hmtさんご逝去の報に接し、心から哀悼の意を表しますとともに、ご冥福をお祈りいたします。
hmtさんとの思い出で一番記憶に残っているのが、鹿角市の湯瀬温泉で開催された第5回公式オフ会の後、私の運転するレンタカーで小坂鉱山にご一緒させていただいたことです。あれからもう13年以上が経つのですね。当時から足を悪くされており現地では杖をついての散策でしたが、各施設を熱心に見学されていらっしゃたお姿が印象的でした。会話を交わす中で、私もその博識に直接触れることができました。
オフ会終了数日後には「
小坂鉱山に係る自然と人」という8作におよぶシリーズものの投稿を開始されるなど、歳を重ねても探求心を失わない姿勢に敬服させられたものです。
その後私自身の生活環境が一変したこともあり、会津若松での第8回オフ会以降直接お会いすることは叶いませんでしたが、読み応えのある記事を通して、その博識や熱量を身近に感じることができました。hmtさんの記事で毎回感心させられたのは、内容の濃さもさることながら、数多ある落書き帳の過去記事からテーマに合った記事を考古学者の如く発掘して引用されていたことです。単に記憶力が凄いといっただけではなく、落書き帳や過去の投稿者へのリスペクトが感じられ、これもhmtさんのお人柄を示すエピソードではないかと思います。
これからもhmtさんが落書き帳に残された足跡をしっかりと記憶にとどめ、大切にしてまいりたいと思います。