[104907]で一度レスしましたが、出題直後にあまり詳しく書くのも何なので短文での書き込みでした。皆さんの書き込みもあって、もう気にすることもないでしょうから、もう少し思い出を書きたいと思います。
私がA丘に最初に行ったのは小学生の時の家族旅行ですので千本桜さんが訪れた時の5年後くらいでしょうか。当時は奈良から行くには、京都経由で国鉄H本線で行くのが一般的だったと思います。当時は特急列車も気動車で、京都駅のH線ホームで弁当とお茶と冷凍ミカンを買って乗り込んだのを覚えています。結構な長旅だったはずですが、電車大好き少年だった私は、初めてのH本線の車窓から見る景色に全く退屈しませんでした。
特に
[104914] 伊豆之国さんが
ドラマの中でも、そして映画でも、最初のシーンで紹介されていた餘部の鉄橋を列車が渡る風景。ドラマが放映されて間もないころに列車転落事故が起こり、それからしばらく徐行運転となり、強風時の運休もよくあったそうで、
と触れられている餘部鉄橋を渡ったのは今でも覚えています。その後大人になってから、列車転落事故の後に車で餘部鉄橋の下を通った時、改めてその高さに驚きました。
もっとも、この鉄道ルートは千本桜さんのルートから外れているので、寄り道はこれくらいにして、本題に戻りたいと思います。
前回、A丘には3回訪れていると書きましたが、W県へは4回、通過も含めれば6回行っておりますが、鉄道を使って行くことが多かったので、最初から最後まで千本桜さんのルートでWまで行ったことはありません。しかしB市については、鉄道の場合は大阪方面からJRのB線経由というルートもあり、また天橋立方面への途中でもあるのでB市には結構、馴染みがあります。
一方でF町は、JRH本線でも何回も通っていますがI線との分岐というよりも、どちらかという車での通過が多い所です。F町の北には日本で最古(級)の時計台のある蕎麦で有名な町や島崎藤村の小説のタイトルにもなっている有名な温泉があるほか、その先には冬場はカニを食べに行くことが多い地域ですので、中国道からI連絡道路を使ってよく通ります。また、W県に車で行く場合はF町から千本桜さんのルートである国道D号線を通って行くことになるので、15年程前に家族旅行で車で行ったときにはこのルートを通っています。当然Oトンネルも出来ているので、走りやすい道をただひたすらWを目指して運転したような気がします。途中、道路標識でQ温泉の名前を見てR日記の事を思い出しましたが、国道はバイパスを通っているので温泉街は素通りしてしまいました。
F町以西はトンネルやバイパス以外は基本的に千本桜さんと同じルートのはずなのですが、自転車と自動車の違いは大きく、わずか2~3時間で走り抜けたので通過したという記憶以外は余り残っておりません。この時に一番記憶に残っているのは、A丘近くまで来たときに海が見えたときの感動です。奈良県民にとって海は憧れの対象ですので、延々と山間部を走って海が見えたときの喜びは格別なのです。この気持ちは海なし県民の方には分かっていただけると思います。
A丘は昭和50年くらいに初めて行ったときよりも緑化が進んでいる印象をうけましたが、あの雄大な景色は健在で、何度来ても印象に残ります。W県はA丘が有名ですが、ここから西には砂浜が続き(奈良県民にとってはうらやましい!)ウサギが出てくる昔話で有名な海岸にも2度行っています。また海外旅行で人気の常夏の島と同じ読みの温泉にも一度泊まったことがあり、さらに西の大きな山にも行ったことがあるので、私的には結構馴染みのある県なのです。
ただ、そこへ行くまでは、これを書いていて気付かされたのですが、ほとんど素通りしてしまっています。今後は、前から思っているI線の途中にある天空の城も含めて、途中にもゆっくり行ってみたいなと思いました。