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うっかりじゅうべえさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[93652]2017年9月2日
うっかりじゅうべえ

[93652] 2017年 9月 2日(土)20:51:21うっかりじゅうべえ さん
出身地について
こんばんは。初めての長文投稿になります。
前回、出身地について小ネタがあると書き込みましたので、ご紹介します。
長くなりそうなので結論を先に書くと、「出身地が境界変更により変わった」話です。
以下、興味のある方はおつきあいを。

私の生まれた土地は、当時北九州市小倉区大字小熊野(字山路)という地名でした。
実は、この地区は江戸時代豊前国小倉藩に所属していましたが、結構な変遷をたどっています。

事象コメント
1867第二次長州戦争により長州(山口)藩の預地になる
1869一揆を機に、長州藩が撤退、日田県の管轄となる多分すごい飛地だったと思われます
1871第一次府県統合で小倉県が発足。小倉県の管轄になる
1876第二次府県統合で小倉県が廃止。福岡県となるやっと今の県になりました
1878郡区町村編制法施行で、企救郡小熊野村となるめでたしめでたしと思いきや
1889市制町村制施行と同時に、企救郡西紫村となる合併により、早くも村の名前が消えます
1908西紫村が分割、板櫃村に編入される
1922町制施行により、板櫃町となる
1925板櫃町が分割、小熊野は小倉市と八幡市に編入されるまさかの、「自治体越えの地名」デビュー。字山路は小倉市となります
1963五市合併により北九州市小倉区となる「自治体越えの地名」から「行政区越えの地名」へ
1974小倉区・八幡区が分区する。この時、境界変更も実施され、小倉区から八幡東区へ

<参考>北九州市市政だより1974年4月1日号(PDF)10ページ

ちなみに、「大字小熊野」は住居表示の実施と共に小さくなり1986年には小倉北区の大字小熊野は消滅します。行政区越えの地名も現在では消滅しています。
ということで、出身地を正しく書くと「北九州市小倉区(現八幡東区)」となるのでしょうが、面倒なので北九州市まででお願いします。
今後とも、小ネタを探してきたいと思いますので、よろしくお願いします。

[93600]Takashi さん
実は、生まれて8か月で、1925年に八幡市に編入された地区に引っ越しをしています。
現在は、純粋に小倉の住民なので「北九州市」でなかったら、「ネイティブ」などと言えなかった事になります。
ついでに、この記事で年齢もだいぶばれつつありますが・・・。


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