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[103997] 2022年 2月 24日(木)04:09:08白桃 さん
Re:補足
[103993]スカンデルベクの鷲 さん
ご丁寧な補足をいただきありがとうございます。

「『平成の大合併』前後における旧市町村別の自然増減と社会増減の変化」に対して提示した3つの疑問に回答をいただいておりますが、私が特に納得いかないのが3つ目の疑問です。
3.「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差は拡大傾向にあるが、その主因は自然増減率の較差拡大であり、社会増減率の較差の影響は限定的である、としている点
「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差が「平成の大合併」と関連するかどうかはともかく、両地域間には社会増減率の較差が明瞭であるにもかかわらず、「限定的」と、要するに逃げている。
に対し、スカンデルベクの鷲さんは
(総合的な結論)
第二の結論から、市町村合併による社会減の増加は認められない。先行研究が指摘する「周辺地域」での人口減少の加速は自然減の増加によるものであり、合併によってもたらされたものではない。
とされていますが、表3のとおり、中国地方について言えば、「周辺地域」と「中心地域」との社会減の較差は広がっています。その広がり具合は、自然減の較差の広がりより大きいのではありませんか。それを、筆者は「(中国地方の)社会増減率の水準が時系列でみて拡大していたわけではない。」として、合併との関連性を曖昧にしています。
もちろん、この論文を全面否定しているわけではありませんし、「平成の合併」と「人口減少」の関連性を過大視してはおりません。ただ、[103973]にも書いた通り、元々人口が少ないところにおいては「合併」の影響は大きい(人口減少が加速する)のではないかと考えております。面白いことに、 平成合併後の小規模自治体の人口変化と財政においては、未開人さんが提示された(旧)大塔・野迫川の他、実証的比較研究がなされております。
また、スカンデルベクの鷲さんは[103974]にて
これについても私は懐疑的で、昭和の大合併の時期ではそうだったかもしれませんが、ほとんどの場合旧役場が支所として存続した平成の大合併の場合、働き場所がなくなるということはあまりなかったのではないかと考えています。
と、役場が消滅したことによって働き場所がなくなることに対して否定的見解を示されておりますが、旧雄勝町(石巻市)に関するレポートやいくつかの論文において、「平成の合併」によって役場がなくなった所では支所の人員削減などで「公的部門雇用が縮小されている」と記述されております。
[103983] 2022年 2月 21日(月)17:15:46【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 21日(月)17:21:34
白桃 さん
四つの郷の町の唄
本題に入る前に
[103982]N さん
2章2節に書かれている内容ではないですか?
具体的にはこの論文でしょうか。
あ、この部分は読み飛ばしていました。やはり、きちんと読まなければいけませんね。ただ、この方法だと、合併後の転出先・転入元が新自治体域内か域外かが解らないので、「合併の影響」を論じる材料としては有効でないと思います。
とにかく、教えて頂いたこと感謝申し上げます。

さて、昨日、白桃を昭和歌謡の世界に引き込んだ歌手がお亡くなりになられました。鹿児島市(旧谷山町)出身です。ご冥福をお祈りいたします。♪星娘、涙をありがとう…今年は僕がひとり捧げる霧島つつじ・・・ってわけにはいきませんが、イメージする町の人口を記帳いたします・・・
町名町の期間最高人口最高人口年現行
愛知県東郷町1970.04.01~xxxx.xx.xx43,903(2020年)東郷町
島根県東郷町1953.04.01~2004.10.018,835(1955年)湯梨浜町
福岡県東郷町1925.10.01~1954.04.014,903(1947年)宗像市
宮崎県東郷町1969.04.01~2006.02.257,115(1970年)日向市
鹿児島県東郷町1952.12.01~2004.10.1210,773(1955年)薩摩川内市
宮城県南郷町1954.07.01~2006.01.0110,020(1955年)美里町
宮崎県南郷町1940.12.01~2009.03.3014,446(1960年)日南市
兵庫県西郷町1914.07.01~1929.04.018,396(1925年)神戸市
島根県西郷町1904.05.01~2004.10.0116,569(1965年)隠岐の島町
宮崎県北郷町1959.01.01~2009.03.308,859(1960年)日南市
[103981] 2022年 2月 21日(月)14:48:08白桃 さん
疑義:「平成の大合併」前後における旧市町村別の自然増減と社会増減の変化
[103974]にてスカンデルベクの鷲さんからご紹介いただいた地学雑誌の論説をザっとですが読まさせていただきました。
スカンデルベクの鷲さん、どうも有難うございました。
読んで見て、これはどうかな?という疑問が三つありました。
1.合併後に役所が置かれた旧市町村を「中心地域」、それ以外を「周辺地域」としている点
役所が置かれた旧市町村が、新市町村における実際の「中心地域」とは言えないところがかなりある。
例)仙北市、佐渡市、東かがわ市、由布市

2.3つ以上の市町村による合併の場合、2以上の旧自治体が「周辺地域」となっている点
そんな粗い検証で良いのだろうか?「周辺地域」をもっと細かく分けて分析してチョ。

3.「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差は拡大傾向にあるが、その主因は自然増減率の較差拡大であり、社会増減率の較差の影響は限定的である、としている点
「中心地域」と「周辺地域」の人口増減率の較差が「平成の大合併」と関連するかどうかはともかく、両地域間には社会増減率の較差が明瞭であるにもかかわらず、「限定的」と、要するに逃げている。

そして、最も大きい疑問、それは3.に大いに関連するのですが、国勢調査においては、合併後の旧市町村単位での自然増減率・社会増減率を出していないはずなんですが、そこはどうやったのだろう?????

以上の疑問はもちろん書いたご本人に訊かないとわからないのですが、この件に関して何か推察できる方、白桃は間違っている、等ご意見のある方は是非お聞かせください。
[103973] 2022年 2月 20日(日)23:26:10白桃 さん
Re:市町村合併による人口減少への影響
[103971]未開人 さん
大塔地区では25年間で人口が4分の1以下になりました。これ以上に人口減少率が大きい消滅した自治体があるかどうか、白桃さんをはじめどなたか教えていただけると幸いです。
ご指名がありましたので、一生懸命探しました。(笑)
旧)大塔村より人口減少率が高いのは無いだろうと思っていましたが、ありました。(他にもあるかもしれません。)
宮城県の旧)雄勝町(現:石巻市)です。
1995年:5,840人→2020年:1,031人・・・減少率82.346%

合併が人口減少の原因になるかどうか、については白桃も結構真剣に研究?しておりますが、元々人口の少ない自治体にとっては、大きく影響を受ける、これはまず間違いありません。単純に考えても、村役場が無くなれば大きな働き場所が消滅するのですから。しかし、人口減少の主因が「市町村合併」によるものかどうかについて立証するのはかなり難しいのです。未開人さんは1995年~2020年という期間で見ていますが、どうして1995年なのか、これはあまり説得力がありません。それから、合併前の人口推移と合併後の人口推移を検証しなければなりません。都合の良いデータだけをつまみ食いしてもいけません。
また、
これをみる限りでは自治体が存続することは人口減少を食い止める一つの要因にはなりそうです。
これは、表現の仕方がマズい、いやいや、あきらかに認識不足です。鉱業や林業が主産業であったところ、すなわち、基幹産業が衰退あるいは消滅してしまった自治体の多くは合併してもしなくても人口激減の途をたどるのです。もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択しているのが実情でしょう。「市町村合併が人口減少に拍車をかける」ということはありそうですが、合併しないことで「人口減少を食い止めている」自治体があればお目にかかりたいものです。

少しキツメの失礼な書き込みに成りましたが、お許しください。
[103970] 2022年 2月 20日(日)11:13:39白桃 さん
丸亀が発祥の地ではない丸亀製麺
兵庫県加古川が発祥の地である「丸亀製麺」は香川県から撤退。正確に言うと、残り一店舗になったようです。創業者のお父さんが坂出出身というだけで、香川県には直接関係は無かったのですね。丸亀市には今まで一店舗もなかったとか。「さぬきうどん」の味についてもアンマリ自信はない白桃ですが、丸亀製麺の「味」にはピンとこなかったので、丸亀製麺が香川県から撤退しだしたことについては「さもありなん」と思います。もっとも、正真正銘の「さぬきうどん」をウリにしている「〇〇〇〇うどん」もそんなに好きではありませんが・・・。

ついでながら、些末でどうでも良いこと、しかも、文章が簡潔でしっかりしているオーナーに対して畏れ多いことですが、
[103969]グリグリさん
大河ドラマは久しく視聴しなくなったのですが、
「久しく」を入れると現在までも続く時間推移的な意味が加わりますので、「視聴しなくなった」と過去形(過去完了形?)になると、どうも違和感があります。「久しく視聴していない」としたほうが良い気がします。
[103939] 2022年 2月 11日(金)05:32:44白桃 さん
白桃市が政令指定トシに
[103932]千本桜 さん
白桃さんも今月でいよいよ〇〇歳の大台かな。山田吾一派、長生きしようね。
「吾一」と言えば山田吾一しか知らない白桃です。

1952年2月12日香川県大川郡三本松町より「分立」した白桃村は、1955年2月12日に「町」を飛び越えて人口3万人で市制施行。2022年2月12日に、いや、その前日、つまり本日は人口70万人に達し、いよいよ政令指定トシ(歳)になります。ですから、本日は全国的に祝日となっております。
白桃が市制施行した当時、人口70万を超えていたのは、東京を含めて六つしか無かった。今では死語に近い?「六大都市」ですね。今は東京を含めて20。
それにしても、人口は70万に達したけれど、実態はハリボテ、中はガランドウの白桃市。50年前から一歩も進歩していません。それどころか、街全体がシャッター街となってしまいました。これは白桃のせいだけではなく、国勢調査の公表が遅すぎるのが原因です。あと何回国勢調査を迎えられるのかわかりませんが、調査3か月後には人口とDIDが確定し、調査半年後には昼夜間人口比率及び通勤・通学先が分かるようにして欲しいものです。
生きながらえただけでも有り難いと思うべきでしょうが、やはり、欲深い白桃でした。('◇')ゞ
[103924] 2022年 2月 5日(土)11:37:24白桃 さん
名邑三世代.その83(大阪府・後編)
【秀邑】(【大・昭の名邑】)
大阪府の「秀邑」は、我が国を代表する衛星都市である豊中、毛布のマチ・泉大津、ひらかたパーク&菊人形で有名な枚方、もう殆ど大阪市と言って良い守口、中小企業が集積する東大阪の中心・布施、町制施行が案外早かった高石、この期後半に合併もあって急激な人口増をみた寝屋川の七つです。
「秀邑」の中で唯一二級の豊中ですが、白桃の訪問回数では大河原・パリと拮抗しています。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級豊中豊中市豊中村6,218豊中市86,203
一種三級泉大津泉大津市大津町7,669泉大津市33,341
一種三級枚方枚方市枚方町4,325枚方市43,970
一種三級守口守口市守口町3,252守口市58,053
一種三級布施東大阪市布施村4,686布施市150,129
二種三級高石高石市高石町6,405高石町20,814
三種三級寝屋川寝屋川市九箇荘村5,017寝屋川町30,077
「準秀邑」はなく、参考として以下を挙げます。
(参考)名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
柏原柏原市柏原町4,714柏原町23,220
長野河内長野市長野町3,749長野町16,603
箕面箕面市箕面村4,520箕面町21,433
枚岡(東大阪市)枚岡村4,336枚岡町12,972
松原松原市松原村4,170松原町12,210
縄手(東大阪市)枚岡南村3,990縄手町14,922
住道大東市住道村3,945住道町12,628
和泉和泉市伯太村3,770和泉町19,074
庄内(豊中市)庄内村3,649庄内町14,896
福泉(堺市)鶴田村3,520福泉町10,701
盾津(東大阪市)東六郷村3,174盾津町15,457
登美丘(堺市)野田村2,378登美丘町12,340
(大阪市)巽村2,324巽町14,180
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
大阪府の「卓邑」は、この期に市となった和泉、松原、羽曳野、柏原、大東、河内長野、箕面、門真、泉南、藤井寺、摂津、阪南、交野、四條畷、大阪狭山に加え、熊取、忠岡、岬、田尻、島本、美原、豊能の二十二という多さ。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級和泉(9)和泉市和泉市70,701和泉市172,974
一種一級松原(9)松原市松原市47,037松原市132,562
一種一級羽曳野(9)羽曳野市羽曳野市36,982羽曳野市119,246
一種一級柏原(9)柏原市柏原市35,645柏原市79,227
一種一級大東(9)大東市大東市35,354大東市128,917
一種一級河内長野(9)河内長野市河内長野市34,399河内長野市121,008
一種一級箕面(9)箕面市箕面市34,249箕面市124,898
一種一級門真(9)門真市門真町34,228門真市135,648
一種一級泉南(9)泉南市泉南町32,075泉南市64,152
一種二級藤井寺(9)藤井寺市美陵町26,509藤井寺市66,806
一種二級摂津(8)摂津市三島町24,390摂津市85,065
一種二級阪南(7)阪南市南海町13,359阪南市58,193
一種二級交野(7)交野市交野町11,825交野市76,919
一種三級四條畷(8)四條畷市四條畷町9,698四條畷市55,136
一種三級大阪狭山(6)大阪狭山市狭山町9,648大阪狭山市56,996
二種三級熊取(6)熊取町熊取町10,815熊取町42,914
四種忠岡(9)忠岡町忠岡町12,218忠岡町17,509
四種岬(9)岬町岬町19,133岬町19,789
四種田尻(8)田尻町田尻町8,204田尻町6,785
四種島本(7)島本町島本町9,173島本町30,125
四種美原(7)(堺市)美原町12,057美原町37,618
四種豊能(5)豊能町東能勢村3,758豊能町25,722
「準卓邑」はなく、参考として以下の二つを・・・
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
太子(4)太子町太子町5,970太子町14,190
河南(2)河南町河南町8,839河南町17,341
ソレを言ったら終しめいよ、ということになりますが、現役の町村でまだ名前が出ていないのは二つだけですから、大阪府の場合は、「卓邑」にもなっていないところが希少価値?かも。
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[103909] 2022年 2月 1日(火)13:50:05白桃 さん
Re:クイズ ここはどこでしょう
今朝は4時起き、五時半には事務所のカギを開け、久慈頃には小学校五年生以来の事務所(駐輪場管理員詰所)のトイレ掃除。このような健康的生活を送っていましたので、[103905]をリアルタイムで見ることが出来ませんでした。

ここを訪れたのは何年前だったろう、と自分の記事を探していたら、やっぱりありました。[75054]です。この頃の白桃は、落書き帳を日記代わりにしていましたね。それにしても12年近くも前のことだった・・・

注:[75054]にしきりと出てくる人口順位は、当然ながら当時の人口順位です。
[103904] 2022年 1月 30日(日)00:29:45白桃 さん
倉敷は工業
[103903]伊豆之国 さん
よく間違えられるのですが、選抜出場校、倉敷商業ではなく、倉敷工業です。
[103901] 2022年 1月 28日(金)12:30:06白桃 さん
2021年10月1日現在推計人口(事務連絡を兼ねて)
標記人口について、県によっては「2020年国調速報値」あるいは「2015年国勢調査確定値」を基準にしたものを公表しているところがありますが、待ちきれない白桃が47都道府県を「2020年国勢調査確定値」を基準としたものに直して、さきほどオーナーに送信いたしました。

2020年国勢調査時点から増加したのは・・・なんと沖縄県だけです。
そして、特筆すべきは、特別区23区が41,587人の減少となっていることです。東京の人口減少については、1964年五輪後にも減少しておりますが、今回はコロナも関係しているのかもしれません。
1000人以上増加は以下の18市(しかありません。)
さいたま市(8171)福岡市(7,193)つくば市(5,128)流山市(3,989)藤沢市(3,582)柏市(3,270)
千葉市(3,070)吹田市(2,963)川崎市(2,078)大和市(2,011)船橋市(1,775)印西市(1,731)
八千代市(1,518)草津市(1,439)町田市(1,407)国分寺市(1,283)小金井市(1,219)茅ヶ崎市(1,017)

また、「市盗り」の石高にも関係しますが、流山と八千代が20万人を突破、酒田、筑西、坂戸、泉佐野が10万人を割り込んでいます。
その他では、宮古、七尾、坂出など伝統ある市とともに幸手が5万人都市から陥落しました。埼玉県は、1985年国調から8期連続で5万人をきった市はありません。幸手が2025年国調で5万人に復帰?は、かなり難しいのでは・・・
[103879] 2022年 1月 21日(金)06:54:49【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 21日(金)07:49:43
白桃 さん
名邑三世代.その82(大阪府・中編)
だいぶ間隔があきましたが、大阪府の「準名邑」から再開します。
大阪府の「準名邑」はたった二つです。(本来なら準名邑に届かない大津ですが、目をつむって抜擢)
名称現自治体-----1886年戸口表人口---1908年人口
(堺市)第一表3,088湊村4,176
大津泉大津市大津第一表2,908大津村5,007

以下、「準名邑」にも届かないところを参考としてとりあげました。
名称現自治体-----1886年戸口表人口---1908年人口
枚方〇枚方市枚方第一表2,381枚方町2,305
守口〇守口市守口第一表987守口町1,414
尾崎阪南市尾崎第一表2,324尾崎村2,734
国分(柏原市)国分第一表2,067国分村2,457
樽井(泉南市)樽井第一表1,948樽井村1,700
樟葉(枚方市)楠葉第一表1,514樟葉村2,029
芥川(高槻市)芥川第一表1,354芥川村1,943
豊中豊中市岡町第一表807豊中村2,770
富田(高槻市)富田第二表3,265富田村3,499
古市羽曳野市古市第二表2,017古市村3,122
多奈川岬町谷川第二表1,938多奈川村3,691
住道大東市三箇第二表1,812住道村4,143
津田(枚方市)津田第二表1,705津田村2,542
北信達泉南市市場第二表1,671北信達村2,859
深日(岬町)深日第二表1,558深日村2,223
北掃部(岸和田市)春木第二表1,440北掃部村2,918
私部交野市私部第二表1,357交野村3,312
庭窪(守口市)佐太第二表989庭窪村4,383
浜寺(堺市)下石津村第三表1,937浜寺村4,807
高石高石市高石南村第三表1,897高石村6,285
柏原柏原市柏原村第三表1,576柏原村2,411
(堺市)大鳥村第三表1,060鳳村3,132
長野河内長野市記載なし長野村※2,854
向井(堺市)記載なし向井村2,319
〇印の枚方と守口は「生まれながらの町」ですが、守口に至っては人口規模的にどうもね~・・・
長野村※・・・1910年(明治43年)に長野町となる
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「準名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
<付録>
大阪市は1897年と1925年に周辺の町村を大量編入しております。これらの中には、「名邑」「秀邑」に相当するものもあります。以下に大阪市に編入された主な町村を記します。(1889年の人口は町村制が施行された明治22年末の内務省告示34号に記された現住人口、1908年及び1918年の人口は「日本帝国人口静態統計」によります)
町村名町制年戸口表1889年人口---1908年人口---1918年人口
西浜1889第一表西浜町6,304(大阪市)(大阪市)
天保1889記載なし天保町612(大阪市)(大阪市)
平野1889第三表東平野町12,281(大阪市)(大阪市)
玉造1889第三表玉造町7,318(大阪市)(大阪市)
難波第一表難波村25,701(大阪市)(大阪市)
曾根崎第一表曾根崎村11,191(大阪市)(大阪市)
北野第一表北野村8,608(大阪市)(大阪市)
安立1889第三表安立町2,403安立町3,152安立町4,411
平野郷1889第一表平野郷町7,647平野郷町9,926平野郷町13,772
伝法1903記載なし伝法村3,183伝法町6,320伝法町10,946
鯰江1910第三表鯰江村3,520鯰江村6,728鯰江町14,792
中津1911第三表中津村2,421中津村7,652中津町22,853
鷺洲1911第三表鷺洲村2,939鷺洲村11,765鷺洲町35,728
豊崎1912第三表豊崎村3,620豊崎村12,157豊崎町45,894
鶴橋1912記載なし鶴橋村2,164鶴橋村3,899鶴橋町27,589
中本1912記載なし中本村3,137中本村9,319中本町26,877
田辺1914第三表田辺村2,475田辺村3,032田辺町4,618
榎並1914記載なし榎並村1,510榎並村2,732榎並町5,535
玉出1915第三表勝間村3,674勝間村5,060玉出町12,424
今宮1917第三表今宮村4,704今宮村5,309今宮町27,017
千船1922第三表千船村5,259千船村7,219千船村10,098
神津1922記載なし神津村2,394神津村4,057神津村8,222
稗島1922第三表稗島村4,031稗島村5,606稗島村9,325
西中島1923第三表西中島村4,915西中島村6,694西中島村11,608
天王寺第一表天王寺村14,754天王寺村5,194天王寺村22,984
[103874] 2022年 1月 19日(水)18:52:18白桃 さん
Re:十番勝負の問五を考えていて、ふと思ったこと…
[103873]あきごん さん
「世帯数が増えているのに人口が減っている」のはなぜか。つまり人口の「自然減」が「社会増」を上回っている、そういう都市が増えてきているということになります。
「世帯数が増えているのに人口が減っている」のは、そういうことだけではなく、一世帯当たりの人数が減っている場合は同じ現象が生じます。
話を単純化しましょう。
白桃村は5年前に100世帯あり、すべての世帯が5人家族であった、とします。白桃村は健康な人ばかりで、5年間に亡くなった方はゼロ、ですが、赤ちゃんも生まれていません。つまり、自然増減はありません。また、この5年間に他の自治体から転入した人もいません。しかし、100世帯のうち、90世帯から一人ずつ他の自治体へ転出しました。よって90人の社会減となります。そして、残りの10世帯は親と一緒に住みたくない等の理由で子供たちが村内に別の家を造った結果、10世帯が20世帯に成りました。
この結果、5年前と比べてみると「10世帯増加、90人減少」となります。  おわり
[103862] 2022年 1月 17日(月)22:13:02白桃 さん
第五十九回十番勝負「失敗談」
2021年1月15日に保健所の車で運ばれ、それから90日間の入院生活を余儀なくされた白桃ですが、2022年1月15日(つまり、一昨日)には酔っぱらって家の近くで転倒、手首を痛めて感想文を書くのが遅れてしまいました。十番勝負正月場所「千秋楽」にはなにかと「事件」を起こす白桃です。('◇')ゞ

今回は、苦労させられた奇数問題を中心に反省を・・・
問一■日本非核宣言自治体協議会に加入している市
広島、長崎と続く問題市でもっと早くきづくべきでした。それは仕方ないとしても、引っ越して来た時から浦安(当時は東葛飾郡浦安町)が「非核宣言都市」であることを知っていたのに、わざわざ石狩市を選んだせいで、まりんぶる~さんに浦安を盗られてしまったのが悔やまれます。

問三■国勢調査における人口集中地区(DID)が3箇所以上ある市
まったく、「マイッタさん、ナリタさん」でした。市町村人口研究所として、「十番勝負にDIDは縁がない」と思っていたという言い訳はできません。千曲や豊田のDIDについては、飽きるほど見ています。メダル獲得はともかく、猪名川町でピンと来なかった自分が情けないです。政令指定都市のDIDについては、区またがりで連担していても別のDIDとされていますが、やはり、それはおかしいですね。

問九■同一都道府県内に同じ文字で始まる市が複数ある市
簡単な問題も、難解な問題に紛れ込んでいたら難しくなる、の典型でした。おまけに、慎重さが足りなくて津山市で誤答。そのハライセではありませんが、この共通項は「同一都道府県内に同じ文字で始まる市が他にもある市」とした方がスワリが良いと思います。

問五■前回国勢調査から世帯数が500世帯以上減少した市
得意のコースにきたと思いフルスイングしたが空振り、ってことは良くある話ですが、 得意のコースのすぐ隣は、アナというか苦手なのですね。そもそも、非該当の登米市が敗因の原因でした。登米は人口減少数が(市の中で)60位なのです。で、今回は第59回大会なので、人口減少数59位までに入っているところを答えればまず間違いない、と考えたのが大間違い。想定解数の発表前だとは言え、夕張、尾鷲にもっと着目すべきでした。誤答した周南は五年間で世帯数が増えているのですね。誤答のあと、周りのどの自治体よりも人口減少数が多い、あるいは減少率が高い…と迷い道クネクネでした。第二ヒント「五百区切り」から、「500m四方のメッシュで区切った人口カバー率」とか…ともかく、世帯数なんてまったく思いつきません。それにしても世帯数減少は人口減少以上に深刻な問題ですが、東かがわ市、大丈夫かな・・・お題の五市は、呉(該当市の中で世帯減少数最多)、尾鷲(同、最少)、長崎(人口最大)、夕張(人口最少・該当市の中で世帯減少率最高)、宇部(世帯減少率最低)ですから、なんと見事で美しい選択ですね。

問七■市章・紋章・徽章など市のマークが点対称の図柄の市
私も[103820]N さんと同じく、副題リンクのSVを何度もぐるっと真和志てました。((笑):あの方、ひょっとすると超人類というよりは、人類が進化した生命体なのでしょうか?)。回していると市役所の近くにコンビニが見えてきます。「市役所前店」が共通項か、それにしては想定解の数が少なすぎる…、ぐるっと回すというのはサーキット場がある市???と混迷は深まるばかり。

今回は完答8位と、いまいちの成績でした。また、今回混戦となったのは、最初に想定解数が提示されず、提示されても数が多かったので、特に上級者にとっては共通項が絞りづらく、また確証するのに時間がかかったからではないでしょうか。想定解数は多くても79まででしょう。それから、副題リンクについての個人的な感想ですが、助けられたのは問十だけで、一、四、六、七はかえって邪魔でした。

最後に成りましたが、オーナー・グリグリさん、今回も非常に面白い問題をだしていただき、ありがとうございました。次回も宜しくお願い申し上げます。
[103775] 2022年 1月 12日(水)23:37:49白桃 さん
Re:十番勝負について
[103771]北9 さん
問三について、あくまで僕の予想が合っていればですが、[103531]のぺとぺとさんの解答の海老名市が当てはまらないような気がします。
横からシャシャリ出て申し訳ありませんが、海老名市は間違いなく該当市です。ひょっとして北9さんは前のデータを見ているのではないでしょうか?
[103743] 2022年 1月 11日(火)14:12:43白桃 さん
選ばれるべくして選ばれた問五のお題の五市
共通項が分かった後のハナシですが、オーナーはお題の五市について物凄く気を使っている(熟慮されている)といつも感心するのです。
特に今回の問五の五市の選択については、論理的にも、芸術作品?としても最高ですね。ただ問五に対して難を言えば、オーナーの意図を尊重しようする私に、この設問には絶対答えたくも無かった東かがわ市を答えさせるよう仕向けたことです。(笑)
それはさて置き、この問五に関しては、物凄く大胆なことをやられていますね。(マル秘)

ところで、私の住む浦安が・・・あわわ!!!マリンブルーに染まってゆく・・・
[103701] 2022年 1月 10日(月)09:33:27白桃 さん
【訂正】続・国勢調査「土つかずの連勝市」
[103326]白桃
1920年から2020年までの計21回の国勢調査において、市としてデビュー以来3回以上登場し、一度も人口減少を示さなかった現役の市の数は91です。
2連勝の姶良市を漏らしていました。よって市数は92となります。姶良市関係の皆様には深くお詫びして訂正いたします。
[103624] 2022年 1月 7日(金)21:32:00白桃 さん
十番勝負
問五:東かがわ市
問七:新居浜市
[103547] 2022年 1月 6日(木)21:23:54白桃 さん
十番勝負
問九:宇土市
[103523] 2022年 1月 6日(木)09:05:58白桃 さん
十番勝負
問九:津山市
[103522] 2022年 1月 6日(木)08:43:14白桃 さん
十番勝負
問三:伊勢崎市
口惜しいと言うより、恥ずかしい。涙


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