こんばんは、じゃごたろです。
ひさびさの登場です。
本来なら一年で一番寒いはずの今日この頃、諏訪地方でも雪ではなくて雨が降っていました。御柱祭のある今年ですが、御神渡りは今年はなさそうですね。
[74115] 千本桜 さん
温泉とは無縁に思える地域でも掘れば温泉が涌くのですね。
どうもそのようです。近年ボーリング技術(球技の方は『ボウリング』)の進歩によりそれが可能となったようです。温泉法第二条には「温泉」の定義として、
この法律で「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。
とあります。で、その別表には、
1.温度(温泉源から採取されるときの温度とする。)
摂氏25度以上
2.物質(左に掲げるもののうち、いづれか一)
(以下省略)
とあります。つまり条文では「温度又は物質」とありますから、別表2の物質を含んでいなくても(いわゆる効能があるとされる物質を含んでいなくても)、湧出した水の温度が25℃以上なら温泉ということになります。近年のボーリング技術では地下1000mよりも深く穿つことが可能となっています。これくらいの深さにある水は必然的に高温であり、ボーリングがその水脈に当たると地表では25℃以上の水を得ることができます。これらは法律上の「温泉」と認められますから、「○○温泉」と名乗ることも可能となるわけです。
全自治体に温泉があるなどというのも珍しくないのは、このボーリング技術のおかげです。
しかし古くから温泉場として名の通っているのは「源泉かけ流し」の温泉が多いのでしょうね。上のように25℃以上で温泉となりますが、こんな温泉には誰も入りませんよね。ですから、温泉であってもそれをボイラー等で沸かしている温泉は多い。また湧出量が少ないために、湯船からあふれたお湯を循環して使用するのは実はあたりまえ。無理やり地下から掘り出すわけですから。
「源泉かけ流し」とは、源泉を沸かす必要もなく、循環して再利用する必要もない贅沢な温泉です。諏訪の人はそれが自慢の一つのようで、市内の各地区(小字単位)に共同温泉があります。ただし利用できるのは自治会に入っているひとだけ。アパート暮らしの人は不可。まあ逆に資源物のゴミ捨て時に立ち会ったり、地区の行事に強制的に参加させられることもありませんが。。。
[74118] Issie さん
「左岸」ですね。
上流から下流を向いて左が「左岸」、右が「右岸」。相模川は北から南に流れているので、海老名市は相模川左岸となるのですね。