今回の十番勝負、部活で泊りがけで出かけ、帰ったその晩にスタートということでした。またちょうどテスト期間とも重なり思うように時間が取れませんでした。
[96129]でTakashiさんも触れていますが、多少の配慮をしてほしかった……というとわがままですので、企画・開催されたオーナーにはお疲れさまでした、と言っておきます。
とはいえこのような状況が災いしたのかはわかりませんが、結果は悲惨でした。誤答は最多の6、さらには完答ができませんでした……悔しい。山梨・長野・岐阜あたりを攻めすぎた結果です。
■問六:読みが「ま」で終わる市(12位)
皆さんの解答から、怪しみながらも「ま」で終わる市を選択。山梨県にはなかったので、メダル獲得経験がある宮古島を選択。しかし長野や岐阜にはあったではないか。
■問一:読みに「あ」を含む市(14位)
こちらも皆さんの解答から「あ」を含むのかなと思っていました。あで「始まる」のが47くらいあり、あを「含む」市だと100くらいありそうな気がしていたので、かなり怪しみました。南あわじ市で答えましたが、他の市で答えればよかったです。
■問七:読みが「み」で始まる市に隣接する市(17位)
問題を見て、互いに隣接していると思ったので、
[96146]鳴子こけしさんのおっしゃる通り、「自身と同じ読みで始まる市に隣接する市」と勘違い。最初は富士吉田市で誤答しました。このあたりから、皆さんのおっしゃる「仕掛け」に薄々気づいてきました。がまだ半信半疑。ヒントで「美濃加茂は時宜」を解いて、やはり「み」に関係あるのかと解答市を見直し、本当の答えに気づきました。山梨から中央市を選択。
■問三:市の木、市の花などにウメを制定している市(23位)
水戸だけではやはりわかりません。しかし前の方の回答で津市・佐賀市が見えたので、「人口20万人台の市」だと考える。想定会が38ぴったりだったし、問題番号的にも確信。市原市を回答しますが、まさかの誤答。
そのご想定解が39に修正されましたが、最初から39市であれば誤答は免れたと思います。このような事態が起こらないためにも想定解の洗い出しはしっかりしてほしいところです。
第三ヒント「母だけで七位」を解読し、水戸市のWikipediaを確認すると、市の花がウメ。そういえば水戸・熱海で検索したら「ウメ協定」みたいなものがあり、素通りしていましたがよく考えればよかった。「仕掛け」からも察しました。一覧が載っているページがあったのですが、都留市はもう出ていたので東京の府中市で解答しました。
■問四:駅(鉄道駅)のない市(24位)
「奈々は物言い」で、何がないんだろう……と思い、「え」のつくものを考えるうちに共通項にたどり着きました。これは問題市をしっかり調べれば容易に分かった気がします。十和田市に新幹線のイメージ(七戸町にありますが)、かすみがうら市は千代田に駅がありそうなイメージがあった(常磐自動車道の影響)からあまり考えていなかったのです。南アルプス市が売り切れていたのでうるま市にしました。
■問八:ユネスコの無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」登録のある市(23位)
「む」の仕掛けと「文化」というヒントから、無形文化遺産ではと思い、検索したら、何年か前に話題になった「山・鉾・屋台行事」が見つかる。岐阜県から飛騨市を選択。
■問十:木曜日に市制施行した市(16位)
中央市の誤答は、マ行を含む市に隣接しているのかと思ったから。「アヒルの飼養地」がすぐ解けたので、「も」から木曜日だと気づく。考えてみれば、想定解がほぼ七分の一だったので、そこから類推もできたのでは。都留市で解答した結果、(暫定)領主になりました。
■問二:人口ランキングで読みが「い」で始まる市の一つ上位の市(15位)
第一ヒントを「以上(異常)にある」「2以上ある」と迷っていました。「上位にある」とわかり、「い」を念頭に置いてとりあえず人口ランキングを見るとピタリ。「い」で始まる市そのものが57ぴったりだったので「なるほど」と思いました。全解をじっくり見て、小諸市を解答しました。こういう問題も面白くて好きです。
■問五:駅名に「温泉」を含む駅がある市(27位)
ヒントから温泉に気づき、「名湯百選」かと思い増富温泉のある北杜市で誤答。なぜダメなんだろうと思いつつも、今度は湯来・湯の山温泉がある広島市で誤答。「温泉駅名」に気づいたので、NAVERまとめで探して郡上市で答えました。富士吉田市も想定解に含まれていたようですが、探した時には見つかりませんでした。
■問九:今回の各問のメダル獲得市(想定解終了につき未答)
メダルのことだろうとは早い段階で気づきましたが、それが何なのか……。メダルを獲ったことがない市(中央市)で誤答し、かなり慎重になってしまいました。よく見ていれば分かったのですが、メダル市の影響と、焦り、慎重さからわからず、気づいたのは想定解終了後でした。
多くの方が言及しているこの問題ですが、解答できなかった負け惜しみもあり正直不満です。
それにしてもたった45分で全く違う問題になってしまうとは……。最初のうちは結果としてどこを答えてもよかったのにね。([96129]Takashiさん)
今回の各問のメダル獲得市
は、「問九の解答時点でメダルを獲得していた市(同時解答を含む)」ではないでしょうか。「想定解30以下」というのは、同じ市が複数のメダルを獲得したケースと、メダルが売り切れていないときの解答の両方を想定したものと思っていました。
メダルが売り切れていないときに解答した市がその後メダルを獲得した時は、その後正答に訂正するつもりだったのでしょうか。([96134]デスクトップ鉄さん)
正答を問九除く9問のメダル獲得市に限定した場合は、一旦誤答と判定された市が他の問題の動向によってメダル復活するなどややこしいことが起きそうですし、ハイリスク・ハイリターンとすることでゲームとしての面白さが増したので、さばき方としては良かったのではないかと思います。
ひとつ気になるのは、最初の3解答はどの市を答えても正答となることがロジックとして成立しているのか、という点です。問九において正答となる条件は「メダルを獲得していること」であり、その判定ロジックは「メダル獲得条件を満たす」→「正答となる」→「問九においてメダルを獲得」という順序になるべきところ、条件と結果がごっちゃになりループしてしまっているように思います。普段十番勝負に関してあまり細かいことは気にしないのですが、考え出すとよくわからなくなってしまって。どなたかわかりやすく説明いただける方いらっしゃいませんか。([96135]ぺとぺとさん)
少しややこしくなりますが、
A.問七のメダルが確定していない段階で、問九で「東かがわ市」を答えた場合の処理
B.問七のメダルが確定していない段階で、問七で「東かがわ市」を答える。(正答ならば、メダル獲得となるが、採点結果は出ていない。)直後に、問九で「東かがわ市」を答えた場合の処理
Bの場合は、スカンデルベクの鷲さんの非常に恰好の良い”一関フィニッシュ”から考えて、問九も〇なのでありましょうが、やはり、問題はAのケースです。
Aのケースで、「東かがわ」を【誤答】としたら、理屈から言って、「東かがわ」はどの問題に対しても正答にならないという大きな矛盾をかかえることになります。また、問九を除く各問に該当しない市を答えた場合は、当然【誤答】となるのですが、やはり、大げさに言って正答の範囲を狭めるヒントになります。
かといって、「ペンディング」にすると、問九の「秘密」がバレバレになってしまう…、「ノーカウント」にするしかない???????([96136]白桃さん)
同記事内で言及した「互いに隣接しない市」の時と同じく“どの市を答えても正答になる”のはやはり釈然としないものがあります。([96146]鳴子こけしさん)
このように多くの方がコメントされ、問題としてはいいのか、ということについて疑問が残ります。以前の十番勝負で似た問題はあったかと思います。いつかの回の問十では「問一~問九の問題市」という解を持ち、面白いと思ったことがあります。この問題も問十に回して、「問一~問九のメダル市」にすれば良問だったかとは思いますが。ただ「仕掛け」的に問九にせざるを得ませんでしたのでしょうがない気はします。「最初の3市は何を答えても正解」になるのはパラドックスが生じるのでわけがわかりません。このあたり、問題提示の際の「注意事項」で何らかの説明があってもよかったかもしれないです。
「想定解30以下」と、最初の3市が正解で、そのあと誤答が続いている点から類推できただろう問題ですので、問題自体がどうであれ、解くべきだったと思っております。解けなかった者が問題について散々(?)に言うのはどうなのでしょうね。
「大都市外し」もよく効いており、「仕掛け」も面白く、解き甲斐のあるユニークな問題ばかりでした。楽しかったです。今回は完答を逃し非常に悔しいです。次回の十番勝負はもっと好成績を出せるよう頑張りたいです。今回の誤答で生じた石高マイナス分を取り返し、あわよくば山梨・長野・岐阜あたり(なぜここなのでしょう)に領地を増やしたいと思います。