こんばんは、じゃごたろです。遅レスではありますが、あえて個人的な心情を書き込ませていただきます。あくまでも個人的なものであり、世情を正しく表現したものではないかもしれないことを前置きしておきます。
[86900] グリグリさん
自治体の対応姿勢や進め方などの違いで、復興計画が進捗しないところと比較的進んでいるところの差が大きくなっているようです。
確かに自治体の取り組み方で差はでてくるでしょう。しかし現在の建設業界では通常の需要に加えて震災復興需要と東京五輪需要があると思います。そして震災復興需要と東京五輪需要(直接的な建設需要の他に周辺の開発需要も含めて)を天秤にかけたら、東京五輪需要にヒト・モノが集まりやすく、その裏返しとして震災復興需要にヒト・モノが集まらなくなってしまうと思えるのです。実際に東京で建設関係の仕事をしている兄から聞いた話ではありますが、復興事業で入札しても成立しないケースが増えてきているという状況だそうで、これは自治体の努力ではどうしようもないことであると思っていますし、そのような記事も散見されます。
私が
[86898]で
東京五輪による需要に引きずられるように置き去られてしまっている状況には
としたのもこのような状況が垣間見えるからです。確かに五輪はあくまでも東京都の予算で賄うものであるため、国による復興予算には影響はしないかもしれませんが、実際にはヒト・モノの動きには大きな影響を与え始めているものと認識してします。
それに加えて東京五輪の招致の際に「震災復興」をうたったこと。本当に東京五輪が震災復興のためになるのでしょうか? 都知事は東京五輪までの間に「
ここまで復興した」という姿を見せたいなどといっているようですが、分散開催してどれだけ復興のためになるのでしょうか、と疑問に思います。逆に、誘致の際に震災をお涙頂戴的に利用したことに対して、私は怒りにも似た感情を持っています。実際に東京五輪の誘致をするサイトに対して、「震災を利用するな」という趣旨の意見を投稿しました。
そうはいっても、いざ東京五輪が開催されたらたぶんテレビで観戦するんだろう自分がいることがわかっているので、複雑な心境ですが。
最後に、このサイトにとって不必要な書込みとはわかってはいますが、あえて私の心情を吐露させていただきました。この件に関してのレスは不要とさせていただきます。失礼しました。