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千本桜さんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[83596]2013年6月11日
千本桜
[83278]2013年4月29日
千本桜
[83236]2013年4月28日
千本桜
[83165]2013年4月26日
千本桜
[83138]2013年4月19日
千本桜

[83596] 2013年 6月 11日(火)12:38:43千本桜 さん
マピオン、マップファンなどのネット住所検索は、申し合わせたように「大字」「字」という字句を省いて住所を表示しています。どうしてなのでしょう。(有り得ないと思いますが)国の総務省あたりが、「大字」「字」を省くように推奨しているのでしょうか。

例えば、マピオンで検索すると宮城県柴田郡の村田町大字関場字雉子尾は「大字」「字」が省かれ、村田町関場雉子尾と表示されます。そして、下記のような注意書きがあります。
※「宮城県柴田郡村田町関場雉子尾」は上記以外で以下のように記載されることもあります。
1. 宮城県柴田郡村田町関場雉子尾
2. 宮城県村田町関場雉子尾
郡名を記載することもあれば、しないこともあるという注意書きです。でも、あまりにも当たり前の事なので、この注意書きは必要ないと思います。それより、「マピオンは都合により大字および字という字句を省略していますが、本来は大字関場字雉子尾と表記します。」と注意書きして欲しかった。「大字」という字句を省略して関場字雉子尾と書くことはあっても、「字」という字句まで省略して関場雉子尾と書くことは非常に少ないのが現状だからです。でも、これからの時代、ネットで住所検索をした人は、関場と雉子尾が階層の異なる別個の地名であることを知らずに、5文字で1つの地名であるかのごとく関場雉子尾と書くのでしょうね。「字」という字句があることで地名の階層を判読できたのに、それが読めなくなるのは残念です。

東北地方や愛知県、京都府、徳島県に多い住所形式で、地番を小字ごとに起番し、住所を自治体名+大字名+小字名で表記する地域の話です。例えば、福島県伊達郡の桑折町大字伊達崎字下西は、「大字」の2文字を省いて桑折町伊達崎字下西と書くことがあっても、「字」という文字まで省いて桑折町伊達崎下西と書くことは滅多にないはずです。これが一般的な住民感覚だと思います。「大字」という字句は時として省略されるのに、「字」という字句が滅多に省略されないのはなぜでしょう。

個人的な考えですが、「町」「大字」「字」という字句は、地名の階層を区切る句読点のようなものだと思います。「町」「大字」「字」を「、」に置き換えると、桑折町大字伊達崎字下西は「桑折、、伊達崎、下西」になります。桑折と伊達崎の間に読点が2つ連続しますが、1つ有れば用が足りるので、片方の読点は無くても良いことになります。つまり、桑折町大字伊達崎は「町」と「大字」が連続しているので、「大字」という字句が無くても地名の階層が読み取れる訳です。しかし、伊達崎と下西の間には「、」が1つしかありません。この「、」を省略すると伊達崎下西になります。これでは階層の異なる別個の地名であることが読み取れません。読み取ろうとしても伊達と崎下西なのか、伊達崎と下西なのか判断できません。だから「字」は省略しない方が良いと思います。

次にマピオンで宮城県柴田郡大河原町の金ヶ瀬字神山を見てみます。やはり、「字」という字句は省かれて金ヶ瀬神山と表示されました。「字」を付して金ヶ瀬字神山と書く人と、「字」を付さずに金ケ瀬神山と書く人では、どちらが多いのだろう。そこで、住民5人に聞きました。何人に聞いても答は同じと思い、5人で打ち切りました。「あなたは住所を書く時、「字」を付して金ヶ瀬字○○と書きますか、それとも「字」を書かずに金ヶ瀬○○と書きますか。」と質問したところ、全員が「字」を付して金ヶ瀬字○○と書くと答えてきました。マピオンと住民では、表記が異なります。マピオンやマップファンが「字」の字句を省略するのは、何らかの理由があってのことでしょう。しかし、地番が小字起番で、住所を自治体名+大字名+小字名+番地で表記する地域の「字」まで省略するのは、機械的で画一的すぎると思います。

ちなみに愛知県犬山市の場合、次の3つの内、一般的に用いられるのは、どれですか。「大字羽黒字堂ケ洞」「羽黒字堂ケ洞」「羽黒堂ケ洞」。
[83278] 2013年 4月 29日(月)19:44:47千本桜 さん
十番勝負入門コース
問C:八戸市
[83236] 2013年 4月 28日(日)23:10:13千本桜 さん
十番勝負入門コース
問A:大阪市
問B;奈良市
問C;えびの市
問D;草加市
問E:釧路市
問F:北見市
問G:士別市
問H:北見市
問J:大分市
問K:湯沢市
[83165] 2013年 4月 26日(金)05:37:58千本桜 さん
白石商圏が消滅
[55468] 千本桜
それまで後背人口2~4万レベルで成立していた志津川、若柳、栗駒、涌谷、小牛田などは買回商圏を消失しています。冷たい言い方かもしれませんが、次に来るのは後背人口5万レベルの白石、角田、亘理の買回商圏消失ではないかと考えます。

上記は2006年に書いた記事ですが、案の定、2009年の消費購買動向調査報告書で角田、亘理の商圏消滅が判明しています。そして、ついに2013年消費購買動向調査報告書で白石商圏も消滅したことが明らかとなりました。当地域を代表する都市が、商業面で他の市町に依存する都市に落ちて行くのは寂しい。この調査報告書が初めて刊行されたのは1978年のことです。あれから35年が経った今日、宮城県南部では岩沼、柴田、亘理、角田、白石の各商圏が消滅し、大河原商圏と名取商圏に集約されました。次ぎに起きるのは、名取商圏の拡大による大河原商圏の弱体化でしょう。地域は変動するから面白い。
[83138] 2013年 4月 19日(金)00:59:59千本桜 さん
大字や字の字句の省略
[83016] グリグリさん
どちらかというと上記の大字や字を省略したバージョンに統一したいなと考えます。

とある公的機関に勤務する方から名刺を頂きました。その方の勤務先の住所は大河原町金ヶ瀬字町◯◯番地と書くのが正式であり、普通の人はそのように書きます。ところが、名刺には「字(あざ)」と「番地」の字句を省略して、大河原町金ヶ瀬町◯◯と書いてありました。「番地」と言う字句を省略するのは慣れっこですから気にしませんが、「字」と言う字句まで省略してあることに違和感を覚えました。

私の住んでいる地方には「町」と言う名の字(あざ)が多数あります。宿駅だったエリアが字町として伝承されているのではないかと考えます。角田市、村田町、大河原町の字町を例に、私の考えを述べたいと思います。
角田市角田字町◯◯番地
村田町大字村田字町◯◯番地
大河原町字町◯◯番地
以上が現在の正しい表記です。本来なら角田市大字角田字町になるはずですが、昭和の合併時に「大字」の2文字を外しました。現在、角田市は23の大字で成り立っていますが、全ての大字から「大字」の2文字を外しています。そこには平等と均衡が感じられます。また、大河原町も大河原町大字大河原字町になるはずですが、「大字」の字句だけでなく「大字大河原」そのものを昭和の合併時に廃止しました。7つある大字のうち大字大河原だけを廃止し、他の大字を存続させているのですから不平等、不均衡です。大河原町には「町」と言う名の小字が2つあって、金ヶ瀬地区の「町」はちゃんと大字名を付して金ヶ瀬字町◯◯番地と書きなさい。でも、大河原地区の字町は大字名を書かずに字町◯◯番地だけで良いですよ、簡単で便利でしょう。と、言う訳です。近世村の大河原村が単独で現在の大河原町になったのならそれでも良いのですが、他の村々と合併して成り立っているのに、それはあまりに身勝手と言うものです。かわいそうに現在、大河原町の人は大河原町の中に大河原と言う特定の区域があること(あったこと)を知りません。知らないと言うことは恐ろしいことで、大字大河原の存在や大字界に無頓着な人は、他の大字に属する土地を指して、そこも(大字)大河原にしてしまおうと言うのです。住所行政に携わる人までその調子だと、地域の歴史破壊になります。これ以上書くと涙が出て来るので止めます。

話が脇道に逸れましたが、グリグリさんが言われるように大字や字を省略すると、角田市、村田町、大河原町の字町はどうなるのかを下に書きます。
角田市角田字町◯◯番地→角田市角田町◯◯番地
村田町大字村田字町◯◯番地→村田町村田町◯◯番地
大河原町字町◯◯番地→大河原町町◯◯番地
「村田町村田町」と同じものが2回続くのは感覚的に変だと思いませんか。「大河原町町」はもっと変ですよね。でも、これは感覚的なものだから慣れれば苦にならないかも知れません。しかし、このようなことを実行すると、次に何が起きるのか。それを考えると恐くなります。村田町村田町◯◯番地なんて面倒だから村田町◯◯番地と書こう。大河原町町◯◯番地なんて変だから大河原町◯◯番地と書こう。そう言う人たちが出現して来るでしょう。同じ自治体に住みながら、自治体名+大字名+小字名+番地を書かなければならない人がいる一方で、自治体+番地で通用する人がいる。これは不均衡で不平等です。それだけでなく、地域の歴史破壊に繋がります。だから私は、大字や字の字句を安易に省略するのは避けたいと思います。


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