[12504]三鈴 さん
すみません、レスいただいていたのに、見落としてました。
トランペット吹いてらしたのは、見てるのに・・・。
道州制を考える場合、現行の都道府県の存在(領域としてのみならず機構としても)を全く無視することは難しいわけで
難しいでしょうか?
というか、難しい、と言ってしまって良いでしょうか。
道州制の意味するところによっても違うと思いますが、少なくとも機構としては、都道府県は無視しないと、道州は導入する意味がないと思います。
廃県置州ですから。
[9106] で私が書いてますように、具体的には、道州界を都府県界で区切ると、思わしくないなと思う部分は、「まっさら」とは言ったものの局所的な部分なんです。
[9106]は
[9095]のいな さんの道州案に対するレスなのですが、
概ね、9割方は都道府県の合体でよいのですが、
この
[9095]のいな さんの道州案(人口バランスは勘案していただいているのですが)ですと、
兵庫と大阪が別の道州になりますが、阪神圏というのは、市街地も連続していますし、生活圏としても分かちがたい。極端な例として、川西・池田の間に道州界が来て良いか、という部分。
静岡県西部は名古屋と同一の道州に、静岡県東部は神奈川県と同一の道州にすべきでは?。
伊賀地方は、愛知県とではなく、奈良県と同一の道州に入れた方がいいのではないか。
交通体系から言って、九州を2つに割る場合、南北2州ではなく、東西2州、すなわち、福岡県を東西に割って、鹿児島本線沿い、日豊本線沿いの2州にした方が、生活圏・交通体系にあった道州になるのではないか。
栃木と群馬が別の道州になるが、その際に、両毛地区の市町の所属は見直す余地があるのではないか。足利・佐野は群馬県(ではなくて旧群馬県の市町村が所属する道州)にとか。
など、実際の現在の現実の生活圏と都府県界の不一致を、そのまま道州制にまで、持ち越してしまってよいだろうか、ということなんです。
それと、大きなテーマとしては、東京都市圏、大阪都市圏は都府県界は見直しても良いのではないか、という点です。
例えば東京ですが、浦安市と八王子市とどちらが、「東京市」との結びつき、独立性が強いだろうか、というあたりですね。
武蔵と下総の国界は、江戸の膨張とともに移動しています。
それと同じ考え方はできないのだろうか、という見方。
東京圏は、これを一つの道州にしてしまうと、大きくなり過ぎてしまうのですが、多摩地区は絶対に新「東京都」に所属しなければならないか、というところも論議できると思うんです。神奈川県だった時期もありますし、絶対ではないですよね。
もちろん、青梅市などでも東京への通勤者も多いですし、東京府東京都として過ごして期間・歴史というものもある。
しかし、道州制の導入は、現東京都、埼玉県、を無くしましょう、ということなわけですから、川口市や和光市と、青梅市と、どちらが、「東京市」への依存度が強いか、という点の尺度を図る上では、今まで、東京都だったから、埼玉県だったから、ということはいったん無にしないとおかしいと思うわけです。現東京都、埼玉県は無くなるわけですから。
そういう生活圏の見直しをして、道州に再編しないと、いけないんじゃないですか?
という主旨なんですが、論理に無理ありますかね。
概ね、県単位で良いんです。
が、せっかくなので、五霞町のようなところは、この際、整えたい、というのが、
[9106]の主旨です。その考え方の延長として、『大きな「五霞町」』も存在してますよね、ということなんですが。
「まっさら」とは書きましたが、東北、中国、四国等については、現在の県の合体で何も問題ないと思っていますし。
ですから、「原則論」というの点では、ナンバープレート論議についても、
一つの地域ナンバーで5,000,000台は十分将来の余裕を持って登録できますので、一つの地域ナンバーの登録台数が約5,000,000台ずつになるように、全国を15の陸運支局、自動車検査登録所に統合再配置し、全国を15種の新たな地域ナンバー名に再編するように考えて見ましょう、という「お遊び」なら、乗れるんですけどね。