[20113]般若堂そんぴん さん
21st anniversary,名古屋市営東山線:高畑~中村公園!(1982年9月21日延伸開業)
東山線の開業区間は高畑~藤ヶ丘.現在の形が完成しました.
これを見て思い出したのですが、名古屋市営地下鉄東山線の東の終点「藤ヶ丘」駅の名称が、平成16年度中予定の4号線全線完成と同時に変更になるそうです。で、新名称は……「藤が丘」駅!
現在の駅名である「藤ヶ丘」は、昭和44年4月1日の開業当時の地名「猪高町大字藤森」を踏まえ、藤森東部土地区画整理組合との協議により決定したものだそうですが、一方の駅所在地の町名は、土地区画整理事業の施行により翌昭和45年7月30日に「藤が丘」となりました。このひらがな「が」の町名は、学校名などにも使用されていて、「ヶ」の名称は駅のみのもののようです。
一方、地元からは「藤が丘」という町名や、愛・地球博の開催を踏まえて、地元の総意として駅の名称を「藤が丘」に変更することを強く要望してきたもので、それを受け入れる形で駅の名称を「藤が丘」と変更することになったんですね。30年あまりの差異がここにきて埋まる訳です。
それにしても、終点の駅名が変わるのですから、全ての東山線車両の行き先表示を訂正しないといけないんですよね。お金かかりますね…
「ふじがおか」といえば、横浜市青葉区にも同一の町名と東急線の駅が存在しますが、こちらはどちらも「藤が丘」と揃っています。藤が丘に限らず、東急電鉄で「が」「の」が含まれる駅名の表記は、かなを表記しない「矢口渡(やぐちのわたし)」「世田谷(せたがや)」を除いて全てひらがなで統一していますね。
もう少し脱線すると、川崎市高津区には、町名ではかなを表記しない「溝口(みぞのくち)」がありますが、東急線の駅は「溝の口」、JR線の駅は「武蔵溝ノ口」と全てに差異があります。使う人(住民とか)はこういうの困らないんですかね。