都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
白桃さんの記事が5件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[99369]2020年4月15日
白桃
[99365]2020年4月13日
白桃
[99360]2020年4月12日
白桃
[99357]2020年4月11日
白桃
[99355]2020年4月8日
白桃

[99369] 2020年 4月 15日(水)09:43:25白桃 さん
北海道の町のDID
以下は、47都道府県の1町あたりの自治体人口のトップ3とボトム3です。
町数1町あたり自治体人口
愛知県1428,071
埼玉県2222,855
神奈川1322,313
北海道1297,419
島根県107,155
高知県177,054
北海道の1町あたりの自治体人口は、人口の少ない町が目立つ島根、高知と比べても負け?てはいません。
では、DID(人口集中地区)が存在する町の1町あたりの自治体人口はどうかを調べてみました。DIDが存在する町があるのは35都道府県ですが、以下は町数3以上の19都道府県の結果です。
町数DIDが存在する町数DID町1町あたり自治体人口
北海道1291820,084
大阪府9721,420
京都府10322,454
岐阜県19522,476
沖縄県11724,673
奈良県15725,582
神奈川県131025,788
茨城県10426,313
三重県15326,769
宮城県20727,723
長崎県8328,806
広島県9330,822
福岡県291131,192
栃木県11331,627
兵庫県12432,322
埼玉県22932,588
愛知県141034,219
静岡県12435,301
熊本県23336,016
大阪府を押さえて、北海道は堂々のトップ(自治体人口が少ない)です。この結果を、「1町当たりの自治体人口が少ないのだから、DIDが存在している町、1町あたりの自治体人口が少ないのは当然ではないか」と考えがちですが、そうではなく、北海道には、自治体人口はさほどでもないが、しっかりDIDを有する町がある、と私は考えます。北海道の町々は、中心部に人口が集中する傾向にある、ということの証明?
北海道のDIDを有する18の町のうち、次の11町が自治体人口2万人未満です。
町名自治体人口---DID人口
釧路町19,83310,923
余市町19,6078,913
芽室町18,48412,054
白老町17,7405,484
当別町17,2785,957
八雲町17,2527,500
倶知安町15,01810,559
岩内町13,04210,272
栗山町12,3446,441
斜里町12,2316,207
上富良野町10,8266,569

※人口は2015年国勢調査によります。
[99365] 2020年 4月 13日(月)10:52:20白桃 さん
名邑三世代.その10(北海道・中編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
当然ながら、北海道の「秀邑」の数はものすご~~く多いのです。そんなわけで、殆ど表だけの書き込みになって恐縮です。
秀邑/種別名称現自治体--1920年(人口)--1950年(人口)
一種一級夕張夕張市夕張町51,064夕張市99,530
一種一級美唄美唄市沼貝村32,321美唄市87,095
一種二級北見北見市野付牛町30,152北見市45,952
一種二級網走網走市網走町27,899網走市39,218
一種二級岩見沢岩見沢市岩見沢町23,326岩見沢市47,951
一種二級苫小牧苫小牧市苫小牧町17,565苫小牧市39,226
一種二級帯広帯広市帯広町16,081帯広市51,794
一種二級留萌留萌市留萌町14,357留萌市32,513
一種二級稚内稚内市稚内町13,082稚内市34,529
二種二級江別江別市江別町17,343江別町31,647
二種二級名寄名寄市名寄町15,712名寄町23,131
二種二級八雲八雲町八雲町14,413八雲町20,525
二種二級士別士別市士別町13,103士別町20,880
二種二級豊平(札幌市)豊平町12,770豊平町37,209
二種二級富良野富良野市富良野町10,805富良野町20,345
二種二級滝川滝川市滝川町10,188滝川町27,844
二種二級歌志内歌志内市歌志内村24,745歌志内町40,954
二種二級砂川砂川市砂川村17,119砂川町24,604
二種二級美瑛美瑛町美瑛村13,580美瑛町20,578
二種二級伊達伊達市伊達村12,715伊達町24,203
二種二級森町森村11,024森町24,294
二種二級美幌美幌町美幌村10,713美幌町21,104
二種三級倶知安倶知安町倶知安町15,822倶知安町15,975
二種三級深川深川市深川町13,317深川町12,937
二種三級上磯北斗市上磯町10,676上磯町18,768
二種三級紋別紋別市紋別町6,972紋別町23,046
二種三級浦河浦河町浦河町6,853浦河町13,994
二種三級遠軽遠軽町遠軽村17,492遠軽町16,026
二種三級本別本別町本別村15,193本別町15,425
二種三級池田池田町川合村14,409池田町15,696
二種三級斜里斜里町斜里村14,353斜里町15,356
二種三級留辺蘂(北見市)武華村11,851留辺蘂町17,415
二種三級美深美深町美深村10,991美深町13,390
二種三級新得新得町屈足村8,435新得町11,004
二種三級羽幌羽幌町羽幌村7,849羽幌町17,664
二種三級清水清水町人舞村7,704清水町12,774
二種三級静内新ひだか町静内村6,731静内町15,496
三種二級芦別芦別市芦別村15,013芦別町58,547
三種二級三笠三笠市三笠山村20,914三笠町54,476
三種三級赤平赤平市(歌志内村)赤平町50,371
三種三級上砂川上砂川町(砂川村)上砂川町31,406
◎準秀邑
名称現自治体1920年1950年--名称現自治体1920年1950年
栗沢(岩見沢市)栗沢村20,154栗沢町25,619沼田沼田町上北龍村7,003沼田町18,859
芽室芽室町芽室村15,720芽室町15,767長万部長万部町長万部村6,732長万部町13,401
栗山栗山町角田村13,943栗山町22,563木古内木古内町木古内村6,588木古内町12,434
当別東別町當別村13,191当別町17,686苫前苫前町苫前村6,301苫前町11,212
幕別幕別町幕別村11,249幕別町17,822琴似(札幌市)琴似村5,990琴似町19,253
置戸置戸町置戸村9,917置戸町11,174津別津別町津別村5,895津別町14,005
枝幸枝幸町枝幸村9,571枝幸町10,518滝上滝上町滝上村5,879滝上町13,183
豊浦豊浦町弁辺村9,561豊浦町11,194中標津中標津町標津村5,669中標津町11,569
今金今金町利別村8,110今金町12,166千歳千歳市千歳村5,366千歳町20,030
(参考)
上記以外に、1950年国調時に1万人以上の「町」と1万5千以上の「村」を記します。
名称現自治体1920年1950年(人口)-----名称現自治体1920年1950年(人口)
弟子屈弟子屈町弟子屈村弟子屈町11,395長沼長沼町長沼村長沼村17,290
奈井江奈井江町(砂川村)奈井江町13,916 門別日高町門別村門別村15,610
下川下川町(名寄村)下川町13,420七飯七飯町七飯村七飯村17,223
西足寄足寄町(本別村)西足寄町11,821幌別登別市幌別村幌別村20,121
音更音更町音更村音更村21,893白糠白糠町白糠村白糠村16,711
新十津川新十津川町新十津川村新十津川村15,766阿寒(釧路市)舌辛村阿寒村17,779
東旭川(旭川市)東旭川村東旭川村16,814別海別海町別海村別海村17,291
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99360] 2020年 4月 12日(日)10:28:43白桃 さん
一席二鳥
今から書くことは、人口以外のことは真実とは言い難い、いや、殆どウソ話でありますのでご注意ください。
----
鳥羽市は鳥栖市と友好都市関係にありますが、この関係を「姉妹都市」とは呼ばず、「兄弟船都市」と呼びます。
市になったのは、鳥栖市のほうが若干早かったのですが、町制施行において鳥栖がだいぶ遅かったので、鳥羽を一郎、鳥栖を次郎と呼んでいます。両市の人口推移は極めて対照的でありまして、
2015年国勢調査2020年3月推計増加率
鳥栖72,90274,5752.29
鳥羽19,44817,733-8.82
両市計92,35092,308
となっており、鳥羽の減少ぶんを「弟」の鳥栖が九州(吸収)しているのです。
なお、鳥羽にとって鳥栖とはあくまで義兄弟の関係でありまして、鳥羽市の本当の兄弟は指宿市に養子に入った旧)山川町です。
また、これは有名な話でありますが、鳥羽市は駒ヶ根市と姉妹都市にあります。この関係を「駒鳥姉妹都市」と呼んでいます。
[99357] 2020年 4月 11日(土)14:28:34白桃 さん
名邑三世代.その9(北海道・前編)
本題に入る前に:
スカイツリーで一般相対性理論が確認されたとか。これを聞いた白桃市町村人口研究所所長は、研究費用調達のための勝馬投票のヒントにならないか、と、一瞬本気で考えました。
また、[99356]hmt さん
心配事の材料は、コロナウイルスだけではない
地磁気逆転すると、上富良野町が下富良野町にならなくとも、北広島市が南広島市になるかもしれません。日本は南半球になって、太陽は北に見えるのか・・・、タヒチに行ったことがある奥さんに、「ボラボラ島では太陽が北に見えた?」って聞いた直後、質問したことを深く後悔。だって、完全方向音痴だもんね。いずれにしろ、地磁気逆転すると、国勢調査どころではありませんね。
・・・閑話休題・・・
【明治の名邑】
開発の歴史が浅い北海道ということで、他とは若干モノサシを変えています。まず、函館は文句なしの「別格市街」。札幌は人口要件では「市街」なのですが、1878年に制定された「郡区町村編成法」における区のひとつ、でありますから「別格市街」としています。そうなると、同じ「区」でも北海道区制の区にすぎない小樽は、1908年の人口が最多でありながら貧乏クジを引いた感じ。スミマセン、♪小樽のひとよ。
名邑筆頭は、こまどり姉妹ご推薦の♪「ソーラン渡り鳥」の江差恋しや。この他、人口要件を満たした名邑は、福山(松前)、根室と寿都(代表名邑)。そして、人口要件を満たしているが、二級町である古平と、残り七つの「一級町」である岩内、室蘭、釧路、余市、増毛、厚岸、旭川を「19世紀枠」での名邑としています。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街函館函館市函館45,477函館区87,875
別格市街札幌札幌市札幌15,041札幌区70,084
市街小樽小樽市小樽15,807小樽区91,281
名邑江差江差町江差11,615江差町9,774
名邑福山松前町松前10,187福山町4,902
名邑根室根室市根室5,191根室町10,906
名邑寿都寿都町寿都3,718寿都町9,552
19世紀枠古平古平町古平3,624古平町7,113
19世紀枠岩内 岩内町岩内1,966岩内町19,644
19世紀枠室蘭室蘭市室蘭1,156室蘭町20,335
19世紀枠釧路釧路市釧路2,779釧路町17,905
19世紀枠余市余市町余市2,915余市町13,380
19世紀枠増毛増毛町増毛601増毛町14,677
19世紀枠厚岸厚岸町厚岸572厚岸町9,319
19世紀枠旭川旭川市旭川旭川町40,453

続いて「準名邑」
明治に町制施行した以下の十の街を準名邑とします。このうち 「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(戸口表)に記載があるのは石狩、岩見沢、豊平の3つです。なお、滝川の町制施行年は1910年(明治43年)です。
戸口表名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
第一表石狩石狩市石狩1,858石狩町9,007
第三表岩見沢岩見沢市岩見沢1,594岩見沢町22,349
第三表豊平(札幌市)豊平834豊平町12,333
記載無留萌留萌市留萌町13,465
記載無稚内稚内市稚内町7,891
記載無帯広帯広市帯広町6,724
記載無美国積丹町美国町5,635
記載無網走網走市網走町5,336
記載無浦河浦河町浦河町5,119
記載無滝川滝川市滝川村※11,744
参考として、1908年の人口が1万以上を記します。
名称現自治体---1908年(人口)
江別江別市江別村12,477
八雲八雲町八雲村11,455
真狩喜茂別町/真狩村/留寿都村真狩村11,809
登川夕張市登川村10,334
角田栗山町角田村12,882
砂川砂川市/上砂川町/奈井江町砂川村12,797
沼貝美唄市沼貝村11,414
三笠山三笠市三笠山村16,866
歌志内歌志内市/赤平市歌志内村10,755
新十津川新十津川町新十津川村10,981
鷹栖鷹栖町/(旭川市)鷹栖村13,960
東旭川(旭川市)東旭川村11,436
伊達伊達市伊達村11,113
上表のうち、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」に記載があるのは、江別(第三表:2,401人)のみです。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99355] 2020年 4月 8日(水)19:47:30【1】白桃 さん
名邑三世代.その8(三重県)
【明治の名邑】
三重県の【明治の名邑】は、宇治山田、津、桑名、上野、松阪、四日市(以上の六つは市街)、尾鷲(筆頭名邑)、亀山、鳥羽、名張、関、久居、長島、木本の計十四。代表名邑は関にします。実は、今日の今日まで「関の弥太っぺ」ってここの人かと思っていたのですが、常陸の関本だったのですね。市街が六つもある三重ですが、そのトップ宇治山田は福岡と並ぶ明治の二大ツインシティです。準名邑の白子※も、白子村と江嶋村(第一表1,681人)等との連合邑であったのでは、と推測してます。また、城下町であった津※は、連担している地区を合計すると約2万人の市街となります。なお、参考として東海道の宿場であった、石薬師、庄野、坂下のデータを記しました。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街宇治山田伊勢市山田21,223宇治山田市37,539
宇治5,748(宇治山田市)
市街津※津市15,884津市41,229
市街桑名桑名市桑名15,204桑名町21,544
市街上野伊賀市上野12,785上野町16,310
市街松阪松阪市松阪11,958松阪町15,841
市街四日市四日市市四日市11,939四日市市30,704
名邑尾鷲尾鷲市尾鷲5,483尾鷲町10,239
名邑亀山亀山市亀山5,414亀山町10,755
名邑鳥羽鳥羽市鳥羽町4,547鳥羽町6,403
名邑名張名張市名張3,741名張町5,886
名邑(亀山市)3,682関町4,137
名邑久居(津市)久居3,608久居町3,478
名邑長島紀北町長島浦3,524長島町4,770
名邑木本熊野市木本浦3,203木本町5,096
準名邑
第一表白子※鈴鹿市白子村2,252白子町5,938
第一表富田(四日市市)東富田村3,753富田村6,641
第一表小俣(伊勢市)小俣村3,170小俣村3,285
第一表菰野菰野町菰野村3,131菰野村4,508
第一表神戸(鈴鹿市)神戸2,967神戸町3,798
(参考)
第二表石薬師(鈴鹿市)石薬師1,192石薬師村2,540
第一表庄野(鈴鹿市)庄野村1,372庄野村1,568
第一表坂下(亀山市)坂下村788坂下村934
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【大・昭の名邑】=【秀邑】
三重県の【秀邑】は、僅か鈴鹿一つです。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
一種二級鈴鹿鈴鹿市白子町5,320鈴鹿市68,755
注:(人口)は国勢調査人口

【昭・平の名邑】=【卓邑】
三重県の【卓邑】は、菰野、阿児、明和、楠、小俣、川越、大王の七つ。話が少しそれますが、現在の志摩市にはDIDがありませんが、かつては旧)大王町の波切のほかに、旧)志摩町の和具にも存在していました。その頃、バスで素通りしたのですが、やはり、両DIDよりも旧)阿児町の鵜方駅周辺にちょっとした「都会」を感じました。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
二種二級菰野(6)菰野町菰野町20,217菰野町37,972
二種三級阿児(0)志摩市阿児町17,693阿児町22,995
二種三級明和(0)明和町明和町17,390明和町22,300
四種楠(7)(四日市市)楠町10,405楠町10,997
四種小俣(6)(伊勢市)小俣町10,988小俣町18,125
四種川越(6)川越町川越村8,388川越町11,782
四種大王(5)(志摩市)大王町11,019大王町8,465
(参考)
東員(4)東員町東員村8,255東員町26,305
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は9回の国調でDIDが存在した回数


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示