[58574]紅葉橋律乃介さん
私の場合、挙げてくださっている13ヶ所のうち、自信を持って(ヒントもなしで)読めてしまうのが10、ちょっと自信ないのが1、お手上げなのが2でした。もちろん今日は日曜日なので勤務先にいませんから、調べたりしないでってのが前提です。
地図屋なんだから、当然でしょって思われるかもしれません。でも、自分で言うのもなんですけど私は地図屋の中でも「病的」(汗)な方であって、たぶん「道外の方の予想」にも当たらないと思います…つまり、上の結果は何の参考にもならないということでして(大汗)。
自分の場合、北海道の各地を訪れたことが地名の読み知識を潤沢にしてくれています。例示の中では「梨野舞納」がそれにあたります、岩内にいった時、これが読めずに困った思い出が…。4文字だと説明するのも大変でして(汗)。
道に迷った時に自分から切り出す場合、他から聞き出す場合に地名の読みが全然分からないと話になりませんし、分からなくて悔しい思いをすれば帰ってきて調べようという気にもなります。まぁ私の場合、「調べ物がすぐできる」環境にあるという点で一般の人よりは恵まれているって言えるかもしれません。札幌近郊でありながらきわめて読みにくい「輪厚」「花畔」(いずれも漢字変換で出てきません)あたりも確か、旅の途上でその読み方を知ったと思います。
後は、路線バスのバス停名の、車内自動アナウンスですかね…これは道内に限らず小字などに敏感ですから(すでに落書き帳内でも指摘があったと思います)、追いかけると結構面白いです。ただ北海道の場合はどうしても屯田兵村の名残があるので、「1線~」延々と数字の羅列というケースも多く、内地よりは微小地名の反映度は低いのではないでしょうか。とは言え、宗谷岬途中の「オンコロマナイ」バス停にはぶっ飛びました、こんなケースもあるんですね。読みからだけではどう書くのか皆目見当がつかず、車窓を気にして小字を示す看板を見てなるほどなぁと納得したり。ちなみにこの地名は通称名であるらしく、ネットの地図検索では表示させることができないようです…どういう漢字で表現していたかはここにはあえて記しませんが(笑)。