「周辺地域」となっている点
そんな粗い検証で良いのだろうか?「周辺地域」をもっと細かく分けて分析してチョ。

3.「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差は拡大傾向にあるが、その主因は自然増減率の較差拡大であり、社会増減率の較差の影響は限定的である、としている点
「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差が「平成の大合併」と関連するかどうかはともかく、両地域間には社会増減率の較差が明瞭であるにもかかわらず、「限定的」と、要するに逃げている。

そして、最も大きい疑問、それは3.に大いに関連するのですが、国勢調査においては、合併後の旧市町村単位での自然増減率・社会増減率を出していないはずなんですが、そこはどうやったのだろう?????

以上の疑問はもちろん書いたご本人に訊かないとわからないのですが、この件に関して何か推察できる方、白桃は間違っている、等ご意見のある方は是非お聞かせください。
[103973] 2022年 2月 20日(日)23:26:10白桃 さん
Re:市町村合併による人口減少への影響
[103971]未開人 さん
大塔地区では25年間で人口が4分の1以下になりました。これ以上に人口減少率が大きい消滅した自治体があるかどうか、白桃さんをはじめどなたか教えていただけると幸いです。
ご指名がありましたので、一生懸命探しました。(笑)
旧)大塔村より人口減少率が高いのは無いだろうと思っていましたが、ありました。(他にもあるかもしれません。)
宮城県の旧)雄勝町(現:石巻市)です。
1995年:5,840人→2020年:1,031人・・・減少率82.346%

合併が人口減少の原因になるかどうか、については白桃も結構真剣に研究?しておりますが、元々人口の少ない自治体にとっては、大きく影響を受ける、これはまず間違いありません。単純に考えても、村役場が無くなれば大きな働き場所が消滅するのですから。しかし、人口減少の主因が「市町村合併」によるものかどうかについて立証するのはかなり難しいのです。未開人さんは1995年~2020年という期間で見ていますが、どうして1995年なのか、これはあまり説得力がありません。それから、合併前の人口推移と合併後の人口推移を検証しなければなりません。都合の良いデータだけをつまみ食いしてもいけません。
また、
これをみる限りでは自治体が存続することは人口減少を食い止める一つの要因にはなりそうです。
これは、表現の仕方がマズい、いやいや、あきらかに認識不足です。鉱業や林業が主産業であったところ、すなわち、基幹産業が衰退あるいは消滅してしまった自治体の多くは合併してもしなくても人口激減の途をたどるのです。もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択しているのが実情でしょう。「市町村合併が人口減少に拍車をかける」ということはありそうですが、合併しないことで「人口減少を食い止めている」自治体があればお目にかかりたいものです。

少しキツメの失礼な書き込みに成りましたが、お許しください。
[103970] 2022年 2月 20日(日)11:13:39白桃 さん
丸亀が発祥の地ではない丸亀製麺
兵庫県加古川が発祥の地である「丸亀製麺」は香川県から撤退。正確に言うと、残り一店舗になったようです。創業者のお父さんが坂出出身というだけで、香川県には直接関係は無かったのですね。丸亀市には今まで一店舗もなかったとか。「さぬきうどん」の味についてもアンマリ自信はない白桃ですが、丸亀製麺の「味」にはピンとこなかったので、丸亀製麺が香川県から撤退しだしたことについては「さもありなん」と思います。もっとも、正真正銘の「さぬきうどん」をウリにしている「〇〇〇〇うどん」もそんなに好きではありませんが・・・。

ついでながら、些末でどうでも良いこと、しかも、文章が簡潔でしっかりしているオーナーに対して畏れ多いことですが、
[103969]グリグリさん
大河ドラマは久しく視聴しなくなったのですが、
「久しく」を入れると現在までも続く時間推移的な意味が加わりますので、「視聴しなくなった」と過去形(過去完了形?)になると、どうも違和感があります。「久しく視聴していない」としたほうが良い気がします。
[103939] 2022年 2月 11日(金)05:32:44白桃 さん
白桃市が政令指定トシに
[103932]千本桜 さん
白桃さんも今月でいよいよ〇〇歳の大台かな。山田吾一派、長生きしようね。
「吾一」と言えば山田吾一しか知らない白桃です。

1952年2月12日香川県大川郡三本松町より「分立」した白桃村は、1955年2月12日に「町」を飛び越えて人口3万人で市制施行。2022年2月12日に、いや、その前日、つまり本日は人口70万人に達し、いよいよ政令指定トシ(歳)になります。ですから、本日は全国的に祝日となっております。
白桃が市制施行した当時、人口70万を超えていたのは、東京を含めて六つしか無かった。今では死語に近い?「六大都市」ですね。今は東京を含めて20。
それにしても、人口は70万に達したけれど、実態はハリボテ、中はガランドウの白桃市。50年前から一歩も進歩していません。それどころか、街全体がシャッター街となってしまいました。これは白桃のせいだけではなく、国勢調査の公表が遅すぎるのが原因です。あと何回国勢調査を迎えられるのかわかりませんが、調査3か月後には人口とDIDが確定し、調査半年後には昼夜間人口比率及び通勤・通学先が分かるようにして欲しいものです。
生きながらえただけでも有り難いと思うべきでしょうが、やはり、欲深い白桃でした。('◇')ゞ
[103924] 2022年 2月 5日(土)11:37:24白桃 さん
名邑三世代.その83(大阪府・後編)
【秀邑】(【大・昭の名邑】)
大阪府の「秀邑」は、我が国を代表する衛星都市である豊中、毛布のマチ・泉大津、ひらかたパーク&菊人形で有名な枚方、もう殆ど大阪市と言って良い守口、中小企業が集積する東大阪の中心・布施、町制施行が案外早かった高石、この期後半に合併もあって急激な人口増をみた寝屋川の七つです。
「秀邑」の中で唯一二級の豊中ですが、白桃の訪問回数では大河原・パリと拮抗しています。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級豊中豊中市豊中村6,218豊中市86,203
一種三級泉大津泉大津市大津町7,669泉大津市33,341
一種三級枚方枚方市枚方町4,325枚方市43,970
一種三級守口守口市守口町3,252守口市58,053
一種三級布施東大阪市布施村4,686布施市150,129
二種三級高石高石市高石町6,405高石町20,814
三種三級寝屋川寝屋川市九箇荘村5,017寝屋川町30,077
「準秀邑」はなく、参考として以下を挙げます。
(参考)名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
柏原柏原市柏原町4,714柏原町23,220
長野河内長野市長野町3,749長野町16,603
箕面箕面市箕面村4,520箕面町21,433
枚岡(東大阪市)枚岡村4,336枚岡町12,972
松原松原市松原村4,170松原町12,210
縄手(東大阪市)枚岡南村3,990縄手町14,922
住道大東市住道村3,945住道町12,628
和泉和泉市伯太村3,770和泉町19,074
庄内(豊中市)庄内村3,649庄内町14,896
福泉(堺市)鶴田村3,520福泉町10,701
盾津(東大阪市)東六郷村3,174盾津町15,457
登美丘(堺市)野田村2,378登美丘町12,340
(大阪市)巽村2,324巽町14,180
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
大阪府の「卓邑」は、この期に市となった和泉、松原、羽曳野、柏原、大東、河内長野、箕面、門真、泉南、藤井寺、摂津、阪南、交野、四條畷、大阪狭山に加え、熊取、忠岡、岬、田尻、島本、美原、豊能の二十二という多さ。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級和泉(9)和泉市和泉市70,701和泉市172,974
一種一級松原(9)松原市松原市47,037松原市132,562
一種一級羽曳野(9)羽曳野市羽曳野市36,982羽曳野市119,246
一種一級柏原(9)柏原市柏原市35,645柏原市79,227
一種一級大東(9)大東市大東市35,354大東市128,917
一種一級河内長野(9)河内長野市河内長野市34,399河内長野市121,008
一種一級箕面(9)箕面市箕面市34,249箕面市124,898
一種一級門真(9)門真市門真町34,228門真市135,648
一種一級泉南(9)泉南市泉南町32,075泉南市64,152
一種二級藤井寺(9)藤井寺市美陵町26,509藤井寺市66,806
一種二級摂津(8)摂津市三島町24,390摂津市85,065
一種二級阪南(7)阪南市南海町13,359阪南市58,193
一種二級交野(7)交野市交野町11,825交野市76,919
一種三級四條畷(8)四條畷市四條畷町9,698四條畷市55,136
一種三級大阪狭山(6)大阪狭山市狭山町9,648大阪狭山市56,996
二種三級熊取(6)熊取町熊取町10,815熊取町42,914
四種忠岡(9)忠岡町忠岡町12,218忠岡町17,509
四種岬(9)岬町岬町19,133岬町19,789
四種田尻(8)田尻町田尻町8,204田尻町6,785
四種島本(7)島本町島本町9,173島本町30,125
四種美原(7)(堺市)美原町12,057美原町37,618
四種豊能(5)豊能町東能勢村3,758豊能町25,722
「準卓邑」はなく、参考として以下の二つを・・・
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
太子(4)太子町太子町5,970太子町14,190
河南(2)河南町河南町8,839河南町17,341
ソレを言ったら終しめいよ、ということになりますが、現役の町村でまだ名前が出ていないのは二つだけですから、大阪府の場合は、「卓邑」にもなっていないところが希少価値?かも。
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[103909] 2022年 2月 1日(火)13:50:05白桃 さん
Re:クイズ ここはどこでしょう
今朝は4時起き、五時半には事務所のカギを開け、久慈頃には小学校五年生以来の事務所(駐輪場管理員詰所)のトイレ掃除。このような健康的生活を送っていましたので、[103905]をリアルタイムで見ることが出来ませんでした。

ここを訪れたのは何年前だったろう、と自分の記事を探していたら、やっぱりありました。[75054]です。この頃の白桃は、落書き帳を日記代わりにしていましたね。それにしても12年近くも前のことだった・・・

注:[75054]にしきりと出てくる人口順位は、当然ながら当時の人口順位です。
[103904] 2022年 1月 30日(日)00:29:45白桃 さん
倉敷は工業
[103903]伊豆之国 さん
よく間違えられるのですが、選抜出場校、倉敷商業ではなく、倉敷工業です。
[103901] 2022年 1月 28日(金)12:30:06白桃 さん
2021年10月1日現在推計人口(事務連絡を兼ねて)
標記人口について、県によっては「2020年国調速報値」あるいは「2015年国勢調査確定値」を基準にしたものを公表しているところがありますが、待ちきれない白桃が47都道府県を「2020年国勢調査確定値」を基準としたものに直して、さきほどオーナーに送信いたしました。

2020年国勢調査時点から増加したのは・・・なんと沖縄県だけです。
そして、特筆すべきは、特別区23区が41,587人の減少となっていることです。東京の人口減少については、1964年五輪後にも減少しておりますが、今回はコロナも関係しているのかもしれません。
1000人以上増加は以下の18市(しかありません。)
さいたま市(8171)福岡市(7,193)つくば市(5,128)流山市(3,989)藤沢市(3,582)柏市(3,270)
千葉市(3,070)吹田市(2,963)川崎市(2,078)大和市(2,011)船橋市(1,775)印西市(1,731)
八千代市(1,518)草津市(1,439)町田市(1,407)国分寺市(1,283)小金井市(1,219)茅ヶ崎市(1,017)

また、「市盗り」の石高にも関係しますが、流山と八千代が20万人を突破、酒田、筑西、坂戸、泉佐野が10万人を割り込んでいます。
その他では、宮古、七尾、坂出など伝統ある市とともに幸手が5万人都市から陥落しました。埼玉県は、1985年国調から8期連続で5万人をきった市はありません。幸手が2025年国調で5万人に復帰?は、かなり難しいのでは・・・


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