[49771] 2006 年 3 月 10 日 (金) 01:03:27 YSKさん
堺市に続き、浜松市でも方角・位置を基準とした区名が大勢となるようですね。
やはり区の数が一定数あると東西南北すべてを揃えやすいし、中心部から見て方角で位置的に示しやすくなるからか、方角や位置を示す用語が区名として採用されやすいように思われます。
これは、YSKさんのおっしゃるとおりですね。
さいたま市の区名選定の際には特徴的な区名ができてほしいと考えていた私ですが、最近は方角で揃えるのも分かりやすいという民意が大勢なのであればそれもそれでありなのではとも考えています。
私もそうは思うのですが、YSKさんと違って心が狭量なので、例えば市の東端に住む人にとっては、そこは市の「東」ではなく、まさしく「中央」なのではないかと思ったりもしますが(笑)
浜松市の例を再び斜めから見てみますと
旧浜松市が関わる地域をすべて方角・位置区名とすることで
1 旧浜松市の一部と旧町村部が合わさった西区・北区の場合でも、東区等の旧浜松市の地域だけからなる区と同等であるという印象を与える。
2 方角区名の語感から全体の中の部分であるといった印象を与え、旧浜松市への帰属意識が強い旧浜松市の地区の住民にも配慮することができる。
(例えば「引佐区」などとした場合、旧浜松市地区の住民にとって、旧浜松市から切り離された印象を与えてしまう。)
といったことがあるように思えます。
また方角・位置区名以外の「天竜区」「浜北区」については
旧2市の名を復活させることで、町名として採用された旧町村部とあわせて浜松市と合併したすべての市町村名が住所(所在地)の表示に反映させることができるということが大きな理由に思えます。
優秀なお役人が考えたシナリオどおりに決まったかの印象もあります。