既にグリグリさんからご報告
[110505] のように、「経県値」が令和6年4月24日付で商標登録を受けました。
私は本業で商標に携わっている関係で登録出願手続のお手伝いを買って出たわけですが
[107780]、弁理士の資格は持っていないため、グリグリさんに代わって手続を行うことはできません。そこで、私は特許庁への提出書類を作成してグリグリさんに送り、グリグリさんがインターネット出願ソフトを利用して特許庁に書類を提出するという形で手続きを進めました。
そのことでグリグリさんからは過分な謝辞を頂きましたが、実は結構重大なミスをいくつもやらかしており、グリグリさんには多大なご迷惑をお掛けしてしまいました。
詳細は余りに専門的に過ぎますし、いろいろ差し障りもあって落書き帳には書きかねますが、本稿では、私がやらかしたミスの数々について懺悔いたします。
なお、個々の書類は(独)工業所有権情報・研修館が公開する特許情報プラットフォーム
「J-PlatPat」で閲覧することができます。
ミス1
商標登録願(令和5年5月4日付)で「,」(カンマ)と「、」(読点)を取り違えたせいで、審査官には指定役務の記載を意味不明なものと受け取られてしまい、拒絶理由通知書が出てしまった。
もっとも、審査官は拒絶理由通知書に補正案を示してくれており、その通りに補正すれば登録は受けられます。
しかし、
ミス2
手続補正書(令和5年12月25日付)の書き方がまずく、職権訂正通知書を受け取ることになった。しかも、審査官による職権訂正の結果、商標登録願に記載していた指定役務が1つ消えてしまった。
それでも令和6年3月8日には登録査定が出て、後は登録料を払うだけ、というという運びになりました。
ところが、
ミス3
今度はグリグリさんが登録料の金額を誤って納付してしまったため補充命令が届き、不足分を追納することになった。
※懺悔と言いながらグリグリさんのミスまであげつらってしまいました。グリグリさん、ごめんなさい。m(_ _)m
こうした紆余曲折を経て、ようやく登録の運びとなりました。
これだけミスを重ねても、当初目標としていた第9類、第41類、第42類の権利化は果たせたのは幸いでしたが、それでもこれらのミスがなければ少なくとも2ヶ月、ことによると5ヶ月くらい早く登録できていたと思います。
というわけで、私としては忸怩たる思いはいろいろありますが、何とか肩の荷を降ろした気分です。
グリグリさんにおかれましても数多くの面倒な手続を果たされ、たいへんお疲れ様でした。
余談。
私が「経県値」の商標登録を知ったのは4月27日、すなわち十番勝負開始日の朝のことでした。早速、グリグリさんにDMでお知らせしたのが開始30分前。そのため、十番勝負真っただ中の発表
[110505]となったわけです。
このタイミングは参加者の皆さんを惑わすかなあ、と思ったら、やはり気にされた方はいましたね。
[110957]海辺を飛ぶ鳥さん
初日に商標登録の話が出た為、経県値関連を疑います。
上のような事情なので、当方はさすがにそれはないと思っておりました(これでグリグリさんが急遽問題を差し替えたら恐れ入るほかありませんが)。
誠に申し訳ないと申しましょうか、やーい引っ掛かったと申しましょうか(笑)