[52193] 矢作川太郎さん,確かに,新たな「地形」に応じた新たな名称を生み出すのも「創造的行為」ですね(ただし,各時代の流行に乗っただけの安易な命名が多すぎるように感じますが).
しかしながら、一度、実用本位の住所に切り替えられた所が、いきなり情緒本位に傾くのはやはり無理の有る事です。現状に無くても記録の中で生きていればそれでいいのでは無いかと言うのが私の見解です。
旧町名復活の動きは必ずしも「情緒本位」のものだけとは限らないのではないでしょうか.「中央~丁目」などは,その無個性ぶりゆえに識別性において劣ると感じられます.そのような傾向の「新町名」に対して旧町名復活の動きがおこる場合もあるのではないかと思います(ちゃんと調べたわけではないのですが).
いずれにしても,歴史的地名(これも歴史の「どの時点」のものをスタンダードとするか,悩ましいものがありますが)保存と新地名創造との間の妥協点を見いだすのはなかなか難しいものがありますね(この場合の妥協とは,双方の立場からの十分な論議を前提としたものであり,安易なもので在って欲しくないのは勿論です).だからこそ,こうした話題に興味が尽きないのですね.
【言い訳】
十番勝負は,最初の回答状況がアップされてから考えよう……(アア,コンナコトデハダメダ……)