…… などとヒロオさん風に、タイトルだけは格好良く。(笑)
鳴り止まぬ電話、飛び交う怒号、乱れ飛ぶ伝票、絶え間無いトラックの出入り、ドサクサに紛れた
訳の判らない勧誘セールス、助平オヤジ向けと思しきタイトルのメール受信、そんな喧騒の中で
受注管理データを操作する傍ら、マルチ・タスクにてWord文書 「落書き帳下書き」 を立ち上げて、
安らぎの一時を過ごす雑魚でした。
首都機能移転論について賛否両論が出ております。現在の候補地がどこに絞り込まれているかは
存じませんが、当初、百里基地周辺や那須野原の案も取り沙汰された記憶があり、もし実現すれば
地元にとっては豪気かと思う一方、移転の為の費用捻出や移転が実現した後、東京に残る諸々の
インフラの必然性など、どの様に想定しているのか、漠然とした話ですが、少し気になりますね。
前者の場合、この不況の下、経済対策と同時並行的に行うべき内容か否か、判断はつきかねます。
仕事に関連して、茨城県庁やさいたま新都心総合庁舎の移転に伴う一部顛末を傍観していた手前、
単体の事例ながら、役所移転に傾注される人的エネルギーや経費の大きさには圧倒されましたね。
他方、移転自体が一時的にせよ、民需を喚起する可能性もあるでしょう。
後者の場合、在京の少なからぬ商工業者が、首都ゆえの諸般面での集積性を前提としている以上、
移転には当然、ある種の痛みを伴う事が想定される訳で、交通体系一つ見ても、首都機能を他所に
移す可能性を前提とするには、集積が過ぎた様に感じるのは的外れでしょうか。
とは言いつつ、欧州などの場合、地方の主要都市が独自色を確立して、相応の拠点性を有する例が
多い様に感じられ、そうした多様性に対する某かの憧憬も覚えます。その意味から典型例と思うのは
イタリアですかね。半島中部の首都ローマに対し、経済の中心を担う北部のロンバルディア平原では、
首都とは一線を画した独自の機運が特に強いそうですし。
[7007] でも言及がありましたが、長らく会社から MITに派遣されていた先輩曰く、学問の街としての
ボストンの落ち着いた佇まいに、日本には無い良さを感じたと話していました。
結局、私自身は賛成でも反対でもない訳で、どうもまとまりの無い話になってしまい、申し訳ない次第。