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グリグリの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[92971]2017年7月12日
グリグリ
[92967]2017年7月9日
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[92965]2017年7月9日
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[92949]2017年7月2日
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[92940]2017年6月30日
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[92971] 2017年 7月 12日(水)17:59:52オーナー グリグリ
中核市情報
ピーくんさんからの変遷情報への情報提供(主として中核市関連)を受け、市区町村変遷情報を更新しました。また、合わせて、中核市の指定・中核市への移行に関連する市の議会データなどを調査し、過去に遡って情報を追加しました。以下の変遷情報の検索結果でご確認ください。

中核市の指定検討・中核市への移行検討(見送りも含む)の変遷情報抽出結果

施行時特例市および人口20万人以上で指定を受けていない市の一覧は指定都市一覧ページで確認できます。
最後になりましたが、ピーくんさん、いつも情報提供をありがとうございます。
[92967] 2017年 7月 9日(日)21:07:05オーナー グリグリ
統一地方選挙で行われた決選投票
若年で当選した首長の一覧の更新作業を進める中で、1947年(昭和22年)4月5日に全国で一斉に実施された最初の市町村長選挙の結果、就任日が必ずしも4月5日ではないことが腑に落ちないというか詳しく調べてみたいと考えました。過去記事を検索したところ、むっくんさんが[87886]でEMMさんからの疑問に応える形でわかりやすい説明(推測)を書かれていました。

[87884] EMMさん
第1回統一選挙で当選した方でも就任日にばらつきがあるのか、あるいは誤植なのかは不明。
[87886] むっくんさん
第一回統一地方選での就任日は、無投票の方は原則4/5で、投票が行われた方は4/6以降の数日のばらつき(大半は4/6-4/8の3日間)がある。決選投票を経て当選された方の就任日は、4/16以降の数日のばらつきがある。本来ならば決選投票が行われるはずが、決選投票の辞退により、4/15の決選投票以前に首長が決まったところもある。又、選挙後に公職追放で首長の地位を追われた方もおられ、公職追放者となった日時と選挙確定の日時の前後が微妙な場合も少ないながらもある。
私は当時の新聞各紙から上述のように読み取りました。

就任日にばらつきがあるのは、本来ならば選挙実施以前に確定させるはずの公職追放者に該当するか否かの審議が、選挙実施以前に間に合わずに、選挙後に審議したところが多かったからではないかと推測しています。

この説明をもとにネットで参考情報を探ってみたところ、実際に決選投票がどれくらい実施されたのかが判りました。
資料1:知事公選制と第1回知事選挙(1)(石上泰州)北陸法学 第7巻 第2号(1999年9月15日)北陸大学法学会
資料2:首長選挙改正案作成のための資料 2017年4月3日 選挙市民審議会(第8回第3部門審議会)

1947年自治体数決選投票数比率 1951年選挙数決選投票数比率
長官知事選挙46817.4%知事選挙3438.3%
市長選挙210188.7%
町村長選挙102792242.2%
市町村合計104892422.3%市町村合計72502453.4%
※1947年当時の東京都と北海道は知事ではなく長官、その他の府県は知事
※1947年自治体数は精査検証できていないため誤差がある可能性が高い(1951年選挙数はWikiによる)

上記の通り、決選投票が実施されたのは1951年4月の第2回統一地方選挙までで、1952年以降は、決選投票制から再選挙制に改められ、法定得票数も有効投票数の8分の3(37.5%)から4分の1(25%)に引き下げられました。

決選投票が行われた都道府県は資料1によると、1947年が、北海道、茨城県、千葉県、新潟県、奈良県、和歌山県、高知県、宮崎県の8道県、1951年が、愛知県、徳島県、宮崎県の3県です。決選投票が行われた市町村は調べ切れていません。資料1のP10に記載がありますが、1947年の8道県のうち、奈良県と宮崎県では最多得票を獲得した候補者が選挙直後に公職追放となったため決選投票は行われず、二位の候補者が無投票当選となり、その他の道県では4月15日(北海道のみ16日)に決選投票が行われ、北海道、茨城県、千葉県、新潟県では一回目の投票における最多得票者が決選を制し、和歌山県と高知県では二位の候補者が逆転で勝利しています。

資料1には、法定得票数の比率や決選投票が採用された経緯が詳細に記述されており、とても興味深い資料になっています。再選挙制に改められて以降、知事選で再選挙が実施されたことはありませんが、資料2によれば、市町村選挙でのこれまでの再選挙の実績として、1979年4月の千葉県富津市長選、1992年2月の奈良県広陵町長選、2003年4月の札幌市長選、2007年4月の宮城県加美町長選、2017年1月の鹿児島県西之表市長選の5例が挙げられています。
[92965] 2017年 7月 9日(日)15:11:25オーナー グリグリ
若年で当選した首長の一覧
Nさんから[92898][92936]でいただいておりました情報を確認し、若年で当選した首長の一覧を更新しました。記事にある関連資料についても一通り目を通し、町議会議員情報から生年月日を確認するなどの追加の情報も含め更新しましたが、更新漏れや間違いがあればご指摘ください。情報提供をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

情報更新に合わせて、生年月日欄に年齢情報から考えられる範囲を記入するようにしました。また、村の町制施行による首長継続時には欄を統合して任期数を通算するようにしました。その他、就任日、任期数など、訂正も行いました。
[92949] 2017年 7月 2日(日)08:44:07【1】オーナー グリグリ
神戸コレクション、うとうコレクション
「神戸」コレ「うとう」コレをリリースしました。神戸は「ごうど」コレと合わせてお楽しみください。

「うとう」という地名はコレクションページにも記載しましたが、空洞状地形や凹状地形に付けられた地名という説があります。表記としては、「謡, 宇頭, 宇藤, 宇洞, 宇東, 宇当, 宇筒, 有東, 有洞, 有道, 歌生, 歌道, 卯当, 卯遠, 烏頭, 鵜頭, 善知鳥, 宇トウ, ウトウ」の19種類が見つかっています。「うどう」の読みも揺らぎとして含めました。マピオンだけでなく、地理院地図などからも拾いました。「うと、うど」などの読みも同系統の地名と思われますが、このコレクションでは「うとう・うどう」に限定しました。

「善知鳥」は、海鳥の名前や能の演目として知られていますが、地名としても東北に数多く分布しています。東北以外でも、長野県塩尻市の善知鳥峠が有名です。落書き帳では、善知鳥峠の話題が過去に数多く出ていますし、青森市の古名が善知鳥であったという記事やEMMさんの青森市の善知鳥神社訪問の記事もあります。

[92941] 倉田昆布さん
山梨県身延町に「大磯小磯(おおいそこいそ)」という地名を見つけました。
情報提供をありがとうございました。祖父祖母、日向日影、ポンポロに続く、複数語による立派な反対語です。さっそく、反対語コレクションに追加しました。
[92940] 2017年 6月 30日(金)20:42:04【2】オーナー グリグリ
「ごうど」コレクション
ごうどコレクションをリリースしました。当初考えていた以上の32種類もの表記が見つかりました。神戸、郷度、合戸、神門など「ごうど」読みからスタートする中で、郷戸、河渡、河戸などに「ごうと、こうど、こうと」の読みの揺らぎが見つかり、読みの範囲を広げて探索を行った結果、種類が大きく拡大しました。「ごうど」読みの見つかっていない表記も数多くあります。光都(こうと)などは明らかに「ごうど」由来から外れるのですが、線引きが難しいことから、すべての清濁音の揺らぎを対象としました。

>EMMさんへ
「ごうど」登録をありがとうございました。神戸コレクションも準備できていますので追加登録をよろしくお願いします。また、新たな同音異字コレクションとして「うとう」を新規に登録してください。よろしくお願いします。


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