もうすぐ「雲仙市」が誕生するということなので、島原半島の合併に関して(なぜか)淡路島と比較してみました。
まず前提として「どの範囲が島原半島か?」という検証が必要かも知れませんが、「平成の合併でできる、見るからに半島内の3市」が島原半島ということでご了承を。(半島の付根のくびれたところから先という感じでしょうか。○○地峡とかいう呼称があればいいのですが・・・「愛野地峡」という名で検索すると数件ヒットするようです。)
人口は2004年10月1日の推計人口。
●島原半島
新市名 | 合併日 | 合併前 | 人口 |
雲仙市 | 2005年10月11日(予定) | 7町 | 50,669人 |
島原市 | 2006年01月01日(予定) | 1市1町 | 50,800人 |
南島原市 | 2006年03月31日(予定) | 8町 | 54,892人 |
●淡路島
新市名 | 合併日 | 合併前 | 人口 |
淡路市 | 2005年04月01日(済) | 5町 | 50,045人 |
洲本市 | 2006年02月11日(予定) | 1市1町 | 50,920人 |
南あわじ市 | 2005年01月11日(済) | 4町 | 53,136人 |
上記を見ていただくとお判りいただけると思いますが、なぜか、とても似ているのです。
1)まず、島原半島合計156,361人、淡路島合計154,101人、と人口が近い。
2)1市と複数町(村はない)だったが平成の合併で3市になる。
3)合併の組み合わせの中に「1市1町」のペアがひとつずつあり、各々合併後の市名は既存の市名を引き継ぐ。
4)それぞれ半島・島の名前を冠した市、さらにそれに「南」を付けた名前の市(一方はかなですが)ができる(できた)。
5)合併後の各3市の人口はいずれも「約5万人」で、どちらも「南」が付く市においてやや多い。
6)さらに!雲仙市と洲本市は「日本のパナマ」になる予定。(参照:
[24153] 愛比売命さん)
※但し、上記(4)において決定的に違うのは、「島原半島」は城下町「島原」を中心地とする半島であるのに対して、「淡路島」は「淡路」そのものであること。つまり、島原市は島原を市街地とした市であるが、淡路市は淡路の北部約3分の1を占めるに過ぎない市であるということ。そして、南島原市は地域の中心である島原の南に位置する市であり、南あわじ市は淡路の南部を占める市であるということが言えます。