こんにちは。
少しレスをば。
[51099] 88 さん
「廃置分合」「境界変更」の定義は、今も昔も、変わらないのですか?
私の解釈では、「廃置分合」と「境界変更」の違いは、法人格の発生・消滅のあるなしだと思っていました。
例えば、こんなページもあります。
http://www.pref.shiga.jp/shichoson/gappei/handbook/1_1.pdf
(滋賀県 市町村合併ハンドブック(PDF))
ある自治体(A)が、実質的に2分割されて、一部がBに編入(境界変更?)、残余がCに編入(境界変更?)して法人格が消滅する場合でも、「境界変更」なのですか?
これは廃置分合になります。おっしゃるとおり法人格の消滅を伴いますので。
告示文としては、同時に行う場合、「○○○(市町村)を廃し、△△の区域を□□□(市町村)に編入し、残りの区域を×××(市町村)に編入する。」となるケースですね。
このケースでも、告示が別ならば扱いも変わるとは思います。
例えば、「○○○(市町村)のうち△△の区域を□□□(市町村)に編入する。」という告示が出て、その後に「○○○(市町村)を廃し、その区域を×××(市町村)に編入する。」という告示が出れば、同じ結果でも前者は境界変更、後者は廃置分合になるわけです。
西八代郡上九一色村を「廃し」、甲府市及び南都留郡富士河口湖町への「編入」なんですね。「境界変更」との相違が、ますますわからなくなってきました・・・。本体が残れば「境界変更」、境界変更が複数組み合わさって、結果として本体もなくなれば「編入」なのですか???
これについては、私が述べた告示文のうち前者ですね。いっぺんにやっていますので、告示は廃置分合の告示と書かれているはずです。
分立・分割設定についてはまたのちほど。