[103299]グリグリさん
仰られている「基本表」とは別物かもしれませんが、登場する数値が「人口等基本集計」中の値と同一のため同集計の2015年人口と2015年調査の人口の差異について説明したいと思います。
人口等基本集計中の2015年国勢調査人口は、表中では「2015年(平成27年)の人口(組替)」という項目名になっており、
1) 「2015年(平成27年)の人口(組替)」及び「2015年(平成27年)の世帯数(組替)」は, 令和2年10月1日現在の市区町村の境域に基づいて組み替えた平成27年の人口及び世帯数を示す。
という注記がつけられています。人口の組替処理は合併によるものがほとんどですが、国勢調査の場合、人口増減を伴う境界変更にも対応しています(少なくとも、2005→2010、2010→2015で同様の処理がありました)。
[103299]で挙げられている自治体は、すべて2015年以降に境界変更を行っている自治体です。
千葉市中央区/若葉区:
2020/2/3
東京都町田市/神奈川県相模原市中央区:
2016/12/1
市川三郷町/富士川町:
2016/4/26
北九州市若松区/八幡西区:
2018/6/23
これらの処理は直近5年間での人口増減率などを計算するために行われていると推察されますが、組替処理が行われるのは直前の国勢調査のデータのみとなります。
上記のように2020年国勢調査での2015年人口はあくまで組替人口であるため、このサイトの2015年人口の修正は不要であると考えます。