[92713] みかちゅう さん
社会科で「都道府県名は漢字で書けるようにする」には、その学年までに対象となる漢字を学習することが前提となります。だけど漢字の学習は国語の範囲なので、国語の授業・教科書で扱わざるを得ないのです。
各教科の学習指導要領の関係はよくわかりませんが、漢字の学習を「国語」に限定する縄張り主義が問題だと思います。
社会で扱う固有名詞を表記するための漢字は、「社会」で覚えることとした方が学習効果は高いと思います。
国語で都道府県の漢字を覚えて、都道府県の位置は社会で教わるなんて効率が悪すぎです。
各科目特有の用語については、それぞれの科目で、読めればいいのか、書くことまで求めるのか決めていけばよいと思います。
ちなみに、小学校の教科書には、その学年(の国語)で習う漢字しか使われていないと思っている人もいるかもしれませんが、現在でもそんなことはありません。高学年では、ルビ以外の配慮はされていないのではないでしょうか。
娘(6年生)の社会の教科書をざっと眺めたところ、地名、人名を除いても、遣隋使、下克上、一揆といった用語はもちろん、鋳物、支援といった一般名詞まで漢字で書かれています。