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白桃さんの記事が5件見つかりました

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[109961] 2024年 2月 5日(月)14:29:10白桃 さん
夏・冬の人口差が顕著な自治体の外国人人口推移
スキー・リゾートを抱える北海道のニセコ町、留寿都村、占冠村や長野県の白馬村などは冬季になると急激に人口が増え、逆に高原野菜の産地である長野県の川上村、南牧村は夏季に人口が急増します。
ピークの時期こそ異なりはしますが、共通するのは、増減した人口の実態が、ほぼ外国人就労者であるということです。
以下は、10町村の外国人人口の推移ですが、コロナが猛威を振るっていた頃は山・谷の波が緩くなっています。
それでは恒例?の非常にワカリヤスイ問題です。(答えは発表しません)
ズバリ・A町はどこでしょう。
ヒント:おがちゃん町ではありません。いっちゃん町でもありません。
R6.1R5.7R5.1R4.7R4.1R3.7R3.1R2.7R2.1R1.7H31.1H30.7
新得町2195013437293334551832916532
A町2,7958461,6656346807198231,1122,4987411,978648
赤井川村383142113317765107891798015963
ニセコ町919400487270280274296292636262500256
留寿都村381176188119123131137133301143252119
占冠村539330321162149150223167516287391254
白馬村1,1844026722702902763453291,067254921206
野沢温泉村2996114634481447612405418143
川上村3441,2173321,0693087233478002371,1021711,065
南牧村259620261594246495298434215490173505
[109945] 2024年 2月 1日(木)11:46:41白桃 さん
石川県2024年1月1日現在推計人口
推計人口のチェックをやり始めて何十年かになりますが、こんな複雑な気持ちになったのは初めてです。
石川県は本日、本年1月1日現在推計人口を発表しました。「1月1日現在」と言っても実際は昨年12月末現在のものですから、今回の震災は反映されておりません。
下表のとおり、輪島、珠洲など能登地方の市町は、震災前から人口減少が際立っており、その将来に関しても、正直厳しいものを感じています。宮城県では、毎月の推計人口公表の際に「2011年3月1日現在推計人口」を復興の指標として記されていますが、石川県においても、「2024年1月1日現在推計人口」が復興の指標となるのでしょうか…。
表の説明
推計人口:2024年1月1日現在
増減数:2020年国勢調査から
増加率:2020年国勢調査に比して
※参考として香川県を記しました。
石川県推計人口増減数増加率-----香川県推計人口増減数増加率
県計1,107,848-24,678-2.18県計923,754-26,490-2.79
金沢市457,276-5,978-1.29高松市411,004-6,492-1.55
白山市109,454-954-0.86丸亀市108,071-1,442-1.32
小松市104,488-1,728-1.63三豊市58,779-3,078-4.98
加賀市60,229-2,991-4.73観音寺市55,167-2,271-3.95
野々市市57,9417031.23坂出市48,685-1,939-3.83
能美市48,303-220-0.45さぬき市44,644-2,359-5.02
七尾市47,198-3,102-6.17善通寺市30,412-1,219-3.85
津幡町36,851-106-0.29東かがわ市26,407-1,872-6.62
かほく市35,1963070.88三木町26,202-676-2.52
内灘町26,143-431-1.62綾川町22,022-671-2.96
輪島市21,903-2,705-10.99多度津町21,346-1,099-4.90
羽咋市19,242-1,165-5.71宇多津町18,749500.27
志賀町17,239-1,391-7.47まんのう町16,426-975-5.60
中能登町15,699-841-5.08小豆島町12,942-928-6.69
能登町14,277-1,410-8.99土庄町12,011-835-6.50
珠洲市11,721-1,208-9.34琴平町7,891-577-6.81
宝達志水町11,315-806-6.65直島町2,996-107-3.45
穴水町7,312-578-7.33
川北町6,061-74-1.21
[109935] 2024年 1月 30日(火)10:09:43白桃 さん
「平成の大合併期」以降に誕生した市の「地力人口ポイント」ランキング
[109914]白桃
瀬川三恵子(ちあきなおみ)さんによると、
X+Y=LOVE
になるのですが、白桃の珍次方程式では
X田町+YX町=XY市
が成立します。
では、YX=8,398のとき、XYはいくらでしょう?というのが簡単な算数問題です。
◎ヒントにならないヒント
XYは、「平成の大合併期」以降に誕生した市の中で、最も地力人口ポイントが高い市です。
答えは、XY=26,298
X=宮、Y=若で、宮田町+若宮町=宮若市
旧)若宮町の人口が8,398人というのは2020年国勢調査、ですから、宮若市の人口が26,298人という甚だ馬鹿々々しい問題でした。
出題の意図ですが、「地力人口」は、国勢調査において万遍なく多くの人口を記録している事はもちろん、特に「昭和の大合併期」以前の国調人口がカギとなっていることが案外多い、という事を言いたかったからです。
下表は「平成の大合併期」以降に誕生した市の「地力人口ポイント」トップ20とボトム20です。筑豊炭田全盛期に多くの人口を抱えていた宮田を前身とする宮若市は結構上位にくるとは予測していたものの、第1位になるとは、私自身驚いています。
なお、ボトム20ですが、そっくりそのまま、全市ランキングのボトム20となっています。
トップ20市名前身基本P保有Pボトム20市名前身基本P保有P
1宮若宮田村・町60.060.01本巣糸貫町13.012.7
2田原田原町58.058.02西海亀岳村/西彼村・町14.013.5
3みやま瀬高町55.055.03北杜日野春村/長坂町14.013.5
4曽於末吉村・町54.055.04由布挾間町15.014.7
5北斗上磯町54.554.55香南野市町15.515.2
6姶良帖佐村・町/姶良町53.553.56中央田富村・町15.516.3
7甲賀水口町52.552.27安芸高田吉田町17.016.7
8志布志志布志町49.550.88いなべ大安町18.518.0
9牧之原相良町50.550.59にかほ象潟町18.518.2
10豊見城豊見城村48.049.610美作美作町18.518.2
11神栖軽野村/神栖村・町49.549.511米原山東町19.018.5
12あま甚目寺村・町48.549.512山県高富町19.019.0
13富里富里村・町46.548.113かほく宇ノ気村・町20.019.7
14南魚沼六日町48.047.714雲仙多比良町/国見町20.520.0
15南九州川辺村・町48.047.715壱岐武生水町/郷ノ浦町21.521.2
16那珂菅谷町/那珂町46.046.016阿波林町/阿波町21.521.2
17胎内中条町45.545.517稲敷江戸崎町21.521.2
18みよし三好村・町44.045.518赤磐高陽村/山陽町21.521.5
19大網白里白里村・町/大網白里町45.045.319南城佐敷村・町21.521.8
20日置中伊集院村・伊集院町45.044.720下野薬師寺村/南河内村・町22.522.2
[109931] 2024年 1月 28日(日)06:59:40白桃 さん
小林・千歳(隠れ姉妹都市)の「地力人口ポイント」比較(超難問付)
「隠れ姉妹都市」間の「地力人口ポイント」差が二番目に接近しているのが、宮崎県小林市と北海道千歳市です。その詳細は、次の通りです。
国勢調査年小林市名称人口基本P加点保有P千歳市名称人口基本P加点保有P
1920年第1期小林町23,2173.50.03.5第1期千歳村5,3661.00.01.0
1925年小林町25,3923.50.03.5千歳村5,2521.00.01.0
1930年小林町28,3563.50.03.5千歳村5,2751.00.01.0
1935年小林町29,8453.50.03.5千歳村6,5571.00.01.0
1940年小林町30,0414.00.04.0千歳村10,5122.00.02.0
1947年小林町38,9684.00.04.0千歳町14,8162.50.02.5
1950年小林市41,4104.50.04.5千歳町20,0303.50.03.5
1955年小林市44,3304.50.04.5千歳町42,3174.50.04.5
1960年第2期小林市43,8943.50.13.6第2期千歳市44,5223.50.13.6
1965年小林市41,9223.50.13.6千歳市51,2434.00.14.1
1970年小林市38,6743.00.13.1千歳市56,1184.00.14.1
1975年小林市38,3253.00.13.1千歳市61,0314.00.14.1
1980年小林市40,0333.50.13.6千歳市66,7884.00.14.1
1985年小林市40,9763.50.13.6千歳市73,6104.50.14.6
1990年小林市41,0483.50.13.6千歳市78,9464.50.14.6
1995年小林市40,8403.50.13.6千歳市84,8664.50.14.6
2000年小林市40,3463.50.13.6千歳市88,8974.50.14.6
2005年小林市38,9233.00.13.1千歳市91,4374.50.14.6
2010年第3期小林市48,2702.50.12.6第3期千歳市93,6044.00.24.2
2015年小林市46,2212.50.12.6千歳市95,6484.00.24.2
2020年小林市43,6702.50.12.6千歳市97,9504.00.24.2
72.01.373.370.51.672.1
私にとって小林市は、通過したか、しなかったか判然としない市なのです。市名も平凡ですが、力士で言えば錦木のように地味ですが結構、地力があるのです。なにせ千歳より「地力」が上なのですから。もっとも、次回国勢調査で逆転されることが目に見えていますけど…。また、小林は千葉県旭市(地力P:55.2)とも「隠れ姉妹都市」を締結しております。
この他いくつかの「隠れ姉妹都市」の「地力人口ポイント」を明示しますと、
宮城県栗原市(33.8)/愛知県小牧市(79.8)、山梨県大月市(47.8)/岩手県宮古市(74.8)、愛知県瀬戸市(95.8)/埼玉県朝霞市(64.8)、石川県小松市(91.1)/群馬県みどり市(笠懸流れ:31.7・大間々流れ:39.2)、新潟県加茂市(61.3)/栃木県さくら市(44.5)、長野県松本市(114.5)/愛媛県伊予市(47.0)、大阪府和泉市(79.8)/佐賀県多久市(39.8)
となっています。(  )内数字は「地力人口」ポイントです。
さてここで、(白桃市町村人口研究所を知らないと)東大生でも絶対解けない超難問です。
問題
冒頭で小林と千歳の「地力人口ポイント」差が
二番目に接近している
と書きましたが、一番接近している「隠れ姉妹都市」は何所と何所でしょう。
第一ヒント:ポイント差は、70.0…69.3で僅か0.7ポイント
第二ヒント:姉は鹿児島県、妹は茨城県です
(開く)第三ヒント(これを見ればおしめいよ)なんで、なるべく見ないように
なお、「隠れ姉妹都市」関係については、国会図書館に行っても調べることはできません。[49973]千本桜さん、[50215]グリグリさん、他をご参照ください。
[109930] 2024年 1月 28日(日)03:44:23白桃 さん
「地力人口ポイント」ランキング(10.九州沖縄)
九州・沖縄119市の「地力人口ポイント」ランキングトップ35は以下の通りです。
順位市名前身本源因子町基本P調整加点調整減点保有P推計人口都会度P
1位福岡福岡市なし155.50.3155.81位1位
2位北九州八幡市小倉町150.00.3-2.0148.32位3位
3位熊本熊本市なし140.00.0-0.3139.73位2位
4位鹿児島鹿児島市なし137.50.2-0.5137.24位4位
5位長崎長崎市なし135.00.0135.07位5位
6位佐世保佐世保市なし125.00.0125.010位11位
7位大分大分市大分町121.00.0-0.5120.55位7位
8位久留米久留米市なし119.50.0119.59位10位
9位那覇那覇区なし119.50.3-1.5118.38位6位
10位宮崎宮崎町宮崎町118.00.0-0.2117.86位8位
11位大牟田大牟田市大牟田町114.51.6116.124位14位
12位佐賀佐賀市なし108.00.0108.011位9位
13位別府別府町別府町102.50.3102.820位13位
14位都城都城町都城町101.50.0101.512位12位
15位延岡延岡町延岡町94.00.094.021位18位
16位飯塚飯塚町飯塚町92.00.092.016位17位
17位八代八代町八代町90.00.0-0.289.818位15位
18位唐津唐津町唐津町89.00.089.022位20位
19位鹿屋鹿屋町鹿屋町88.50.0-0.288.329位23位
20位諫早諫早町諫早町85.51.3-0.286.614位16位
21位薩摩川内隈之城村/川内町・市川内町84.00.084.032位26位
22位田川伊田町後藤寺町83.50.3-0.283.6ランク外ランク外
23位中津中津町中津町83.00.083.033位24位
24位直方直方町直方町82.00.382.3ランク外29位
25位荒尾荒尾町荒尾町79.00.3-0.279.1ランク外ランク外
26位大村大村町大村町77.01.6-0.278.431位19位
27位うるま具志川村・市なし77.01.3-0.577.815位21位
28位沖縄越来村・コザ市なし76.50.677.113位30位
29位日田日田町隈町75.00.0-0.274.8ランク外ランク外
30位宜野湾宜野湾村なし73.01.674.628位34位
31位佐伯佐伯町佐伯町74.50.0-0.274.3ランク外35位
32位小林小林町小林町72.01.373.3ランク外ランク外
33位浦添浦添村なし71.01.672.619位22位
34位中間長津村・・中間町長津町・中間町70.01.671.6ランク外ランク外
35位日向富高村・町/富島町細島町70.00.070.0ランク外33位
第一回国勢調査で10万人を超えていた鹿児島は、予測していた通り「地力人口ポイント」が高く、新潟、浜松、静岡、岡山など政令市を上回っています。また、「戦前」(この言葉、これから先のいつの時代まで通用するのだろう?)から人口集積があった佐世保、大牟田も当然ながら上位にきています。「推計人口」「都会度」の両方においてトップ35から外れているが、「地力人口ポイント」にランク・インしているのが、田川、荒尾、日田、小林、中間の5市ですが、その中で特筆に値する?のは小林で、73.3は、国勢調査史上一度も5万人を超えていない市の「地力人口ポイント」最高を記録しています。(同類の市で70ポイント越えは、洲本:71.5、奄美:70.0)
これら5市と対照的に、「推計人口」「都会度」の両方においてトップ35に入っていながら、「地力人口ポイント」の35から外れているのが、鳥栖(37位:69.5)、筑紫野(47位:64.3)、春日(55位:62.1)、霧馬山、いや国分改め霧島(59位:59.7)、大野城(60位:59.1)です。
【参考】
---推計人口2023.10.01---都会度種別ポイント
1福岡1,642,5711福岡大都会43.23
2北九州916,2412熊本A都会38.82
3熊本738,0203北九州A都会37.08
4鹿児島587,0494鹿児島A都会36.26
5大分472,6065長崎B都会34.83
6宮崎397,2586那覇B都会34.62
7長崎393,5977大分B都会33.85
8那覇312,4338宮崎B都会33.17
9久留米300,2409佐賀B都会32.52
10佐世保233,59810久留米B都会32.13
11佐賀229,84011佐世保B都会30.00
12都城158,11412都城C都会28.15
13沖縄141,93313別府D都会26.55
14諫早131,73314大牟田D都会26.37
15うるま126,60715八代D都会26.36
16飯塚123,85416諫早D都会26.23
17霧島122,44217飯塚D都会25.15
18八代119,33018延岡D都会25.15
19浦添115,66619大村中都市A24.38
20別府113,37320唐津中都市A24.20
21延岡113,36721うるま中都市A24.15
22唐津113,01222浦添中都市A23.86
23春日110,09223鹿屋中都市A23.50
24大牟田106,02424中津中都市A23.50
25筑紫野105,39225筑紫野中都市A22.51
26大野城103,33926薩摩川内中都市B22.42
27糸島100,13127大野城中都市B22.41
28宜野湾100,03228鳥栖中都市B22.01
29鹿屋98,59429直方中都市B21.86
30宗像97,07530沖縄中都市B21.82
31大村96,57931春日中都市B21.81
32薩摩川内90,38032霧島中都市B21.54
33中津81,72333日向中都市B21.50
34姶良76,93534宜野湾中都市B21.05
35鳥栖74,80535佐伯中都市B20.65


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