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三鈴さんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[12708]2003年4月8日
三鈴
[12686]2003年4月8日
三鈴
[12685]2003年4月8日
三鈴
[12636]2003年4月7日
三鈴
[12623]2003年4月7日
三鈴

[12708] 2003年 4月 8日(火)17:55:49三鈴 さん
都道府県合併と廃県置州
[12692]kenさん
道州-県-市町村の3層地方自治は、屋上屋を重ねるもので、あまり好ましくないのではと思っているのです。
「道州=合併した都道府県に国の地方出先機関の権限が移されたもの」
というイメージですので、私も、道州と市町村の間に自治体を挟まない制度として、道州制はイメージしております。この点はイメージは共有されているかと思います。

現在の県庁職員がそのまま、全員安住継続できる仕事量を残してしまう、というイメージは三鈴さん も想定されてはいないと思うんです。
おっしゃるとおりです。当然、合併後のあらたな都道府県の県庁(道州庁?)への異動といった事態は、道州制の導入が、都道府県の合併とその合併後の都道府県への国の出先機関の権限の移譲・統合といった形でなされるとしても、想定されますね。

何を以ってラディカルな改革とするか、は、個人の受け止め方の違いもあるかと思いますが。
これまた、おっしゃるとおりです。もう少し「ラディカル」という言葉で指摘したかった点を、明確にすべきでした。説明不足で申し訳ありません。
今まで、新南陽市役所にお勤めの方も、現徳山市役所に設置される周南市役所に勤務するよう命ぜられる
というのと同様のことが都道府県職員の身に起こっても、私はそれをラディカルだとは思いません。あくまでも、組織機構の合併・統合にともなって、より広域で異動することが多くなるというだけであり、職自体は保証されているわけですから。
でも、
機構としては、都道府県は無視し(中略)廃県置州
をするのだ([12676])といわれると、「?」と思ってしまうのです。機構としての都道府県はいったん廃止して、マッサラな状態で新たに道州を設定するというのは、明らかに都道府県の合併とは異なる含意がありますよね。この手法だと、都道府県職員はいったん全員失職(!)ということになってしまう‥。全国何十万人もの都道府県職員の方々が路頭に迷う革命的な手法だと申し上げたのは、こうした点への疑問からです。

常に最も大切な視点として、持たねばならないのは、そもそも誰のための、何のための道州制なのか、という点です。
これは私も、全く同感です。ついでにいえば、現在各地で検討されている市町村合併についても同様です。
ただ、政策の遂行のためには、理想形だけ示していてもうまくいきません。市町村合併でも長期的には市町村職員の数を減らして行政のスリム化を目指していますが、全職員の身分は保証されている(市町村の合併の特例に関する法律第9条)わけですから、短期的には職員数は減らない。退職者数の数よりも採用者の数を少なく抑えていくことで、時間をかけて、スリム化を図っていくわけですよね。道州制の導入の場合も、同様の考え方が必要なのではないかなぁ と思います。
本筋を見失わず、しかし妥協できる部分は妥協して‥、ということでないと、政策は実現できないと思うのです。

なお、
「伊賀地方は三重県から切り離して、奈良県に」、というような府県の枠組み変更
については、現在、上九一色村が検討している分村合併のような形を、うまく都道府県の合併の際にも制度化できれば、何とかなるかもしれないなぁという気もしてきました。ただ、上九一色村などと異なり、膨大な数に及ぶ県職員をいずれの合併相手県の職員として振り分けるかということを考えると、やはり実現には相当の困難を伴うとは思いますが‥。

[12693]
あ、これは大賛成。
フフフ。やっと賛成していただける部分がありましたね!

[12692]
ちょっとテーマ大き過ぎましたね。
あまり、突っ込むの止しましょうか(苦笑)
ほかの方はどう思って読んでらっしゃるのでしょうか? 私自身は楽しませていただいてますが‥。

またまた長文になってしまい、失礼いたしました。
[12686] 2003年 4月 8日(火)10:54:35三鈴 さん
大型合併構想
[12677]でるでる さん
このあたりが、現時点で何らかの動きのある大型合併構想といったところだと思います。
詳しい情報、どうもありがとうございました。取り急ぎ御礼まで‥。
[12685] 2003年 4月 8日(火)10:50:45三鈴 さん
都道府県の枠組みの変更と道州制
[12668]Firoさん
現行の都道府県の枠組みを越えた形での合併を志向しているケースがあります。
岐阜県中津川市と長野県山口村のケースや、埼玉県幸手市と茨城県五霞町のケースでは、法定合併協議会もできていますね。

越県合併の場合、双方の属する県の議会の議決を経なければなりませんので、県土が縮小されることになる側の抵抗も予想され、やはり難しい面もあるわけですよね。現在検討されている越県合併のケースは、いずれも編入合併ですので、編入される町村の属する県が、編入する市の属する県に、自ずから変更されるということになるわけですが、これが新設合併となると、都道府県の境界変更に関する地方自治法第6条第1項が適用されて、特別法の制定が必要になりますので、現実には極めて困難です。実際、1947年に地方自治法が日本国憲法と同時に施行されて以降、昭和の大合併の時期も含めて、越県の新設合併は1件もありません。まぁ、そこで、その間の県境がそもそもなければよかったのに‥ということで、両側の県の合併(=道州制?)なんて云うことも、考えられたりするのでしょうね。

さて、その県の合併ということはひとまずおくとして、市町村の越県合併による都道府県の枠組みの一部変更については、私も、その市町村が望んでいるのであれば、別段構わないと思っていますし、県の意向よりも、地元市町村の意向が尊重されるべきだとも思っています。そうした意味で、国も、合併推進の旗を振るのであれば、越県合併に関する障害(例えば新設の場合の特別法など)を除去する方向での制度改正を、真剣に考えるべきなのではないかとも思っています。

そうした意見をもっておりますので
一部の枠組みの変更に関しては否定するものでなかった
のですが、そのようには受けとめられなかったのであれば、それは私の説明の足りなさによるものかと思いますので、こちらこそ、説明不足をお詫び申し上げます。

さて、以上を踏まえた上で、もう少し自説を展開したいと思います。
kenさんが[12676]で、
少なくとも機構としては、都道府県は無視しないと、道州は導入する意味がないと思います。
廃県置州ですから。
とおっしゃっている点に関してです。

このご意見は、極めてラディカルな意見なのではないかなぁと、思うのです。
もちろん感覚的には、静岡県の遠州は東海地方と、駿豆は関東地方と、それぞれ結びつきが強いとか、伊賀は東海ではなく関西だとかいうのは、発想として大変よくわかるのです。

ただ、機構を無視することは難しいと、私が申し上げたのは、それぞれの都道府県の職員の身分の問題等をどう考えるかといった視点も要るのではなかろうかということを感じたからです。明治新政府による廃藩置県や、占領軍による戦後改革などとは異なり、今日、道州制を導入しようという場合、革命的な手法が正当性を持ち得るとは思えません。

小さな町村の所属が、越県合併で他県に移ることになっても、県の職員の異動は、基本的には生じないはずです(それでも、選挙区の再編を迫られかねない県議の反発などは予想されます)。でも、従来の都道府県という機構を無視してこれを廃止して、まったくマッサラなところから新しい機構(道州庁?)を考えるとなると、全国何十万人もの都道府県職員の方々は、一体どうなってしまうのでしょう?

『大きな「五霞町」』というようなアナロジーでは片付けられない問題だと思うのです。彼らが路頭に迷う心配を抱くことなく安心して暮らせるような改革でなければ、当然大きな社会不安を招いてしまいますので、政策として支持されることは難しく、実現可能性は極めて低いのではないかと思うのです。
#ちなみに私は、都道府県職員でも都道府県の関係する外郭団体等の職員でもありませんよ!

そうした観点から、道州制の導入ということを考える場合、現実的には
原則として、都道府県の合併とその合併後の都道府県への国の出先機関の権限の移譲・統合といった形にならざるをえないのではないか
と申し上げた次第です(拙稿[12504])。

もっとも、誤解のないように申し上げておきますが、「お遊び」としては、
九州を2つに割る場合、南北2州ではなく、東西2州、すなわち、福岡県を東西に割って、鹿児島本 線沿い、日豊本線沿いの2州に
といった発想は、好きなんですよ。人それぞれの、地理的な空間の捉え方が表れて面白いですし‥。ただそれは、私から見ると、「名古屋ナンバーを分割するとすれば」という「お遊び」と本質的な違いを見出しにくいなぁと感じるのですけれどもね!

甚だ長文になってしまいまして、申し訳ありません。
[12636] 2003年 4月 7日(月)18:38:16三鈴 さん
男坂
[12634]だんな さん
その「男坂」ですが集英社のある神田神保町周辺に実在するというのは本当でしょうか?

太白さんから[12616]でご紹介いただいたHP http://www.246.ne.jp/~jun-nara/SAKA/SAKA.html によると、
千代田区猿楽町に男坂・女坂があるようですね(早速、活用!)。
これが、集英社から近いのか遠いのかは、わかりませんが‥。

坂といえば、
[12625]ken さん
『歩いてみたい東京の坂』(上下巻)という書籍の情報、ありがとうございました。
[12504]で、出過ぎた生意気なことを申し上げてしまった私に対しても、こうしてレスをいただけ、本当に嬉しく思います。
今後とも、何卒、宜しくお願いいたします。
[12623] 2003年 4月 7日(月)13:54:07三鈴 さん
東京の地形・東京の坂
[12616]太白 さん
関東平野が実質盆地というのは面白いですね。
ですね!  私も
KMKZさんの書き込み[12586]を読んで、そういう話は、はじめて知りました。

本ではないですが、謂れを含めてまとめていらっしゃる方のHPはありますね。(中略)
また、由来はないが数が多いのはこちらでしょうか…。
早速のご紹介、ありがとうございます。それにしても、思っていた以上に多いんですねぇ、東京の坂。八百八坂といった様相ですね。


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