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ありがたきさんの記事が10件見つかりました

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[20988] 2003年 10月 13日(月)14:40:11ありがたき さん
ひねり
[20985]愛比売命 さん
佐野市の地図を眺めていたら、東武線と両毛線の交差の仕方が面白いですね。そういえばでるでるさんの街もその隣町も、そんな形になっていますね。関東はそういった面白い交差が多くて興味深いですね。この形のクロス、関西以西では全く見当たりませんね。栗林公園やら京橋のようなまっすぐ交差ばっかし。。。

ぐにゃりS字立体交差といえば、千葉県習志野市内にあるJR総武本線津田沼駅と新京成電鉄新津田沼駅近辺を思い出しますね。

http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.41.12.033&el=140.1.32.991&la=1&sc=4&CE.x=289&CE.y=296

形は違いますが、立体交差に因る複雑な駅構造といえば、JR鹿児島本線と筑豊本線が交差する折尾駅も忘れてはいけませんね。こちらは明治28年の改良によって日本で初めての立体交差駅になり、更に分割民営化後の昭和63年に短絡線にもホームが出来て現在の形になったものです。
蛇足ながら説明しますと、1階(地平)に筑豊本線の1・2番線、2階(高架)に鹿児島本線の3~5番線、150mほど離れて短絡線(折尾駅鷹見口)に6・7番線があります。

ちなみにここからは私見になりますが、関西で鉄道路線が交差するといえば平面交差の印象が強いんですよねぇ。今は無き阪急西宮北口駅の直角平面交差もそうですし、淡路駅が現役で平面クロスですよね。と、阪急電車だけですか…
阪急の分岐駅のホームって、十三やら石橋やら変わった形してますからそういう印象なのかもしれませんね。
[20983] 2003年 10月 13日(月)13:24:35ありがたき さん
ちょっとうれしいこと
メンバー紹介欄にも載せていただいておりますが、わたしは横浜市民をやっております。

たまたま横浜市のサイトを見ていたら、市営バスの乗り方というのがありまして、どんな紹介をしているものかと思って見てみたところ、以下のようなくだりを発見しました。

=====以下引用=====

6.お困りの時やわからないことがあったとき

お気軽に乗務員にお声かけください。
安全運転のため、できるかぎり信号待ちなどの停車中にお願いします。
ご不明の点は、(行き先案内やダイヤなど)はお気軽に市営交通案内所(045-671-2222)へお問い合わせください。

~ひとくちメモ~
横浜は観光地ですから、市民も観光客にやさしい人が多くいます。バス待ちの間などなら、思い切って地元の人に聞いてみるのも手。きっと親切に教えてくれる人が多いと思いますよ。

=====引用終わり=====

この中の「ひとくちメモ」なのですが、横浜市はインターネットにて市民を「やさしい人」と紹介していることにちょっとうれしく思いました。
観光都市の側面も持つ横浜に住んでまして、特に海に近いところに住んでますから、道を聞かれたりいろいろあるんですけど、正しく答えられるように観光地の情報について日々勉強している次第です。しかも外国の方に声をかけられることも結構あるものですから、最近は英語の方も頑張らないとなんて思っています。

 参考 ~横浜市サイト内 市営バスの乗り方~
http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/bus/norikata.html
[20866] 2003年 10月 10日(金)23:22:48ありがたき さん
珍姓で得すること、困ること
[20860]じゃごたろ さん
千田(ちだ)、土手谷(どてや)、小向(こむかい)、大向(おおむかい)、欠端(かけはた)、田頭(でんどう)、古里(ふるさと)、晴山(はれやま)、陳場(じんば)、外岡(とのおか)、向明戸(むかいあけど)、漆田(うるしだ)、国香(くにか)、安ヶ平(やすがたい)、八ッ役(やつやく)、穴牛(あなうし)、昆(こん)、與羽(よは)

なんて名字がありました。

九戸郡軽米町出身の母の旧姓は小笠原(おがさわら)です。母親の実家の近所には上平(かみたい)商店というお店があります。(「平」系では下平(しもたい)姓もありますね。)母には2人のお姉さん(わたしの伯母さん)がいますが、嫁いだ家(共に岩手県内)の姓は波柴(はしば)と古里(ふるさと)です。
岩手県久慈市出身の会社の後輩に生平(おいたいら)くんがいます。
岩手県の福岡高校出身で元大洋ホエールズの欠端(かけはた)投手がいましたっけ。

そして、わたし自身も珍しい苗字(難読姓)ですが、ここではヒミツです。ヒントは宮城県の姓で、出席番号は今まで全部一桁でした。シャチハタは既製品・準既製品ともに該当せず、先日別注として店頭置きの倍の値段で作りました。そのうちオフ会があって参加したあかつきには披露しますね。
[20817] 2003年 10月 9日(木)23:05:03ありがたき さん
ニワトリが先か、タマゴが先か
実は、このタイトルに使っている言い回し、結構好きなんです。
以前使ったときはニワトリとタマゴの順は逆でした。わざとです。
と、要らぬお話は置いておいて…

[20786]ゆう さん
相模鉄道の「天王町」を「YBP天王町」に改称の動きがないのはYBPの開発に相鉄が関与してないからでしょうか。(^^)

内容的にはN-Hさんが[20801]で述べているとおりですね。
さて、これも踏まえて考えたところの私見ですが、京急YRP野比駅は利用客及び近隣住民としてみれば別に改称してもしなくても良かったんだろうなと思います。そして更には現駅名でも別になんら変化は無いものだともまた思うのでした。

[20801]N-H さん
長年親しまれてきた「野比」という駅名の上にあえてYRPなどと冠したところで誰もそんなものつけて呼ぶ必要もないわけです。日本全国他に「野比」という駅名があるわけじゃありませんので。これが全く別の駅名に変更されたのならば(たとえば「YRP野比」でなく「YRP」という駅名にしてしまう)、新しい駅名も今よりは浸透したことでしょう。駅名改称に失敗した例じゃないかと思います。

こちらのレスにて思いましたが、つまりは駅名としての浸透具合に関しては間違いなく「失敗」でしたね。がしかし、失敗したからといって元に戻すものでもまた無いんですよね。おっしゃるとおり、仮に「YRP駅」になっていれば、横須賀リサーチパークの知名度の向上に寄与という点ではもっと効果的だったかもしれませんね。そしてそれがもし失敗だった場合、「野比」の名称復活を求める再改称の動きになったかもしれない訳ですよね。なので、トータルで見ると現状はもっとも無難な結果だったのかも。タラレバを言い出してもキリがないのですが、そんなことを議論するのもまた楽しいことでして。

余談ですが、YRP関連のロケテストとして、浦賀や京急久里浜近辺を走る路線バスの一部にはICカードによる料金収集システム搭載車両が走ってますね。SuicaとICOCAが近いうちに相互利用可能になるそうですが、そのうちパスネットもスルっとKANSAIもバスも1枚でOKという日が来るのも近そうですね。
[20753] 2003年 10月 8日(水)03:42:40ありがたき さん
「わいあーるぴー」って何ぞや?
[20720]N-H さん
京急が自社開発のプロジェクトの宣伝のために改称したのです。いまだに野比駅周辺ではこの駅名は浸透しておらず、単に「野比」と言っています。

[20751]ゆう さん
この駅に向かうバスには「『YRP』経由『YRP野比駅』ゆき」なんてのもあり、何だか分かりにくいことです。

わたしが横須賀市民だった頃はまだ無印の「野比」駅でしたっけ。横浜市内に引っ越してからすぐくらいに「YPR野比」駅に改称したのですが、それから少し後にその「YRP」に会社の研修の一環として行く機会がありました。そしてその時に初めて「YRP」の意味を知りました。ご存知かもしれませんが、「横須賀リサーチパーク」の略です。
大雑把にいうと「電波情報通信技術に特化した研究開発拠点として国立の研究機関や国内外の民間研究機関が多数立地し、基礎から最先端にいたる幅広い分野の研究開発の活動を進めている」場所ということなんですが、早い話が携帯電話とかテレビ会議みたいな双方向通信とか、その他色々通信技術の研究・開発・発展を目的に官民一体で取り組む施設ということですね。
駅名ですが、基盤整備を担当したのが横須賀市と京急だったため、市と鉄道会社の意向という形での改称だったんでしょう。

ちなみに、私見になりますが、YRP野比駅周辺で単に「野比駅」と称するのは、ひとつにはフルネームが長いこと、ひとつには元々の駅名が「野比」であったのでそれで充分通じる、ということで浸透具合とは別問題だと思います。(とはいえ、地元でない人に「YRP」はまだまだ浸透してないですよね)
[20712] 2003年 10月 7日(火)01:27:36ありがたき さん
地元請願とはいえ、これじゃあ何処だかわからなくなるよ…
神奈川県横須賀市内にある京浜急行線の駅で「京急安浦」駅が来年2月1日付で改称することになりました。新しい駅名は「県立大学」駅です。

京急安浦駅は、1930年(昭和5年)4月に「横須賀公郷(よこすかくごう)」駅として開業し、1963年(昭和38年)11月に「京浜安浦」に改称、更に1987年(昭和62年)6月に現在の「京急安浦」となりました。
京急の発表では、横須賀市及び地域住民から、商業施設や高層マンションなどが立ち並ぶ「よこすか海辺ニュータウン」の中核駅としての位置付けを明らかにし、京急安浦駅を新たな街並みに見合った駅名に改称してもらいたいと強い要望を受けての改称で、周辺地域のランドマークとなる今年4月に開学した神奈川県立保健福祉大学の名称にちなみ「県立大学」と改称の運びとなったそうなのです。
しかし、横須賀市安浦地区のアイデンティティを割に抽象的な「県立大学」で表現できるのでしょうか?「YRP野比」のように「安浦」の名称を残した方が良かったのでは?せめて「県立福祉大」とか「保険福祉大」とかの方が良かったような…。とかなんとか、おせっかいにも思っちゃう次第です。
まぁ神奈川県内には、単に「国大」「市大」と略して言ってそれぞれ「横浜国立大学」「横浜市立大学」と通じるだけのメジャーな大学があるので、この「県立大学」もそれらと同じようにメジャーになれば良いですね。

ちなみに、2004年2月1日といえば、横浜市内では東急東横線横浜~桜木町が廃止され(実際は前日)みなとみらい21線横浜~元町・中華街が開業する日です。改称にかかる費用をなるだけ抑えようという意図から同日の改称実施なんでしょうね。
[20593] 2003年 10月 3日(金)13:18:47ありがたき さん
英語圏人の日本地名の発音(アクセント)って不思議
[20543]太白 さん
アンケート取ったわけではないですが、アメリカ人に関する個人的印象としては、

東京、京都、硫黄島、沖縄、大阪、広島、横須賀、横浜、成田、奈良

といったところでしょうか。アメリカ人の場合、本人または家族が、軍の関係で日本居住経験がある…という人が意外なほど多いです。そういう意味では、厚木や岩国もメジャーでしょう。硫黄島(Iwojima)は、「アメリカ人の愛国心の象徴」として、ワシントンDCにモニュメントがあるくらいですので、知らないアメリカ人は少ないと思います。

昨日はたまたま米軍施設で仕事をしていたのですが、そこで交わされていた日本の地名を列挙しますね。

横須賀、厚木、岩国、佐世保、富士、上瀬谷

最後の上瀬谷(かみせや)が不思議かと思われますが、そこは横浜の施設内のことでして、上瀬谷通信所がひとつの地名として登場するんですね。それを差し引いて、上瀬谷以外の5箇所はおそらくメジャー地名でしょう。
駐留米軍ですが、海軍か空軍かによって関わる地名も違うでしょうね。空軍だと、主要な基地(飛行場)も登場しそうですね。例えば、

横田、百里、三沢、千歳、小松、新田原(にゅうたばる)…などなど
[20530] 2003年 10月 2日(木)02:16:43ありがたき さん
列車が来ない踏切というのでしたらいっぱい見ました
[20523]special-week さん
みなさんの周りで珍しい踏切ありますか?

ツキナミで申し訳ないんですが、横浜駅~平沼橋・保土ヶ谷・戸塚駅間にある平沼踏切なんかは如何でしょう。歩行者・自転車専用にして開かずの踏切ですね。

個人的には、神奈川臨海鉄道本牧埠頭駅すぐ横、C突堤入口交差点横にある踏切が好きです。片側3車線の広い道路と交差するのですが、遮断機が無く信号機による規制です。列車自体はほとんど来ませんが、C突堤入口交差点の信号と連動として踏切信号も頻繁に赤になります。

余談ですが、貨物列車が減っている昨今ですから、列車が来なくなった線路というのも珍しくないと思うのですが、正式に廃線になっていないと踏切自体も廃止になっていないケースは多いと思います。こういうのもありですか?
[20529] 2003年 10月 2日(木)01:55:53ありがたき さん
わたしは生まれた土地である「杉並」には愛着があります。……がしかし
思いのほか反響があってうれしく思います。地名の知名度(なんだか変な日本語ですね)は、その地名と住んでいる土地の距離や関係によっても感覚は違うものでしょうから一概にこうだとは言えませんが、感覚的な傾向として捕らえてみてください。

[20503]琉球の風 さん
沖縄県内にも、「市・町・村」を付けなければ通じない(というより違和感が有る)市町村名があります。
(中略)
離島地区出身の場合は、市町村名よりは島名を答えるのが一般的で、この島名の語尾に「島」を付けるか否か、という事が問題になります。

メジャーかマイナーかというお話ではなく、沖縄県の場合は県域の範囲の広さに加えて海による物理的隔壁があるのはいた仕方ありませんね。しかし、沖縄県内の距離というのは、島ごとに文化が育まれたりして、それぞれの島(地域)での魅力にも発展するものですよね。

[20505]N-H さん
私はかつて品川区に居住しており、今はまた実家が品川区(私が以前居住していたところとは別のところ)にありますが、いずれの場合も「品川に住んでいます」と表現したことは考えてみれば一度もありません。いずれの場合も最寄り駅で表現していましたね。

品川区や目黒区の場合は、同名駅が区内にないですから逆にそうなるかもしれませんね。

一方現在の私の居住地について、勤務先などを含む県内の人に説明するときは市名を省略していきなり「保土ヶ谷に住んでいます」と表現することはしばしばです。これは横浜市外において、かつ横浜市在住でない方との会話においてもです。横浜市じゃあ広すぎて具体的イメージがわかないんですよね、神奈川県内の範囲で話していると。

わたしも市名は省略しますが、「西区に住んでます」と言います。横浜市の場合も、「~区」と言わなくても通じる区と言わないと通じない(難い)区がありますね。方角区の中・西・南のほか、旭・栄・緑・青葉なんかは「区」をつけた方が良さそうです。神奈川区の場合は県名と重複するので「区」をつけた方がしっくり来ますね。(これに関しては神戸市兵庫区にもあてはまりそうですね)あと、金沢区の場合、神奈川県内では問題なくても、県外で話す場合は石川県金沢市の方が圧倒的知名度を誇るので誤解をまねかない為にも「横浜の金沢」みたいに話した方が良さそうですね。

[20514]yamada さん
「足立」「杉並」が通じないというのは意外です。「北区」「港区」などと違い、地名としても使えそうな気がするのと思っていたので…。

「足立」「杉並」共に、地名としては立派に独り立ちしていると思います。がしかし、例えば足立の場合だと区域が広いので抽象的になってしまう感じはありますね。昔に遡れば「足立」という名称は、東京都南足立郡と埼玉県北足立郡とで都県境を跨いだ名称でもありましたし。また、JRの駅は区の南西部をかすめていまして、「足立」の名前は使われていません。「足立ナンバー」の存在から名称が売れていたとしても、逆に23区の1/3の地域を指す名称としての知名度である可能性もあるので、やはり位置を特定する地名としては広くなってしまいそうですね。一方の杉並ですが、比較的広い区域であることと、区名よりも区内の地名の方が立っているため、やはり「杉並」では抽象的になってしまう感が否めないですね。足立同様に昔に遡ると、東京市35区が制定される時点では杉並・高井戸・井荻・和田堀の4町が合併して杉並区になったものですから、足立とは逆に杉並区内では比較的狭いエリアを指すという一面がありますね。現在において昔の事を強く引きずっているとは言いませんが、多少なりの影響はあると思います。
あえて分析してみた結果なのですが、こういった背景にて両者は通り難い地名です。都外にでればなおさらかと思います。

[20519]utt さん
「大田区」は他の事情で「区」を付けなければ混乱しそうですね。きっと、「『おおた』から来ました」「あ、両毛の方ですね?」「いえ、羽田空港の近くです」なんて会話が交わされることでしょう。
大田区も、「区」を省いて且つ耳で聞いた場合「太田」のイメージに負けてしまうでしょうね。
前述足立・杉並同様、大田区においても遡ると、こちらは35区時代の大森区と蒲田区が合併したものですから、さらに新しい地名になるうえに、中心地が2つあるためにやはり具体的地名(駅名)で表現した方がしっくり来るんでしょうね。

板橋って池袋の近くですね。ところで、その池袋は「豊島区」だということを、どれだけの人が知っていることやら??「としま」と言われて、そこが池袋を指すということに気づくのに数秒。。。地理的には山手線が走る池袋の方が拠点であっても、地名として見た場合は意外と「豊島」よりも「板橋」の方が知名度高いのかも??なんて感じるのは私だけでしょうか??

杉並以外にもありましたね。「豊島」も実は意外とマイナーな名称ですね。耳で聞くと「?」、字で見ると「とよしま?」な感じ。「池袋」の方が圧倒的に通りが良いですよね。
こうしてみると「豊島」も「杉並」も「文京」も、そのものずばりは駅名になってないんですよね。
ここらへんの名称の混乱といえば、練馬区にある「豊島園」、豊島区と板橋区の区界を跨ぐ「板橋駅」、板橋区にある「東武練馬駅」、なんてのもありますし、「中野区江古田(えごた・Egota)」と練馬区に所在する「江古田(えこだ・Ekoda)駅」なんてのもあります。
[20501] 2003年 10月 1日(水)15:18:43ありがたき さん
歴史や由緒と知名度は別物
[20490]ken さん

以前、「何処何処に住んでいます。」、「どちらにお住まいですか?」「何処何処です」論で、~「市」の「市」を付けずに言える自治体名、言えない自治体名、という論議になったことがありますが、その辺とも絡む問題ですね。

久しぶりにこの問題を思い出しました。しかも、個人的に興味がある「地名」が引き合いになっていたのでちょっと乗ってみようと思います。

「目黒に住んでいます」は言える。
「杉並に住んでいます」は杉並という「地名」はないはずなのに何故か言える。
「文京に住んでいます」は言えない。
「江戸川に住んでいます」は微妙。~区を付けたい感じがちょっと残る。
「足立に住んでいます」と「葛飾に住んでいます」は経緯は同様なのに、前者は使えない感じがし、後者は使える感じがする。
微妙なものですね。

kenさんが挙げた例の中でわたしと感覚が違うのが「杉並」でしょうか。わたしは杉並区生まれなのですが、この「杉並」という地名、意外とマイナーで通じないことといったら…。都内の人にはほぼ問題ないんですが、都外の人にはかなりの確立で通じにくいようでして、実際横浜在住の人でさえ出身地の話が出たときに「杉並」の単語をつかうと「?」となることがあったものです。「杉並」の代替地名は、普段電車を使う人には「荻窪」、車を運転する人にならは「高井戸」あたりを使うと大概しっくり来ますが、それらがダメな場合は「世田谷の隣」「練馬の隣」などというとOKですね。(悲しいかな…)
他の地域でも適用できるところはたくさんありそうですが、ひとまず東京23区に限って言うと、区名と同一のJRの駅名があるかどうかいうのが、ボーダーラインかもしれません。(区名自体が突出して有名な世田谷なんかはこの限りでないと思いますが)
そう思う例のひとつには、港区港南に住む友人が~区と言わないで居住地を説明するときは「品川」に住んでいるというからです。つまりはこの「品川」ですが、区としてよりも駅としての方が先行しての知名度なのかと。そして「港区」は北区同様に「区」を外すとなんだかわからなくなるものですから。

ですので、所詮、管轄機関名であって、地名ではない、というのも、確かにそうなんですが、そうも割り切れないところは残る、非常にデリケートな問題だと思います。
大都市近郊と、それ以外では新住民の流入度や、宅地開発による旧字名消滅の度合いが違いますから、全国一概に論じられないと思いますが。

都道府県名は小学校で習うものですから、一般常識としても知ってて当然なものでしょうけど、市区町村名ともなると、結局は知名度の問題になりますよね。位置記号としての「地名」ならば、そこで引き合いに出るのが地名に代替できるランドマークであるのかなと。あえて「~市(区)」を省くと、そうんな理由で通じるor通じない地名が出てくるようです。


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