[23246] 般若堂そんぴん さん
公共交通の位置づけをもっと重くすることにより,工期・工事費については圧縮が可能と思います.これは地下鉄に限らず,LRTや路面電車についても同様ですね
日本の場合は建築基準が厳しく材料費が高いという事もありますが、例を挙げるまでもなく巨大公共事業が当初よりも原因不明で高騰したり、完成した時には社会的使命が果たせなくなっている事は少なくありませんね。中部国際空港のように実際に工期、工事費の節約に成功したケースもあるのですから可能だと思います。
川崎市交通局の川崎縦断鉄道計画,広島高速交通のアストラム・ライン延伸計画などが見直されそうです.地下鉄ファンとしては寂しいのですが,健全な都市交通の形成こそが必要なのは明らかですね.
川崎市の場合、需要が見込めると思うのですが金利が高い資金で建設費を調達する方法なので、運賃収入で返済していかないといけない高速道路とおなじような問題があるので、どこの交通機関も採算に乗せるのは至極難しいと思われます。本当に必要なものは建設すべきでしょうが、それでも採算がとれないならやめるべきだとおもいます。
広島市の場合、財政破綻が目前といわれ新野球場計画も着工目前に破綻した現状ではアストラム・ライン延伸は難しいと思います。広島電鉄(路面電車)の新路線構想の方が実現性は高そうですが、行政側は消極的です。それにしてもかつては「東西線」「南北線」の構想があった広島の地下鉄ですが完全に夢物語となったようです。
またJR西日本の吉備線をLRT化して別会社にする構想があるそうですが、地方都市ではJRローカル線をLRT化する動きが活発化したりして。
余談
四国の高速道路の場合、愛媛の宇和島から内海町を経て高知の中村市まで接続して最終的には現在の「X」字から「8」の字にする構想があるそうですが、地方の格差を是正する大儀名分をしても高速道路の必要性は疑問であります。全国にはそういった路線が多いようですが、高速道路の建設にこだわるではなく高規格の道路で無料で使えるようにしたら良いと思います。
追加:
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