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k_itoさんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[111988]2024年9月1日
k_ito
[111949]2024年8月25日
k_ito
[110966]2024年5月14日
k_ito
[110965]2024年5月14日
k_ito
[110810]2024年5月6日
k_ito

[111988] 2024年 9月 1日(日)06:43:02k_ito さん
碧海都市圏
[111953] 白桃 さん
リプライありがとうございます。こちらこそ、その道の第一人者である白桃さんから反応いただけたことを嬉しく思います。

引用が長くなりましたが、k_ito さんが仰っていること、まさにその通りですが、「豊田広域都市圏」は尾張までは伸びておりません。トヨタの力をしても、旧国境突破は無理?ですかね。(笑)

さすがに尾張名古屋広域都市圏を侵食することはかないませんでしたか(笑)。でもその代わりに信州へは国境を越えて伸びるのですね。まぁ根羽村は戦国時代までは三河だったと聞きますので、さもありなんですが。

また、刈谷と安城の関係についてもお察しの通りで、「刈谷都市圏」というのは形式的なもので、実態は「刈谷・安城都市圏」でしょうね。いずれにしろ、独立した都市圏を維持しているのは注目に値します。

こちらについて、ちょっと気になったので妄想に基づいた計算をしてみます。刈谷市・安城市はともに旧碧海郡であり、碧南市・知立市・高浜市と合わせて碧海5市と呼ばれます。平成の大合併期には5市合併も模索されましたが、5市の財政状況の差が大きいため、財政が比較的健全な市が慎重な姿勢を示し、あまり話が進まないうちに頓挫しました(参考)。しかし、合算すれば人口約53万人は名古屋市に次ぐ県内2位、全国でも姫路市と同程度の規模となります。この合併がもし成立し「碧海市」となっていたら、どのような都市圏を形成するか、あわよくば名古屋広域都市圏から脱することはあるかと計算してみたくなりました。

結論から言うと、碧海市から名古屋市への通勤通学度は1.25で、広域都市圏を脱するには至りませんでした。他市で通勤通学度最大が碧海市となったのは下記の通り。(カッコ内は碧海市域以外での最大)
東浦町(6.88) (名古屋←東浦(5.27))
西尾市(3.18) (岡崎←西尾(0.84))
岡崎市(1.59) (豊田←岡崎(1.51))
豊田市(0.68) (名古屋←豊田(0.66))
西尾市はもともと安城市が通勤通学度最大なので当然で、むしろ値が5を超えて碧海都市圏に入ることを期待したのですが意外と伸びず入りませんでした。碧海市と都市圏を形成する唯一の市町は意外なことに東浦町で、こちらは尾三国境を越えて名古屋都市圏から簒奪した形になっています。さらに副産物として、岡崎市が豊田広域都市圏から外れて、名古屋広域都市圏(レベル4)に組み入れられることになり、つられて幸田町・蒲郡市も移籍することになるようです。

というわけで、以上、妄想でした。これだけでも結構目が痛くなる作業量だったのですが、これを全国分やっておられる白桃さんはやはり常人ではないですね(笑)。
[111949] 2024年 8月 25日(日)18:05:50k_ito さん
「名古屋への通学圏」が意外と広い
[111933] 白桃 さん
ある市の通学状況を見るだけなら、それほど難しくはありません。もっと簡単な方法はあるのかもしれませんが、白桃は次のようにしています。

興味を持ったので、地元・愛知県三河地域の18市町からの「通勤通学度」と「通学度」を調べてみました。いつもいつも他の方には興味のない地域の例で恐縮ですが、個人的にはなかなかおもしろい結果だったので書き込んでおきます。(ルールの解釈はこれであってるでしょうか?というのはちょっと不安ですが)

最大市町への通勤通学度が5を超えて、他市の(狭域)都市圏に入っていたのはこの地域では3市町。知立市が刈谷都市圏、みよし市が豊田都市圏、幸田町が岡崎都市圏に入ります。これはまぁ、いずれも感覚的に妥当なところです。他の市町への通勤通学度がすべて1を下回るのは豊田市と豊橋市で、それぞれ西三河北東部・東三河の市町を広域都市圏として持ちます(豊田広域都市圏はひょっとすると尾張部にも広がっていますかね?調べていません)。西三河南部はというと、最終的には刈谷市からの通勤通学度最大の市が名古屋市なことをもって、名古屋広域都市圏に入るということになるかと思います。ただ刈谷市→安城市と安城市→刈谷市の通勤通学度の差は小さいので、これがもし逆転すると安城市は自力で碧南市・西尾市を傘下とする広域都市圏を形成する、ということになるのでしょうか。これはちょっと意外でした。安城市・刈谷市にまたがる形で自動車部品工場が散在していることが主な要因でしょう。そして刈谷市は名古屋のベッドタウン化が著しい。これはJR東海道線の利便性のおかげです。

通学度になるとどうかというと、東三河の都市同士の豊橋市を頂点とする関係性はほぼ変わりません。豊橋市が名古屋広域通学圏に入るために形式的に全域が名古屋広域通学圏となると思いますが、これは形式的なものです。東栄町が新城市の、豊根村が設楽町の(狭域)通学圏になるのはこの2町村に高校がないためです([111929] 白桃 さん)。

注目したいのは西三河の市町からの通学度です。名古屋から遠い幸田町が岡崎通学圏に入ることを唯一の例外として、他のすべての市町からの通学度最大が、名古屋市なのです。中でも最も西寄りの4市、みよし市・高浜市・刈谷市・知立市は通学度が5を超えて、名古屋市の(狭域)通学圏です(みよし・知立・刈谷はともかく、高浜は乗り換えが必要な支線沿線なのに!)。愛知県の公立高校には尾張・三河の学区分けがありますので、名古屋市内の公立高校普通科への通学は制度上不可です。つまり、高校生なら公立高校専門学科かまたは私立高校しかないのですが、おそらくそれよりも多いのは大学生でしょう。西三河は全域にわたって名古屋市内の大学へ通学する大学生が多いということになると思います。この地域の高校生が進路選択をする際、本人・保護者ともに、下宿して県外の大学へ進学するよりも名古屋市内の大学へ(けっこう遠いのに)自宅から通学することを好むことは感覚的には知っていましたが、数字で見るとこの数字はなかなか衝撃的な数字でした。この地域の人はこんなにみんな、自宅から名古屋に通いたいんですね...という。

そして、西三河と東三河という区分についても興味深かった点が一つ。蒲郡市は歴史的・文化的には間違いなく東三河に含まれるのですが、この通勤通学度・通学度はともに西三河と同じ傾向を示しているのです。通勤通学度については岡崎市が最大なので豊田広域都市圏に入るという、感覚的には違和感のある形(国道248号だけはつながってますけどいちおう...)。そして通学度は西三河各市町と同様に名古屋市が最大で、これは他の東三河の市町にはない傾向です。JR東海道線の利便性が高い関係で名鉄沿線の豊川市などより西三河に出やすい土地柄なのはこれもやはり感覚的には知っていましたが、数字で見るとかなりはっきり見えて興味深かったです。
[110966] 2024年 5月 14日(火)06:22:13k_ito さん
100万石の素浪人
感想に引き続き、小ネタを一つ。今回も私は愛知県優先・無理なら東海三県優先で解答したのですが、その結果として愛知県での石高・正答数がともに100を突破しました。もちろん愛知県は比較的市が多く解答しやすい県であるという点は割り引く必要があると思いますが、同一都道府県で3桁石高・3桁正答はそれほど到達者が多いわけではなく、現時点でいずれかであっても到達している方は下表のとおり。石高はのべ17人目、正答数は11人目の到達のようです。

(開く)同一都道府県で100万石または100正答到達者

ご覧の通り、これで総領主はおろか「狙い」にすらなれないのは愛知県だけです。厳しすぎます(笑)
[110965] 2024年 5月 14日(火)06:16:53k_ito さん
十番勝負
みなさまお疲れさまでした。自分としては今回は完答順が14位と前回より上がり、上々の結果だったように思います。数年前にはまぐれで一桁順位に入ったこともありますが、最近は上級者がさらに増えておられるので一桁は夢のまた夢、10位代前半が望みうる精いっぱいです。その中で今回はヒントがうまくはまってくれたおかげでなんとかここまで来られたという感じです。

ヒントに関することを中心に、解答に至った着想に絞って書いた前回の感想文[109847][109848]グリグリさんから好反応をいただき嬉しかったですので、今回も同様の形式で感想を書きたいと思います。なおこの投稿は、おおよその原稿は昨朝書いていたものに、[110959]グリグリさんのコメントを受けて一部修正したものになります。

まず、ノーヒントでわかったのが今回は3問もありました。この時点で自分としては絶好調です。

問一(新幹線の駅がある市(ミニ新幹線は除く))
みなさんの解答がずらりと並べばそれが事実上のヒントですので、これはすぐわかりました(自分の実力では「他の方の解答が並ぶ前にわかったのでは」などとうぬぼれはしません。それは無理でした)。ここまで進んでいながら安城市が残っていたのはラッキー。

問二(さくら名所100選がある市)
小田原市と岡崎市から城を連想し、他の市に城はないかと調べていたら城址公園の桜が目に入り、近隣の岡崎城も桜が著名なことはもちろん知っていますのですぐに思い当たりました。[110375]千本桜さんが今年の白石川堤一目千本桜をご紹介くださっていたのが印象に残っていたのもよかったです。千本桜さんがご紹介くださる写真を見るたびに、いつか見に行ってみたいというあこがれは募るのですが、4月が最繁忙期の仕事をしているのでこの時期にはるばる東北まで旅行する暇はなく、定年退職後の楽しみにとっておくしかないかと諦めています。まだ20年以上先ですが...

問四(読みの最後が「の」か「と」の市)
これもみなさんの解答が並び、母音O終わりの中で何が正答で何が誤答になっているかという採点を見た後に考えてますので、そのヒントがあるタイミングなら容易でした。

ですが、ここで早速の停滞。区町村・アナグラム1ではひとつも解けず、SV1を待つことになります。

問三(市の魚を決めている市(市の貝・市の海産物なども含む))
アナグラム「たべるとうまい」ではご当地グルメ系へ行ってしまうので浮かびませんでした。逆にSVに釣り竿と釣り人が大量に写っているのは大きなヒントとなり、そこから魚、なるほど市の魚かというところは連想しやすかったです。と思ったらなんと、釣り場をヒントとする意図ではなかったのですか。横浜でタワーと言って思い浮かぶのはキング・クイーン・ジャックの3塔に加え、マリンタワーとランドマークタワーまで、横浜港シンボルタワーという名前は初めて聞きました。
この問題で愛知県からは解答できず岐阜県なら解答可能というのは個人的には意外でした。てっきり海の魚が多いのかと思ったら、意外と淡水魚を指定する例が多いんですね。知りませんでした。

問六(第六十六回全国の市十番勝負の問題市)
アナグラム「少し前の市」はやや抽象的でぴんと来ず。SVは画像だけ見てるとわからなかったですが何かの拍子に画面をタップしたら地図表示になり「十番館」という旅館名が表示されてこれは十番勝負だなと。そう思えば「少し前の市」は少し前の十番勝負を見よということだし、区町村ヒント該当なしは十番勝負問題という意味だし、想定解50は5×10だし、問六は六十六回だしとすべてつながりました。こういう解けるとわかる隠しメッセージが多数込められている問題は好感度が高いです。前回の出題時に重複を避ける仕込みをしていないと成立していない点も含め、素晴らしい出題だと思いました(と思ったら仕込みではなかったのですね笑)。しかし、区町村ヒント該当なしは十番勝負問題ということをなぜかいつまでも覚えられないのは自分の弱点だなと毎度感じます。

問八(市役所の標高が3m未満の市)
アナグラム「マイナスもある」から、最近話題になった市の体積はすぐ思い出しましたが、まさか体積or平均標高を計算しなきゃいけないなんてなぁ、と躊躇してそこでストップ。ですが、そこでSVヒント「3M」を見ればまぁこれはさすがに標高なので、標高なら当然自治体の最高点コレクションを見るべきだろうと開いてみて、なるほど庁舎標高3mかと。みなさんの訝しむ声はこのコレクションとの微妙なずれなこともなんとなくわかりましたが、まぁ四捨五入して3mに乗ったら除外とかそんな感じなのかなぁと深く考えずスルーしてました。線引きに少々そういう怪しいところがあってもどうせ尾張西部の0m地帯なら余裕で該当なので、個人的には解答への影響はなく。
市町村の体積が話題になった際、数学好きとしてはすぐ反応したかったのですが、繁忙期で反応できない間に機を逃してしまっていました。[110383]ほかでサヌカイトさんが計算なさった体積は、まさに高校で習う積分による体積の求積そのものであり、数学的に適切な考えだと思います。なお、ここで計算なさった積分が高校で習う最も一般的に知られた積分ですが、他にも「地図上で等高線に挟まれた領域の面積×等高線からわかるその領域の標高」を考えて足し合わせるというイメージの積分も考えられます。こちらも頑張れば地図から計算できそうですが、やはり同様に実際の求積は簡単ではないかもしれません。

問九(四月以降クマの出没情報がある市)
他の方も言っておられましたが最初はご当地ラーメンを疑うもいまいちしっくりこず。アナグラム「会うとびっくり」でうっすら熊かなぁと感じ、SVが熊取町で確信を得た、という感じでした。とはいえ確たる情報源がうまく見つからないのは相変わらずなので、確実性の高そうな高山市で堅実に解答しました。
想定解数に「?」がつくことから想像した可能性は2つあり、ひとつは今回のような実際には想定解は確定しているけれどグリグリさんが情報を把握する術が乏しく把握しきれていないケース、もうひとつは想定解そのものが時々刻々変化するので確定しないケースの2つです。今回の場合は、失礼ながら採点しながらバタバタしておられる様子から、この問題は後者ではなく前者なのだということははっきりわかりましたし、そういう趣味でやってる人間同士だからこその人間らしいコミュニケーションも一つのヒントになるというメタ構成は個人的には好みです。

アナグラム自体の解凍は自力でできるのでそれが明かされたところで進捗はありません。結局残り3問はSV2で解答に至ります。

問五(ロータリーコレクションの「ロータリー交差点」がある市)
アナグラム「集めています」が地名コレクションなことはわかるも、どれだかはわからず。SV1は芋窪街道沿いにある「ポテトロード」を指していることから、芋に気を取られて迷走。直接物件を指しているSV2でようやくわかる、という次第でした。SVがちょっと横を向けられるとわからなくなるという自分の弱点を露呈しています。

問七(現市長が連続5期以上(出直しは通算するが再選数は数えない/町長からの通算はなし))
アナグラム「5回以上」も読めており、SV1「張記」が「長期」なこともわかっていたのに、市長の期数には連想が至らず。なぜか市盗りの領主とか疑ってました(早川町に領主はいないのに...)。SV2「全国都市会館」で市長会のHPにたどり着き、なるほどなと。データも市長会のHPから拾って解答しました。でも他にまとまってるところがあったんですね。

問十(JRの駅が1駅だけの市)
アナグラム「もう他にない」は抽象的。SV1は「オリーブの木」が目に入りヒントにならず(政治の話題で「オリーブの木」という語を見たことあるなぁとぼんやり思ってました)。SV2の佐倉駅で「もう他にない」のは駅のことかとようやく納得。金沢市は北陸新幹線だということもすぐ合点がいきました。これも問五同様にSV2が直球なので、それを出してくれればさすがにわかる、という感じでした。問一と問十がともに北陸新幹線延伸開業ネタという後から見ればきれいな構図にもかかわらず、鉄道に強い解答者さんたちの解答が意外と伸びなかったあたり、上手な出題だったのだなと感じます。

これで完答、これでもいつもよりはだいぶスムーズでした。以降のヒントについてはまったく見ていません。
[110810] 2024年 5月 6日(月)06:56:06k_ito さん
十番勝負
問五:一宮市
問七:本巣市
問十:清須市


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