十番勝負の活性化に関して
[108743]の記事で私の考えと今後の方針を書きました。
[108743]の記事への反応が全くなかったのは意外でしたが、
[108743]の内容自体には問題がなかったのだろうと都合よく捉えていました。そしてその後、2回の十番勝負を開催しましたが、開催準備、開催中の運営を進めながら
[108743]で書いた内容を反芻していました。
残り30回となる第七十回までには実行するかどうかも含め結論を出したいと思っています。
と書きましたが、第七十回を待つことなく現在の私の結論を提示します。簡潔に言えば、これまで通りの仕組みと運営で進めるということになります。町村への拡張は運営側の負担も大きいことと、市盗りをより面白くするというのは現実的でない(妄想?)と認識し理解しました。出題の多様化(順序問題等)は複雑になるだけで、シンプルが一番という現状を維持すべきと考え直しました。まとめると、
[108712]で提示した案はすべて撤回します。
その上で今後の課題を考えると、いかにして皆さんが満足する共通項を開拓できるかに掛っていると考えます。十番勝負本体だけでも660問の共通項がすでにあり、トライアルや入門コースなども含めると800問近くの共通項が過去に出題されている状況です。これまでの共通項については分類整理し、出題時にできるだけ重複しないようにしているつもりですが、それでも意図せず同一共通項や類問を提示したことも度々ありました。この点はひとえに私の頭の柔軟性と発想に掛かっている訳で、努力しかありません。
その発想の手掛かりとして、終了後の皆さんの感想書き込みが役立っていますが、共通項の評価についてはプラス評価だけでなく、これまでも書き込んでいただいていますが、率直なマイナス評価も淡々と書いていただけるとより役立つかと思います。また、問題の面白さランキングや過去に印象が深かった共通項などもご教示いただけると参考になります。よろしくご協力をお願いいたします。
その上でひとつ改善提案になりますが、常連の皆さん、とくに十番勝負強者の方々は、共通項予想を網の目のように張り巡らせてデータベース化されていることが強く疑われ(^^;、そのデータベースから出題市と想定解数による検索絞り込みで素早く共通項に行き着いているのではと考えてしまいます。そうでなければ開始15秒の解答が理解できません。この状況から過去にも実施例がありますが、出題市の段階提示、想定解数の時間差提示、出題時ヒントの提示などは検討の余地があると考えています。いくつかの具体例です。
例1:最初に問題市3市提示、一回目採点時に問題市2市追加提示、二回目採点時に想定解数提示
例2:最初に問題市5市提示、一回目採点時に想定解数提示、二回目採点時に該当しない市提示
例3:最初に問題市3市とアナグラムヒント提示、一回目採点時に問題市2市追加提示と想定解数提示
※例1と例3の場合、該当しない市は問題市の提示タイミングに合わせて提示
例3のアナグラムヒントはこれまでの最初のアナグラムヒントよりも少し共通項から遠いというかストレートではないイメージです。その意味では
[108712]の「④問題によっては共通項のジャンルを出題時に提示する(地名系、人口系、交通系、箱物系、...)」に近い考えかもしれません。さて上記いずれの場合も、当初の誤答リスクが増えると思いますが、みなさんはどのようにお考えになるでしょうか。いろいろなご意見を頂ければと思います。