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[51099] 2006年 5月 1日(月)23:13:52【2】88 さん
境界変更・編入の定義について
[51095]Hiro(&TOKO) さん
合併情報へのご指摘へのレスへのレス
フォローありがとうございます。これは、官報情報検索サービス からの情報かと思います(花笠カセ鳥 さんもご活用のようですが)。私もこの申込用紙は入手してあります。ある程度、[51091]でもご紹介した「全訂 全国市町村名変遷総覧」(1991年8月) 自治省行政局振興課監修 日本加除出版」からの入力が落ち着いたら、このサービスで個別に確認していこうと思ったのですが・・。ところが、ところが、です・・・。

この文献上は、「○○村の一部を○○町に『編入』」と、軒並み表記されております。「境界変更」との表記は一切ありません。この文献には、
なお、廃置分合の形態は原則として官報告示によったが、告示文からその形態が不明の場合には当該市町村に紹介するか、県史等の文献等により表した。
と凡例があるのですが・・・(「廃置分合」ですが)。「廃置分合」「境界変更」の定義は、今も昔も、変わらないのですか? ちょっと今手元に資料がないもので・・。だとすると、私が今整理していっているなかの、「○○村の一部を編入」のパターンは、軒並み、「境界変更」が正当なのでしょうか(とすると、合併情報は軒並み要訂正・・)。

おそらく一番詳しい書き込みは[46494] Hiro(&TOKO) さん の記事だと思い、読ませていただきました。ある自治体(A)が、実質的に2分割されて、一部がBに編入(境界変更?)、残余がCに編入(境界変更?)して法人格が消滅する場合でも、「境界変更」なのですか?

また、似たような例(これと対をなすところですが)過去にも、「分立」「分割設定」の議論もあり、参考になるのかも、と拝読しましたが(こちら)。このあたりは、最後は、「告示」の表現に合わせるのが一番間違いないのですが・・。この定義が疑問になり始めると、「入力ストップ」or「とりあえず入力してから、後から訂正」 になってしまいそうです。さらにお知恵をお貸しいただければ幸いです。

(参考)地方自治法
第七条  市町村の廃置分合又は市町村の境界変更は、関係市町村の申請に基き、都道府県知事が当該都道府県の議会の議決を経てこれを定め、直ちにその旨を総務大臣に届け出なければならない。

#以下追記。
[43716]Hiro(&TOKO) さん で、山梨県西八代郡上九一色村の分村合併に関しての告示が紹介されていました。
西八代郡上九一色村を「廃し」、甲府市及び南都留郡富士河口湖町への「編入」なんですね。「境界変更」との相違が、ますますわからなくなってきました・・・。本体が残れば「境界変更」、境界変更が複数組み合わさって、結果として本体もなくなれば「編入」なのですか???
[51098] 2006年 5月 1日(月)23:01:49【5】むっくん さん
初参戦者の第十一回十番勝負感想
過去ログを読んでいたとき、十番勝負を完答できるのは得体の知れない奴であると思っていました。しかし、私も今回10問正解をしたことで晴れて得体の知れない奴らの仲間入りをしました(笑)。以下、正答順に感想を。興味のない方はスルー願います。

(1)正解への思考の過程

初参戦しようと2日間フルに考えても何も気付かずバケモノのみが参加できる企画なんだなあ、せっかくの土日をつぶしたのにと思っていたのですが・・・。

問九:宇治市
■隣の都道府県庁所在地に隣接する
某サイトで佐賀市が平成の合併で福岡市と接することになったと書いてあることより共通項に気付く。[50361]倉田昆布さんが大津市で正解されていたこともあり、他に京都市(太白さん[50256])、高島市(かぱぷうさん[50245])も正解だったことより居住地の京都府より宇治市を解答。

問十:香取市
■市を含む合併(新設・編入)で新しい市名を採用
問九と同じサイトを眺めていたら、合併時に市名変更したのではないかと気付く。それでデータベース検索で一番先に目に入った香取市を解答。

問五:草津市
■同一名称で同一読みの町か村がある
こんなに多くの人が答えられるのはなぜなんだろうと疑問に思い、問十で一回使った検索機能が他にどのようなものがあるのだろうかと一通り試している最中に同名同読みの町村があることを発見。出身地の滋賀県より草津市を解答。

問八:泉佐野市
■人偏がある
私は薩摩川内市,出水市,松浦市,直方市の流れに乗って、十番勝負初解答として鈴鹿市を答えようとしていましたが、書き込み直前の採点でこれら4市が×にされたので書き込みしませんでした。その後、これら4市では雲仙市○とならないことに気付きました(島原鉄道は3セクではないので)。で、2日以上分からない日が続きました。それで過去の十番勝負の共通項を一通り読んだがわからず。【第十一回】解答状況を眺めていたら数多くの人の正解より共通項(にん偏)に気付く。そこで地元関西から泉佐野市を解答。

問四:長浜市
■1km2以上の大きさの湖沼がある(人造湖は除く)
「他の4市はわかるが、なぜ能代市???、八郎潟に面していないし・・・」とパニックに陥っていました。その時たまたま「湖水の島」コレクションを眺めたら、問題の市には島があることに気付く。天然温泉、天然の島、天然の湖沼がある市として長浜市を解答(相模原市にも天然温泉があるということはご愛嬌ということで・・・)。オーナー グリグリさん想定の共通項よりかなり限定した共通項で答えていました。

問二:神戸市
■2006年男女プロゴルフツアー開催地
[50518]星野彼方さん、[50573]EMMさんのやりとりより、お題の市でヤフーニュース検索を行いLPGAツアー開催市ではないかと推測。その推測は一つの市を除きビンゴ。で、残りの一つの市は男子ツアーの開催市であると確認。そこでWe Love KOBEサントリーレディス・オープンゴルフトーナメントが行われる六甲国際GCのある神戸市を解答。

問三:長浜市
■同一市名で新設合併した
平戸市、富岡市、山口市を見ていて、既にあった市が新設合併でも市名変更しなかった市と考える。富士宮市にひっかかるも、富士宮市+市制施行でググると落書き帳アーカイブズ市制施行日に明確な定義はあるか?に出会い疑問解消。まさかこのようなものが問十だけでなく二つあるなんて。問四と同じ長浜市を解答。

問六:伊那市(誤答1:羽村市、誤答2:鹿児島市、誤答3:松本市、誤答4:姫路市)
■「ヶ・ケ」の入る市町村に隣接する
1回目は大垣市で老人福祉バスが走っていることを確認。その後、他の4市でも老人福祉バスが走っていることを確認し、羽村市を解答。しかし、誤答。
2回目は市役所の電話番号に111が含まれ、市役所の郵便番号が???-86??である市という共通項と思い込む。こんな変な共通項でオーナー グリグリさんは問題を作成しないだろうな、多分他の共通項だろうなとおもいつつ鹿児島市を解答。予想していた通りやはり誤答。
3回目は川口市をMapionで見ていて、なにげに埼玉高速鉄道がどのような経路を走っているのかなと見ていました。すると、東川口という駅を発見。では、東福岡という駅はないかなと思い東武東上線の上福岡駅付近を時刻表で捜すが見当たらない。そこで、ん?私鉄?ということで各市のJRの駅を時刻表で見る。すると、各市のJRの駅がローカル私鉄の始発駅でもあることを発見。そこで松本市を解答。自信があったのに誤答。よく考えたら熊本市×が説明できず。
4回目は優等列車の停車駅?と予想。で姫路市を解答するもあえなく撃沈。(第一ヒントが出た直後で、他のメンバーが答えるとの恐れより何の検証もせずに暴走しました。これは次回における反省材料となりそうです。)
5回目で“ヶ”もしくは“ケ”のある市町村と接している市とやっと気付く。それで、駒ヶ根市と接している伊那市を解答。

ただ、5回目の解答([50739])の際、眠さに負けて
問い合わせするとか言ってたやん。
という不注意書き込みをしてしまい、そのことよりHiro(&TOKO) さんが[48368]で書かれた
本日以下の自治体に対して、問い合わせのメールを送信しました。
1青森県東津軽郡外ヶ浜町、2青森県西津軽郡鰺ヶ沢町、3青森県上北郡六ヶ所村、4岩手県胆沢郡金ケ崎町、5宮城県刈田郡七ヶ宿町、6宮城県宮城郡七ヶ浜町、7茨城県龍ケ崎市、8埼玉県鳩ヶ谷市、9埼玉県鶴ヶ島市、10千葉県鎌ケ谷市、11千葉県袖ケ浦市、12東京都青ヶ島村、13神奈川県横浜市保土ケ谷区、14神奈川県茅ヶ崎市、15長野県駒ヶ根市、16岐阜県不破郡関ケ原町、17宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町
ということを想起させてしまいました(直近にhmt さんの[50713]の書き込みもありましたしなおさらです)。その結果、運び屋A さんを始めとする落書き帳に生息する面々を楽にしてしまったのは猛省しなければならないですね。オーナーグリグリさんの採点後に変更したタイトル程度のヒントだけだったなら多分一部の人を除いて分からなかったでしょう。
その[50739]のタイトル
ラーメンを食べました(食っちゃった)
は実は「恋をしちゃいました!」という曲における同じメロディーの別の歌詞“メールが届きました(着いちゃった)”を想定させるヒントでした。ラーメン好きな私の鼻歌ではありません。

また、出題[50208]の直前([50206] 2006 年 4 月 1 日 (土) 19:19:51)にオーナー グリグリさんが“自治体名の「ヶ」「ケ」の表記揺れへの対応方針”なんてタイトルの稿を書かれたために私は「ヶ」「ケ」関連は外して考えていました。このことが、オーナー グリグリさんのエイプリルフールにおけるプレゼント(引っかかったのは私だけ?)だったんですね\(#⌒0⌒#)/。

問一:亀岡市(誤答1:京都市、誤答2:長崎市)
■市制施行日が土曜日
1回目は疎水百選のページから安中市が×だけど誤答覚悟で京都市を解答。が、やはり誤答。
2回目は昭和の大合併をした市町村でその名が市名として現存するところで長崎市を解答。が、誤答。これだと、岡山市が最初であるような気がしたのですが。
3回目はアナグラムヒントを“始まりは週末”と解読してから。あえて平成の合併にからまない亀岡市(1955/1/1(土)市制施行)を解答。

問七:塩竈市(誤答1:大津市、誤答2:草津市)
■市制施行日が祝日(振替休日も含む)
1回目は様々なキーワードでGoogle検索していると、日本ナビ.COMというHPの一ページである秋田県 能代市 下関 160104にぶちあたったことより、字が市名であると推測。その後、千葉県中央区春日、安城市相生町、宮若市竹原、鹿児島市小野、鎌倉市大船を発見。京都市は検索するのが面倒だったので大津市を検索すると大津市小野を発見。で、大津市を解答するものの明石市×を見落としていることに気付く。やはり誤答。
2回目はアナグラムヒントを“山口百恵の歌(1978)”と解読してから。これから、4つある歌のうち“プレイバックPart2”がヒントと想定。宮若市、鹿児島市、千葉市が?なんだけれどなあと思いつつも1回目の誤答をより絞り込んだ、市名と同音同読みの字がある市として、草津市を解答。当然誤答。
3回目は千葉市、足利市、安城市の共通項は何?と考えていると祝日に市制施行した市だと気付く。ただ、それでは尾花沢市が○とならないと考え、4月1日に編入したことのある市であると考える。4月1日に編入した市で、かつ(念のために)祝日に市制施行という市を探す。出身県の滋賀県には該当市はなく、在住県の京都府では該当市は既に解答されていました。そこで、北から岩手県、宮城県を探し、塩竈市(市制施行は1941/11/23(新嘗祭で祝日)、浦戸村を編入が1950/4/1)を解答。
本当は共通項を分かっていなくて、念のために祝日に市制施行した市であることをいれたことで問七は正答していたんですね(汗)。[50820](むっくん)の
尾花沢市が○ということで、該当市を見つけ出すのが相当苦労しました。
というコメントを今から取り消したい気分です。それでも共通項発表後に尾花沢市の特殊性(昭和34年4月10日:皇太子明仁親王結婚の儀で祝日)を自力で探し出したことで良しとします。

(2)雑感

ヒントが解答に直接役立ったのは問一のアナグラムヒントのみで、問一・問六は共通項を見出した後に第一ヒントの意味が分かりました。その他のヒント・アナグラムヒントは未だに何のことやらさっぱり分かりません。
こんなヒントやアナグラムヒントで正解に至る落書き帳の面々のレベルの高さ(化け物ぶり?)を知りました。
コバンザメ作戦はやるまいと思っていたのですが、結果的にはコバンザメ作戦すら出来ませんでした。ただ、すべてを自力で答えようとしたことが初参戦で全完できた要因でしょう。

#実は、過去ログを総て読むことの最大のハードルとなったのが十番勝負関連です。十番勝負の解答や感想は読んでいてきつかったですね。そのために十番勝負の感想を書くべきかどうか迷いました。ただ今回初めて参加してみて、十番勝負の感想とはオーナー グリグリさんが次回の十番勝負でよりよい物を出題するためであると気付きました。そこで次回のよりよい十番勝負への一助となる事を願い、あえて十番勝負の感想を書き込みました。

以上で地理分は人並み(滋賀県分は高い?)、鉄分もかろうじて30%(某書籍の診断による)の初参戦者のコメントの締めとします。
[51097] 2006年 5月 1日(月)22:27:46【2】JOUTOU さん
第十一回(十番勝負感想文)
今回は「春」にちなんだ内容のものについて一応下調べくらいはしましたが、昨年(第六回)「さくら」「高校野球」「大相撲(三月場所基準)」などの春問題が頻発していたため今回は「まぁないだろう」と。つまり最初は先入観など一切持たずに臨んだまではよかったのですが・・・。
可能性を排除できないことぐらい理解していても、相変わらず同系統の問題に「まさか?ないだろう?」という概念が優先され必要以上に長距離を走っているような感じ・・・。さらに今回はなんと通算17回も解答。じっくり考えてれば4回は解答数を減らせたはず?。小学生の頃からいつも手を挙げるのが答えを考えるより先という超積極的!?(・・・ということにしといてください_o_)な子供だった面影を今も残しつつ・・・。結局成長しとらんということですな(苦笑)。と、言いながらも、まぁこれは毎回のことなので一生直らんとあきらめてはいますが(笑汗)。

雑談というか、思わず愚痴が長くなりましたが問題を振り返ってみたいと思います。(今回は解答順で)


問十:奥州市(銅メダル)
市を含む合併(新設・編入)で新しい市名を採用
定番問題。これも過去に類似問題が出てますね。わたしは久々の銅メダルでしたが前の2人の早いこと。もう脱帽です!解答は新しい市から奥州市。

問五:香美市(5番目)
同一名称で同一読みの町か村がある
大の字は並んでいましたがこれも定番問題ですね。この問題は想定解の数が多いのでまだよいのですが、この辺の問題にマゴついていると“想定解終了”&完答がおぼつかなくなるのも事実。ご自身もすぐに気づいて再解答されてましたがEMMさんが誤答したのはちと意外でした。解答はここも新しい市から香美市。

問九:大町市(27番目)
隣の都道府県庁所在地に隣接する
最初はさっぱりだったのですが、じっくり正解を眺めていたら気づきました。そこで誤答の久留米市ですが佐賀市に接しているもんだと思い込んでました。出社してから地図を見たらあら大変。久留米市は×じゃありませんか。こりゃやばいと思いとりあえず全31市(その時点での既出24市、最終的には33市となる)をすべてピックアップし、グリグリさんの採点をまだかまだかと待ちわびていましたひとつ、またひとつ、残りの解が減っていき、[50374]Pachiさんが尾花沢市を解答した時点で(境港市と玉野市は想定に含んでいませんでしたから)いよいよ残り1つ(大町市)と思っていたら、[50380]グリグリさんから想定解終了のアナウンス。一度は別解かとも思いましたが、どう考えても別解は見つからないし、きっと境港市は“アリ”なんだと前向きに考え[50381]の発言+大町市を解答。まさに九死に一生でした。

問七:鎌倉市(金メダル獲得)
市制施行日が祝日(振替休日も含む)
どれもこれも決定打に欠ける内容ながらいくつか想定解の候補はあったので、とりあえず他市町村の接している数の多いさいたま市を解答しましたが結果は×。いつもならここで様子見といったところなのですが、幸いなことに想定数のカウントダウンが始まっていた問九・問十が片付いていたので、この問題だけに没頭することができました。また、[50441]でグリグリさんから問七の特別ルールが発表され、その中でわたしの誤答時の“少々詰めが甘いような気もしますが・・・”に
確かにそうですね。
とグリグリさんのコメントがついたことで「さいたま市にはきっと何かあるハズ」と思い、まずはさいたま市(前身の浦和市・大宮市・与野市・岩槻市)と他のお題の市を洗い直しデータ収集から取り掛かりましたが特筆すべきものは発見できず。それよりもお題の宮若市から共通項となりそうな物がインターチェンジくらいしか出てこなかったため、まず地図上に載っているものは×だろうと候補からはずし、それではと注目したのが宮若市が誕生した2月11日=建国記念の日。特別ルールが現在祝日でなくても祝日であった日という想定のもと、お題の市とそれぞれの国民の祝日が制定された日を再検証。とりあえず戦前でも11月3日は明治節で祝日だったということで鎌倉市を解答。自分自身初めてまともに苦闘して獲得した金メダルだったので非常にうれしかったです。
ちなみに、特別ルールは大正天皇の誕生日であった8月31日が大正元年~2年までの2年間だけ祝日だったことから、この日をあたってみたのですが該当がなかったので探すのをあきらめてました。

問八:佐野市(27番目)
人偏がある
まず、再三別解についてアナウンスしてきたのでまずは種あかし(おそらくEMMさんが気づいたと言われていた別解もコレのことだと思います)。お題から九州限定なんてことはさらさら考えていなかったのですが、確かに問題の5市はすべて含んでいるし「該当しない市“指宿市”」の存在は目を瞑って日田市で×撃沈。序盤につき九州から解答したいなんて一丁前な考えを持つこと自体間違いというものですな。
その後解答が増えてくるに従ってやたら“佐”と“伊”が多いことに気づく。何かあるとは思っていたのですが決定的な答えが浮かばずついに想定解数が10を切る。とりあえずいっとくかということで、佐野市・伊東市・伊豆市あたりを解答しようと思っていたら、むっくんさんの“泉佐野市”がなぜか光って見えたので、泉もありかな?なんて[50479]泉大津市と解答するも[50485]星野彼方さんの
JOUTOUさん、ファイト!?
発言で×を確信(T。T)。その日の会社帰りに突然ニンベンが浮かびましたとサ。何はともかく解答が無くならなくてホッ・・・。解答はわたしにとってご利益のある「佐野厄除け大師」がある佐野市。

問二:北広島市(16番目/一次ヒント後)
2006年男女プロゴルフツアー開催地
叉焼面(プロゴルファー猿だったかな?)とか、趣味がどうとか、そんな話が出てきたのでわかりました。拙稿[50677]の「SCCのWC」とは、もちろん札幌国際カントリークラブの輪厚コースのことです。ここが北広島市にあるコースとの認識は持っていたはずなんですが、まぁ札幌市の方が当たる確率が高そうな気がしてつい・・・。わたしは見る方専門ですのでやりませんけどね。

問三:燕市(13番目/一次ヒント後)
同一市名で新設合併した
この問題もヒントと既解答でうすうす感じてました。最初から燕市と書いてりゃよかったんですが、何を考えたか岐阜県から解答したいと思い、何を考えたか編入合併の多治見市とお手つきする始末。[50709]の一言は、何で間違ったのか“わかりません!!”の意味でした。

問六:藤沢市(14番目/一次ヒント後)
「ヶ・ケ」の入る市町村に隣接する
これがわかったのはいっちゃんさんの解答した平塚市周辺をシゲシゲと眺めていたら「“ん?茅ヶ崎市?”“大小?”コレのことかぁ~」思わず脱力しましたよ。このパターンも十番勝負では定番だし、加えて今回の十番勝負中にわたしが唯一全く関係ないレスをつけたのがコレ[50530]。このレス自体は意味のないおせっかいとなったわけですが、結局問六を解答できたのは[50741]で211レスも後のこと。もっと早く気づけよ!と自分に突っ込みたくなりました。

問一:帯広市(10番目/二次ヒント後)
市制施行日が土曜日
問七で苦労したのでこの共通項は完全にノーマークでしたが、[50749]運び屋Aさんの一言で軌道修正&アナグラムヒントが出て、わかった瞬間は[50863]でも述べたとおり思わず手を叩いて唸りましたね。“うまい切り口から問題を出すなぁ”ってね。苦戦したのも忘れて完全に脱帽です。

問四:鹿嶋市(21番目/二次ヒント後)
1km2以上の大きさの湖沼がある(人造湖は除く)
今回最も苦しんだ問題でした。前回の問六(ラムサール条約湿地がある)が結構印象に残っており、なんとなく雰囲気が似ているような感覚はあったものの、それが敬遠の理由にもなってました。
誤答の熊本市については、[50630]でグリグリさんが書いた
(5) 問四は基準となるページがあります
これがずぅ~っと引っかかっていたのですが、(ヒント:一番小さいのは能代市です)から能代市に一本木があったこと、○本木がこの落書き帳の過去ログから出てきたこと、その他問題や解答の市からランダムで調べたら○本木が含まれていたこと(ただし、問題の北見市から見つけられなかったのはナイショ(苦笑))などから、“二本木”が初登場かななんて理由から熊本市を解答したものでした。
結局アナグラムヒントの「ひろさいじょうある」から湖沼と見当がついたので解答はMyHomeTown(わたしにとっての鹿島アントラーズを意味してます)の鹿嶋市。
鹿嶋市でふと思ったのですが、今年に入って千葉県(訪問)と茨城県(訪問)しか経験してないことに気づいたわたしの今年の経県値はたった11点だったりしますが、そんなこたぁどうでもいいことでした^^;


今回は解答の平均順位こそ13.7番目。特に問一と問四にはかなり苦労しながらも前回に続き全問完答&5位は上出来でした。さらに上位を目指すならノーヒントでもっと解答できなければ難しそうなのでとりあえずこれ以上は望まないことにしま~す^^。
それにしてもアナグラムヒントが出た後の解答ラッシュはまさに《待ってました》と言わんばかり!メンバーのみなさんのレベルの高さには毎度のことながらホトホト感心してます。なんて人たちなんでしょう(汗)。

最後になりましたがこのたび白桃さん[50877]から
今場所(第11回十番勝負)の表彰式(オーナーでもないのによくやるヨ、まったく)
技能賞:JOUTOUさん
なるものを頂戴しました。大変光栄に思っております。また今後もこの賞に恥じることのないよう“精進”してまいりたいと存じます。(ホントはもうすでに“いっぱいいっぱい”ですが・・・^^;)

※誤植訂正及び表現を一部修正
[51096] 2006年 5月 1日(月)22:04:04【1】オーナー グリグリ
祝日に市制施行した市(第十一回十番勝負問七雑感)
問七について。[51093]にも書きましたが、この問題に関連して新しく雑学ページ尾花沢市って何が特別?をオープンしました。詳しくはこのページを参照していただきたいのですが、以下の点でまだしっくりこないところがあります。

明治憲法が失効したのは、昭和22年(1947年)5月3日なので、昭和22年2月11日(紀元節)の網走市の市制施行も祝日になるのですが、戦後の混乱期なので実際はどうだったんでしょうか。また、「国民の休日に関する法律」が制定された昭和23年(1948年)7月20日との間にある、昭和22年11月3日(新嘗祭)の武蔵野市の市制施行は祝日ではなかったはずなのですが、こちらも確信が持てません。また、明治6年太政官布告344号など戦前の休日を定める布告や勅令には元日(四方拝)は定められていないのですが、慣習として休日だったと認識して良いのではないかと思います。このあたり色々調べると奥が深く、なかなか一筋縄では行きません。
[51095] 2006年 5月 1日(月)21:58:00Hiro_as_Filler[Hiro(&TOKO)] さん
合併情報へのご指摘へのレスへのレス
こんばんは。
私の環境で官報が閲覧できますので、ちょっと補足させていただきます。

[51091] 88 さん
私の手元資料(「全訂 全国市町村名変遷総覧」(1991年8月) 自治省行政局振興課監修 日本加除出版 )では、「新設」扱いになっていますので、まずはそう訂正させてください。

こういう時には官報告示を見れば解決です。
● 自治省告示 第百九十九号
   町村の廃置分合
 地方自治法第七条第一項の規定により、新潟県西蒲原郡西川町及び升潟村を廃し、その区域をもつて 西川 ( にしかわ ) 町を置く旨、新潟県知事職務代理者から届出があつた。
 右の廃置分合は、昭和三十六年六月十日からその効力を生ずるものとする。
 昭和三十六年六月五日
※(にしかわ)は実際にはルビです。

ということで、旧自治体がすべて廃されていますので、新設合併で確定です。

-----------------------------
朝日町の一部を舟見町に編入する
舟見町を入善町に編入する
-----------------------------
の、2段階の編入を同日付で行っているため、あえて「編入/編入」と、時系列的に並べました。ほかに適当な表現も浮かばず、こうさせていただきました。
これは、確かにそうなのですが、前者はあくまで一部編入で、法人格の変動はありませんので、告示上は境界変更になります。

● 総理府告示 第四百五十七号
町の境界変更
 地方自治法第七条第一項の規定により、富山県下新川郡朝日町大字野中、島迷、中沢(字道人田一、三〇八及び終の区域を除く。)、今江、ニツ屋、西中、林尻、古畑、藤塚字今江田一から一〇まで並びに下野字北梨木、南梨木、清水田、河原田四八八、助左エ門田、丸田、東逆仕及び西逆仕の区域を舟見町に編入する旨、富山県知事から届出があつた。
 右の境界変更は、昭和三十四年一月一日からその効力を生ずるものとする。
 昭和三十三年十二月二十七日

● 総理府告示 第四百五十八号
町の廃置分合
 地方自治法第七条第一項の規定により、富山県下新川郡舟見町を廃し、その区域を入善町に編入する旨、富山県知事から届出があつた。
 右の廃置分合は、昭和三十四年一月一日からその効力を生ずるものとする。
 昭和三十三年十二月二十七日

というわけでございます。
[51094] 2006年 5月 1日(月)21:49:44でるでる さん
合併情報
[51086]ケン(地理好き) さん
大間町の住民投票で反対多数で破談となったため、成立しなかった合併情報に追加してください

大間町、佐井村、風間浦村よりも”先に”私が決めるわけにもいきませんので・・・(^^;

もし、協議会を解散するとなった場合には、(この3町村の場合に限らず)協議会解散の翌日に成立しなかった情報に移行する方針でおりますので、よろしくお願いいたします。

#長期間休止中の場合はケースバイケースで対応。


[51091]88 さん
フォローありがとうございます(^^)
[51093] 2006年 5月 1日(月)21:43:54オーナー グリグリ
【第十一回】記事番号五万番台突破記念 全国の市・十番勝負 共通項発表
予定より遅くなってしまいましたが、第十一回の共通項を発表いたします。

解答をお寄せいただいた皆さん、十番勝負の成り行きを見守っていただいた皆さん、ありがとうございました。なお、共通項に関する解説(雑感)は別途書き込みします。また例によって、感想文をお寄せいただければ出題者の励みにもなり嬉しいです。

問一:安中市、糸魚川市、弥富市、岩出市、岡山市
■市制施行日が土曜日
想定解数:111市

問二:小美玉市、市原市、稲城市、三木市、宮崎市
■2006年男女プロゴルフツアー開催地
http://jgto.org/jgto/WO02000000Init.do?selectYear=2006
http://www.lpga.or.jp/tour/schedule/schedule.html
想定解数:39市

問三:十和田市、黒部市、富士宮市、舞鶴市、飯塚市
■同一市名で新設合併した
http://uub.jp/zat/iizuka.html
想定解数:147市

問四:北見市、十和田市、能代市、日光市、浜松市(該当しない市:相模原市)
■1km2以上の大きさの湖沼がある(人造湖は除く)
http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MENCHO/200504/kosyo.htm
想定解数:72市

問五:大崎市、大野市、大月市、大町市、大川市(該当しない市:大津市)
■同一名称で同一読みの町か村がある
http://spc.uub.jp/special.cgi?S=SN&E=1&C=1&T=1&V=1&F=s&B=2006%2F04%2F01
想定解数:58市

問六:三沢市、福島市、川口市、大垣市、福岡市
■「ヶ・ケ」の入る市町村に隣接する
想定解数:35市

問七:能代市、千葉市、安城市、宮若市、鹿児島市
■市制施行日が祝日(振替休日も含む)
http://uub.jp/zat/holiday.html
想定解数:103市

問八:伊万里市、佐世保市、雲仙市、八代市、水俣市(該当しない市:指宿市)
■人偏がある
想定解数:38市

問九:仙台市、山形市、伊那市、高山市、飛騨市
■隣の都道府県庁所在地に隣接する
想定解数:33市

問十:南相馬市、常総市、伊勢市、たつの市、うるま市
■市を含む合併(新設・編入)で新しい市名を採用
想定解数:48市

想定解数は2006.4.1現在の数字です。共通項の詳しい説明は出題者雑感で解説したいと思います。問八の人偏の定義など疑義のある共通項もあるかと思います。JOUTOUさんが言われていたと思いますが、アバウトに捉えて欲しい面もありますのでよろしくお願いいたします。詳しくは雑感で。問三と問七の参照ページは新しく作成した雑学ページです。

では、長い間お付き合いいただきありがとうございました。今後とも全国の市十番勝負をよろしくお願いいたします。なお、第十二回は、7月頃を考えています。
[51092] 2006年 5月 1日(月)19:26:31【1】らるふ さん
「○○の先端」と言えば聞こえがいいのですが、半島の先端は・・・。
[51080] 熊虎 さん
新「大間町」は破談決定となりました。
風間浦村はむつ市との合併を検討するでしょうけど、佐井村はどうする・・・。
本当に、佐井村はどうすればいいのでしょう。
熊虎さんの[51077]を読むと、どうしようもないような気がしてきます。(佐井村を応援したい気持ちですが)
だいたい、半島では先の方へ行くほど地理的に交通・流通・水などの条件が不利な上、合併相手の選択肢が少ないので合併しようとしてもつらい立場に置かれてしまいます。うまく行かない相手と一緒になるのも無理があるし、たとえば津軽半島の飛び地合併も仕方ないような気がします。
それに、半島の場合どこかに発電所などの大規模施設があったりして、財政事情が異なることで合併協議が上手く行かないケースが・・・。幻の「南セントレア市」にしても、半島の付根側に新空港の市と火力発電所の町がある2町としては、取り残されないための苦肉の策だったんでしょうが。

#一部削除
[51091] 2006年 5月 1日(月)19:04:3988 さん
合併情報へのご指摘へのレス
合併情報担当(1990以前担当)の88です。

[51081] 揖斐の山 さん
合併情報の中で富山県入善町のところで合併方式が「編入/編入」になっています
これは、こちらの該当箇所の「詳細」を見ていただければわかりますが、
-----------------------------
朝日町の一部を舟見町に編入する
舟見町を入善町に編入する
-----------------------------
の、2段階の編入を同日付で行っているため、あえて「編入/編入」と、時系列的に並べました。ほかに適当な表現も浮かばず、こうさせていただきました。よろしくお願いいたします。

なお、一般的に、「改称/市制」と「市制/改称」と、使い分けをしております。順番に示しておりますのでご参考にしてください。
ただし、「新設/市制」に関しては、順番ではありません。(「・」か何かいい表現はないかなあ)


[51088]敷守ほむら さん
新潟県西蒲原郡西川町の件
ご指摘ありがとうございました。完全な入力誤りでした。
ただし、ご紹介の新潟市西川支所のページでは、新設か編入か判明しません。私の手元資料(「全訂 全国市町村名変遷総覧」(1991年8月) 自治省行政局振興課監修 日本加除出版 )では、「新設」扱いになっていますので、まずはそう訂正させてください。なお、「新設」ですので、新たに名称を決定した、ということになりますので(たまたま同じ漢字で、読み方を変えたとしても)「改称」扱いにはいたしません。ご了承ください。


[51086] ケン(地理好き) さん
青森県下北郡大間町の件
これはでるでる編集長の担当で、最終的には編集長の判断なのですが、住民投票の結果で破談の可能性が高いとしても、正式に法定の合併協議会が解散するまでは、今現在ではまだ「予定」でよいと思います。


皆様、ご指摘、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
[51090] 2006年 5月 1日(月)19:04:32【1】hmt さん
都市名を冠した町名
[51058] inakanomozart さん
『静岡県安倍郡静岡○○町○丁目○○番地』
この「安倍郡静岡」と言うのが「従来からの区域」ということになると思われますが、ただ単に、『静岡』というのは、今の感覚からするとちょっと違和感を感じたりします。

なるほど、明治22年の「市制」によって静岡市になった「従来からの区域」安倍郡と有渡郡とにまたがる124町(追手町、鷹匠町一丁目、…、安倍川町、白山町)は、従来から習慣的に「静岡」と呼ばれていた区域というだけでなく、戸籍簿にも「静岡○○町○丁目」というように「静岡」を冠した町名が記されていたのですか。

# “従来から”と言っても、駿河府中からの改称は明治2年のことでした。[12387]
静岡市の建てた由来記によると、賤機山(しずはたやま)の字を学者の向山黄村が「静岡」に変えたとのこと。

それはともかく、改めて 太田孝(編)「幕末以降市町村名変遷系統図総覧」を見た結果、明治22年中に市になったところでは、秋田、山形、米沢、水戸、富山、高岡、福井、甲府、岐阜、津、姫路、松江、岡山、徳島などの諸都市で、それぞれの都市名を冠した町名を確認することができました。
静岡の場合、戸籍簿からすると、正式には「静岡」を冠した町名だったように思われますが、この資料に収録された静岡124町名の頭には「静岡」が付いていませんでした。自明の場合は冠が省略されることが多かったのだろうと思われ、この資料では冠のない他の都市でも、正式には都市名を冠していた可能性があります。

面白いのは神戸市で、神戸海岸通一丁目以下「神戸」を冠する51町、兵庫多聞通一丁目以下「兵庫」を冠する79町、それに八部郡荒田村、菟原郡葺合村となっていました。前身として「神戸」と「兵庫」という2つの市街地が存在したことがはっきりと示されています。もちろん、この場合は「市制」よりも10年前に「神戸区」として一応は統合されていたわけですが。

神戸と兵庫との関係については、ニジェガロージェッツ さんが詳しく紹介されています[18378]
安政5年(1858)の日米修好通商条約で開港を約束した5港のひとつ「兵庫」ですが、警備上の理由から外人居留地のある開港場は少し離れた「神戸」にしたという「兵庫と神戸との関係」は、「神奈川と横浜との関係」[20917]と類似していますが、地理的には神奈川と横浜ほどには隔絶していなかったようです。

福岡市の場合も「福岡」と「博多」を冠した2つの市街地が町名から認められるのかと思ったのですが、前記資料ではほとんどの町名に冠は付いていませんでした。

東京市の町名にも冠によるグループが認められます。例えば東京市牛込区には、市ヶ谷田町一丁目以下「市ヶ谷」を冠する町名が29、牛込細工町以下「牛込」を冠する町名が46ありました。なお、江戸時代には御細工町・御納戸町[43929]、現在は細工町、納戸町[41218]で、「牛込」は区名だけでなく町名の冠称からも消えてしまいました。

タイトルの「都市名を冠した町名」からは外れますが、この資料「幕末以降市町村名称変遷系統図総覧」を見ると、各都市になった江戸時代からの町名の数には大きな相違のあることがわかります。

おそらく現在でも最大と思われる町名の宝庫・京都市は2区で2000町、東京市は15区で1400町、大阪市の4区520町よりも多いのが金沢市531町。御三家の城下町は和歌山400町、名古屋276町、水戸120町。
極端に少ないのが盛岡市で、市制施行前の区域にあった村は、南岩手郡仁王村、志家村と7村の一部という少数でした。
行政区画の名称や数はともかくとして、これも従来から「盛岡」と呼ばれる一つの市街地を形成していた区域なのでしょう。
[51089] 2006年 5月 1日(月)18:45:00k-ace さん
第十一回・十番勝負
問一:加西市

たぶんこれが私の今回ラストの解答となってしまうでしょう(悲)
[51088] 2006年 5月 1日(月)18:14:17敷守ほむら さん
新潟県の合併情報で間違い?
こんばんは。
新潟県の過去の合併情報を眺めていたら(たぶん)間違いを見つけました。

1961.06.10 新潟市 編入 新潟市, 西蒲原郡 西川町, 升潟村

新潟市西川支所のページを見てみたのですが、1961.06.10は西川町への升潟村の編入です。
http://www.city.niigata.niigata.jp/info/nishikawa/whats/rekishi.html

1961.06.10 西川町 編入 西蒲原郡 西川町, 升潟村

あと、同じページに、『「西川町(にしがわまち)を西川町(にしかわまち)」と呼称することとして現在の西川町が発足しました。』と書いてあるので、これは改称情報になるのかな、と思います。(合併以外の自治体変更情報に追加?)

よろしくお願いします。
[51087] 2006年 5月 1日(月)18:12:33EMM さん
星野彼方さんにおける問十が如く、
問六の正答があと2つなんですが、クロージングまでに全部出そろうものかどうか気になるところです。
とは言ってももう時間無いかなぁ。

え?何で気になるかって?
さ、何ちゅうても、我がの答えの…(以下自粛)。
[51086] 2006年 5月 1日(月)18:11:04ケン(地理好き) さん
大間町など
大間町の住民投票で反対多数で破談となったため、成立しなかった合併情報に追加してください。
残った風間浦村と佐井村はむつ市と合併したほうがいいと思います。
[51085] 2006年 5月 1日(月)09:53:05いっちゃん さん
八潮○
[51055]たもっちさん
本当は、接地経験しかない埼玉県に泊まって2点アップしたかったんですけどね。翌日の行動の都合上、つくばエクスプレス沿線で宿を探していたのですが、インターネットタウンページで、三郷市、八潮市を検索してもヒットするのはラ○ホテルばかりで(笑)。
そのような時には八潮市民に一言お伝えいただければアレンジいたしましたのに・・・。
八潮(&三郷)にも一応宿泊できるところはありますよ。次回のご出張時には是非ご利用ください。
#メンバーのどなたかにミニオフのお誘いをしようかとも思いましたが、今回は別口を優先してしまいました。次また機会があれば、ぜひお願いします(笑)。
私が都内およびその周辺で参加するミニオフ会にはもれなく○○さん(自宅最寄り駅で降りるのが苦手な方)がついてきますが、それでもよろしかったらお誘いくださいませ。
[51084] 2006年 5月 1日(月)00:14:20【1】Issie さん
civitas
[51072] hmt さん
市街地を「市」と呼ぶことは、交易・商業の場を表わす言葉として、ごく自然な用法と思われます。

そうですね。
19世紀半ばから後半にかけて,日本や中国(清)が欧米列強と結んだ(結ばされた)条約に「開港・開市」という表現が出てきます。
この場合の「市」とは,漢字の意味の通り market という意味であり,それを含む市街地としての意味であろうと思います。
でも,それは現在の私たちが普通に「市」の英訳語と理解している city ,そしてその語源となったラテン語の civitas (キウィタス:“都市民としての性格・資格”とか“都市民共同体”ほどの意味)とは違うように思います。

西ヨーロッパとは全く違う文明・文化の上に発展してきた(少なくとも“欧米標準”の近代社会システムを受け入れるまでは)東アジアで city に完全に対応するものを見つけること自体が無理なのですが,「都市の行政機構」という意味で考えれば

中国文化圏で用いられた「府」は、「役所」の意味を持つ言葉で、都市を為政者の立場からとらえた言葉

の方が「行政機構」を指すものとしては,むしろ city に近いようにも思えます(ただし,ここには「都市民の自治」という city の最も重要な要素が抜け落ちています)。

京都・東京・大阪だけでなく,「詔書」で「県」に改称された神奈川その他も含めて,明治最初期に設置された「府」の直接の前身は,ほとんどが幕府の「奉行所」であり,つまりは“その都市の行政機構”であって,“市街地”を指すものではありません。それはたぶん,「京城府」…ではなく「漢城府」や清の「(盛京)奉天府」なども同じではないかと思います。
植民地時代の「京城府」は,すでに“内地”で「市制」が施行・定着した状況を踏まえた上で「市」に相当するものとして設置されたものですから,内地の「市」と同様に “自治体”ないしは“行政機構” という意味と “その行政の及ぶ区域” の2面性をもって理解されたものと思います。

つまり,私が不思議に思っているのは,「市」が market ではなく city とどのように結びついたか,というところにあるのです。
結果から言えば,1947年の「地方自治法」施行まで,あくまで“国の出先機関”を第一義とした「府県」よりも,1888年の「市制」から“市民の自治体”として設定された「市」の方が city に近いのはもちろんなのですが,
それは city の訳語が「市」である必然的条件ではないように思います。ほかの語,たとえば「区」でもよかった。
同じ漢字文化圏に属していたベトナムでは現在でも pho (フォー:府)が city にあたるようです。
[51083] 2006年 4月 30日(日)23:39:48【1】k-ace さん
第十一回・十番勝負&イノシシ&高速そば
こんばんは、約半月ぶりの書き込みです。
まずは、十番勝負の解答を。

問四:東近江市

これで私の今回最後の解答となってしまうのか!?

あと、余談ですが
[51078] 桜トンネル さん
たしかに、私の家の近くの川の中にいたこともあります。
(中略)
灘区や東灘区(私の家の近くです)の山手のほうでごみをあさっている

私も東灘区のとある川でイノシシを目撃したことが数回あります。地元・加西市では出会ったことはないのですが…。

[51082] なると金時 さん
※何百回と言い古されたことですが、そばが高速で出るわけではなく、神戸高速鉄道が経営するそば屋という意味です。

そういう意味であるのは分かっているのですが、高速そばでうどん&そばが割合高速で出てくると感じるのは私だけでしょうか?
最近は、高速そばの値上がりの影響で阪急三宮駅西口にある某そばチェーン店に流れている影響で、高速そばで食べる回数も減りましたが…。

※【1】高速そばに関する記事の修正(十番勝負の解答は変えておりません)。
[51082] 2006年 4月 30日(日)23:00:52なると金時 さん
絶好の行楽日和
ぶらぶらと乗り鉄をしておりました。
途中、加古川で名物「かつめし」を食べましたが、うまかったです。
※ごはんの上にカツ(私は牛にしました)をのせて、デミグラスソースをかけたもの。
私が入った店は、近所のおばちゃんの溜まり場になっておりました。しかも、持ち帰りがあるのには驚いた。

おなかに余裕があれば新開地の「高速そば」でぼっかけうどんも食べたかった…
※何百回と言い古されたことですが、そばが高速で出るわけではなく、神戸高速鉄道が経営するそば屋という意味です。

お土産には加古川であなご寿司を購入。あなごとかいかなごはやっぱり春の瀬戸内の味ですね。釘煮も旨い。
[51081] 2006年 4月 30日(日)22:52:55山野[揖斐の山] さん
編入が2つ
でるでる編集長様
合併情報の中で富山県入善町のところで合併方式が「編入/編入」になっています
[51080] 2006年 4月 30日(日)22:50:20【2】BANDALGOM[熊虎] さん
どうする、アイ・・・じゃなくて
青森県大間町の住民投票の結果です。
合併反対 2,217
合併賛成 1,331
無効     20
(投票率 70%)

新「大間町」は破談決定となりました。
風間浦村はむつ市との合併を検討するでしょうけど、佐井村はどうする・・・。


京都府加茂町の住民意向調査は、投票率が48.91%にとどまり、開票されないこととなりました。
こちらは、「木津川市」発足に向け調印・議決が行われることになるでしょうか。


[51079]でるでるさん
ダブってしまいましたが、折角調べたのでそのままにしておきます(悪しからず)。

加茂町は投票を求める若者の動きが報じられていましたが、結局50%に達しなかったですね。

これも大都市周辺での住民投票における怖いことの一つでしょうか。
平成の大合併・第1幕で、特に埼玉県、奈良県、大阪府で顕著だった住民投票での反対多数も、合併のメリット・デメリットを一般住民がどれだけ理解して反対票を投じたか分からない部分があるわけですが、今回は「無関心による低投票率」という、もう一つの怖い側面が出たことになります。
[51079] 2006年 4月 30日(日)22:44:13【1】でるでる さん
大間町、加茂町の住民投票&アンケートの結果
[51077]熊虎 さん
今日は青森県大間町の住民投票、京都府加茂町の住民意向調査の投票日ですね

結果をお知らせします。

青森県大間町(風間浦村、佐井村との合併の是非)
「賛成(37.5%)」「反対(62.5%)」(投票率70%)

京都府加茂町(木津町、山城町との合併の是非)
投票率が町条例で定める開票要件(投票率50%以上)に達しなかったため開票せず(投票率48.9%)


大間町では合併反対多数となったこと、また、もともと3町村での合併に慎重であった大間町長が単独町制継続の意向を事前に表明していたことから、風間浦村、佐井村との3町村での合併は難しくなったものと思われます。

加茂町では、投票率が開票要件の投票率50%に達せず投票不成立になった場合には、木津町、山城町との3町村での合併を推進することを事前に表明しておりましたので、今後は合併協定調印式に向けて動き出すことになりそうですね。
[51078] 2006年 4月 30日(日)22:32:15【1】桜トンネル さん
神戸市
[51069]小松原ラガーさん
このイノシシたち、六甲山の南側ではよく話も聞くし、実際にお目にかかることもあるのですが、なぜか六甲山の北側で見たという話をあまり聞いたことがありません。私が聞いたことがないだけかもしれませんが・・・今度、北側の友人に会う機会があるので、ちょっとイノシシ談義をしておきます。

たしかに、私の家の近くの川の中にいたこともあります。確かそのときは3匹だったと思います。こんなに野生の動物がいると150万人都市とは思えません。本題に戻りますが、私も聞いたことがありません。そういう話はあまりしたくないから知れないのだと思います。灘区や東灘区(私の家の近くです)の山手のほうでごみをあさっていることのでたぶん、六甲山の北側でもごみをあさっていますと思います。

P.S
小松原ラガーさん、明日六甲山の北側に住んでいる学校の友達と会うので、聞いてみましょうか?
[51077] 2006年 4月 30日(日)19:15:32BANDALGOM[熊虎] さん
住民投票
さて、今日は青森県大間町の住民投票、京都府加茂町の住民意向調査の投票日ですね。
新「大間町」と「木津川市」の成否があと3、4時間で判明することでしょう。

加茂町は住民投票での破談が目立つ大都市近郊での合併ということで、その結果が気になるところです。

大間町は賛否が拮抗しているようですが、風間浦村でもむつ市との合併を望む声が多いということですし、見通しは厳しいと見た方がいいでしょうか。
まぁ、風間浦村は大間町との合併がなくなっても、むつ市との協議に入れますが、佐井村はこんなこともありましたし、むつ市との合併は正直嫌なのではと思います。

当時、むつ市と郡部で議員定数をめぐって対立していたようで、それが協議破談の原因の一つだと思われますし、私は議員の在任特例は好ましくないという立場ではありますが、だからといって
「お前たちはむつ市に編入なんだから合併したら本所に呼んでしごいてやる」などと発言し、若い職員には「生意気なやつだ」とヘッドロックをかけた
だなんて、私が佐井村の村長か議員であれば、問題のむつ市幹部が土下座して謝るまで絶対許しませんよ。
佐井村のためにも賛成多数になってほしいな、と個人的には思います。
[51076] 2006年 4月 30日(日)18:54:00BANDALGOM[熊虎] さん
見たことはありませんが・・・
人口40万人弱の中核市候補にして、「千葉の渋谷」との異名も持つ柏市には、タヌキやイタチが出没するようです。私の学区内や隣接学区で、駅から割と近い、住宅地と雑木林が入り混じった所ですが・・・。
さらに、旧沼南町東部の手賀地区(旧手賀村)にはイノシシが出没するとの情報を先週入手しました。

[51059]千本桜さん
こんなスーパータウンにカモシカが出没するんだ。一般的常識に従えば、私の住んでいるところは「山奥のド田舎」と言うことになってしまうじゃあ~~りませんか。(涙)
[51064]般若堂そんぴんさん
以前友人に聞いた話ですが,米沢の街中をニホンカモシカが走ったことがあるそうです.
千本桜さんは「スーパータウン大河原」にカモシカが出没したことにショックを受けておられるようですが、米沢は日本で初めて市制施行した市の一つにして、人口9万人の旧城下町ですから、まぁあくまで、般若堂さんのお友達の話が本当であればの話ですが、それほどがっかりすることはないと思います。

[51069]小松原ラガーさんが書かれているように、政令市でもイノシシが出没するところはあるわけですし。「私の仲間」やカモシカも・・・そういえば六甲山や三田方面でも数年前、熊出没騒動がありましたね・・・。

まぁ、カモシカが生息するのは自然が豊かな証拠で、それによって町のイメージが傷つくというものではないと思います。


[51055]たもっちさん
ラ○ホテルばかりで(笑)。結局、柏の葉キャンパス駅付近での宿泊となりました。
#メンバーのどなたかにミニオフのお誘いをしようかとも思いましたが
ニアミスされていたのですね・・・。
私は一応、柏の葉キャンパス駅の駅勢圏内に生息しており、ごくたまに利用します。
バスの本数(現在1時間1本)がもう少し増えればいいんですが・・・歩道が狭かったり未整備で、車が飛ばしたりするので、駅から歩くのはちょっと怖いですし(特に夜)。
[51075] 2006年 4月 30日(日)18:36:3788 さん
もひとつ茨城県の旧地名について
[51073] sanka さん
[51074] 穴子家 さんが答えていらっしゃいますが、せっかくですので補足説明を。
「真壁郡五所村」は、明治22年(1889)4月1日施行(茨城県においては)の「市制・町村制」のときに正式に発足しました。昭和29年(1954年)3月15日、真壁郡五所村は(他の4村と同時に)真壁郡下館町に編入合併されて、五所村は消滅しました。真壁郡下館町はその同日(3月15日)付けで市制施行し、下館市となりました。そして下館市は、平成17年(2005年)3月28日、他の3町と新設合併し、「筑西市」となりました。

・・・市町村合併情報(茨城県)をみると、誰もが一目瞭然(または、検索が容易)となるのが理想形なのですが、なかなか難しいでしょうねえ。


#メンバー登録でない方が、もし、書き込みなどをご遠慮なさったりすることがあるのなら、それはまったく心配ありません。誰でもメンバー登録前はあるのですから。(私もまだ初書き込みから1年くらいですし。)メンバー登録の趣旨は、ガイドラインこちらをご覧ください。
[51074] 2006年 4月 30日(日)16:57:30穴子家 さん
第十一回十番勝負&茨城県の旧地名など
こんにちは。
メンバー登録もしていない私ですが、答えられる範囲で答えようと思います。

[51073] sanka さん
「茨城県真壁郡五所村大谷九番屋敷」
これは現在の茨城県筑西市大谷(旧下館市大字大谷)の付近であると思われます。場所はこのあたりです。九番屋敷というのは九番目の屋敷の意味ではないかと思われます。

ところで、十番勝負が終わってしまうのですね。残っている一問、誤答覚悟で答えてみます。

問六:流山市

いかがでしょうか?

P.S [51039]敷守ほむらさん 
敷守ほむらさんと同様に、私もこの書き込みで十件目です。近いうちにメンバー登録をさせていただきたいと思っています。
[51073] 2006年 4月 30日(日)15:48:32sanka さん
茨城県の旧地名探し
旧地名の現在地名を探しています。お分かりの方、ぜひ教えてください。

   「茨城県真壁郡五所村大谷九番屋敷」

と、それだけですが、昭和10年ごろ 上記の地に転居された方の御著書よりの引用をしたいので、探しています。お願いします。
[51072] 2006年 4月 30日(日)14:15:41【1】hmt さん
「府」と「区」と「市」
[51030] Issie さん
※ところで,私の永らくの疑問なのですが,
なぜ,「市制」で従来の「区」を「市」と呼ぶことにしたのでしょう。
…「京城府」が「ソウル市」になったのは戦後のこと

市街地を「市」と呼ぶことは、交易・商業の場を表わす言葉として、ごく自然な用法と思われます。
一方、中国文化圏で用いられた「府」は、「役所」の意味を持つ言葉で、都市を為政者の立場からとらえた言葉として、これもそれなりに納得することができます。

慶応4年閏4月から5月にかけて京都府・大阪府・江戸府が設けられ、同年7月の“…自今江戸ヲ称シテ東京トセン”という 詔書 の翌月、
慶応四年戊辰秋八月十七日幸橋御門内元柳沢邸ヲ以テ東京府トス
とあります[49243]。これらの「府」は、まさに「役所」そのものです。

ところで、この「東京府」が、お隣の国の「京城府」と同じように、“東京の市街地”を意味する用語として使われた時代はあるのでしょうか?

明治初期の地図のタイトルを見ると、「東京大絵図」(江戸から改名直後の明治4年)、「東京区分絵図」(大区小区時代の明治8年)、「実測東京全図」(15区6郡になった明治11年)という具合で、都市の名前としては「東京」だけで、接尾語は用いられていないようです。

日本では、役所の名前だった「東京府」の「地名」への転化は、“東京の市街地”の意味ではなく、“東京府管下一円”を意味するようになったようです。
市街地が大陸式の城壁で囲まれた「都府」でなかったせいかもしれません。
“東京府管下一円”を意味するようになると、伊豆諸島・小笠原までを管轄する「東京府」は、「甲府」・「防府」・「太宰府」などとは異なる性格の言葉になりました。

「市(いち)」の立つ市街地を「市(し)」と呼ぶことは自然なことですが、明治11年の郡区町村編制法で、“人口輻湊”の市街地が「区」と名付けられたのは少し不思議です。
東京十五区や京都、大阪のような大きな市街地を区分する「区」が先行した結果、区分の必要がなかった(当時の)中都市も「区」にしたのではないでしょうか。あるいは、“別ニ一区トナシ”という表現のように、「経済特区」の意味合いがあったのかもしれません。

このように、「市」は文字通り“市街地”を意味する接尾語として生まれ、はじめのうちは“市域一円”の地名としても違和感なく使われていましたが、市域拡大の結果、「市(いち)」の立つ商業地と無縁の地域にまで拡大しました。

YSKさんの問題提起[51028]は、現在では市部と郡部を分けることに違和感があった結果と思います。
まことにもっともですが、明治21年から1世紀以上の時を経て、経済活動が様変わりした結果なのでしょうね。

住宅地が都心から離れ、「市」という名の由来になった商業活動も、広い駐車場を備えた郊外型ショッピングセンターへと移行している現在は、都市というものの輪郭がすっかりぼやけてきているように思われます。
[51071] 2006年 4月 30日(日)11:15:13【1】inakanomozart さん
「一流の田舎町」と「二流の政令市」
[51070] 2006 年 4 月 30 日 (日) 10:20:12 YSK さん
カモシカ等の出現は自然環境等の条件が整えばどこでも起こりうることで、都会か田舎かという問題とは一義的には無関係ということでしょうね。
静岡市の山間部には、カモシカはたくさん生息しているようです。
と言うより、人間はほとんどいなくて彼らが主たる住民と言った方がいいかもしれません。
でも、さすがに狭あいな市街地に出てくることはないようです。

話はちょっと違うのですが、今朝の朝日新聞の読書欄にも著者が紹介されていますが、
首都圏のサラリーマンからある小さな町の役場職員になった方の体験記「一流の田舎町」という本がちょっとした話題となっているようです。
(私は、清水出身の方がその本の装丁をされている関係で、その存在を知っていたのですが)
人口2万人の城下町でも一流になれる。
一方、私の住んでいる町は、言わば「二流の政令市」・・・・
本当に考えさせられます。
[51070] 2006年 4月 30日(日)11:11:12YSK さん
Go to GOTO!!
関東平野只中の自宅周辺では、カモシカとかイノシシはまず出現しませんが、どう見ても私の生活するエリアはど田舎でしょう。カモシカ等の出現は自然環境等の条件が整えばどこでも起こりうることで、都会か田舎かという問題とは一義的には無関係ということなのでしょうね・・・。

さて、新・地域文を久しぶりに更新しましたのでお知らせいたします。
五島・福江島をめぐる
2005年8月8日、広島・長崎フィールドワーク(このフィールドワークの詳細は、きょうちくとうの夏参照)の行程の中で訪れた福江島の記録をまとめています。
[51069] 2006年 4月 30日(日)08:57:21小松原ラガー さん
流石にカモシカを見たことはありませんが・・・
小松原ラガーです。

[51059] 千本桜 さん
一般的な常識として、カモシカが生息しているような所は山岳地帯や人の少ない山奥のド田舎でしょう。私の常識では、そうなります。ところが今朝、アトリエから10メートルほど離れた桜の樹の下で、カモシカちゃんが桜吹雪を浴びながら私の方を見てるじゃあ~~りませんか!!。ドキッ。なんで、こんなスーパータウンにカモシカが出没するんだ。一般的常識に従えば、私の住んでいるところは「山奥のド田舎」と言うことになってしまうじゃあ~~りませんか。(涙)

流石にカモシカは見たことがありませんが、うち(神戸市)の近辺、イノシシなら結構頻繁に出没してたりします。人口150万都市の鉄道や幹線道路が走る街中ですが、彼らは餌がなくなるとお構いなしに六甲山から降りてきます。ある時は3匹のウリ坊を連れて信号待ちしていましたし、ある時は(隣の市ですが、)河原でBBQしている対岸で遊んでいましたし、またある時は市街地から山の中腹の観光施設に向かうロープウェイの駅近くでも「ご対面」しました。
(この「ご対面」した時は流石にちょっと怖かったです。通路で両側に逃げ場がなく、どちらかが引くか、正面衝突しかありませんでしたから。勿論、私が引きましたが・・・)

「カモシカ現る」が「山奥のド田舎」なら「イノシシ現る」で「ド」がとれて「山奥の田舎」くらいでしょうか。

さて、このイノシシたち、六甲山の南側ではよく話も聞くし、実際にお目にかかることもあるのですが、なぜか六甲山の北側で見たという話をあまり聞いたことがありません。私が聞いたことがないだけかもしれませんが・・・ 今度、北側の友人に会う機会があるので、ちょっとイノシシ談義をしておきます。
[51068] 2006年 4月 30日(日)06:30:12オーナー グリグリ
十番勝負を明日終了します
ご無沙汰していました。連休中もいろいろ所用があってなかなか本業(?)に取り組める時間が少なくて悲しいのですが、ぼちぼち改善作業などができればと思っています。

さて、第十一回全国の市十番勝負ですが、まだちらほらと解答も寄せられているようですね。とは言いながら、開始後すでに30日経過しており、感想書き込みなど準備されている方もいらっしゃると思いますので、そろそろクローズしたいと思います。共通項の発表は明日の夕方以降できるだけ早い時間に行います。よろしくご了解ください。
[51067] 2006年 4月 30日(日)05:19:32白桃 さん
夜歩く
昨日は、土曜日、いや「みどりの日」にもかかわらず出勤→ちょっと一杯→もう一杯→新習志野。と、絵にかいたようなお決まりのパターン。で、浦安めざし野口五郎の「青いリンゴ」を唄いながら歩いていたら後ろから木田郡の青年に声をかけられる。
「三郷まではどうやって歩いていくのですか?」
西国分寺から武蔵野線で乗り過ごし、とか。聞いたら息子が通っているジャニーズ学園の後輩らしい。専攻は数学。こういう「武蔵野線の悲劇」に遭遇した加太は他人とは思えず立待岬の壱岐東郷。
「ヘロンの公式を使っても三郷まで歩くのは無理ですよ。」と親切に教えてあげ、
「とりあえず、市川塩浜まで歩きましょう。その頃になると電車も動きますでしょう。」
数学と三郷市の人口談義に花咲港で、楽しい夜のハイキングになりました。

ところで、数学は得意でも地理はあんまり得意ではなさそうなあの青年、もう、電車に乗ったかな・・・
[51066] 2006年 4月 30日(日)03:23:50うるう さん
かつて高校の裏山でもクマの目撃情報がありました。
[51059] 千本桜さん
一般的な常識として、カモシカが生息しているような所は山岳地帯や人の少ない山奥のド田舎でしょう。私の常識では、そうなります。

だとしたら秋田市でさえもド田舎に含まれますね。高校生だったときの通学途中、秋田大学付近でカモシカを見ましたもの。高校在学中、彼らとは数回は出くわしました。コンビニの前に数頭たむろしてたときにはさすがに怖かったです(笑
秋田駅から1キロほどしか離れていない場所ですら見られるのです。

ま、そういう所なのかな、秋田って…(少し自虐)
東北はどこもそういう所だと思ってましたが…。



大学に入っていろいろな地方の人と話す機会がありました。
都内の大学なので半分くらいが東京・神奈川・埼玉の人たちですが、北は稚内、南は鹿児島出身の人と話す機会がありました。もちろん東北各県の人も。やっぱり関西地方出身の人は方言をそのまま使いますね。逆に中国地方、九州地方出身の人たち(四国地方の人とは未だ出会えず)は「方言使って」と言わないと使ってくれません。
ちなみに私は、方言が使えないのです。18年間秋田に住んでいたのに。。。友達に「東北出身なのに訛ってないね」と言われ、嬉しいやら悲しいやら。
地理を極めんとする身として、大学というのは話のネタが豊富でたまりません(笑)。出身地の話を吹っかけると、ほぼ必ず「なんでそんなことまで知ってんの?」と聞かれます。
[51065] 2006年 4月 30日(日)01:55:28EMM さん
すでに「南砺市で熊出没」のニュースが。山の中の話でしたが…
[51064] 般若堂そんぴんさん
米沢市は,街中も油断出来ません.ツキノワグマが出没しないだけ良しとしましょう.
2年前に拙稿[34031]で紹介した「白山市の平野部ど真ん中でのクマ出没事例」があるので、町の真ん中でも決して安心してはなりませぬ。


#うちの裏山にいた(らしい)熊はまだいるのだろうか?
2年前の熊騒動の時、もうちょっと奥の方で捕まった熊がいたけど、あれだったんだろうか?
昨年は近所では一切熊関係の情報がなかったのだけれども、今年はどうなんだろう?
[51064] 2006年 4月 30日(日)01:25:59般若堂そんぴん さん
ニホンカモシカ,市内を走る?
[51059] 千本桜さん
一般的な常識として、カモシカが生息しているような所は山岳地帯や人の少ない山奥のド田舎でしょう。私の常識では、そうなります。
以前友人に聞いた話ですが,米沢の街中をニホンカモシカが走ったことがあるそうです.たしかこの範囲に含まれると記憶するのですが,ちょっと自信なし(某酒造メーカーの近くだったそうです).
その知人とも最近会っていません.今度会ったら,聞いてみます.案外,酒の上の冗談だったりして……(そうだったら怒ってやります!)

米沢市は,街中も油断出来ません.ツキノワグマが出没しないだけ良しとしましょう.

キノコ採りの際に,谷を挟んだ向こう側の斜面にカモシカの親子連れを見たのが一度(前述の知人と同行),やはりキノコ採りの際に自動車と併走するカモシカの親子連れを見たのが一度,植物採集の際に藪の中から威嚇されたのが一度.滑川温泉で友人がカモシカを見た時には,強度近視のために見えませんでした.

ついでに……このあたりに「かもしか展望台」という場所があります.
[51063] 2006年 4月 30日(日)01:20:11futsunoおじ さん
郡から市へ
[51043] YSK さん
まさに団塊ジュニア世代の私ですが、この世代もおばさん・おじさんになりつつある(なっている?)ように感じています。

 団塊、真っ直中のおじさんですが、当分おじさんで通すつもりです。 (65歳になるまでは、合法的?と思っていますので。)

 郡と市の関係が少し話題になっていますが、新潟県内の合併では「郡」が「市」に変わったようなケースがかなり見られます。
 佐渡郡(+両津市)→ 佐渡市、 南魚沼郡→ 南魚沼市、 北魚沼郡→ 魚沼市 といった具合に。 協議再開?になる岩船郡(+村上市)は不明ですが。  
 ついでに、東/中/西頸城郡を編入して拡大した「上越市」は「頸城市」と名を変えても良いほどですし、北/中/西蒲原郡地域からなる「新潟市」は、「蒲原市」であってもおかしくないわけです。
[51062] 2006年 4月 30日(日)00:56:23【1】Issie さん
5港
[51057] じゃごたろ さん
三府五港

「五港」とは,要するに幕末の「安政条約」(日米修好通商条約,ほか)で開港を約束させられた5つの港(神奈川,兵庫,長崎,新潟,箱館)のことなのですね。現実には 神奈川 が「横浜」,兵庫 が「神戸」の名で近代の都市となり,箱館 は「函館」と表記されることになるけれども,それぞれを引き継ぐ都市が「郡区町村編制法」でも「市制」でも別格に扱われたわけです。

けれども,明治最初期にこれらの開港場の支配機構を直接引き継いだのは「県」(最初は「府」)の方でしたから(たとえば,幕末の「神奈川奉行所」に系譜的に直接連なるのは「神奈川県」),廃藩置県後もそれらの県(神奈川県,兵庫県,長崎県,新潟県,函館県[1882~86年])もまた,他の県とは別格に扱われていました。
一番わかりやすいのが明治4年12月(太陽暦:1872年2月)の太政官布告による 府県の配列

 東京府,京都府,大阪府,神奈川県,兵庫県,長崎県,新潟県,…

というのが “公式の府県の配列順序” として定められていました。
1882年に 函館県 が設置されると 新潟県 と次の“関東地方筆頭”の 埼玉県 の間に挿入されました。北海道に同時に設置された 札幌県・根室県 が配列の最末尾(ただし,1879年に設置された 沖縄県 の前)に追加されたのに比べると,破格の扱いです。
この配列は公式には 1947年 の明治憲法失効まで生きつづけました。ずいぶん以前に言及したことがあるように,たとえば「国勢調査報告」が第1回の1920年分から現在と同じ府県配列となっている例があるにしても,やはりこの“明治4年の太政官布告”による配列の方が正式でした。

そして,それは単なる配列の問題だけでなく,たとえば内務省の地方官である 知事 の俸給も
 A:東京府・京都府・大阪府・神奈川県・兵庫県
 B:長崎県・新潟県・愛知県・宮城県・広島県・福岡県・熊本県
の2段階で,他の県知事のそれに加俸するような措置が取られたることもあったそうです。さらには,Aに含まれる両県を「一等県」,Bの7県を「二等県」,その他の県を「三等県」と呼ぶこともあったとか(もちろん,「一等県」の上位には「3府」がすわる)。このような区分は勅令その他,公式には存在しないはずなのですが,恐らくは内務省内のランク付けや昇進過程とも密接に関連したと思われます。

不平等条約の撤廃自体は明治の終わり頃までにほぼ成功するわけですが,実は“不平等条項”の1つである「外国人の居住と移動の制限」を撤廃することは「開港場」たる5港の“独占性”と“優位性”を失わせるものでもありました。
にもかかわらず,開港場を引き継いだ4県(函館県は「北海道庁」に統合されたので)を別格に扱うという「不平等条約の遺産」はこんな形で敗戦直後まで尾を引いていたりもしたのですね。
[51061] 2006年 4月 30日(日)00:09:31【1】YSK さん
大字として捉える
[51059]千本桜さん
太田市でも行政区名と大字名が合致するケースが多々あると思いますが、そこで一つ質問です。例えば、日常会話の中で単に「矢場」「台之郷」と言うとき、YSKさんはそれを大字名として捉えているのでしょうか。それとも行政区名として捉えているのでしょうか。
逆にお伺いしたいのですが、「大字として捉える」ということは具体的にどのような条件が満たされた場合を意図されているのでしょうか。その地名に対し住所的な発想が伴えばOKなのか、それともそれが藩政期の村が変容してきたものであるといったような地誌的イメージを伴っていなければならないのか・・・。

なぜこのようなご質問をしなければならないかと申しますと、現在太田市内はすべて「○○町」といったフォーマットで住所表記が統一されておりまして、住所表記上「大字」は存在しないためです。以下にもご説明いたしますが、この「町」はほとんどすべてかつての「大字」を引き継いだものですから、実質的には両者は同じものです。

このあたりが十分にイメージできませんので、以下的外れなお答えになってしまうかもしれませんがご了承願います。

[34642]にて書きましたとおり、原則として太田市の大字はほぼすべて町名として存続しています(旧尾島町・新田町・藪塚本町のエリアも同様です)。行政区名についても太田市の中心市街地周辺の地域(住居表示で「東本町」等の住所表記が用いられている一帯:行政区名は「一丁目」「大門仲町」など住居表示と異なる)や旧新田町が序数を用いた通し番号区名となっているほかは、原則として「町名」=「行政区名」です。したがって、町名は住所を表現しているほか、地区の名称でもあるわけで、それらを意識的に使い分けるということはしないんじゃないかと思います。地名と地域コミュニティの名称とを包括した地域呼称として町名は理解されていると思います。
[51060] 2006年 4月 29日(土)23:56:53NAGISA さん
「あの町この村、今はどこ?」ソフトウェアの再度のご案内
 本ソフトの案内については、昨年末に、書き込みさせていただきましたが、バージョンアップをいたしましたので、再度お知らせいたします。

(1)「あの町この村、今はどこ?」は、戸籍等に記載のある市区町村が、現在どこの市区町村に変更しているのか、検索するためのソフトウェアです。
(添付しているデーターは、完全データの約30%です。つまり、ソフト試用のためのサンプルデータです。)

(2)「あの町この村、今はどこ?」は、現存する自治体の住所等の情報=「ミニ市区町村便覧」の検索機能を持ち合わせたソフトウェアです。
 具体的には、自治体名称・郵便番号・住所・電話番号・当該の自治体ホームページへのリンクとなります。今後の合併等で変更した情報も、更新データとして提供いたします。(これは、2006年4月1日現在の、全自治体の情報を、フリーデータとして提供しています。)

(3)「あの町この村、今はどこ?」は、便利な「更新データ通知」機能があり、データ更新を見逃すことなく、最新データで利用できます。(現在自治体の情報も対象となっています。)

 当方は、適当な宣伝媒体を持ち得ませんので、この掲示板に書込させて頂きました。当方は「営利団体」ではなく、「営利目的」の書込でも有りませんから、この掲示板の趣旨に反しているかもしれませんが、ご容赦願います。なお、本ソフトは、windows専用でする。

「あの町この村、今はどこ?」ソフトウェアのご案内
「オンラインヘルプ」のURLは、
  http://nagisa.sub.jp/npck/anomatisuport/anom-onlinhelp/matihelp.htm
「ベクターの紹介ページ」
  http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se386658.html
「ベクターのダウンロードページ」
  http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se386658.html
 ぜひ、一度、ご試用なさってください。便利なソフトとなっています。

 なお、この書込に問題があるならば、管理者様のご判断で削除頂いても結構です。(以上)
[51059] 2006年 4月 29日(土)23:36:10千本桜 さん
カモシカが生息するのは都会or田舎
[51038]88 さん
現東かがわ市(旧大川郡引田町・白鳥町・大内町)では、他の大字に統合されて消滅した事例はありません。
[51040]88 さん
現さぬき市(旧大川郡津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町)では、他の大字に統合されて消滅した事例は「鴨部東山」「鴨部中筋」だけです(「鴨部」は「かべ」と読む)。
(中略)
ほんとに消滅した、とは言えない事例かもしれませんが。
ありがとうございました。早速調べて下さったのですね。感謝申し上げます。
そうですよね。大字を統合する必要性など滅多に生じる事ではないと思います。しかし、某町では平成の大合併のどさくさに紛れ、愚行とも思える大字統合が罷り通りそうになりました。結局は合併破綻により大字統合も御流れに成りましたが、統合されて消滅しそうになった大字は面積、人口とも町内最大の大きな大字で、約1万人が住んでいます。(ただし、土地区画整理による新街区は大字を冠しないので、統計上の大字人口はもっと少ない)。住居表示実施で消滅するなら納得もできますが、そうではないのに、このように大きな大字を他の大字に吸収して消滅させる発想はどこから来たのだろう。根本的には住民の無関心が引起した発想でしょうが、責任は地名変更の決定権限を持つ人たちに有ると思います。
面積、人口とも町内最大規模といえば、さぞかしインパクトのある大字だと思うでしょう。ところがこの大字、少し変なんです。他の大字に比べると、ぼやけていて焦点が定め難いのです。私は地理的領域とそのヘソに興味があるのですが、この大字のヘソを地図に落とせと言われても、いまだに迷う。どうしてこの大字がこのような立場に立たされたのかを思うとき、一つには大字名と行政区名の関係にぶつかるのです。行政区に関してはYSKさんも度々書いておられるので、YSKさんに対するレスの形で書き続けてみます。

[51034]YSK さん
太田市内では○○町1区、○○町2区などのように、序数を用いた行政区名がみられます。
わが町と同じですね。人口の少ない区は序数詞を用いませんが、多い所ですと1区~6区まであります。ところで、太田市でも行政区名と大字名が合致するケースが多々あると思いますが、そこで一つ質問です。例えば、日常会話の中で単に「矢場」「台之郷」と言うとき、YSKさんはそれを大字名として捉えているのでしょうか。それとも行政区名として捉えているのでしょうか。私は無意識のうちに使い分けしているのですが、潜在意識には行政区名が大きく作用しているように思えます。わが町では一つの大字名を除き、すべての大字名が行政区名にも採用されています。大字名と行政区名が同じですと利用頻度と言うか、地名としての登場シーンも多くなりますから、強い地名に育って行くように感じます。ところが、行政区名に用いられなかった大字名は地名としての使用頻度が低くなりがちで、住民との係わりも薄いものになってしまうように思えるのです。わが町で消されかかった大字とは、正にこのタイプの大字でした。でも、大字の領域と名称はその程度のことで弄繰り回されてたまるか、と私は思っています。

※どうでもいいけどショックな出来事。
一般的な常識として、カモシカが生息しているような所は山岳地帯や人の少ない山奥のド田舎でしょう。私の常識では、そうなります。ところが今朝、アトリエから10メートルほど離れた桜の樹の下で、カモシカちゃんが桜吹雪を浴びながら私の方を見てるじゃあ~~りませんか!!。ドキッ。なんで、こんなスーパータウンにカモシカが出没するんだ。一般的常識に従えば、私の住んでいるところは「山奥のド田舎」と言うことになってしまうじゃあ~~りませんか。(涙)
[51058] 2006年 4月 29日(土)21:34:32【1】inakanomozart さん
従来からの区域
[51056] 2006年 4月 29日(土) 19:46:14   hmtさん
「市」はこの時に初めてできたと思われるのに、「従来ノ区域」などあったのですかね?
長崎区、金沢区など「区」のあった区域はもちろんのことですが、以前は町々を統合する行政区域が存在しなかった?城下町にも、「従来からの市街化区域」自体はは存在していたということなのでしょう。

私のルーツを何代かさかのぼった戸籍の謄本を見ると、1888年以前のものと思われる戸籍の本籍欄は
『静岡県安倍郡静岡○○町○丁目○○番地』とあり
その後、市町村制度発足後の戸籍の本籍欄は
『静岡市○○町○丁目○○番地(以後静岡県の記載が省略されている。)』とあります。
(この「○○町○丁目」は、いわゆる江戸期からの駿府城下の町名のひとつ)

この「安倍郡静岡」と言うのが「従来からの区域」ということになると思われますが、ただ単に、『静岡』というのは、今の感覚からするとちょっと違和感を感じたりします。
(当時、いわゆる『静岡』周辺には、今の町・村とは違うとは思いますが、○○町・○○村というのが存在したようですが、それらの町・村との関係においては、町でも村でもなく特別な存在だったのでしょうか?)
[51057] 2006年 4月 29日(土)20:07:03【1】じゃごたろ さん
三府五港
[51030] Issie さん

・3府: 東京(麹町区以下,全15区),京都(上京区・下京区),大阪(東区・西区・南区・北区)
・5港:横浜区,神戸区,長崎区,新潟区,函館区

明治国道に関して、うろ覚えだったのでウラをとろうとしていてサボってたのですが、Issieさんの書き込みでその必要がなくなりました(笑)。

明治国道は、一号から六号まで、

一号・・・東京ヨリ横浜ニ達スル路線
二号・・・東京ヨリ大阪港ニ達スル路線
三号・・・東京ヨリ神戸港ニ達スル路線
四号・・・東京ヨリ長崎港ニ達スル路線
五号・・・東京ヨリ新潟港ニ達スル路線
六号・・・東京ヨリ函館港ニ達スル路線

まずは三府五港を結ぶのが最優先だったということなんですね。
[51056] 2006年 4月 29日(土)19:46:14hmt さん
市と郡とが分離することになった明治21年
[51028] YSK さん
今では市部と郡部(町村)とアプリオリに理解していますが、近代の行政機構としての市町村が出来上がったときに市部を郡部から独立させるというルールはどうして決まったのでしょうか。

法律条文上の根拠は、Issie さんが[51045]で引用されたとおりで、下記の文言に基づきます。
明治21年(1888)「市制」第1条 “…市街地ニシテ郡ノ区域ニ属セス別ニ市ト為スノ地…”

それでは、このように市部を郡部と分離するようにした理由は?
やはり、農林業・水産業が経済活動の中心となっていた郡部と異なり、商業・工業・サービス業による経済活動を主とする地域を統治するための別の体制が必要だったからでしょう。
市制町村制よりも10年前の郡区町村編制法(1878)における「区」が「市」の前身であることは、既に[51030]で指摘されていますが、ここで用いられた“三府五港其他人口輻湊ノ地ハ別ニ一区トナシ”という言葉が、このような「経済特区」を表わしています。

このような都市部における流動的な経済活動の存在は、明治4年の戸籍法においても考慮され、寄留制度が設けられています。
明治4年10月の「新聞雑誌」によると、今秋中東京府下の寄留人員は109674名、土着人員672747名とあります。
明治11年、明治21年と時代が下るにつれて、都市部における寄留人口はますます増え、人口輻湊、市街地形成の傾向は、ついに地方都市を含めて市部と郡部を区別するに至ったものと思われます。

明治21年6月27日の朝野新聞には、どんなところが「市」になるのだろうかという記事がありました(明治ニュース事典)。
“その筋にて昨今それらの取調べをなし居る由なり”としながら、“或者の云う処にてはおよそ二万五千戸以上とか、いやそれ以下でもその土地の模様によるとか、現在区を設けてありて郡とその経済を別にし居る処のみ”とか、この落書き帳を見ているようです。
結果的には、明治22年4月1日に31市、1年以内を含めると40市と、従来の「区」に比べてかなり多数の「市」が誕生しました。

付言すると、明治11年の郡区町村編制法の第4条では、上記のように「別ニ」という言葉は使って「特別の区域である」ことは示しているものの、郡と重複して設けられたものか、郡を排除して「区」が設けられたものか、いずれとも判断できません。
この点については、15区6郡時代の東京府に関して、tkshさんから“制度上は「郡と重複して区は存在する」が、実質的にはフレキシブルな運用である「東京府布達」により、郡と区の分離が行なわれた”旨のご教示をいただいています。[33692]

明治21年の「市制町村制」では、経済上の理由から市部を郡部から区別したわけですが、その一方では、郡部一般の経済力にも及ばない離島については、明治22年1月16日の勅令で「町村制を施行せざる島嶼」が指定されています。
東京府管下 小笠原島、伊豆七島、 長崎県管下 対馬国、 島根県管下 隠岐国
鹿児島県管下 大隅国大島郡 大島, 徳之島,喜界島,沖永良部島,与論島、薩摩国川辺郡 硫黄島,黒島,竹島,口之島,臥蛇島,平島,中之島,悪石島,諏訪ノ瀬島,宝島

明治21年の「市制町村制」では、北海道と沖縄も対象外の地域でした。

それはさておき、最初の明治21年「市制」条文に戻ると、
第3条 凡市ハ従来ノ区域ヲ存シテ之ヲ変更セス
とあります。アレ? 「市」はこの時に初めてできたと思われるのに、「従来ノ区域」などあったのですかね?
長崎区、金沢区など「区」のあった区域はもちろんのことですが、以前は町々を統合する行政区域が存在しなかった?城下町にも、「従来からの市街化区域」自体はは存在していたということなのでしょう。

# この「市制町村制」という法律(明治21年法律第1号)には、「市制」(第1章~第7章)と「町村制」(第1章~第8章)とが含まれていて、それぞれが第1条から始まっています。1911年の全文改正の際に別々の法律になりました。
[51055] 2006年 4月 29日(土)18:02:01【1】たもっち さん
一音地名とか
今月の18日に(珍しく)東京出張があったので、そのついでに、いくつかのスポットをぶらついてきました。たもっちがぶらつくスポットの選択はと言えば、大方の予想通り(?)、一音地名とロータリーです(笑)。
というわけで、久し振りに一音地名探訪記を追加しました。
今回訪れたのは、鎌倉市「津」、つくばみらい市「田」、つくば市「佐」の3箇所です。大したものではありませんが、お暇でしたら、一度覗いてみてやってください。

ロータリーのほうもたくさん巡ってきたのですが、探訪記ページの作成はもう少し時間がかかりそうですので、しばらくお待ちください。って、誰もそんなもん待ちやしないか(笑)。


さて、今回の関東訪問によって、経県値がひとつ上がりました。千葉県が訪問から宿泊に変わりました。仕事先が東京都なのに千葉県に泊まったのは、もちろん経県値を意識してのことです(笑)。本当は、接地経験しかない埼玉県に泊まって2点アップしたかったんですけどね。翌日の行動の都合上、つくばエクスプレス沿線で宿を探していたのですが、インターネットタウンページで、三郷市、八潮市を検索してもヒットするのはラ○ホテルばかりで(笑)。結局、柏の葉キャンパス駅付近での宿泊となりました。
#メンバーのどなたかにミニオフのお誘いをしようかとも思いましたが、今回は別口を優先してしまいました。次また機会があれば、ぜひお願いします(笑)。

ちなみに、今年のたもっちの経県値はこんな感じ


そうそう、ひとつ書き忘れてたので書込訂正をば。
今回更新の探訪ページのうち、「佐」のページでは、「つぎは『さ』、『さ』でございます。」というバス車内のアナウンス音声を提供しています。これが今回の目玉と言えば目玉です・・・。
[51054] 2006年 4月 29日(土)17:31:35じゃごたろ さん
問一リターンズ
問七を答えたときに誤答に気が付くべきでした・・・。
あらためて

問一:遠野市

でございます。
[51053] 2006年 4月 29日(土)15:30:54ゆうだい さん
十番勝負
問六 大垣市
問七 加賀市 
[51052] 2006年 4月 29日(土)15:21:59ゆうだい さん
お初です。
はじめまして。

私は約1か月前にこのホームページを見つけました。
そのときは落書き帳を何回か見ていましたが、それ以外に.市町村合併情報..市区町村プロフィール.などを見ていました。
しかしこの落書き帳には奥が深いなあと感心しつつ、今日初書込をさせていただきました。
個人的にはなぜか落書き帳アーカイブズの.「近未来・県のすがた~ビジュアル市町村合併地図~」.を気に入ったりします。
これから迷惑をかけることがあるかも知れませんが、今後もよろしくお願いします。

では早速、十番勝負の解答を。
問一 堺市
問二 新座市
問三 燕市
[51049] 2006年 4月 29日(土)13:38:24じゃごたろ さん
問四
さらに続けて

問四:三沢市

これはどっちで判定されるのかなぁ。。。
[51048] 2006年 4月 29日(土)12:59:22【1】YSK さん
郡奥の手
皆様解説ありがとうございます。
まあ、奥の手としては「○○郡△△市」という「市名」にしてしまうというのもありますがね。由利本荘市とか薩摩川内市とかはこのパターンなんでしょうね。
[51047] 2006年 4月 29日(土)12:36:24じゃごたろ さん
問七
続けて。
尾花沢市の特殊性もわかったつもりです・・・。
これも

問七:二戸市

でお願いします。
[51046] 2006年 4月 29日(土)11:48:16じゃごたろ さん
問一
こんにちは、じゃごたろです。
早朝のうちにおにぎりゲットしようと思ったが、やはり車の数が多くて、早々に退散・・・。

問一:二戸市

ということで。
[51045] 2006年 4月 29日(土)10:38:03【2】Issie さん
市制
[51044] 88 さん
同級生の多くは丙午

私の同級生には「4年に1度しか誕生日が来ない」子がいました。ま,これは4学年ごとにあるわけですが。
「昭和」も50年くらいまでだったら“敗戦”を境に前後にきれいに二分できたのでしょうけど,「戦後昭和」が44年も続くと,今度はこれを東京オリンピックあたりで分けて,都合,「昭和」の “正味62年プラス2週間” を3分割するのが適当なのかもしれませんね。
本当は,天皇の在位で時代を区切ること自体に意味はないと思うのですが。

さて,

[51043] YSK さん
慣習法的に援用

「市」という制度を創設した法律「市制」(明治21年法律第1号;1888年4月17日公布)はこう規定していました。

------------------------------------------------------------------------------
第1条 此法律ハ市街地ニシテ郡ノ区域ニ属セス別ニ市ト為スノ地ニ施行スルモノトス
------------------------------------------------------------------------------

これが,「市」を「郡」から独立した区域とする根拠になる部分ですね。
法律「市制」は,その後全面改正されたりしている(明治44年法律第68号)のですが,この根本規定は変わらず,それが「地方自治法」(昭和22年法律第67号;1947年4月17日公布)の

----------------------------------------------------
第3条  地方公共団体の名称は、従来の名称による。
第5条  普通地方公共団体の区域は、従来の区域による。
-----------------------------------------------------

につながって,慣用的に「市」が「郡」から独立した区域となったものと思います。
「郡」は「地方公共団体」でも,「都道府県の出先機関」でもないので,この法律で市町村との包含関係を規定する対象とはならなかったのでしょう。
そして,「地理的呼称としての郡」の改廃に関して,88 さんの紹介された 第259条の規定があるわけです。
行政上,都道府県内をどのように区分して出先機関を設置するかを決定する権限は都道府県に与えられましたから,戦時下に「出先機関としての郡」を事実上復活させた「地方事務所」のその後の運命は各都道府県によって様々だった,というのは前言([51042])の通りなのですが,
そこで触れたとおり,「勅令による地方事務所」が「市」を管轄区域に含まなかったのとは違って,地方自治法の下,各都道府県がそれぞれの裁量で設置した出先機関(「地方事務所」であったり,「支庁」であったり,最近はやりの「行政センター」であったり…)の中には「市」も管轄に含める例も多く見られます。
「平成の大合併」で市町村の再編が劇的に進む直前まで,行政レベルでは「市」が「郡に代わるもの」に含まれる例は珍しくなかったものと思います。
[51044] 2006年 4月 29日(土)10:18:2488 さん
郡と市
[51042]Issie さん
[51035]88
昭和前期(地方自治法成立)
すみません。初稿では「戦前(地方自治法施行前)」と書いていました。ただ、「戦前」と書くと、議論が別の方向へ行くかな、と懸念し、差し替えたのですが、あまり意味がなく、適切ではない表現でしたね(早くも自省)。
ちなみに私はIssie さんより数年年少で、世代としてはさほど違いはありません。同級生の多くは丙午です(←この微妙な表現、お分かりいただけるでしょうか)。ですから、
「戦後」は決して「昭和前期」ではない,というのが私の感覚なのですが,
には、同じ感覚です(書いた当人にしては無責任ですが)。

[51043] YSK さん
どこかの市が、「うちは“○○県□□郡△△市”と名乗りたい」と言ったとしても、それを却下できる法律はないということでしょうか(まあ、こんな市ないとは思いますが・・・)。
そういうことがあれば、非常に面白いし、その方法も妙案だとは思います。ただし、残念ながら、現在は、
地方自治法
第259条  郡の区域をあらたに画し若しくはこれを廃止し、又は郡の区域若しくはその名称を変更しようとするときは、都道府県知事が、当該都道府県の議会の議決を経てこれを定め、総務大臣に届け出なければならない。
2  郡の区域内において市の設置があつたとき、又は郡の区域の境界にわたつて市町村の境界の変更があつたときは、郡の区域も、また、自ら変更する。
3  郡の区域の境界にわたつて町村が設置されたときは、その町村の属すべき郡の区域は、第一項の例によりこれを定める。
この第2項の規定により、「市は郡に含まれない」となっているようです。
(第1項、第3項は参考までに併記しております。)

態様はどうであれ、古来から続く地域名称としての郡名については、住所地名からなくなっても後世までちゃんと受け継いでいってもらいたいものです。
まったく同感です。個人的には、合併の是非については、現在生活している人が決めるべきだとは思いますが、地名については、現在の人が恣意的に決めるのは慎重にして欲しいと思います。平成の大合併では、自治体名を決めるのに四苦八苦することも多かったようですが(これからも同様かも)、自治体名=行政的な便宜上の地名と割り切ることも含め、「ほんとの地名」(古来から歴史と伝統ある地名)は、他の場所で十分に活用し、後世に引き継いで欲しいと思います。
[40217]拙稿、[20446] [20468] YSK さん、[20449]NSさんなどでも、この件は同様の書き込みがありますのでご参考に。
[51043] 2006年 4月 29日(土)09:25:41YSK さん
区と市
まさに団塊ジュニア世代の私ですが、この世代もおばさん・おじさんになりつつある(なっている?)ように感じています。

みなさんの区に関するお話を興味深く拝見いたしておりますが、つまるところ現行法令下では市になると郡から離脱するというルールは明確には定めはなく、

[51030]Issieさん
1878年の郡区町村編制法における「区」ですが,この布告で「区」について定めた 第4条 の条文
--------------------------------------------------------------------------
三府五港其他人口輻湊ノ地ハ別ニ一区トナシ其ノ広濶ナル者ハ区分シテ数区トナス
--------------------------------------------------------------------------
の「別ニ一区トナシ」が,「区」を「郡」から独立させることを規定した部分になりますね。

の部分が慣習法的に援用されているということでいいのでしょうか?だといたしますと、どこかの市が、「うちは“○○県□□郡△△市”と名乗りたい」と言ったとしても、それを却下できる法律はないということでしょうか(まあ、こんな市ないとは思いますが・・・)。

態様はどうであれ、古来から続く地域名称としての郡名については、住所地名からなくなっても後世までちゃんと受け継いでいってもらいたいものです。
[51042] 2006年 4月 28日(金)22:41:19【1】Issie さん
[51035] 88 さん
昭和前期(地方自治法成立)

私は,「団塊の世代」と「団塊ジュニア」の間で,「丙午」の少し上,
…もう少し限定すると 梓みちよ の「今日は赤ちゃん」の“赤ちゃん”そのものの世代なのですが(私,12月生まれなので,なおさら…),
最近多用される「昭和」にいささか違和感を感じています。
だって,ここで語られる「昭和」って,たかだか「昭和50年代」くらいでしょ?
私が「懐古趣味の対象としての“昭和”」にリアリティを感じるのは「昭和戦前期」です。昭和40~50年代は,私には懐古趣味の対象たり得ません。
その点から言うと,「戦後」は決して「昭和前期」ではない,というのが私の感覚なのですが,

…ま,要するに,俺達(おれた)の世代が“をぢさん”になっちゃったんですね(この場合,旧かなの微妙な書き分けに従えば“おぢさん”の方が“より”正しいのかもしれない)。

そんなことより…

近代の地方制度の中で「郡」が実質的な行政権限を持った区画として位置づけられたのは,

(1) 1878年 郡区町村編制法(明治11年太政官布告[法令全書通番17])
(2) 1890年 郡制(明治23年法律第36号)
(3) 1899年 改正郡制(明治32年法律第65号)

の,それぞれによります。

(1) は,いわゆる「地方三新法」の1つとして「郡」を府県の下位区画に位置づけ,その出先機関,言い換えれば「“官”の最末端」として,その行政官として「郡長」を置くものでした。一方でその裏返しに,「“民”の最先端」として「府県会」が設置されます。
1888年に公布された「市制・町村制」(施行は1889年)は,1885年の内閣制度,1889年2月11日の大日本帝国憲法発布(施行は帝国議会[第1議会]が開かれた1890年11月29日)に至る流れ(+条約改正)の中で,「明治の国づくり」の到達点を示すものの1つなのだと思います(それが
「郡区町村編成法と区町村会法を単にまとめただけ」
なようにに見えたとしても)。
(2) の「郡制」は,「府県制」とともに議決・公布された(議会開設以前に制定・公布された“法律”である「市制・町村制」とは違って,「府県制・郡制」は帝国議会・貴衆両院の“協賛”を経て公布された“法律”です)ものですが,これに基づく「郡」の再編には大きな障害があったのか,この施行は府県によって大きなずれがあり,結局1899年の法改正(「府県制」も同時に改正)を経て,1900年に岡山県で郡の再編が完了してようやく 府県制・郡制 の全面施行(北海道・沖縄を除く)が実現しました(3)。
この「郡制」によって 郡 には“府県の出先機関”という性格に,議決機関たる「郡会」が設置されて“地方自治体”としての性格が加わりました。従来の「“官”の最末端」としての性格と,「“民”の共同体」(現実には,地主に代表される地方名望家が指導する共同体)としての性格の2面性を共有するものとなりました。前者を代表するのが「郡長」であり,後者を代表するのが「郡会」です。
宮沢賢治は一時期,岩手県の「稗貫郡立(花巻)農学校」の教員であったけれども,その設置主体は“地方自治体としての稗貫郡”だったのですね。

けれども,明治末期から大正・昭和にかけて日本の産業と社会の構造が大きく変わり,地方の名望家支配が動揺する中で,「大正デモクラシー」の下,二次の護憲運動と普選運動の盛り上がりを受けて,“平民宰相”原敬内閣の「改革」の一環として,1921年公布の法律第63号により1923年に 郡会 が廃止されて,まず「地方自治体としての“郡”」が廃止されました。自治体としての 郡 が設置していたものの多くは,花巻農学校 がそうであるように 府県 に移管されました。
さらに,1926年の勅令(大正15年勅令第147号「地方官制改正」)によって“府県の出先機関としての郡”,具体的には「郡長」と「郡役所」が廃止されました。「地方自治体」としての 郡 の廃置は“帝国議会の協賛”が必要な「法律」によらねばならないが,「官=国家の出先機関である 府県 の,さらに末端」としての 郡 の配置は,“天皇大権”の1つ(行政各部の官制を定める権限)に属していて,議会の議決を経ない「勅令」によるものなのですね(ただし,枢密院の諮詢が必要)。

ともかく,こうして 大正の終わり とともに「郡」が具体的な行政権限を持った時代は終わり,昭和 の 郡 は再び“単なる地域区分”に戻りました。そして,域内町村が単独で「市」となったり,他の「市」の一部となったりすることで徐々に消滅に向かうわけです。
ただ一度,1942年の地方官制改正(昭和17年勅令第573号)によって設置された「地方事務所」が事実上,1926年までの「府県の出先機関としての“郡”」を復活したものであった(だから,「市」に事務所が所在しても「市」はその管轄区域に含まれない)のですが,戦後,1947年施行の「地方自治法」によって公選知事と公選議会とを戴く「二元代表制」下の地方自治体としての都道府県に領域内の区分編成権が与えられて,地方事務所はそれぞれまちまちの運命をたどることになったのでした。
[51041] 2006年 4月 28日(金)22:32:13BANDALGOM[熊虎] さん
協議終了
岡山市と建部・瀬戸両町の合併協議会が27日開かれ、合併期日を07年1月22日に決定し、全ての協議が終了しました。

6月議会で合併関連議案を審議するとのことですが、調印式については触れられておらず、前回の合併(御津・灘崎両町)に倣って調印式は行わないのかもしれません。

今日28日は高知市・春野町の第6回合併協議会も行われていますが、協議結果は明日の報道待ちといったところでしょうか。こちらもそろそろ、期日などが決まってくるとは思いますが・・・。
[51040] 2006年 4月 28日(金)22:15:1988 さん
「消滅した大字の有無」調査結果その2 現さぬき市編
[51038]のつづきです。現さぬき市編です。

明治昭和平成
大字大字
寒川郡津田村大川郡津田町津田さぬき市津田町津田
寒川郡鶴羽村大川郡津田町鶴羽さぬき市津田町鶴羽
寒川郡松尾村田面大川郡大川町田面さぬき市大川町田面
寒川郡松尾村富田東大川郡大川町富田東さぬき市大川町富田東
寒川郡富田村富田中大川郡大川町富田中さぬき市大川町富田中
寒川郡富田村富田西大川郡大川町富田西さぬき市大川町富田西
寒川郡富田村南川大川郡大川町南川さぬき市大川町南川
寒川郡志度村大字志度大川郡志度町大字志度さぬき市志度
寒川郡志度村大字末大川郡志度町大字末さぬき市
寒川郡小田村大川郡志度町大字小田さぬき市小田
寒川郡鴨部下庄村大川郡志度町大字鴨庄さぬき市鴨庄
寒川郡鴨部村大字鴨部東山大川郡志度町大字鴨部東山さぬき市鴨部
寒川郡鴨部村大字鴨部中筋大川郡志度町大字鴨部中筋さぬき市鴨部
寒川郡石田村石田西大川郡寒川町石田西さぬき市寒川町石田西
寒川郡石田村石田東大川郡寒川町石田東さぬき市寒川町石田東
寒川郡神前村大川郡寒川町神前さぬき市寒川町神前
寒川郡長尾村長尾西大川郡長尾町西さぬき市長尾西
寒川郡長尾村長尾東大川郡長尾町さぬき市長尾東
寒川郡長尾村長尾名大川郡長尾町さぬき市長尾名
寒川郡長尾村前山大川郡長尾町前山さぬき市前山
寒川郡奥山村大川郡長尾町多和さぬき市多和
寒川郡造田村野間田大川郡長尾町造田野間田さぬき市造田野間田
寒川郡造田村乙井大川郡長尾町造田乙井さぬき市造田乙井
寒川郡造田村是弘大川郡長尾町造田是弘さぬき市造田是弘
寒川郡造田村宮西大川郡長尾町造田宮西さぬき市造田宮西
三木郡井戸村―(注2)大川郡長尾町昭和さぬき市昭和

(注2)井戸村の一部は現木田郡三木町でもある。

以上のように、現さぬき市(旧大川郡津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町)では、他の大字に統合されて消滅した事例は「鴨部東山」「鴨部中筋」だけです(「鴨部」は「かべ」と読む)。

藩政村時は、「寒川郡鴨部東山村」「寒川郡鴨部中筋村」でした。上記のように、明治の大合併(M23.2.15)で「寒川郡鴨部村大字鴨部東山」「寒川郡鴨部村大字鴨部中筋」となりました。昭和の大合併(S31.9.30、旧鴨部村は少し遅れた)で、「大川郡志度町大字鴨部東山」「大川郡志度町大字鴨部中筋」となりましたが、S39、「大川郡志度町大字鴨部」に統合されました。ちなみに、「鴨庄」は、「鴨部下庄」を縮めたものであり、現在の「小田」「鴨部」「鴨庄」の範囲が古来の「鴨部郷」で、付近には「鴨部川」が流れていますから、ほんとに消滅した、とは言えない事例かもしれませんが。
[51039] 2006年 4月 28日(金)22:12:35敷守ほむら さん
市区町村雑学のページで不具合を見つけました
こんばんは。
市区町村雑学のページで不具合を見つけました。

■大和市って市町村の親分?
■旭市は市区町村の大親分?
■東北市ってあったっけ?
■滋賀県に滋賀町はあるの?

これらのページを「市区町村雑学 アクセスランキング」のページから開こうとすると、404 Not Foundになります。
上の4つは「市区町村雑学」のページからのリンクでは拡張子がcgiですが、「市区町村雑学 アクセスランキング」のページからは拡張子がhtmlになってるためにファイルがないと認識されてるようです。
よろしくお願いします。

あと、本題から外れますが、この書き込みでボクの書き込み記事が10件目になりますので、頃合いを見てメンバー登録させていただきたいと思ってます。今後ともよろしくお願いします(*^^)
[51038] 2006年 4月 28日(金)21:51:3688 さん
「消滅した大字の有無」調査結果その1 現東かがわ市編
[51036]千本桜 さん
・・後年になって他の大字に統合されて消滅した事例の有無を知りたいのです。・・・旧大川郡の大川、大内、寒川、志度、白鳥、津田、長尾、引田各町についてのみの情報で結構です。たぶん、そのような事例は無いのではないかと思うのですが、
承りました。ほぼ既存の整理済みデータがありましたので、調査・入力にはほとんど手間はかかっておりません。

まずは現東かがわ市編です。

明治昭和平成
大字大字大字
大内郡引田村大川郡引田町引田東かがわ市引田
大内郡小海村大川郡引田町小海東かがわ市小海
大内郡相生村坂元大川郡引田町坂元東かがわ市坂元
大内郡相生村馬宿大川郡引田町馬宿東かがわ市馬宿
大内郡相生村南野大川郡引田町南野東かがわ市南野
大内郡相生村黒羽大川郡引田町黒羽東かがわ市黒羽
大内郡相生村川股大川郡引田町川股東かがわ市川股
大内郡相生村吉田大川郡引田町吉田東かがわ市吉田
大内郡白鳥村白鳥大川郡白鳥町白鳥東かがわ市白鳥
大内郡白鳥村大川郡白鳥町東かがわ市
大内郡福栄村東山大川郡白鳥町東山東かがわ市東山
大内郡福栄村西山大川郡白鳥町西山東かがわ市西山
大内郡福栄村与田山大川郡白鳥町与田山東かがわ市与田山
大内郡福栄村入野山大川郡白鳥町入野山東かがわ市入野山
大内郡松原村松原大川郡白鳥町松原東かがわ市松原
大内郡松原村帰来大川郡白鳥町帰来東かがわ市帰来
大内郡松原村伊座大川郡白鳥町伊座東かがわ市伊座
寒川郡五名山村大川郡白鳥町五名東かがわ市五名
大内郡譽水村水主大川郡大内町水主東かがわ市水主
大内郡譽水村西村大川郡大内町西村東かがわ市西村
大内郡譽水村横内大川郡大内町横内東かがわ市横内
大内郡譽水村川東大川郡大内町川東東かがわ市川東
大内郡譽水村中筋大川郡大内町中筋東かがわ市中筋
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町馬篠東かがわ市馬篠
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町小砂東かがわ市小砂
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町土居東かがわ市土居
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町中山東かがわ市中山
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町三殿東かがわ市三殿
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町町田東かがわ市町田
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町松崎東かがわ市松崎
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町落合東かがわ市落合
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町大谷東かがわ市大谷
大内郡丹生村―(注1)大川郡大内町小磯東かがわ市小磯
大内郡三本松村大川郡大内町三本松東かがわ市三本松

説明
それぞれ、明治・昭和・平成の大合併の後のものとした。正確には、合併時期に少々のずれや町制施行もあるが、本表では割愛し、概要を示すよう努めた。詳細は、市町村合併情報を参照(ただし、現時点では、入力はまだ途中なので・・)。

(注1)小字として「馬篠」「小砂」等があった(拙稿[49209]参照)

以上のように、現東かがわ市(旧大川郡引田町・白鳥町・大内町)では、他の大字に統合されて消滅した事例はありません。
[51037] 2006年 4月 28日(金)21:20:03【2】むっくん さん
区など(ただし明治時代)
「区」について盛り上がっているようなので、私からも明治期の「区」に関連して一言。

明治4年戸籍法の制定(いわゆる大区小区制)
明治11年三新法の制定(1.郡区町村編成法、2.府県会規則、3.地方税規則)
明治13年区町村会法の制定
明治21年市制町村制の制定
明治22年明治の大合併
明治23年大日本帝国憲法の施行、府県制・郡制の公布

明治4年に制定された大区小区制では(a)大区と小区(e.g.現在の大分県の豊後エリア)もしくは(b)小区のみ(e.g.小倉県)を制定し、江戸時代以来の町村は廃止されました。大区はほぼ郡に相当する単位で、小区は江戸時代以来の町村を数個まとめた単位です。ただ、町村自治の伝統を無視したため、自由民権運動の高まりとともに、住民の自治に対する要求や政府・県への反発は強まります。また、あまりに実情離れしていた大区は廃止されるところも出てきます(e.g.明治6年3月大分県)。

そこで明治11年に制定された郡区町村編成法により、町村自治の伝統を無視した大区小区制が廃止となり、町村の復活がなされます。

そして明治21年に制定された市制町村制は郡区町村編成法と区町村会法を単にまとめただけな気がします。市制町村制をわざわざ制定したのは、日本の法体系を大陸法(プロイセン類似の)法体系に統一するためなのでしょうか・・・。

また明治22年になされた明治の大合併で出来た新町村が旧小区と一致することも多数(大分県では48の新町村が旧小区と一致)あることより、大区小区制は早すぎた近代地方制度ともいえます。

うーん、何かまとまりのない文章となってしまいました。皆様の議論とも違う方向に進んでいるような気がするのでこのへんで終わりとします。

#上記の文章は大分県のことを念頭において書いたため、他の府県では違うかもしれません。
[51036] 2006年 4月 28日(金)20:40:21千本桜 さん
消滅した大字の有無
[49296]88 さん
私は、四国4県分、「角川日本地名大辞典」を所有しております。地元香川県は10年ほど前に新刊で購入し、他の3県はここ数箇月間でネット古書店で購入しました。この辞典で判明しそうなことであれば(図書館へ行くのが面倒であれば)、何なりと調査依頼をお申し付けください。
お言葉に甘えて一つお願いして宜しいでしょうか。私は、明治22年の市制・町村制施行によって誕生した大字のうち、後年になって他の大字に統合されて消滅した事例の有無を知りたいのです。平成の大合併が実施される以前の状況で良いのです。四国全部を調べるのは大変でしょうし、私も少し急いでいるものですから、旧大川郡の大川、大内、寒川、志度、白鳥、津田、長尾、引田各町についてのみの情報で結構です。たぶん、そのような事例は無いのではないかと思うのですが、勝手なお願いで申し訳ございません。宜しくお願い致します。
[51035] 2006年 4月 28日(金)19:56:0388 さん
市区町村
[51030]Issie さん
期待どおり、以心伝心で解説していただき、ありがとうございます。

おおまかに骨子をまとめると、明治期初期においては、
・「町村」が基本である(郡に包括され、郡も権限があった)
・例外的に大都市は「区」とする
・この「区」がやがて「市」となった
というところでしょうか。

その後、明治の後半以降、昭和前期(地方自治法成立)までは、
・「大都市」に限らず、「都市」が「市」になっていった
・「郡」は当初は権限を有したが、大正期から「呼称」だけとなった

戦後は、地方自治法の成立により、
・「市」「町村」は同列に並ぶようになった(国や都道府県との関係で、一部権限のある無しがある程度)
・「市」は感覚的には「都市」だった
・「町」の要件は各都道府県条例によるが、基本的には「町」と「村」の違いはない
・「町」「村」の数が多かったので、(市を含むこともあるが)「郡」の区域等による一部事務組合等が多く成立した

さらに、平成の大合併の時代の昨今、
・人口だけは要件を満たした、(感覚的に)「市」らしくない「市」が急増した
・「市」でもさまざまものがあるので、「大都市」は「政令市」、「中都市」は「中核市」「特例市」となった
・一部事務組合の範囲の(市)町村が合併して「市」になった例も多い
・「町村」の数がかなり減少したので、「市」だけが構成員となる一部事務組合も増加した

・・・・といった感じでしょうか・・・。

そういえば、本サイトは「都道府県市区町村」であって「都道府県郡市区町村」ではないですね・・・。
[51034] 2006年 4月 28日(金)19:35:30YSK さん
序数区
区についての話題がまとまっているようですね。太田市内では○○町1区、○○町2区などのように、序数を用いた行政区名がみられます。これは正式な住所ではありませんが、地域コミュニティの基礎単位として太田市では「行政区」と呼ばれる区画を全市に設定しています(参考:太田市区制規則)。

旧新田町の区域の行政区は新田1区~28区と、通し番号の行政区名となっています。

こういう「区」の使用例もまた多いと考えます。

書き込み数減少のことですが、昨日および本日は「落書き帳」の訪問者数よりも「落書き帳アーカイブズ」の訪問者数のほうが多くなっていたりします。
[51033] 2006年 4月 28日(金)19:22:2088 さん
♪区っ区区っ区~ 区っ区区っ区~
[51032]EMM さん
過去ログを探っていくと、特別区・政令指定都市の区以外の「区」は色々な使用事例があり、一筋縄ではいかない場合もある事が解ります。
・・・
ちなみに、自治会名としての「区」の使用例はアーカイブズ姫路市の「区」とは何か?に収録されている[1346]Issieさんの記事中でもチラッと触れられていたりします。

あれっ?? 私も[51026]を書き込む前に、このアーカイブズは軽く目を通したんですが・・「軽く」読みすぎましたようで・・。「区」を使う例は、全国では少数派だという認識でしたので(少数派の例のつもりで[50978]を書きました)、数が多くてキリがない、というのは「私には」意外でした。
一般的には(この落書き帳「以外」の世間では)、「区」というと、東京23区か政令指定都市の専売特許のようなイメージが強いのではないでしょうか。それが、今回の平成の大合併時に町名・大字などとして、正式な住所に「区」の使用が広がった、と思っています。

仕事から帰宅して改めて書き込んだのですが、まさか[51031]と連続した記事になろうとわ。
これは、[51026] 88
[51024]から[51025]まで約21時間。しかも、昨夜22時以降夜更けまで、誰も書き込まないとは・・。これって、最近では珍しいのでは?
と同じで、本落書き帳は既にGWに入っているのでしょうか?
[51032] 2006年 4月 28日(金)18:04:55EMM さん
姫路市の区、自治会の区
[51026] 88さん
私は、なんとなく、事例があまりないのかと思っていました。だからこそ、過去にも姫路市の区の件が「珍しい」例として話題になったのかと・・・。
過去ログを探っていくと、特別区・政令指定都市の区以外の「区」は色々な使用事例があり、一筋縄ではいかない場合もある事が解ります。

姫路市の「区」に関しては、「区」という区分が公式な住所や通称的なものを含めて各種色々使われる中で、昭和の大合併時における姫路市の「区」という区分の使用例…合併される側の自治体名を市名と町名字名の間に挟む形で残す際に、○○市△△町××や○○市△△××ではなくて○○市△△区××とした…が他に例のない事例であった、と言う事なんでは無いでしょうか。
それが「パッと見が政令指定都市の住所のように見える」形であったためにより一層話題に挙がったのでしょうね。
ところが、平成の大合併で同様の事例が全国各地でいくつも発生してしまった訳です。

ちなみに、自治会名としての「区」の使用例はアーカイブズ姫路市の「区」とは何か?に収録されている[1346]Issieさんの記事中でもチラッと触れられていたりします。
主に農村部での使用例が多いと思われますので、この使用例に接する機会がほとんど無い場合も多いかもしれません。
私も仕事に農業分野が絡んできて接するようになったのでして、それまではあまり耳なじみがありませんでした。
(金沢市内の自治会組織は全て○○町会となっているので…)
おそらく数ある「区」の使用例の中でもトップクラスの数の多さではないかと思うんですが、詳細はよう分かりません。


#この書き込み、[51031]を書き込んだあと間髪入れずに書いたのですが、書き込んだつもりでプレビュー画面で止まったままでした。
仕事から帰宅して改めて書き込んだのですが、まさか[51031]と連続した記事になろうとわ。
[51031] 2006年 4月 28日(金)05:06:37EMM さん
EMMの地名コレクション編集メモ・第91号-2
[51017] みやこ♂さん
では“駒返”・“駒帰”はもちろんのこと,「“魚止”との抱き合わせ」ではいかがでしょう。題して「馬返・魚止コレクション」 う~~~ん,ベタですねぇ,ちょっとピンときませんねぇ。
でももしよろしければ,修正の余地がありますれば,こちらのコレに立候補してもよろしいものでしょうか?
馬・駒は道関係の地名が多いようですが、魚になると川関係になるでしょうか。
まぁそれはそれとして、調べてみると「駒止」「魚返」なんかもありました。
ほかにも色々な動物がぽつぽつとあるようです。
また、「返」←→「帰」と同様に、「止」にも類型として「留」があります。
それぞれ量的には多くないのですが、少しずつながらも広がりはあるので、まとめるとするとこんな感じですかね。

1.○返・○止コレにして、○の部分は動物に限定する。
2.動物名+「返」コレ・動物名+「止」コレに分けて、タイトルで動物の事を謳ってしまう
(この状態で○帰、○留を類型として含めてしまえばよいと思います)

ただ、「車返」「車帰」「荷返」(この3例はいずれも町名字名)など、外すにはちょっと惜しいようなものも散見されますので、

3.返・帰コレ、止コレとして、全て集める。ただし、「留」は「る」と読むものがかなり多くあるので、止コレに含めるなら「とめ」と読むものだけにした方がよいかも。

も有りかも。
ほかにも考えられるまとめ方はあるかもしれません。
どう言った感じで取り組むのが良さそうか検討してみて頂けないでしょうか。
[51030] 2006年 4月 28日(金)00:43:55【1】Issie さん
[51028] YSK さん
近代の行政機構としての市町村が出来上がったときに市部を郡部から独立させるというルールはどうして決まったのでしょうか。

「市」の前身は,1878年の郡区町村編制法における「区」ですが(ご案内の通り,「区」という行政区画単位呼称はこの前にも後にもそれぞれ違った意味で様々に使用されています),この布告で「区」について定めた 第4条 の条文

--------------------------------------------------------------------------
三府五港其他人口輻湊ノ地ハ別ニ一区トナシ其ノ広濶ナル者ハ区分シテ数区トナス
--------------------------------------------------------------------------

の「別ニ一区トナシ」が,「区」を「郡」から独立させることを規定した部分になりますね。
さらに,「郡」について定めた 第3条 と,「区」について定めた 第4条 とが並列に置かれ,それぞれの行政官として「郡長」と「区長」を置くことを並列で定めた 第5条 から,「郡」と「区」が並列の区画であることが導き出せそうです。

これに基づいて実際に「区」が編制されたのは

・3府: 東京(麹町区以下,全15区),京都(上京区・下京区),大阪(東区・西区・南区・北区)
・5港:横浜区,神戸区,長崎区,新潟区,函館区
・その他:堺区,名古屋区,仙台区,金沢区,岡山区,広島区,赤間関区,和歌山区,福岡区,熊本区,札幌区

の各都市(函館と札幌は1879年)で,つまるところ,いずれも当時としては他の都市とは別格の大都市であり,通常の区域とは別に取り立てて治めるべき区域と考えられていたのかもしれませんね。
これらの都市は,いずれも1888年公布の「市制」(明治21年法律第1号)に基づいて 内務省告示 の栄えある“第1号”(明治22年告示第1号;1889年2月2日)で指定された「最初の市」に含まれます。ただし,この告示の筆頭に当然ながら挙げられた 東京市 の発足がこの年の5月1日で,同じ告示で指定されて4月1日に発足した他の30市だけでなく,あとから追加された 佐賀市 にも抜かれて,発足順では32番目であることもご案内でしょう。

「郡」が実質的な行政区画であった古代の律令制の下では,「平安京」は地理的には 山城国 の 愛宕郡 と 葛野郡 の境界上に位置していたけれども,京内は両郡の郡司の管轄ではなく,「京職」の支配下に置かれました。
江戸時代の幕府や藩でも,主要都市と(広義の)農村部とで別系統の支配体制をとることが多かったようです。
明治新政府の発足から廃藩置県直後まで“府・県”と“国・郡”とはお互いに独立した別個の区画であったものが,その後の府県統合が 郡 を単位に進められた結果,府県が膨張して 郡 との包括関係が本来の「郡>県」と逆転してしまうわけですが,その“前廃藩置県期”,政府は当初たくさんあった「府」を 京都・東京・大阪(←この順序に注意!) に限定します。
「府」は特別の存在と考えられたのでしょう(繰り返しますが,この時期,府・県と国・郡は別個の存在です。地理的な包括関係はともかく,行政上の上下関係ないし包含関係はありません)。
で,時を越えて1878年,今や領域内に複数の 郡 を含むまでに成長した 府県 の下位の行政区画として 郡 を位置づける 郡区町村編制法 が定められたとき,3府に限定される前に 府 を称した都市も含めた「枢要な都市」については,通常の 郡>町村 というラインとは別に取り立てて「区」とし,それが「市」に引き継がれた

…なんて,考えてみているのだけど,どうでしょう。

※ところで,私の永らくの疑問なのですが,
なぜ,「市制」で従来の「区」を「市」と呼ぶことにしたのでしょう。
今では韓国・北朝鮮や中国でも都市的行政単位をごく当たり前に「市」と呼んでいますが,このような用法は実は日本の「市制」が最初であるように思います。
台湾では日本の植民地統治下で「市」が編成されましたが,朝鮮では1945年の敗戦まで植民地時代を通じて「市」という呼称は用いられず,朝鮮王朝(大韓帝国)以来の「府」がそのまま(少なくとも公式には)用いられていました。「京城府」が「ソウル市」になったのは戦後のことではないかと思います。
逆に言えば,日本でも1888年の「市制」までは,そのような「市」の用法はなかったわけです。
「江戸市中引き回し」などという表現が時代劇などに登場しますが,もちろん「江戸市」なるものがあったわけではありません。
この「市」の用法,出所はどこなんでしょう。
[51029] 2006年 4月 27日(木)22:01:16林檎侍[花笠カセ鳥] さん
人間将棋雑感
日曜日、某は天童人間将棋の駒武者として参加してきました。
一般公募の駒武者は全部日本人…かと思えば、大学への留学生の方々がいました。
アメリカ、韓国等の他に、アフリカ大陸ベナン共和国の人がいました。「ベナン??一体どこ?」
帰宅後、世界地図で場所を確かめました。図らずも世界地理の学習に(笑)

人間将棋は、土曜、日曜と行われ、土曜日は地元の高校生が、日曜日は一般公募の人が駒武者になります。
人間将棋が全国ニュースに載る場合、土曜日の対局が取り上げられ、四国や九州の新聞にも載りますが、
日曜日の対局は、地元紙でも取り上げません。

日曜日朝のNNNニュースでも人間将棋が出て、「赤軍の角行」が映りましたが、あれは某ではありません。
[51028] 2006年 4月 27日(木)21:50:45YSK さん
[51026]88さん
郡名も、千年の歴史を越えるものも多いですからねえ。
今では市部と郡部(町村)とアプリオリに理解していますが、近代の行政機構としての市町村が出来上がったときに市部を郡部から独立させるというルールはどうして決まったのでしょうか。積極的に明示しないけど市もどこかの郡に所属させるといった発想はでなかったのでしょうかね、ふと疑問に思ってしまいました。
[51027] 2006年 4月 27日(木)20:14:40YSK さん
超難問#42
[50990]にて出題していたイントロクイズ#42ですが、やはり地元の方を除けば難問であったでしょうか。それでもノーヒントで東北以北と突き止められた方もいらっしゃいますので、すごいなあと思いました。

正答は、仙台市でした。中心市街地周辺を一切省き、東北道以西の写真4枚でありました。正答ページにてお確かめくださいね。

追伸
企画展桜2006も地味に更新中!妙義山さくらの里を新規掲載しています。
[51026] 2006年 4月 27日(木)19:54:2688 さん
まとめレス
まず余談から。
[51024]から[51025]まで約21時間。しかも、昨夜22時以降夜更けまで、誰も書き込まないとは・・。これって、最近では珍しいのでは? という訳で、無事、[51025]の書き込みがあったので安心して書き込めます。

あっちこっちにレスを広げると、それぞれからレスをいただき、うれしいことです。済みませんがまとめレスを。
[50983]たもっち さん
[50549]88
ロータリーらしきものを発見しました。ここ(香川県丸亀市)です。
すみませんが、これらは今のところ不採用としております。
いずれも、道路(の本線)からは外れており、普通に走る車はロータリーを回らずに通過できてしまうからです。
了解しました。「ロータリー 回ってはじめて ロータリー」ですね。了解しました。
ところで、88さんから画像を送っていただけるという御提案をいただきまして、とても有難く思っております。ファイルの形式、サイズ等の希望があれば、ということですが、加工も何もせず、撮ったそのままで送っていただくのがいちばん有難いです。
承知しました。近々(いつのことやら)調査予定です。

[50986] ニジェガロージェッツ さん
高松市木太町・・、「区」コレクションの対象外とさせて頂きたく思います。
承知しました。もともと、「正式なもの」ではありませんし。そもそも、コレクション上程前ですしね。

[51003]EMM さん
このような「正式な住所ではない“区”」はほかにも色々事例があると思います。
ひっくり返せばキリがないと言う事でもあります。
私は、なんとなく、事例があまりないのかと思っていました。だからこそ、過去にも姫路市の区の件が「珍しい」例として話題になったのかと・・・。確かにおっしゃるとおり、探せばキリがないのかもしれません。

[50988]YSK さん
・・1つの都邑が市制を施行して郡から独立後、地域名称の中に割って入っていつの間にかもとの郡域名が破壊あるいは消滅する事例が多いように感じます。
確かに多いです。郡名も、千年の歴史を越えるものも多いですからねえ。地域を総称した郡名を自治体名とするか、中心都市名を自治体名とするか(もちろん他のつけ方も)、今回の平成の大合併もいろいろなパターンがありますね・・。
(ただ、同じ郡名でも、私は個人的には、合成地名はちょっと・・(異論のある方は多いでしょうが)。)


最後になりましたが、以下、主として地名コレクションファンの皆さんへ。
トップページの参考文献で紹介されている
「地名から歴史を読む方法」(1999年2月) 武光誠 KAWADE夢新書
[24047] オーナー グリグリ さんが紹介済み)の、文庫版も既に出ています。
「地名から歴史を読む方法」武光誠 河出書房新社 KAWADE夢文庫 ISBN4-309-49548-6
です。上記新書版の加筆修正版だそうです。このなかには、既に同様のものが地名コレクション化されている、
 ・企業とともに発展した町の歴史がわかる地名
 ・「狼」や「鷲」などの動物名がつく地名の由来とは
 ・武家屋敷があったことにちなむ地名
 ・寺社にまつわる地名から信仰と宗教の実態がわかる
 ・全国に見られる城下町の成り立ちを示す地名
など、地名コレクターなら泣いて喜びそうな項目が目白押しです(もう皆さん既読かもしれませんが)。
[51025] 2006年 4月 27日(木)18:52:14じゃごたろ さん
問六
こんばんは、じゃごたろです。
あまり考えなくてもよいものだけを・・・。

問六:牛久市
[51024] 2006年 4月 26日(水)21:59:37矢作川太郎 さん
第11回十番勝負
ココまで来てコレが解らないなんて・・・
問5 府中市(広島県)
こうなったら特殊解で(笑)
[51023] 2006年 4月 26日(水)21:44:20BANDALGOM[熊虎] さん
可決
でるでるさんへ

笛吹市と芦川村が25日の臨時議会で、合併関連議案を可決しました。
5月8日に県への合併申請を行う予定です。

「南魚沼市・塩沢町合併協議会(旧・塩沢町ホームページ)」と、「高島市:プロフィール」は閉鎖されました。
南魚沼市については、沿革で代用するしかなさそうです。

以上、よろしくお願いします。
[51022] 2006年 4月 26日(水)20:45:45じゃごたろ さん
某会社敷地に入る某空港に向かう某ホテルの送迎バス
続けて失礼をば。

いろいろな敷地内に入る、いろいろなバスの話題が出ていますが、私も一つ。ただ、「某」が沢山でてきますが、それは詮索しないで下さいね。

某市に出張して某ホテルに泊まった話。某ホテルは某企業と契約を結んでおり、某企業への出張者の宿泊については、その某企業へ朝出勤のためのマイクロバスを出してくれます。しかし、それとは別に宿泊者の某空港への送迎サービスも行っているのです。そのバスは共通の場合もあるのですが、某空港よりも某企業の方が手前にあるため、某空港に行く宿泊客も、全く関係ない某企業の会社の敷地内に侵入することが可能なのです。

セキュリティーの問題が取りざたされている昨今、どういうことなんでしょうね。
[51021] 2006年 4月 26日(水)20:16:31じゃごたろ さん
地図で読む平成の大合併
こんばんは、じゃごたろです。

ふと昭文社のサイトを見ていたら、タイトルのようなページがありました。

地図がPDF形式で、ダウンロードを前提としているのですね。
[51020] 2006年 4月 26日(水)13:45:38般若堂そんぴん さん
十番勝負
問五:白石市

う~ん,我ながら「亀」というよりもさながら「蝸牛」.
[51019] 2006年 4月 26日(水)09:48:50N-H さん
基地内を走るバス
[51018] スナフキん さん
このバス、何と工場内で従業員輸送用に使われているバスそのものだったとか。さすがに従業員輸送との混用はしていなかったとのことですが、随所にしっかりバス停まであって驚いた、と熱っぽく語ってくれました。

ああ、そういえば、米軍横須賀基地内の一般開放の時にそのようなバス停を見かけました。
バスそのものは走っていませんでしたが。
あそこはいろいろな生活施設がそろっていますね。郵便局、銀行、マクドナルド、などなど。
横須賀の街中を歩いていると、よく米軍兵士の子供用の黄色いスクールバスも見かけます。
[51018] 2006年 4月 26日(水)09:26:46【1】スナフキん さん
ちょっと違うけど面白いバス
先日、広島プチオフに私が参加したときと同様に日中12時間をバスに揺られる愚行を実行した知り合いが、ちょっと面白いバスの話をしていました。

彼はマツダミュージアムの見学ツアーに参加したらしいのですが、広大な工場敷地内で集合場所とされたのはJRの向洋駅近く。ところがミュージアム自体は宇品の方にあるため、集合場所からバス便乗になったそうです。このバス、何と工場内で従業員輸送用に使われているバスそのものだったとか。さすがに従業員輸送との混用はしていなかったとのことですが、随所にしっかりバス停まであって驚いた、と熱っぽく語ってくれました。車はいたってマツダ仕様なのですが、どうやら運転士は広島バスに委託しているみたいだ、とも。もっとびっくりしたのは、有名な企業専用橋「東洋大橋」を、何と渡ることができるらしいということ。これを聞いただけで広島を再訪したくなった私は、多分ビョーキなのでしょう。プチオフの際にこのことを知っておれば、アストラムラインもスカイレールも全無視して見学しただろうに…悔やまれます。

一般に敷地内に乗り入れる路線と異なり、敷地が広大であるがために従業員移動用として設定されているバスは、当然一般人が利用できるはずがないのですが、このケースでは例外的に「その車」には乗ることができるみたいなのでちょっと脱線気味とは思いますが紹介してみました。

*ちなみに、それを気にして勤務先の住宅地図を見てみましたが、当然マツダ敷地内にバス停の記載はありません、念のため。

#最後の一文を後から追加。
[51017] 2006年 4月 26日(水)00:56:53みやこ♂ さん
いろいろ止められちゃった生き物の地名
[51003] EMM さん「EMMの地名コレクション編集メモ・第91号」
過去記事を検索してみた分には、該当する書き込みが見つからなかったのですが、それはそれとして。
あらら。単なる思い込みでしたか,大変失礼いたしました。
実はオイラの知っている身近な「追分」は,3つとも「ウオッちず検索」にヒットしないので,「時間のかかるコレクションになりそう」との感想を抱いておりました。
追分その1「栃木県日光市(旧今市市)
追分その2「栃木県鹿沼市
追分その3「群馬県太田市
ま,どこまで「地名」かは,よくわかりませんけれども。単なる交差点名のような気もしますし,単なる通称のような気も・・・。

さて,「“馬返”単品ではミニコレ」ですか。確かにウオッちずでは10個ほどのようですね。
では“駒返”・“駒帰”はもちろんのこと,「“魚止”との抱き合わせ」ではいかがでしょう。題して「馬返・魚止コレクション」 う~~~ん,ベタですねぇ,ちょっとピンときませんねぇ。
でももしよろしければ,修正の余地がありますれば,こちらのコレに立候補してもよろしいものでしょうか?
[51016] 2006年 4月 26日(水)00:41:17更級14 さん
十番勝負
問七:三鷹市
[51015] 2006年 4月 26日(水)00:01:12更級14 さん
交通由来町名ほか
日曜日に、ときわ路パスを使って茨城県内各地に行ってきました。これはフリーエリア内のJR・私鉄に乗り放題で2000円のきっぷなのですが、5790円分乗車し、かなり得をしてきました。これで茨城県は▲から●となり経県値も2点増加です。
茨城県は合併で自治体名が変わったところが多く、新旧自治体名を頭の中で変換するのにだいぶ苦労しました(笑) 鹿島鉄道の駅では、「茨城県行方____」「茨城県___鉾田_」(_は塗り消した跡)のような看板も見られました。


星野彼方さん
駅名が由来と思われる地名
この旅先で見つけた駅名が由来と思われる地名の候補です。
茨城県鉾田市新鉾田・新鉾田西(鹿島臨海鉄道大洗鹿島線新鉾田駅)
はいかがでしょうか。ただ、裏を取れておらず、駅名由来と「思われる」だけなのですが…。
[51014] 2006年 4月 25日(火)23:52:03にまん さん
女子大の構内
[51001] みかちゅう さん
6-1、大学
大学は学生も私服なので部外者が乗ってもわからないでしょう。年恰好も必ずしも20歳前後とは限りませんし。女子校は…自己判断に任せます(笑)。
問題の女子大構内に入るバスには乗車経験ありです(笑)
場所は東京目白の日本女子大(都バス学05系統)
まぁ、構内といっても門を入ってすぐのところですので、普通にいろんな人が乗っていた印象です。私は知らずに乗っていたので、バスが止まらずにそのまま門の中に入っていって結構あせりましたけど。。。

あと、同じ都バスで東大の構内に入っていくバスにも乗車経験がありますが、こちらは東大病院への足になっている面もあって、本当に老若男女様々でした。

あと、厳密には施設の中に入っていくわけではないですが、関西空港島内の路線では、セキュリティエリア内に入るので、本人確認書類を提示の上一時立入証の発行を受けないと乗れない路線があります。国際郵便局や役所の合同庁舎もあるので用事を作れば誰でも乗れることは間違いないのですが。。
[51013] 2006年 4月 25日(火)22:16:52【2】でるでる さん
つくば市
[51005]桜トンネル さん

桜トンネルさん、こんばんは。合併情報のでるでるです。

つくば市が「特例市になる」

まだ決まったわけではありませんが、つくば市は市長公室政策審議室に特例市への移行検討会を設置して、特例市への移行を検討中のようですよ。

つくば市長は来年(2007年)の4月1日に特例市へ移行することを目標に、6月に市議会で、9月に県議会での同意を得られるようなスケジュールを予定していると表明したそうです。

参考常陽新聞(2006年2月2日付)

#新聞社名を訂正
[51012] 2006年 4月 25日(火)21:39:17SANUKI-Impact さん
No506.十番勝負
問四:諏訪市
[51011] 2006年 4月 25日(火)20:06:04じゃごたろ さん
桜に小雪
こんばんは、じゃごたろです。
本日も朝に小雪がちらついてました。八ヶ岳の雪化粧もちょっとだけ厚化粧になってたし。

さて、十番勝負。なんとなくわかったので、久しぶりに回答。

問三:伊那市

でどうですか。
[51010] 2006年 4月 25日(火)20:00:37【1】SANUKI-Impact さん
No505.十番勝負
絶対正解だと思ったのに間違いだった・・・。
というわけで再度・・・
問三:庄原市

どうやら早とちりをしてたようですね・・・。
[51009] 2006年 4月 25日(火)18:47:06SANUKI-Impact さん
No504.十番勝負
問三:高松市
[51008] 2006年 4月 25日(火)10:52:28miki さん
お久しぶり!自治体変更の官報告示
[51000]はやいち@大内裏 さん
総務省による自治体変更の官報告示が掲載されるのは3/17の岩出市以来約1ヶ月ぶりですね。
私はこれをずっと待っていました!
...次は山梨県芦川村の笛吹市編入か福岡県みやま市ですね。
[51007] 2006年 4月 25日(火)10:41:51水城珠洲 さん
通研行き急行
[50997]N-Hさん
あ、忘れてました。(ひととき利用していたのですが)
2500円の回数券を2000円で訂正もせずに売ってるあれですね。
昔のJRの回数券を一回り小さくした感じでマニア受けしそうなのですが、あまり知られていないようです。

ついでに・・・
3、医療・福祉施設
神奈中-市立病院
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.20.15.227&el=139.25.10.899&la=1&sc=3&prem=0&CE.x=239&CE.y=267

Yahooマップのは古いですね。経路も違います。
現在は本村交差点を曲がってサンクスの手前で右に入ってきます。

病院の扉の前に専用のロータリーがあり、そこで乗降します。
[51006] 2006年 4月 25日(火)09:14:50深夜特急 さん
第十一回十番勝負
問二:南城市
問三:津市

やっと終わったかな。
[51005] 2006年 4月 25日(火)07:58:49桜トンネル さん
質問
つくば市が「特例市になる」と書いてあったのですが本当でしょうか?
つくば市は特例市になるための条件は全部合格(たぶん)しているからなってもおかしくはないと思いますが
[51004] 2006年 4月 25日(火)07:50:59N-H さん
研究施設にはいるバス
[51001]みかちゅうさん
広大な研究所はあまりないので、研究所の門のそばに停留所を設置していると思われます。
私や水城珠洲さんがご紹介した横須賀の山の上の研究施設は、地図をみればおわかりかもしれませんが広大な敷地でありまして、停留所はとても門のそばではありません。
この研究施設には門が3つあり、そのいずれの門からもバスの出入りがあります。いま、バス停Oをこの施設内停留所とすると、その1つ外側のバス停はA,B,Cの3つあります。
このうちAおよびCはこの施設の3つの門のうちの2つのともにすぐ外側にあります。
A
|
O-----B
|
C
つまり門から施設内の停留所Oまではゆうにバス停1つ分の距離(一番近い門までおよそ300mくらいかな)はあります。
ここを起終点および通過点とするバスの系統が5つあります。
すなわち
A-O-B
A-O-C
O-C
O-B(2系統)
というものです。A-O-CおよびO-Bは頻発しているのに対し、A-O-Bは朝夕のみであることから、通常AからB方面へ行くには一般の方もOで系統間を乗り継ぐこととなっており、きわめて珍しいバス停であると思います。上記3つの門のうち2つは、終バスが通過するとすぐに閉じられてしまいます。
なお、ここの施設の総務担当の公式見解は「施設内の無断立ち入り禁止」なのですが、こういう運転形態をしていることからも、黙認状態となっています。
逆に言えば構内から乗ることはできないかと。
ということで、[46550]にも書きましたが、ごく普通に構内で高校生が乗換えをしています。
[51003] 2006年 4月 25日(火)03:07:33【1】EMM さん
EMMの地名コレクション編集メモ・第91号 3題
[50975] オーナー グリグリ様

検索機能についてはfutsunoおじさんのイメージされたものに対して返事をした格好のため、Google窓の話を出し損ねてしまいました。

その後ちょっと考えてみましたが、コレクションのデータが1枚のテキストデータである限りはGoogleでの検索とほぼ同様のシステムにしかなり得ないだろうというところに行き着きました。
1行単位でぶった切って不定形テキストとして扱えばあるいは、とも思ったのですが、
「検索するごとに1回1回元データをぶった切って抽出するようなシステムは、作れたとしても頑固に重くて実用的になレベルにはならないだろう」
「各コレクションが更新されるたびに検索用データベースを作り直して溜めておく手も考えられるが、容量を食ってばっかいつかんだろう」
「元々のデータをそのような形式に変えてしまう手もあるかもしれないが、システム&データを根底から組み直さなければならないだろうから、多分考えた中では一番非現実的」
…と言う事で、そう言う事は考えない方がよい、と言うところに落ち着いてしまいました。
やはりGoogle検索を利用するのが現時点では一番手軽であり最良の方法だと思います。
まずは「今利用できるシステムを、いかに使いこなすか」と言う事ですね。

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[50978] 88さん
[50986] ニジェガロージェッツさん

実際の住所以外で「区」が使われる例として、自治会組織名があります。
例えば金沢市では「○○町会」となっていますが、ほかのところで「○○区」となる場合がある訳です。
町会長・町内会長に当たる役職は区長です。
ところによって自治会行事関係でのみ「○○区」という言い方がでてくるところと、日常的に「○○区」という言い方がなされているところに分かれるようです。
(例えば、拙ホームページに訪問記を載せてある福井県大野市矢ですが、住居案内図や集会施設に「矢区」が使われているところから見ると、日常的に「矢区」という言い方がなされている可能性が高いのでは、と考えられます)
この自治会としての「区」は全国津々浦々にあるはずです。
多分、この手合いは集めきれるものではないと思います。

このような「正式な住所ではない“区”」はほかにも色々事例があると思います。
ひっくり返せばキリがないと言う事でもあります。
ニジェガロージェッツさんの最初のイメージから考えると、やはり正式な住所として使用される例のみを対象として集めて行くのが良いのではないでしょうか。

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[50980] みやこ♂さん

えーと、過去記事を検索してみた分には、該当する書き込みが見つからなかったのですが、それはそれとして。

「追分」は現在でも町名字名として多数残っているようですし、自然地形名にもあるようです。
もともと「街道の分岐点」を指す言葉ですが、逆に見れば2本の街道が合流する地点でもある訳ですから、宿や茶屋などができて地名化していったんでしょうね。
これはそのまま候補として挙げて良いと思います。

もう一方の「馬返」ですが、ウオッちずで検索した限りではミニコレクションとなりそうですね。
同義の地名として「駒返」「駒帰」などもありますので、こういったものも一緒に集めると良いかもしれません。

※「馬返」を落書き帳中で検索してみると、今回のやりとりを除くとすべて日光市の路面電車の馬返駅に関する内容でした。(検索結果
本来「道」な地名なのでしょうが、落書き帳上では「鉄」な地名となっているようです。
[51002] 2006年 4月 25日(火)02:04:30矢作川太郎 さん
第11回十番勝負
そう言うことだったのか。
問3 気仙沼市
[51001] 2006年 4月 25日(火)01:59:38みかちゅう さん
構内に入るバス~どこに入るかで分類
[50991]みかちゅう
[50995]水城珠洲さん
[50997]N-Hさん
[50998]ぺとぺとさん
[50999]あきすてさん

構内に入るバスといっても、その施設にはいろいろあるようですね。そこでちょっと分類してみましょう。

1、商業施設
基本的に立ち入りが自由な施設なので、誰でも普通に利用できます。郊外に大規模店舗を展開しているイオンなどが典型例。六本木ヒルズもここに分類されます。
2、娯楽・文化施設
遊園地や博物館の駐車場の片隅を経由するのがここに分類されます。佐倉の国立博物館の構内もバスが通過していたと思います。
3、医療・福祉施設
バスの主な利用者である高齢者の便を図ったもの。正面玄関先に停留所が設置されていることも多く、バスが来るまで建物内で待っていられるところも。
4、役所・役場
自治体バスでは車庫を置く都合上で起終点となっている例が多い。役場訪問にはぜひとも使ってみたいところ。
5、大規模(集合)住宅
1000戸以上の大規模なマンション建設の場合、住民輸送目的で路線が設定されることも。住民限定の直行バス、途中停留所もある一般の路線、直行に近いけれども対象を限定しないものなどいろいろな場合があります。

ここまではなんの問題もなく乗れると思いますし、心理的にためらうことも少ないかと思います。これ以降のは問題なく乗れるとは限らないパターンを紹介しましょう。

6-1、大学
大学は学生も私服なので部外者が乗ってもわからないでしょう。年恰好も必ずしも20歳前後とは限りませんし。女子校は…自己判断に任せます(笑)。
6-2、小中高校
制服姿の中高生に混じって乗るのもためらいますが、スクールバスになっていなければ乗れると思います。たいていは校門を入ってすぐのところに停留所があるはずです。小学校の場合は大人が乗れば当然目立ちます。また最近は不審者対策という名目で関係者以外の乗車を認めないところもあるようです。
7、研究施設
広大な研究所はあまりないので、研究所の門のそばに停留所を設置していると思われます。バスから降りて建物に入るところで職員証のチェックをしていると思うので、下車した後は速やかに構内から出れば問題ないかと考えます。逆に言えば構内から乗ることはできないかと。
8-1、工場(入口折り返し)
研究施設と同様、工場の門のそばに終点が設けられている場合は大して問題がないでしょう。

これ以降のパターンは構内の手前で下ろされると思います。
8-2、工場構内(奥まで入るパターン)
[50991]で挙げた造船所、修繕工場ともこのパターンです。途中停留所がある場合は寝過ごして終点の構内へ…ということも考えられますが、たいていは職員満載のはずなので構内に入るところで起こされるのではないでしょうか。工場直行便の場合は始発地で乗ることができないでしょう。
9、基地関係
部外者がたやすく侵入しているとそれこそ問題なわけで、どこかでチェックが入って下車させられると思います。構内に入れるのは年に一度の公開イベントのときぐらいでしょうか。もっともイベントの時には通常の路線バスではないわけで、構内の折り返しなども通常とは異なることもあるでしょう。
[51000] 2006年 4月 25日(火)00:48:52はやいち@大内裏 さん
福岡県八女市
4/26の官報で福岡県八女市の廃置分合が可決される見込みです。
のちほどこちらに総務省メールマガジン


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