[94106]特急とりあたまさん
北海道の「振興局」と「総合振興局」の差って何ですか?
hmtマガジンの
県の下位区分でまとめられていますね。
その問いの答えは
[71676]hmtさんにあります。
一度は 14支庁を9つの総合振興局に再編し、石狩・日高・檜山・留萌・根室の5支庁を、「支庁出張所である振興局」に格下げすることが決まりました。
ところが、本年【2009年】4月施行予定だったこの条例は、未施行のまま3月31日再改正されました。
(中略)
組織簡素化という所期の目的は、広域事務の所掌特例により図ることになり、出張所降格が予定されていた 5つの振興局も、名目上は9つの総合振興局と同格の「支庁」の地位を維持することで決着しました。
支庁機能縮小で地域経済の悪化を懸念した5支庁の住民の反発の結果、こうなったようです。
但し総合振興局は隣接する振興局管内の広域行政を担うことができ、該当する振興局が条例で規定されている。
なので元々は「総合振興局」とその出張所の「振興局」で差ができるはずだったのですが、住民の反発の結果、現状では差はあまりない状態ですね。
もっとも、普段使われる表現は胆振「管内」、日高「管内」とかなので住民にとっては「支庁」「総合振興局」「振興局」という名称の変化はあまり意味のないものかもしれませんが。
ただ変更点はありました。網走支庁がオホーツク総合振興局になったのと、幌延町が旧留萌支庁管内から宗谷総合振興局管内へ、幌加内町が旧空知支庁管内から上川総合振興局管内に移ったこと。
「オホーツク管内」という呼び方も定着してきたのか、twitter、Facebook検索しても新聞社等マスメディアのみならず、一般の方も結構「オホーツク管内」表記ですね。依然「網走管内」と使われている方もいますが(鈴木宗男氏のFacebookは網走管内でした)。