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MasAkaさんの記事が20件見つかりました

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[86413] 2014年 9月 25日(木)23:24:15MasAka さん
短いトンネル
[86409]ピーくんさん
呉線の川尻トンネルが日本一短いトンネルになるのですね。普段呉線に乗る機会がないのですが全長8.2mと短いので一瞬で終わりそうですね。

次期JR最短トンネルとなる呉線川尻トンネルの場所はここなのですが、南側の幅が広くなっている歩道部の真下にトンネルがあり、その北側の車道部は跨線橋というハイブリッドな構造になっています。元々は幅が広くなっている歩道部のみが道路だったのですが、後に道路が拡幅(付替?)となり、上から見るとトンネルと跨線橋がぴったりくっついてその境目がわからないような構造になりました。

というわけで、トンネルを出てから間髪入れずに橋の下をくぐるため、油断しているとどこまでがトンネルなのかがわからないということになります。この跨線橋の幅は10mくらいあるので、トンネルと合わせると20m近くの間地面の下に潜っていることになるため、一瞬で終わる、という感覚にはならなさそうです。トンネルの構造も、山を掘ったというよりは地面を一旦掘り下げてから上に道路を通すため再び埋め戻したという開削工法で造られた感じですので、これを最短トンネルとするのは邪道ではないかという意見も一部にあるとかないとか(←私の勝手な意見)。ちなみに川尻トンネルの延長は8.7mとする報道もあるようですが、どっちが本当なんでしょうかね。

この川尻トンネルの次に長いのが9.5mの五能線仙北岩トンネルで、次期JR東日本最短を名乗るようですが、こちらのほうが立派な山岳トンネルといった感じです。一時期は山田線の古田トンネルではないかと言われていたのですが、古田トンネルは11m“も”あるので、おそらく言われていた当時は仙北岩トンネルを発見できていなかったのでしょう。

ちょっと反則的な物としては大井川鐡道地名(じな)トンネル。このトンネル、地名駅のすぐ北にあるのですが、もともと木材を運搬する索道から万が一落下物があった場合に備え、列車を防護するために造られた覆道(シェッド)です。現在、索道は撤去されて現存しませんが、トンネル構造物だけ残っています。トンネルは本線と斜交しているので、構造物中心での延長は10mですが、交差する旧索道側との直交方向の長さを測ると7mくらいしかなく、現地は「日本一短い?トンネル」ということで売り出しているようです。

これと同様にトンネル構造物だけ残っているといえば、牟岐線の町内(まちうち)トンネルが有名ですね。鉄道開業後に周辺の土地造成で山が削られ、最終的にトンネル構造物だけが残されてしまったという歴史があります。こちらは延長44mあるということで、ここで紹介するにはちょっと長い(?)トンネルです。

ところで、最初に私は川尻トンネルのことを「次期JR最短トンネル」と書きました。ということは、JR以外で日本一短いトンネルがあるかも知れないということです。それが長良川鉄道の中野トンネルなのですが、一部に延長7mと書いてあるサイトがあるものの、未だ確実なソースを見つけることができていません。長良川鉄道の公式サイトでも全く触れられていないので、日本一短いトンネルの謎は深まるばかりです(笑)。

また、新幹線の最短トンネルについては、Wikipediaには第1大和トンネルが30mで最短と書いてありますが、確か九州新幹線(鹿児島ルート)で開削工法で造った短いトンネルがあったと記憶しているので、そちらとの比較が必要かな、と考えています。また、開削ではなく山岳工法によるトンネルとなると、東北新幹線の松森トンネル(78m)はかなり短い部類だろうと思っていましたが、調べてみると同じく東北の館トンネルも短そうです(参考)。
[86306] 2014年 8月 19日(火)01:58:09MasAka さん
第三十九回十番勝負・感想
インドは8月15日が独立記念日、16・17日が土日でさらに18日がジャンマシュタミという祝日だったため4連休でした。独立記念日は日付固定で振替休日なし、ジャンマシュタミは太陰暦ベースで祝うため毎年日付が変わることから、インドで日本のお盆のように8月に連続して休むことになるのは珍しいと言えます(もっともお盆は祝日ではないため、多くの日本国民が一斉に休暇を取っているだけですが)。

それはさておき、忘れないうちに十番勝負の感想を。このところ参加する余裕がなく、ずっとROM状態でしたが、今回は2度目の長期海外出張中で、最初の渡航時よりも精神的に多少余裕があったことと、時間的にも日本にいる時よりは仕事の量が少ないため、約2年ぶりの参戦が可能となりました。

まずは入門コースから参戦し、その後一般コースで売り切れ間際の一発解答を狙ったのですが、あえなく撃沈しました。問二はまだ想定解が残っていた状況ですが、その後バタバタしているうちに問三が売り切れてしまったので、これ以上挑戦するのはやめました。やはり一般コース参戦にあたり、2年のブランクは長かったようです。

問A・問一 野々市市・つくば市
最初に入門コースから解いたのですが、その時一般コースと想定解数が同じということにはまだ気づかず。ただ、お題の市と解答状況を見て第二十九回の問四と共通項が同じだということはわかったので、これ以降に新たに想定解に加わった野々市市を解答。一般コースは居住経験のあるつくば市がまだ残っていたので迷わずそれをチョイスしました。

問B つくばみらい市
お題の市と金・銀メダルの市の地図の周囲を眺めると平仮名の市が目立つのでたぶんそうなんだろうな、と。解答は、お題の市のつくば市と、第一ヒントの「平」から、つくば…平…つくばエクスプレスみらい平…つくばみらい市が連想されてしまったのでこうなりました。たまたま共通項に合致していたのはラッキーです。

問C 唐津市
第二十二回問一と同じということがひらめいたので、前回解答をためらった唐津市で解答。ちょうど前回の出題では開催当日に鷹島肥前大橋(共通項発表記事[86245]に解説あり)が開通して想定解入りしたという市です(当時、グリグリさんはこれに気付いていなかった[69907])。

問D 西宮市
想定解数が多すぎるので、逆に意外と悩んだ問題でした。わかってしまえば何てことはないのですが。想定解数が多い割には面白そうな隣接市がなかったので、時期的に今後テレビに映る時間が最も長くなるであろう西宮市(甲子園球場所在地)を解答。

問E 魚沼市
共通項は比較的早くわかったので、どの市で答えようか考えましたが、県外かつそれぞれ異なる県にある村と隣接する魚沼市にしました。結果、金メダル獲得。

問F 飯山市
入門コースの中でかなり解答ペースが速く、お題の市と解答市が北に寄っているのでこれも早くわかった問題。「北」つながりで「北」陸新幹線の駅が設置される飯山市を解答。

問G 対馬市
入門コースの中では難しい部類の問題でした。第三十三回問七の類題ではあったのですが……。前回は東側の釧路市で答えたので、今度は西側の市で答えておこうということで対馬市に。

問H 高山市
第一ヒントが出てようやくわかった問題。無難なところで一番広い市を答えておきました。一昨年の第9回公式オフ会の後に立ち寄った市でもあります。

問J 三郷市
[86013]倉田昆布さん、[86026]鳴子こけしさん、[86027]いたがさきさんの「ミヨシ市」3連続コンボ解答が美しいと思いましたので、私の出身地埼玉県で「ミ」から始まる三郷市を解答。ところで、埼玉県人で「みさと」と言うと三郷と美里、どっちを思い浮かべる人が多いんでしょうかね。

問K 南アルプス市
誤答連発で始まっていましたが、これで逆に共通項が明確になったのでわかりやすくなりました。なるべく東か南のつく市で答えたいと思ったので、中央リニア新幹線の着工が近いと言われていることから南アルプス市を解答。

問四 大館市
これはヒントそのままから。第5回公式オフ会の前に立ち寄った市で解答。

問五 小千谷市
足し算するのが面倒だったため、単独で条件を満たす十日町市に隣接する市で解答することに。第二ヒントに「千万は除外」とあったので、除外されてしまった小千谷市をチョイス。

問六 一関市
これは北の方から共通項に合う平成の大合併で複数合併した市を単純に調べていきました。

問七 東近江市
これも問六同様。はて、そういえば東近江市を選んだ理由はなんでしたっけ……?

問八 松本市
共通項はヒントそのままからわかっていましたが、比較できる資料を探すのが面倒だったので思いついた市を決め打ちして調べることに。しかし、簡単に思いつく市は大体すでに解答済。そんな中、そういえば母の出身地である松本市も合併でかなり大きくなったはず、と思って調べてみたらドンピシャでした。

問九 柏崎市
共通項はわかっても残りの想定解を探すのが非常にきつい問題でした。北から順番に探していって辿り着いたのがこの柏崎市。偶然ですが、柏崎市は父の出身地であるため、自分にとっては問八と対になる市の解答となりました。ちなみに残った解は葛城市と新見市だったということで、実は南から探した方が早かったという説が。

問十 蕨市
残り想定解も1桁になったことだし、これはもう人口密度最大のこの市しかないだろうということでこの市を解答。

今回は慣れない海外生活の中、久々の参戦ということで勘が結構鈍っていることを実感しました。次回はやはり日本国内で落ち着いて考えながら解いていきたいと思いますが、日本に帰ったら帰ったで時間がなかなか取れないんですよね……。
[86281] 2014年 8月 14日(木)13:34:17MasAka さん
Re: 県の石!
[86280]まかいのさん
私も地質学をかじった者としてこれは気になる企画ですね。まかいのさんの代わりに日本地質学会の当該ページへのリンクを張っておきます。
「県の石」募集のお知らせ
新潟県糸魚川のヒスイ、山口県秋吉台の石灰岩など、全国的に有名な物がある県は比較的すんなり決まると思いますが、そうでない県は1つに絞るのは結構難しいかもしれません。

埼玉県の岩石は、「岩畳」で決まりかな?
「岩畳」とすると、景観の名前になってしまうような気がするので(景観および人工建造物は対象に含みません、とあります)「三波川帯の結晶片岩」とするのが妥当でしょうか。やや専門的で親しみにくい感じがしますが。

ところで県の石ではなく「国の石」を1つ定めるとすれば、やはり石灰質角礫岩がふさわしいのではないかと思います。国歌にうたわれている「さざれ石」の正式名称がそれなのです。
[86250] 2014年 8月 10日(日)02:21:41MasAka さん
インドの曖昧な国境
出張先からさらに出張で、ただいまインド最大の人口を誇る都市、ムンバイ(ボンベイ)に来ています。グリグリさんが[86223]で姉妹都市について触れていますが、以前も紹介した自治体国際化協会のサイト内にある「各自治体の姉妹都市提携先について」の資料によれば、ムンバイは私が現在住んでいる横浜市と姉妹都市提携をしているようです。なお、姉妹・友好都市提携先はやはりアメリカがダントツで、インドはわずか5自治体(インド側基準、日本側は4自治体)です。それも1965年に締結した横浜・ムンバイ以外は全て今世紀に入ってからで、インドとの交流はまだまだこれからという雰囲気です。インドにはKochi(コチ)なんていう街もあるので、日本と韓国の大田ではないですが、高知あたりが名乗り出ても良さそうです。そういえば以前の十番勝負の問題で姉妹都市に関する出題がありましたが、いつかまた類題が出題されるかも知れませんね。

十番勝負と言えば今回の十番勝負も終わりましたが、やはり問三はちょっと心残りですね。想定解をmapionでチェックしていたのがそもそもの失敗でした。[86241]で曖昧な自治体隣接が紹介されていますが、考えたらインドでもインドが抱える領土問題の舞台であるカシミール地方はインド、中国、パキスタンの3国に分割された状態で実効支配が続いており、通常、国別に色分けされた世界地図だと中国とパキスタンが国境を接してるように描かれていますが、インドの地図ではこのようにカシミール地方全域がインド領として描かれており、むしろインドがアフガニスタンと国境を接することになっていて、非常にグレーゾーンになっています。これと同じパタンということに気付いていれば……。富士吉田市をインドとすれば、富士山頂周辺はカシミール地方ということで(笑)。ちなみに、ここインドではインド政府が認める国境線が引かれていない地図はインドの法律で没収の対象となります。すなわち、カシミール地方全域がインド領になっていない地図は持ち込み禁止です。日本だとそういう法律は聞いたことがないので、周辺国に優しい国なんだなぁ、と思います。
[86222] 2014年 8月 5日(火)02:41:20【2】MasAka さん
都市別・インド進出日系企業数
十番勝負の問三はどうしても29市しか見つけられず、[86212]で大龍エクスプレスさんに弥富市を答えられた時は「しまった!」と思いました。その時、同じくまだ見つかっていなかった問九の答えも探してから一発完答を目指そうと思っていたので。仕方なくそれっぽい市で解答してみたのですが、やっぱりダメでしたか。うーん、あと1つはどこにあるんでしょう。自分の佐賀市かたが悪いのか、なかなか見つからないので閑話休題として、またまたインドの都市ネタです。

在インド日本大使館のWebサイトに「インド進出日系企業リスト」という資料が公表されています。これには各都市別に日系企業の事業所一覧が掲載されています。それによると、日系企業の多い都市ベスト5は
1位チェンナイ329事業所
2位バンガロール282事業所
3位グルガオン274事業所
4位ムンバイ248事業所
5位デリー175事業所
ということで、私が現在滞在中のグルガオンが人口最大のムンバイや首都デリーを抑えて堂々3位にランクイン。なお、グルガオン以外の都市はいずれも人口700万人以上(2011年3月現在[出典]、以下同様)の巨大都市です。一方グルガオンの人口は100万人に満たず、人口当たりの事業所数としては10万人あたり30.4事業所でインド最大となっています。10万人あたり10を超える事業所があるのは、グルガオン以外にはカンチープラム(人口22万人で43事業所)くらいで、いかにグルガオンに日系企業が多いかがおわかりかと思います。

これは十数年ほど前までは未開の土地が多く、デリーより安い値段で広大な土地が手に入ったこと(デリーの不動産価格は高騰を続けている)、空港(インディラ・ガンディー国際空港)から比較的近く、出張時の交通の便に優れている、などの理由から選ばれているのだと思います。これ、日本以外の諸外国にとってもビジネスに有利な条件のはずですが、なぜか日系企業が目立ちますね。

そんなわけで、街の中では結構日本人(おがちゃんさんではありません(笑))を見かけることがあります。昨日のお昼に近所まで食事と買い物に出かけた時も、昼食に入った日本食レストランの先客が日本人でしたし、その後入ったスーパーのレジで自分の前に並んでいたのも日本人でした。

そういえば、去る7月25日に日本経済新聞に掲載された記事によると江戸川区にはインド人村があるそうですが、この記事にならえばグルガオンは日本人村と言えるでしょう。
[86215] 2014年 8月 4日(月)19:09:41MasAka さん
第三十九回十番勝負一般コース解答
せっかくなので一般コースにも挑戦します。

問一:つくば市
問二:所沢市
問三:天草市
問四:大館市
問五:小千谷市
問六:一関市
問七:東近江市
問八:松本市
問九:柏崎市
問十:蕨市
[86081] 2014年 7月 27日(日)18:43:26MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
今日は休日なので残りを一気に片付けます。

問A:野々市市
問D:西宮市
問J:三郷市

最初、問Aの答えを「野々村氏」と書きそうになりました。別に問Dの解答を意識したわけではないのですが……(笑)。
[86072] 2014年 7月 27日(日)03:55:32MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問G:対馬市

今晩も寝る前に1日1答。(ちなみに現地時間は0時半くらいです)
[86048] 2014年 7月 26日(土)00:53:27MasAka さん
グルガオン市の人口
私が現在滞在中のグルガオン、[85896]のグリグリさんの書き込みでは
人口87万人。
と紹介されていますが、おそらくこれはWikipedia:グルガーオンにある2001年時点の情報ではないでしょうか。グルガオンは近年急速に都市化が進んでおり、ここ数年でかなり人口が増えているはず……、と思って調べてみるとこんなサイトを発見。

これによると、2001年の87万人という数字はグルガオン県(District)全体の人口を指しているようで、2011年には151万人とほぼ倍増に近いくらいの増加率です。さらに2014年の最新の統計によると187万人ということで、山梨県並みの人口だった2001年からちょうど100万人増加し、三重県を抜いてそろそろ岡山県に並ぼうかといったところのようです。

一方、グルガオン市(Municipal Corporation)単独だと2011年の時点で約88万人弱(10年前の県全体の人口とほぼ同じ)。2001年には21万人ですから実に10年間で4倍以上に人口が膨らんだことになります。人口減少期に入った今の日本では考えられないですね。なお、市単独のその後の人口推移について公表された資料は見つかりませんでしたが、この3年間での県全体の増加率を考えればすでに100万人都市になっていても不思議ではありません。

これだけ急激な人口爆発が起こっているのは首都デリーに至近で企業がどんどん進出してきやすいという立地条件もありますが、インドという国はまさに今が成長期であることを実感させられます。
[86046] 2014年 7月 25日(金)23:24:10MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問H:高山市

とりあえず想定解数の少ないところから。
[86028] 2014年 7月 24日(木)22:19:06MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問B:つくばみらい市

漢字一文字ヒントから最初に浮かんだのがこの市だったという(謎)。これはさすがにインドの都市で答えるのはどうかなぁ……。
[85998] 2014年 7月 24日(木)03:56:47MasAka さん
インドの黒い綿の土
[85960] hmtさんの書き込みで紹介されている国民学校初等科地理の教科書、最初は軽く読み飛ばしていたのですが、よく見ると
この地方は火山質の黒い土からなつてゐる
(中略)
この土は、水分をよくふくむので、綿はりつぱに育ちます。
という記述を見つけました。

これは玄武岩(火山岩の一種)が風化してできたブラックコットンソイル(現地の固有名詞ではレグール)と呼ばれる土で、文字通り色が黒っぽくて綿花の栽培に適した土です。インド以外にもアフリカ大陸などに分布しています(日本にはありません)。この教科書の記述通り、非常に保水力があるので、農業を行うには非常に良い土です。

しかし、道路や鉄道などの土木構造物を作るという観点では、乾燥状態では非常に硬いのですが、ひとたび水を吸うと体積が膨張してブヨブヨの状態になってしまうので、土木的には最悪の土といえます。これが厚く分布している西インド地方では、雨季になるとデコボコになってしまう道路がかなりあるみたいです。インド高速鉄道1号線はまさにそういう地域に計画されているので、これをどう克服するかが技術的な最大の課題ですね。
[85997] 2014年 7月 24日(木)03:27:24MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問C:唐津市

確か以前この市がネタになっていましたね。ちなみにインドの地理がまだよくわかっていませんが、おそらくデリーもこれの想定解ではないかと。
[85964] 2014年 7月 23日(水)04:11:24MasAka さん
世界第2位の都市圏人口
引き続きインドの地理ネタですが、先週、こんなニュースが報じられていました。
[統計]デリー、都市別人口番付で世界2位─国連調べ
市域ではなく都市圏という括りですが、デリー首都圏の人口が東京圏に次ぐ2位になったんだそうです。インドで人口最大の都市は前回書いた通りムンバイですが、ムンバイはデリー周辺に比べて大きな衛星都市が少ないため、都市圏人口ではデリーに軍配が上がります。成長著しいインドですから、今後もさらに人口が増加していくでしょうが、それでもまだ東京が今後十数年は1位を保ち続けるというのもすごいことだと思います。ところで、都市圏人口ではデリーを下回るのに、ムンバイで高速鉄道計画が先に進められているのはちょっと不思議な感じがしますね。まぁ、日本でも九州新幹線を終点の鹿児島側から作ったという例があるにはありますが。

[85960] hmtさん
鉄道分野における日本からインドへの技術支援・国際協力というと、高速鉄道計画の他に 貨物鉄道計画もあるようですね。
貨物専用鉄道回廊線(DFC=Dedicated Freight Corridor)はすでに実現に向けて動き出しているプロジェクトです。なお、高速鉄道計画1号線(ムンバイ~アーメダバード)のうち、ムンバイ~バドーダラ間はこのDFCと似たようなルートになる模様です。

ちなみにデリーのほうではムンバイのことを旧称のボンベイと呼ぶ人もいますね(特に年配の方)。インドでは近年になって地名を植民地時代に使われた英語風の表記から現地語に基づいた表記に改めたところがありますが、ボンベイという呼び名はインド人にも結構定着したのかも知れません。
[85963] 2014年 7月 23日(水)03:30:18MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問E:魚沼市

今回は1日1答を目標に……。
[85936] 2014年 7月 22日(火)00:29:43【1】MasAka さん
インドの地方自治体
せっかくインドに来ているので、インドの地方自治体について調べてみました。インドの地方自治制度については自治体国際化協会という団体が作成した「インドの地方自治」(PDF)という資料に詳しく載っています。

かいつまんで説明すると、インドでは国(中央政府)の下に「州」(state)および「連邦直轄領」(union territory)があり、州の下に「県」(district)、そして県の下には自治体の基本組織となる「都市部自治体」および「農村部自治体」があります。この基本的自治組織にもいくつかのランク分けがあり、さらにその自治組織は「区」を設置しているとのこと。なお、基本的自治組織の権限については州によって違いがあるそうです。また、州と県の中間に「地方」(division)という区分がありますが、これは日本の関東地方や近畿地方のような、あくまでも便宜的なもののようです。また、divisionがない州もあるようです。

というわけで、私が滞在している場所はこれにならうと「ハリヤーナー州(グルガオン地方)グルガオン県グルガオン市○○街区」ということになります。メンバー紹介の居住地表記はこれに合わせて修正しました(ついでに補足ですが、居住地公式サイトのリンク先はグルガオン市ではなくグルガオン県です→※注:その後、グルガオン市の公式サイトを見つけたのでリンク先をグルガオン市に変更しました)。ただし、実際に郵便物等を送るには都市名と州名だけで良いらしく、現地での仕事用に支給された名刺の住所は
Sector-**, Gurgaon, Haryana, India
という表記になっていました(もっとも、市名と県名が同一のため、このGurgaonが県名を指す可能性もあるにはあります)。

なお、ハリヤーナー州の州都はチャンディーガルという街ですが、このチャンディーガルの街そのものはハリヤーナー州には属さず、連邦直轄領となっています。そしてさらにパンジャーブ州の州都でもあるという、なかなか複雑な街のようです。例えるなら東京都の中に埼玉県庁や神奈川県庁が一緒におかれているようなものでしょうか。

[85896] グリグリさん
GoogleMapではグルガーオンと表記されていましたが、グルガオンの方がより近い発音なのかな。


Google翻訳の音声では、英語だとグルガーオン、ヒンディー語だとグルガオンに近い発音に聞こえました(あくまで主観)。外国地名の日本語表記は過去の落書き帳でも何度か話題に上っていますが、もともと日本語ではない固有名詞なので難しいところですね。どちらが正しいというものではないですから。

ただ、Google Mapではインド最大の都市Mumbaiを「ムンバイ」と表記しているのに対し、その隣にある新興都市のNavi Mumbaiは「ナヴィームンバイー」と、同じ地図の中で最後のイを伸ばすのと伸ばさないのとで統一が図られていないのはちょっと不自然な感じがします。

ちなみにグルガオンという地名ですが、ヒンディー語でGurは「糖蜜」、Gaonは「村」を意味します。日本では政令指定都市になれるほどの人口がいるのに村というのも変な感じがありますが、考えたら日本でも田村市とか大村市みたいな例がありますね。
[85932] 2014年 7月 21日(月)23:03:48MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問F:飯山市

インドの地方自治体についてのネタは稿を改めて。
[85886] 2014年 7月 21日(月)00:14:48MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問K:南アルプス市

2012年秋に行われた第三十五回以来の十番勝負参戦です。2年近く遠ざかるとさすがに勘も鈍り、入門コースでも悩みますね。そもそも落書き帳自体への書き込みも約半年ぶりです。前回書き込み時と同様に今回もインド長期出張中なのですが、2度目の渡航ということもあり、今回は参戦する余裕っぷりを発揮(?)

ついでなので、合計3ヶ月もインドにいるなら居住地にしちゃってもいいだろうということで(経県の「居住」の判定基準として「3ヶ月程度の長期滞在も含める」がある)、メンバー紹介の居住地をコッソリと変えてます。ただし日本の都道府県ではないため、居住に含めたとしても経県値には何の影響もないのが残念ですが……。
[84897] 2014年 1月 17日(金)03:10:23MasAka さん
華麗なる国から
落書き帳ではごぶさたしております。MasAkaです。現在、長期海外出張中ということで、来月下旬までインドに滞在しています。
言葉もなかなか通じないような慣れない場所で慣れない仕事をしているということもあり、久々に参戦しようと思っていた十番勝負はただただ指をくわえて様子をみるだけになってしまっています。できればボケをかましてインドの都市で解答したいところですが……(笑)。
ちなみに、今いるのはハリヤーナー州グルガオン市というところです。首都デリーの南西にある衛星都市です。位置関係としては東京と横浜みたいな感じでしょうか。最近開発が進んでいるようで、日系企業の進出が増えてきている、という話を耳にしました。
[84473] 2013年 11月 24日(日)23:34:55MasAka さん
オフ会より帰宅
今年はまだ4回しか書き込みがなく(十番勝負等のイベントにも参加できてないし……)、幽霊メンバーになりつつありますが、一応の生存確認として(?)、本年も公式オフ会に参加させていただきました。記念すべき第10回に参加できて大変光栄に思います。

今回は島根県ということで、どうやって行こうか迷ったのですが、参加表明した時点では前後に休みが取れる保証がなかったため、当日1泊のみの強行スケジュールを基本としました(最終的にはそのようにする以外なかったので正解でした)。となると、普通であれば飛行機で米子鬼太郎空港or出雲縁結び空港利用か、新幹線とやくもの乗り継ぎとなりますが、せめて片道くらいはちょっと変わったルートを使いたい、ということで、復路はやくも&新幹線ですが、往路は羽田から1日たった1便しか出ていない萩・石見空港を利用することにしました。

実は萩・石見空港の利用者を対象に、萩・石見空港から浜田駅までのタクシー券とJR乗車券(特急券は対象外)を助成してくれる「浜田市⇔萩・石見空港 快適アクセス事業」というのがあり、途中の浜田まではタダで移動できるというのを知ったので、有効活用させていただきました。通常ですとタクシーは益田駅まで約1500円強、益田~浜田間のJR運賃は740円で、合計およそ2300円程度かかりますので、かなりお得です。これで定期路線を有する中国5県の10空港のうち、未利用の空港は鳥取・岩国錦帯橋・隠岐の残り3つとなりました。

会場には17時半より少し前に到着。松江駅からの出ている松江しんじ湖温泉駅行のバスに乗ったら30分くらいかかってしまいました。明らかに歩いたほうが早かったと思います(過去に松江を訪れた際、実際この区間を歩いたことがあるので)。

[84472]で紹介されている二次会のクイズの第1問(各県庁までの距離)ですが、私は小松原ラガーさんと同率1位の8問正解だったのですが、同点決勝問題で敗れて銀メダル止まりとなってしまいました。一方、これで勢いがついたラガーさんは次の第2問では全問正解の快挙を達成。昨日は完全にラガーさんの日でした。

そして今日はその絶好調なラガーさんの車に便乗し、さらなる運気アップのため(?)、同じくラガーさんの車に同乗することになったhmtさんと3人で出雲大社参拝へ。私、実は先月伊勢神宮にも参拝に行っているので、両方の遷宮の年に参拝に行くという快挙を達成。できれば次回のW遷宮の時も両方行ってみたいですね。なお、出雲大社の遷宮は正確に60年ごとに行われるものではないらしいので、次回も20年ごとに定期的に式年遷宮が行われる伊勢神宮と同年に行われるかはわからないそうです。そもそも、あと60年後に自分が生きているかどうかも怪しそうな感じですが、とりあえず死なないことを前提で考えています(笑)。

先月の伊勢神宮はアホみたいに人が多く、出雲大社もそれと同じくらいの人出を覚悟していましたが、まだ時間帯が早かったおかげで比較的ゆとりを持って参拝することができ、隣にある歴史博物館も見学できました。そして、昼食に出雲そば(割子そば)を食べた後は日御碕方面に向かうラガーさん、hmtさんと別れて一畑電車(乗った車両はご当地キャラのしまねっこがデザインされた“ご縁電車しまねっこ号”でした。車両は「ご縁」ですが、運賃は5円ではなく電鉄出雲市まで480円です)に乗り、出雲市からは特急やくも、岡山からは新幹線のぞみで横浜まで帰って来ました。

ちなみに島根県訪問は今回4度目で、最初が大学の地質学の授業の巡検、次が私用で石見銀山の見学、前回が地質学関係の学会発表会と、これまではいずれも「地質学」が絡んだ訪問だったわけですが、今回は「地質」ではなく、落書き帳オフということで「地理」がメインとなった島根訪問でした。

オフ会の回数もこれで10回の大台に乗りましたが、最近は参加者数も頭打ちになってきている感があるので、次回以降はオフ会未経験という方にもぜひいらしていただきたいですね。というわけで、次回の企画も楽しみにしております。


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