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都道府県などの漢字を小学校で習うことは必要か?

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記事数=16件/登録日:2018年2月5日

前々から疑問に思っていたことです。
僕は2,3年前に都道府県を習った時は「潟」などは怪しかったですがほとんど書けていました。
しかし新潟を「しんがた」と読んだり「鹿児島」をすべてひらがなで書いたりする人には驚愕していました。
僕は県名くらいは漢字で書けたほうがいいと思うので賛成なのです。
ちなみに[92714]にまんさんに
娘(6年生)の社会の教科書をざっと眺めたところ、地名、人名を除いても、遣隋使、下克上、一揆といった用語はもちろん、鋳物、支援といった一般名詞まで漢字で書かれています。
とありますが、先生が「薩摩」と漢字で板書したり、「東日本大震災」と教科書に普通に書いてあったりしますが、逆に学習した「十和田湖」にルビが振られていたりします。
現役小学生なのでレスしたいことはたくさんありますが、この時デビュー前。残念です。
それでは、どうぞ!

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[92707] 2017年 2月 16日(木)22:31:05naidesu さん
小学校で全都道府県名を
2020年からの小学校学習指導要領で都道府県に入る漢字はすべて教育漢字に含まれるこそうですが、
昨日の新聞で読んだ詳細では2010年に常用漢字に追加された11文字を含む20文字は4年生で習うことになるそうな。

市区町村名で調査したケースはこのサイトにありますが、都道府県ではなかったなと思いまとめてみました。
(北海道の「道」は含み、「府」「県」は参考扱い)
学年漢字
1年生青、森、手、田、山、木、玉、千、川、石、三、大、口、本
2年生北、海、道、岩、秋、形、馬、東、京、新、長、野、知、歌、鳥、広、高、分
3年生宮、福、島、葉、神、重、都、和、庫、取、根、(県)
4年生静、愛、兵、良、児、(府)
5年生群、富、賀、徳
6年生
常用漢字(1981年から)潟、井、岐、滋、香、佐、崎、沖、縄
常用漢字(2010年追加)茨、栃、埼、奈、梨、阜、岡、阪、媛、熊、鹿

上記の「5年生以上」の25文字が4年生になるというわけです。

ちなみにこの改定により4年生で習う漢字は2文字しか増えないのだとか。
ということは23文字が5・6年生に移動することになるのでそれがどの字なのか大いに気になるのですが、
それはこのサイトの趣旨からは離れるのでこのへんで。
[92709] 2017年 2月 20日(月)11:20:59スカンデルベクの鷲 さん
近キ地方
[92707]naidesuさん
近畿地方の"畿"は対象外なんですね。小学校で都道府県名を習う際は必ず地方名も習いそうなものですし、このような小学校での学習も意図して新常用漢字へ追加されたものだと思っていました。
常用漢字と仮名の"交ぜ書き"をする風習は、地名に使うことは稀であると思いますので、おそらく教育の場でも近"畿"地方として教えられることになるとは思いますが。
[92710] 2017年 2月 20日(月)15:48:12【1】Takashi さん
近畿?それとも関西?
[92709] スカンデルベクの鷲さん

近畿地方の"畿"は対象外なんですね。小学校で都道府県名を習う際は必ず地方名も習いそうなものですし、このような小学校での学習も意図して新常用漢字へ追加されたものだと思っていました。

とりあえず近畿地方の"畿"は2010年に常用漢字に追加されています。ただ、

小学校での学習も意図して新常用漢字へ追加されたものだと

私も思っていたので教育漢字に含めていないのは「あれ?」とは思いましたが。

……タイトルじゃないけど学習指導要領自体「関西地方」と教えることでこの問題をクリアするように仕向けているとか?違うと思うけど。
[92711] 2017年 2月 20日(月)22:55:21にまん さん
国語の時間
教育漢字についての話題が出ていますが、教育漢字って「国語」の時間に習う漢字なんですよね。
今でも「社会」の教科書では都道府県名は漢字で書かれています。もちろん近畿も。
小学校では漢字で書けなくてもテストでバツにされることはないでしょうが。

小学生の子どもの国語教科書を見ていると、物語や説明文の中に、うまく覚えなければならない漢字を埋め込んで作っているなと感心するのですが、都道府県の漢字を教育漢字に入れるとなると、鹿や熊はともかく、媛や埼なんてどんな文章で覚えさせるつもりなんでしょう?
国語の教科書に「都道府県の漢字を覚えましょう」なんて単元があるのは、個人的には好きではないですね。
都道府県の漢字はきちんと「社会」で覚えさせて欲しいところです。
[92712] 2017年 2月 20日(月)23:36:58Takashi さん
都道府県の名前で使われる漢字を国語でどう教えるの?
[92711] にまんさん

小学生の子どもの国語教科書を見ていると、物語や説明文の中に、うまく覚えなければならない漢字を埋め込んで作っているなと感心するのですが、都道府県の漢字を教育漢字に入れるとなると、鹿や熊はともかく、媛や埼なんてどんな文章で覚えさせるつもりなんでしょう?
国語の教科書に「都道府県の漢字を覚えましょう」なんて単元があるのは、個人的には好きではないですね。
都道府県の漢字はきちんと「社会」で覚えさせて欲しいところです。

この話から以前の私の書き込み[90515] (2016 年 5 月 17 日 (火) 18:25:08)

個人的にはそういえばこれも習ってなかったっけという漢字もあれば他に使うところある?みたいな漢字もあり無理に小学校で習わなくてもいいんじゃないかなと思ったりしています。

をふと思い出しました。基本的には当時と考えは変わっていないです。

あと気になったのは
・阪と坂、岡と丘(これは教育漢字ではないので小学校で取り上げられることはありませんが)の小学校の国語で使い分けをわざわざ教えるのか(ちなみに大辞林などの国語辞典ベースでは両者を使い分けてはいません。漢字の由来等から違いが出る可能性はあるかもしれませんが。)?
・崎と埼の違いは(本来は)海に突き出た陸地の地形の違いによるのですがそれを小学校の国語で教えるのはやはり違うと思います(埼玉の埼はどちらかというと当て字に近いものですから漢字の意味をあえて取り上げる必要自体ないのかもしれないのですが。)。
といったところでしょうか?考えすぎであることは承知の上で言っています。

……結局のところ都道府県の漢字は社会で教えておけば十分だと思うのですが、小学校の先生の負担が大きくならないことを祈ります。
[92713] 2017年 2月 21日(火)00:04:27みかちゅう さん
国語の時間は漢字を覚えるだけでは?
[92711]にまんさん
都道府県名に使われる漢字が4年生に配当される件ですが、社会科で「都道府県名は漢字で書けるようにする」には、その学年までに対象となる漢字を学習することが前提となります。だけど漢字の学習は国語の範囲なので、国語の授業・教科書で扱わざるを得ないのです。
というわけで面白くはないでしょうが、国語の教科書に「都道府県で使われる漢字を覚える」というページが追加されるでしょう。そもそも都道府県で使われる漢字には一般的な熟語では使われないものも多いですしね。2010年に常用漢字に追加された11字の中でも、一般的な熟語に使われそうなのは奈(奈落の底)・梨(梨園)・熊(熊手)・鹿(鹿の子)ぐらいで、小学生が漢字で当然に書けるようにすべき言葉ではなさそうです。

小学校の配当漢字に追加されたということは、4年生の段階で漢字で書けて当たり前ということです。従来は中学受験の世界でも都道府県名を漢字で書けるようにするのは5年生でいいという感じでしたが、これからはそうも言っていられなくなるのでしょう。子どもは中学受験させるぞという保護者には、3年生までに教育漢字の読み書き(できれば常用漢字も読めるぐらいにはしておく)を完成させておくことを勧めます。4年生以降に一般的な暗記事項と漢字学習の並行は大変です。
[92714] 2017年 2月 22日(水)00:16:19にまん さん
社会科で漢字を習ってもいいのでは
[92713] みかちゅう さん
社会科で「都道府県名は漢字で書けるようにする」には、その学年までに対象となる漢字を学習することが前提となります。だけど漢字の学習は国語の範囲なので、国語の授業・教科書で扱わざるを得ないのです。
各教科の学習指導要領の関係はよくわかりませんが、漢字の学習を「国語」に限定する縄張り主義が問題だと思います。
社会で扱う固有名詞を表記するための漢字は、「社会」で覚えることとした方が学習効果は高いと思います。
国語で都道府県の漢字を覚えて、都道府県の位置は社会で教わるなんて効率が悪すぎです。
各科目特有の用語については、それぞれの科目で、読めればいいのか、書くことまで求めるのか決めていけばよいと思います。

ちなみに、小学校の教科書には、その学年(の国語)で習う漢字しか使われていないと思っている人もいるかもしれませんが、現在でもそんなことはありません。高学年では、ルビ以外の配慮はされていないのではないでしょうか。
娘(6年生)の社会の教科書をざっと眺めたところ、地名、人名を除いても、遣隋使、下克上、一揆といった用語はもちろん、鋳物、支援といった一般名詞まで漢字で書かれています。
[92715] 2017年 2月 22日(水)12:56:48ペーロケ さん
習っていない漢字を書いてはいけない
お久しぶりです。

[92714] にまん さん
漢字の学習を「国語」に限定する縄張り主義が問題だと思います。
[92713]みかちゅう さん
社会科で「都道府県名は漢字で書けるようにする」には、その学年までに対象となる漢字を学習することが前提となります。
うちの子が通う小学校の場合、「習っていない漢字は書いてはいけない」というアホみたいなルールがあります。正しい書き順が身についていないから、という理由らしいのですが、例えばうちみたいに塾に通って先に進んでいると、学校でどこまで習ったかよく分からなくなるのです。それで、この漢字習ったかな?とか余計なことを考えないといけないテストって何の役に立つのか、本当に疑問です。習っていないことを言い訳にして、何もやらない大人を作りたいのでしょうか?ちなみに塾では、書ける漢字はなるべく漢字で、という方針なので、うちの子は小5ですが「飛騨」とか「磐梯山」といった難解な漢字にも果敢に挑戦し、何度か討ち死にしております(笑)。そういや過去にツイッターで話題になりましたが、「新○(がた)の車」という問題で、「新潟」と書いて×になり、正解は「新型」だったという問題もあります。おそらく、型という字を習った後だったんでしょうが、せめて△にして欲しかったなぁ。。。
[92716] 2017年 2月 22日(水)13:24:21スナフキん さん
新・学習指導要領のこと
国語科及び社会科関連で地名で用いられる漢字のお話が出ていますが、単独の社会科ひとつとっても、大きく方針が変わることが取り沙汰されています。特に、現状では「教科書」として無償になっている地図帳が4年次において配布されているところ、新たに3年次に繰り上がることがまことしやかに語られています。学習内容が全般的に前倒しされる傾向にあるって感じを受けますね、恐らく漢字学習の件もこの辺りの事情と紐付けさせて捉えることができそうです。

物ごとは何でもそうでしょうけど、現状を大きく変えることにはメリット・デメリットの両方があるものです。地図や地名に触れる機会を早くさせることで、子どもたちの空間認識能力を育む一助となるのは論を待たないと思うのですが、反面(これは地図学習以外のことにも言えるのですが)学習内容が単なる覚えたモン勝ち、「記憶力競争」に陥らないかという懸念も、個人的には抱きます。

思い切り毒舌を吐いてしまうと、社会科の授業でよく行われている(私自身も中・高と経験した)地形図の地図記号の暗記なんてのはもう愚の骨頂で、そんなことを社会科の授業でさせる必要は全くないわけです。受験やテストで出るから…それはもう出題する側が何も分かってないで設問していることの裏返しで、嘆かわしい限りです。地形図を絡めた出題をするなら、脇にきちんと凡例を設ければそれでよろしい。こういう出題をする側って、市販されている地形図の1枚1枚に、わざわざ漏らさず凡例が入っている意味が分からないんでしょうね。どうしてもそういう課程を避けて通れないのなら、本来は不要なもの、「必要悪」と思って取り組んでもらいたいです。少なくとも、地図記号の知識を前提とした読図程度の設問ならともかく、「次の地図記号は何を表すか」とかいう設問は私は本当にやめてほしいなぁ。

実務上でも、これらからくる弊害に時折悩まされるんですよね…神社を鳥居マークにしてもらわないと困るとかいうコメントが入ったり。クロマル(指示点)で置いて何がいけないのでしょう? そもそも文字列として「◯◯神社」って表記するのだから、あえて特殊な記号を用いるまでもない図だってあり得るのです。ましてや、鳥居マークは神社である、というのは「国土地理院の地形図」におけるルールであって、それに従わなければいけない事情なんて何もないんです。それがいま、大の大人であっても理解できてないケースがとても多いと感じます。

新たな学習指導要領が、これらを是正する方向に進んでくれることを望みます。
[92717] 2017年 2月 22日(水)20:06:38稚拙 さん
ミスマッチ
都道府県名と直接関係ないのですが、「国語と他教科とのミスマッチ」という点で言うと、まっさきに思いついたのは、

「英語の問題で、知らない日本語が出てくる」

ことですね。

一番簡単な例だと、自分は「あいまい」という日本語を、「This is a pen.」という英語と同時に知りました。「a」が「あいまいな母音」と呼ばれているからです。

ほかにも、英和辞典に出ている日本語の意味がわからないことはしょっちゅうありました。
今は電子辞書の時代ですから、英和辞典→国語辞典の関連付けはIT以前の時代より容易なんでしょうね。
[92718] 2017年 2月 23日(木)00:57:34【1】みかちゅう さん
国語と社会科の関係
[92714]にまんさん
国語で都道府県の漢字を覚えて、都道府県の位置は社会で教わるなんて効率が悪すぎです。
公立小学校の場合は国語も社会も担任が教えるので、実質的には社会の時間で扱うことになるはずです。指導要領との兼ね合いで、国語の教科書や副教材(漢字ドリルなど)に都道府県の漢字を扱うページができるとは思いますが。

鋳物、支援といった一般名詞まで漢字で書かれています。
学校教育においても「一般的な用語の漢字・かなの交ぜ書きは避ける」という方針があったような気がします。
その割に理科の用語は「しん食作用」「だ液」「は虫類」といった表記が塾の教材でも使われていたのは謎。社会科用語では常用漢字外であっても漢字かな交じりの表記はありえないのですが。

[92715]ペーロケさん
うちの子は小5ですが「飛騨」とか「磐梯山」といった難解な漢字にも果敢に挑戦し、何度か討ち死にしております(笑)。
「磐梯山」なんて解答することってありましたっけ? それはさておき、5年生前半の地理の試験の答案は誤字が大量に出ますね。採点する側としては誤字が多いものは「要注意漢字」として警戒しておくのですが、思いもよらないところで書き間違えてくるのもあって、神経を使う作業です。「誤字で不正解になって悔しいからきちんと覚える」っていうのもあるので、誤字の見逃しの採点ミスは許しがたいです(受験者から苦情は出ないのであまり発覚しないけれど)。

[92716]スナフキんさん
学習内容が単なる覚えたモン勝ち
一般論として言えば「暗記をきちんとこなせないやつは、論述型の試験もまともに得点できない」のではないでしょうか。つまり、選択肢や単語などの短答式の試験と論述式の試験の得点には強い相関関係がある、と。また、試験では論述式となってはいても解答すべき内容は決まっていて、内容Aが3点、内容Bが4点…といった配点になっていることがほとんどです。

暗記中心の授業ではたしかにつまらないのですが、今の学校に体験学習をする余裕があるのでしょうか…。小学校低学年では学区内の商店街などの訪問、高学年以降では工場や博物館見学などは結構楽しめたのですが、こういった授業がカットされる傾向にあるようです。あと、時間がかかる理科の実験もあまり手が回らないようです。酸とアルカリの単元でムラサキキャベツの汁の色変化、砂糖水と塩水をアルコールランプで加熱した時の比較など、けっこう楽しかったんだけどなぁ。
[92719] 2017年 2月 23日(木)02:07:31全角2文字 さん
現役中学生として
[92712] Takashiさん
……結局のところ都道府県の漢字は社会で教えておけば十分だと思うのですが、小学校の先生の負担が大きくならないことを祈ります。

小学5年生のときに何回か「日本の都道府県名テスト」を受けさせられました。
テストの採点は平仮名でも減点はなしでした。授業中にも特段漢字で教えることはなかったと思います。
うちの小学校では「漢字でかけていればすごい」レベルでした。もちろん漢字で書けている人はたくさん居ましたが。
中学校に入ってから初めて都道府県名の漢字を教わったようなものだったのです。

[92713] みかちゅうさん
そもそも都道府県で使われる漢字には一般的な熟語では使われないものも多いですしね。2010年に常用漢字に追加された11字の中でも、一般的な熟語に使われそうなのは奈(奈落の底)・梨(梨園)・熊(熊手)・鹿(鹿の子)ぐらいで、小学生が漢字で当然に書けるようにすべき言葉ではなさそうです。

まぁ都道府県名は熟語ではないとしても、一般的に使われることばと言ってもいいのでは?
今4年生で習う「兵」「良」も、「兵隊」「兵士」とか「良い」「優良」とかで使うよりも、「兵庫」「奈良」で使う機会が多いのは自分が地名に触れる機会が多いからでしょうか。

正確に、きちんと都道府県名を書きとりさせるために(無論社会科の時間で漢字を中心に教えることはないでしょうから)、国語の時間、それも社会科で都道府県名がまだ出てきていない小4のころに、悪い癖をつけさせないように、先に教えているのは非常によいことだと思いますが…。
[92720] 2017年 2月 24日(金)03:59:11ペーロケ さん
媛という字
[92716]スナフキんさん
学習内容が単なる覚えたモン勝ち
[92718]みかちゅう さん
暗記をきちんとこなせないやつは、論述型の試験もまともに得点できない
 確かにどの単元であっても、知識があるだけで理解度や会話の幅が広がります。ただ、スナフキんさんが例に挙げられている「地図記号」に関しては、地図会社ごとに独自の記号があり、例えばガソリンスタンドやコンビニなどはその店舗ごとのロゴがアイコン化されていて、膨大な量の凡例が欄外に書いてあって、それを覚える必要はないということではないでしょうか。ただの記号ですし、会社によっても、時代によっても変化します。国土地理院の地形図でも、最近になって追加されたものもありますし、逆に戦前の地形図には「陸軍所轄」「海軍所轄」「師団司令部」「旅団司令部」といった軍関連施設の記号があったりします。常識として地図記号を知っておくのはいいと思いますが、子供の頃に覚えた地図記号が大人になってもそのまま使えるとは限らない。地図の電子化が進むにつれて、現在の地図記号が将来使えなくなる可能性が、より顕著になるのではと思います。
 それよりは、「地図を読む力」を見る設問がもっと増えればと思いますね。あるいは、テストではありませんが、ネットを使っていかに早く正確な情報を集められるか、といった情報検索能力も社会には求められることが多いですね。知識も大事ですが、覚えるのが一番ではなく、自分が知らない必要な知識がどこに書いてあるか、という事を知ることの方が大事かなと。

[92718]みかちゅう さん
「一般的な用語の漢字・かなの交ぜ書きは避ける」
ここではおなじみの、東讃のあの市名は避けられる存在なんですね。というのは冗談として、最近気になるのが「障がい者」という言葉をよく見かけます。漢字で書くと「障碍者」なのですが、「障害者」と誤解されている人も多いのではと。ちゃんと漢字があるのに、あえて平仮名を混ぜられると、何か落ち着きません。地名でいうと「勝どき(勝鬨)」もそう。当用漢字など一般的な漢字ではないとしても、漢字があるものはできるだけ漢字で書いて欲しいですね。

[92719]全角2文字 さん
悪い癖をつけさせないように、先に教えているのは非常によいことだと思いますが…。
その考え方は分かるのですが、だからと言って習っていない漢字を書くのを禁止するのは、結果的に得意分野のある子どもをチャレンジすることに対して阻害要因になっている気がします。チャレンジすることで得意分野をよりレベルの高い学びにつなげるような教育にならないかなと思いますね。どうも今の教育は苦手な子に合わせているような気がして、多くの小学生はもっとできるのに、能力を持て余していますよね。勉強しなくても点数がある程度取れるって子も結構いますし。得意な子はもっと先に進んでもいいと思いますし、そのときに変な癖がつきそうなら、その時点で直せばいい話。能力の差がでてしまいますが、それを認めて能力別のクラス編成にしてもいいんじゃないかなと思いますね。現場の先生方がどんなお考えなのかわかりませんが、あまり進みすぎると先生の能力を超える神童が現れるのを恐れているのかも?なんて勘ぐってしまいます。日本の将来のためには、神童が現れるのは大歓迎なんですけどねぇ。。。
 私の小学生時代は、他に苦手科目はありましたが、地理だけは絶対的な自信がありました。ここに出入りしている人は、地理が得意だった人の集まりですから、おそらく多くの方が共感してもらえると思いますが、地理のテストで満点は当たり前、できれば全て漢字で書きたいというプライドがありました。だから、習ってもない漢字であろうが、どんどん挑戦していました(とはいえ、当時の私でもさすがに磐梯山は漢字で書く自信はありませんでした)。で、すごい悔しかったのが、愛媛の媛の字を、点が多かったのか少なかったのかで間違えて99点だったことがありました。もちろん平仮名でも○はもらえていたのですが、漢字で書きたいという変なプライドがそれを邪魔しました。その誤答の悔しさが強烈だったため、結果的に「媛」の字を完璧に覚えることになりましたが、その後、愛媛に住むことになって、住所欄に「愛媛」と何十回書いたことか。。。
 しかし、今までの人生の中で、「媛」の字を愛媛以外の用法で見たことがありません。他の都道府県の漢字は地名や人名も含めると他の用法があります。例えば岐阜の「阜」は長野県泰阜村がありますし、埼玉県の「埼」は佐賀県神埼町があります。が、愛媛県の「媛」は愛媛にかかわるもの以外見たことがありません。しいて言うなら媛彦温泉くらいかなぁ(微妙)。「媛」という字はまさに愛媛のためだけの漢字という印象があります。しかし、愛媛に住む、あるいは訪問することになれば、日常的に「媛」という漢字に接することになる訳ですから、愛媛のためだけの漢字であっても書けるようになってほしいと思いますね。

ちなみに「媛」という漢字、新字体と旧字体があるようです。ウェブ上では違いがよく分かりませんが、蓮田市の点の数みたいなものでしょうか。公文書で旧字体を使うようにしていた時代もあったとはねぇ。。。
[92721] 2017年 2月 24日(金)08:21:27【3】Takashi さん
漢字だけに地理ネタからずれていくような感じが……(あくまでも自分の書き込みがです。)
[92179] 全角2文字さん

まぁ都道府県名は熟語ではないとしても、一般的に使われることばと言ってもいいのでは?
今4年生で習う「兵」「良」も、「兵隊」「兵士」とか「良い」「優良」とかで使うよりも、「兵庫」「奈良」で使う機会が多いのは自分が地名に触れる機会が多いからでしょうか。

まあ、ある意味都道府県名も熟語のようなものとしてみなしてよい部分はあると思います。
「兵」や「良」が地名として使われる機会が多いのはおそらくですが全角2文字さんが関西にお住まいであることと多少は関係しているのではないのでしょうか?関東で似た例を探そうと思ったのですが「群」くらいですかね?

正確に、きちんと都道府県名を書きとりさせるために(無論社会科の時間で漢字を中心に教えることはないでしょうから)、国語の時間、それも社会科で都道府県名がまだ出てきていない小4のころに、悪い癖をつけさせないように、先に教えているのは非常によいことだと思いますが…。

個人的には書くことについては自分の住んでいる都道府県とその周辺くらいできれば十分かなとも思いますが(読みについてはできればすべて覚えてほしいですがそれについても都道府県の位置とセットで覚えていないとあまり意味がない気がします)、現実問題としてはテストの記述式の問題の解答対策として結局すべて書けるようになる必要が出てくるのでしょうね……。それがよいのかどうかはともかく。

[92720] ペーロケさん

悪い癖をつけさせないように、先に教えているのは非常によいことだと思いますが…。
その考え方は分かるのですが、だからと言って習っていない漢字を書くのを禁止するのは、結果的に得意分野のある子どもをチャレンジすることに対して阻害要因になっている気がします。チャレンジすることで得意分野をよりレベルの高い学びにつなげるような教育にならないかなと思いますね。どうも今の教育は苦手な子に合わせているような気がして、多くの小学生はもっとできるのに、能力を持て余していますよね。勉強しなくても点数がある程度取れるって子も結構いますし。得意な子はもっと先に進んでもいいと思いますし、そのときに変な癖がつきそうなら、その時点で直せばいい話。能力の差がでてしまいますが、それを認めて能力別のクラス編成にしてもいいんじゃないかなと思いますね。現場の先生方がどんなお考えなのかわかりませんが、あまり進みすぎると先生の能力を超える神童が現れるのを恐れているのかも?なんて勘ぐってしまいます。日本の将来のためには、神童が現れるのは大歓迎なんですけどねぇ。。。

今の教育が苦手な子に合わせている部分はあると思いますし、あと学習塾に行きたくても行けない子に合わせている部分はあるかもしれません。個人的には習っていない漢字を書くのを禁止するのは変な癖がつきそうならその時点で直せばいいだけだと思うのでむしろいろいろ挑戦してほしいものだと思います。能力別のクラス編成自体は私も高校生の時に体験したのですが、おそらく現行の学習指導要領ではその学年で教えるべきことに制約がある(それ以上のことを教えるわけにはいかない)ことと学力の上昇あるいは低下によってクラス替えがある程度の頻度で必要になること、さらに科目によって得意不得意がどうしても出てくるのでクラス編成が複雑になってしまうことからある程度慎重にならざるをえないのでしょう。飛び級とかを認めれば話は別ですが。

 しかし、今までの人生の中で、「媛」の字を愛媛以外の用法で見たことがありません。他の都道府県の漢字は地名や人名も含めると他の用法があります。例えば岐阜の「阜」は長野県泰阜村がありますし、埼玉県の「埼」は佐賀県神埼町があります。が、愛媛県の「媛」は愛媛にかかわるもの以外見たことがありません。しいて言うなら媛彦温泉くらいかなぁ(微妙)。「媛」という字はまさに愛媛のためだけの漢字という印象があります。しかし、愛媛に住む、あるいは訪問することになれば、日常的に「媛」という漢字に接することになる訳ですから、愛媛のためだけの漢字であっても書けるようになってほしいと思いますね。

確かに愛媛以外の用法で見かけることは少ないと思いますが、才媛という単語がこの字を用いております。他にも出てくるかもしれませんが、愛媛のためだけの漢字ではございませんのでこれを機会に書けるようになってくれるとよいのかなと思います。あと細かいところをつつくことになり申し訳ございませんが現在は佐賀県神埼「市」です。
[92722] 2017年 2月 24日(金)13:18:27hmt さん
愛媛県以外の用例
[92720] ペーロケさん
今までの人生の中で、「媛」の字を愛媛以外の用法で見たことがありません。

落書き帳アーカイブズに 愛ヒメと書く訳 ―地名は当用漢字を超える―という記事集が作られています。

落書き帳では、その後も 地名に使われる漢字についての議論があります。
例えば [65937]宝塚市の「丶のある塚」 など。

[92721] Takashi さん
才媛という単語がこの字を用いております。

この落書き帳で、私が記憶する用例は「才媛」の他に「弟橘媛」がありました。
参考までに列挙しておきます。愛媛でない「媛」
[92724] 2017年 2月 24日(金)19:22:30みかちゅう さん
日本史・世界史に比べて扱いの低い地理
[92720]ペーロケさん
「地図を読む力」を見る設問がもっと増えればと思いますね。
センター試験の地理では地形図の読み取りが全体の5分の1~6分の1ほどの配点となっています。地形に関する用語や地図記号の理解を確認する設問もおなじみです。これに限らず写真や図表の読み取りを要する設問も多く、「知識だけではダメで、活用してこそ解ける」問題が盛りだくさんです。教科書には触れていなくても一般的に常識だろう、という問題もあります。
一方で必修の世界史や日本史は、教科書に直接的に書いてあることが問われることが多いですね。センター試験程度ならば人名や出来事の名前を細かく暗記する必要性はないかもしれませんが、やはり暗記してこそという印象は否めません。知識偏重からの脱却をうたうのであれば地理の扱いももう少しよくしてほしいものですが、大学入試の社会科は「世界史もしくは日本史」とする大学が多いもので・・・。受験にあまり使われないから学校での扱いも低い、という悪循環です。

チャレンジすることで得意分野をよりレベルの高い学びにつなげるような教育にならないかなと思いますね。
運動のできる子はクラスで人気者、絵や書道が得意な子はコンクールに出展してもらえる…というように体育や芸術科目が優秀だと「いい思い」をさせてもらえますが、勉強が得意な子はいいことがあるとは限りません。同級生との関係が悪かったり、ひどいと担任からうっとうしがられたり。おしゃべりなどの露骨な授業妨害こそしなくても、授業に参加する意欲などなくなってしまいます。だから公立中学校では平常点や内申書に影響するぞ、と脅しをかけるのか(苦笑)。

能力別のクラス編成
下位の子供が劣等感を持つから反対という声が大きいからか、公立学校では積極的には採用されません。「できない子の底上げを図る」という意味でも悪くないとは思いますが、下位の組に分類された者をバカにする子供がいるからダメ、というような気もします。能力をあげるという目的を達成するためならば、教師・生徒の双方にメリットがあると思います。

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