女性首長の一覧

1948年（昭和23年）5月には、4人目の女性首長として、前任者が僅か1年で失脚辞任したことにより、千葉県安房郡神戸村の村長 早川ミタさんが誕生しています（参考：房総の自治鉱脈 第5回 相次ぐ自治体革新首長の誕生）。最初の女性首長誕生から10年後の1957年（昭和32年）4月には、昭和時代後期の社会運動家で、茨城県東茨城郡小川町の町長 山西きよさんが誕生しましたが、僅か2年の任期でした。

最初の女性市長は、元芦屋市長の北村春江さん（平成3年）。最初の女性知事は、元大阪府知事の太田房江さんです（平成12年）。女性首長の数は、知事7名、市長62名、特別区長7名、町村長45名です。野田川町長と与謝野町長を務めた太田貴美さんと、元木津町長で現木津川市長の河井規子さんがいらっしゃるので、合計では119名になります。また、政令指定都市の市長は3名（仙台市、仙台市、横浜市）、政令指定都市を除く都道府県庁所在地の市区長は4名（大津市、徳島市、那覇市、新宿区）です。現役は、知事2名、市長33名、特別区長6名、町長11名、村長3名で、全部で55名です（2023年9月18日現在）。

なお、対象は最初の公選である1947年（昭和22年）の統一地方選挙以降とします。当サイトを訪問される皆様からの情報提供により、戦後の女性首長の情報はほぼ網羅できつつあると考えていますが、引き続き皆様からの情報をお待ちしています。情報は落書き帳に書き込んでいただくか、こちらのお問い合わせ先に直接お願いいたします。なお、落書き帳の関連記事を氏名欄にリンクしています。