[98127]ぺとぺとさん
先週末久しぶりに沼津に行ってきました。駅周辺から沼津港あたりまでをブラブラしましたが、商店街の規模や商業地の広がりは平塚や小田原、人口規模でわずかに上回る清水をはるかに凌駕していて、とても人口20万人を切っている(県庁所在地ではない)都市には見えないなと思いました。地元の方に叱られるかもしれませんが、景観は19連勝中の岡崎よりもよほど発展している印象。
市街地が広い理由は、おそらく沼津駅あたりと沼津港二つの離れた中心地があるからだと思います。
どちらにも人が行き、歩けない距離では無いのでそこをつなぐ間が市街地になったんだと思います。
また、人口20万を切ったと言っても減少率が高いので(笑)過去には人口がそれなりにいて、また三島が今ほど発展していなかったので静岡東部の最大都市は文句なく沼津で、東部出身の母曰く買い物に行くのも沼津一択だったらしいので地方の中心都市として市街規模は妥当だったのでは無いかと思います。
ただし今は激しい減少とともに「仲見世」と呼ばれる駅前の商店街も衰退。車社会のこの辺りではダイレクトに商業施設に行けるので、イシバシプラザ・イーラの2つの商業施設には多くの人がいますが、駅の周りを歩くことはないので、
ただ、休日の昼間だというのに商店街を歩いている人が本当に少ないんですよね。岡崎出身の伴侶曰く「大きいけど恐ろしく人のいない街だね」。少し寂しい気分になりました。
ということになってしまうのです。(僕の記憶がある範囲でも)少し前よりシャッターが増え、御殿場線に乗れば十数分で来れる僕もあの商店街はしばらく行っていません。(と、いうか最後に沼津を歩いたのはいつだろう…三島なら駐車場が少ないからよく歩くんだよな)
でも、沼津港周辺は私たち家族のような観光客で大賑わいだったんですけどね。
沼津港周辺は本当に観光地化が成功したと思います。但し、物事が完全に東京価格だから中学生は気軽に行けない…
すこしぺとぺとさんの記事とは離れてしまいますが、三島と沼津の差を考えます。
以前白桃さんの記事で、「三島は夜間人口の方が、沼津は昼間人口の方が多い」と読んだのですが、これは一概に「沼津は産業の街、三島はベッドタウン」とは言えません。
三島は市街地こそ三島駅と三嶋大社、三島田町駅辺りまでしか広がっていませんが、休日の昼間であれば沼津の商店街より多くの人が歩いています。商店街はありませんがシャッターの建物は少なく、閉まった店はすぐに他のテナントが入るイメージです。
また、沼津の街中に再開発や大きな施設を作る話は聞いたことがありませんが、(鉄道高架化が行われれば…という話はありますが、確か最低でも5年ぐらいかかったはずなので置いておきます)三島は駅前に大きなホテルを建てたり、小規模な商業施設をよく作ったりしています。
三島から都内まで、2時間に一本の新幹線ひかりに乗れば30分台で着け、こだまでも十分通勤圏なのでそれらを上回る通勤者が出るわけです。この程度の人口規模でこの現象が起きている都市って、あまりないのではないでしょうか。
自分はいずれ、沼津と三島は逆転すると考えています。