落書き帳のペースが落ちつついているので、私のネームの元となっている場所の話でも。
9/15(金)のNHK「ドキュメント72時間」は礼文島の桃岩荘YHでした。
今年度、初のメディア露出がNHKで30分番組というのも、久々に強烈なものでした。
(再放送は、一部地域を除いて今週末の9/23(土)9:30~10:00。NHKプラスは9/22まで)
以前、私が関わったことがある「とある物」が背景として映っており、22年経っても健在である事が確認できただけでも幸いでした。
最近はお客さん自体が「映されたくない」と肖像権で揉め映像に残る事が少ないので、かなり貴重な映像になっています。
私が
[104790]で書いた「ナニコレ珍百景」のロケ映像も、おそらくこれが原因でお蔵入りしましたので。
史料価値としては非常に高いのですが、敢えて流さずに隠した箇所も多いので宿の魅力は3割くらいしか伝わっていないかなと思います。
(ミーティングの寸劇、ハイテンションな館内説明、夕陽を沈める儀式、別棟の喫茶店、送迎車内…)
それでも「知性、教養、羞恥心」を捨てる儀式を映像で残すとは、想定外でした。
宿に来ている人達の感じも、昔と同じですね。
敢えて深掘りして聞かないし、話さないので気づきにくいのですが、意外にも高学歴でお堅い職業の人が多いのです。
今回の取材で、この辺りを掘りあてたのは珍しくて意外でした。
厳しさも垣間見えていました。
昨年までは朝食のみ提供だったのですが、今年は完全に素泊まりのみとスタッフ側の人手不足の影響ですね。
またロケ日が7/30(日)からの3日間とはいえ、夏休み中の学生が少ないのは気になりました。
そもそも人口自体が激減しているのもありますが、予算的に来るまでのハードルが上がり過ぎています。
翌週になると、早めの夏休みを取るサラリーマンが増えるので、宿泊人数が少な目で揉めずに済む収録としてはギリギリのラインでしたが。
(宿として楽しくなるのは、お盆時期を過ぎてからです)
なお、私に取っては体内に染みついているので、懐かしいという感じはせず日常的な一コマでしたが。