[111994] あきごん さん
[111995] グリグリ さん
最近、盛んに報道でも取り上げられており、実際にスーパーの売り場でも品薄状態が続いているようです。
今回の米不足の話題で、平成5年の平成米騒動が引き合いに出されますが、今回については、そもそも何故、米不足が起こったのか不思議でなりませんでした。
だって去年の米の作況指数は101と数字的にはむしろ平年を上回っていたので、いくら酷暑の影響で1等米の割合が低かったとはいえ、不足するとは考えられなかったからです。
私の実感として、春先から、スーパーで普段買っている品種の10kgの米が買えなくなり、5kgの米を買うようになっていました。
他の銘柄も10kgがなくなり、5kg, 2kgしか販売しなくなってきていました。
7月には、普段買っていた品種の入荷がついに止まりました。
南海トラフ地震臨時情報、さらに先日の台風10号絡みで品薄どころか、米自体(もち米除く)が棚から無くなりました。
先週末からは新米入荷で、それなりに戻ってますが。
農林水産省の報告書「
米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針(2024/7/30)」によると、
今年6月末の期末在庫が、昨年同時期よりも40万トン少なくなっています。
在庫が減って来たので出荷量を絞った可能性はあるのかなとは感じています。
気になるのは、今年に入ってから「1世帯当たりの米の購入数量(総務省 家計調査)」が前年比増になっています。
もしかしたら、物価高のせいで米需要が高まっているのかもしれません。
それよりも、マスコミ報道を鵜呑みにして流されてしまう層が、米を買い占めたというのが本筋だと思います。
「需要量<生産量」にも関わらず、瞬間的な需要過多でバランスを崩したのでしょう。
米を買い占めた人は、当面米を買いませんから、今度はお店で「米余り」になるでしょうね。