なにから書こうかと悩み、適当にタイトルを付けました。
では、まず
誤答→参考記録扱い、について
[92685]で
これには釈然としないものがあります。正直、何を今さら、と言う気分です。
と書いた理由をもう一つ付け加えるならば、
[92684]Nさんのように
第二十回の問九でも問題訂正があり、この時も何件か誤答があったようです。今回の誤答を参考記録扱いとするならば、こちらも同様の対応をすべきではないでしょうか。
というご意見が必ず出るだろうと懼れたからです。裁判じゃありませんが、一度判定を下したものは、明らかな誤審でもない限り、「一事不再理」で良いと考えているからです。
では次。
[92687]MasAka さん
私は共通項を文章で表現する必要を全く感じていません。出題のバリエーションを広げるには、むしろそういう方向に問題が「進化」していくのは自然な流れでしょう。共通項は常に文章で簡潔に表現できなければならない、というのは出題者にとっても解答者にとっても発想の自由を縛るだけのような気がします。
MasAkaさんがどう思われようがそれこそ発想の自由ですが、もし、出題者がそのような考えにたって問題を作るようになると、共通項の定義があいまいになり、正誤がはっきりしない解答がでてくるのではないかと危惧します。グリグリさんも
[92677]でMasAkaさんほど明言はされてませんが、論理面重視で共通項に辿り着けるようなものから、フィーリング、イメージで捉えて共通項を推測するような問題に「進化」させようとお考えになっているのではないかと思われるフシがあります。それはそれで良いとしても、率直に申し上げますと、
[92658]や
[92677]を読むと、一種の「驕り」のようなものを感じてしまうのです。また、
貝塚市で金メダルを獲得したMasAkaさんが[92464]で「ほぼ直感だけで」と言われているのは、イメージで捉えたということだと思いますし、それは出題の意向に正しく共鳴した結果だと思います。
と我田引水的な言葉が発せられてますが、これには、
[92684]Nさん
解答が貝塚市とあっては「出題の意向に正しく共鳴した」と言えるかは疑問符がつくように感じます。
と同感です。
大体、ことばで表せない共通項はありえないのと違いますか。それが、出来ないというのは、出題者自身が共通項を的確に把握できていない、そうでなければ、面倒で逃げてしまっていることになります。
さて、問九の共通項のことばによる定義について
[92688]デスクトップ鉄さんから、
「一都府県内の一定の領域を、隣接する一都府県との境界線及び連続する海岸線とともに囲む当該都府県の市」
となかなか素晴らしいものをいただきました。
ただ、これだと屁理屈ですが、
[92641]で書いたように自市を一周しても条件に反しない市(例:東かがわ)もあるので、
「同一都府県にあって隣接する一定の領域を、一つだけの都府県との境界線及び連続する海岸線とともに囲む市」
としてはどうでしょうか?
次に問九は、良問か否か
私は、発想としては面白い問題ですけど、次の2点で良問とまでは言えないと思います。(三豊市の件は論外)
1.どういう市が除外されるかが、「該当しない市」を見ても浮かび上がってこない。また、こういう市でも該当することを、お題の5市の中で臭わせていない。
※贅沢を言って申し訳ありませんが、エラリー・クイーンのように、問題の中に犯人(共通項)の手がかり(ヒント)となる伏線を張っていてほしいのです。クリスティのように、「実はこうだった。」と後になってアナグラムヒントで明かされるというものは困ります。もっとも、問九の性格からして上記を実行するのは非常に困難ではなかったかと思います。
2.例えば私のように、「海岸線と都府県境をもつが、その二つが連続しない市」という間違った共通項の想定でも80%以上正答になってしまう。
※こうなると、マグレあたりのクセに「当たらずと言えど遠からずであった。」というヘンな自己満足家を生む。
最後に
「入門コース」についてですが、その「功績」は認めますが、役割は十分果たし終えたと思います。
[92688]デスクトップ鉄さんのご意見に賛同します。
個人的な意見になりますが、「一般コース」完答後に「入門コース」を答えようとなさる方がかなりいますが、第一志望の学校に合格したにもかかわらず、その後で第二志望の学校を受ける、コレ何の意味があるのでしょうか?
私には、何の意味もないどころか、「入門コース」を真剣に取り組んでいる方にとっては、迷惑千万ではないかと思います。
ついで:
[92687]MasAka さん
私が答えるとはおそらく誰も思わなかったでしょうね。
失礼ながら、本当にノー・マークでした。まさに、まさか!、いや、「さすがはMasAkaさん」だと思いました。
※2月7日11時頃、不適切な表現、意味のつながらない文脈、余計な文言等を変更、削除いたしました。
また、「入門コース」については書き加えたものです。