十番勝負の問三はどうしても29市しか見つけられず、
[86212]で大龍エクスプレスさんに弥富市を答えられた時は「しまった!」と思いました。その時、同じくまだ見つかっていなかった問九の答えも探してから一発完答を目指そうと思っていたので。仕方なくそれっぽい市で解答してみたのですが、やっぱりダメでしたか。うーん、あと1つはどこにあるんでしょう。自分の佐賀市かたが悪いのか、なかなか見つからないので閑話休題として、またまたインドの都市ネタです。
在インド日本大使館のWebサイトに「
インド進出日系企業リスト」という資料が公表されています。これには各都市別に日系企業の事業所一覧が掲載されています。それによると、日系企業の多い都市ベスト5は
1位 | チェンナイ | 329事業所 |
2位 | バンガロール | 282事業所 |
3位 | グルガオン | 274事業所 |
4位 | ムンバイ | 248事業所 |
5位 | デリー | 175事業所 |
ということで、私が現在滞在中のグルガオンが人口最大のムンバイや首都デリーを抑えて堂々3位にランクイン。なお、グルガオン以外の都市はいずれも人口700万人以上(2011年3月現在
[出典]、以下同様)の巨大都市です。一方グルガオンの人口は100万人に満たず、人口当たりの事業所数としては10万人あたり30.4事業所でインド最大となっています。10万人あたり10を超える事業所があるのは、グルガオン以外にはカンチープラム(人口22万人で43事業所)くらいで、いかにグルガオンに日系企業が多いかがおわかりかと思います。
これは十数年ほど前までは未開の土地が多く、デリーより安い値段で広大な土地が手に入ったこと(デリーの不動産価格は高騰を続けている)、空港(インディラ・ガンディー国際空港)から比較的近く、出張時の交通の便に優れている、などの理由から選ばれているのだと思います。これ、日本以外の諸外国にとってもビジネスに有利な条件のはずですが、なぜか日系企業が目立ちますね。
そんなわけで、街の中では結構日本人(おがちゃんさんではありません(笑))を見かけることがあります。昨日のお昼に近所まで食事と買い物に出かけた時も、昼食に入った日本食レストランの先客が日本人でしたし、その後入ったスーパーのレジで自分の前に並んでいたのも日本人でした。
そういえば、去る7月25日に
日本経済新聞に掲載された記事によると江戸川区にはインド人村があるそうですが、この記事にならえばグルガオンは日本人村と言えるでしょう。