都道府県データランキングの
空き家率を拝見し、今更ながら空き家率の高さに驚いています。
全国最下位(空家率は一般的に低いほうが好ましいと思いますのでこのような表現としています。)の山梨県は集合住宅も含め5軒に1軒以上が空家なのですね。
データランキングに掲載されている空き家率には別荘やリゾートマンションなどの二次的住宅も含まれるので、これらが相対的に多い山梨県や長野県が下位になるのはある意味仕方がないのかもしれません。
そこで、二次的住宅を除いた空き家率(以下、便宜的に「補正空き家率」といいます。)で見ると、ワーストは17.2%の山梨県で変わらず。次いで、愛媛県16.9%、高知県16.8%、徳島県16.6%、香川県16.6%と四国4県が続きます。
上位は、宮城県9.1%、沖縄県9.8%の2県が10.0%未満、次いで山形県の10.1%と通常の空き家率ランキングの並びと同じです。
これを市に広げると、夕張市が補正空き家率30.16%と唯一の3割超え、以下三笠市29.6%、赤平市28.7%、国東市27.0%、土佐清水市26.5%、伊佐市26.2%、高梁市26.2%、熊野市25.8%、大和高田市25.4%、歌志内市25.2%、室戸市25.2%の11市が4軒に1軒以上が空き家となっています。大和高田市のランクインは意外な感じがしますが、賃貸住宅の空き家数が非常に多いことから、農地転用による賃貸住宅の乱立も一つの要因かもしれません。
その他のサプライズとしては、白桃都市人口研究所により健康優良都市と位置付けられている(
[87947])美濃加茂市が22.3%と下位に位置することでしょうか。
一方で補正空き家率の最も低い市は東松島市で3.8%。東日本大震災の影響によるところが大きいのかもしれません。以下豊見城市5.5%、名取市5.8%、白井市6.2%、村山市6.2%、尾花沢市6.4%、木津川市6.6%、吉川市6.7%、田原市6.8%、合志市6.9%、陸前高田市7.0%、筑紫野市7.0%となっています。近年発展したベッドタウンが目立つほか、山形県勢2市の健闘が光ります。
さて、ここから話題を変えて地元の宣伝をば。
平塚では昨日から初夏の到来を告げる「たなばたまつり」が開催されています。昨日はあいにくの天候でしたが、妻によるとそれなりの人出があった模様。私も本日夕方頃に足を運ぶ予定でおります。
祭りの開催にあわせてか、本日21時からテレビ東京で放送される「出没!アド街ック天国」で10年ぶりに
平塚が取り上げられるようです。関東ローカルなのでご覧いただける方は限定されてしまいますが、興味がある方は是非!
【1】「5軒に1軒」→「4軒に1軒」に訂正。