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[109393] 2023年 12月 14日(木)12:53:52【3】訂正年月日
【1】2023年 12月 14日(木)13:23:12
【2】2023年 12月 14日(木)13:28:28
【3】2023年 12月 14日(木)20:34:22
YT さん
沖縄県豊美城市の瀬長島を有人島リストから削除する可能性について
[82725] [82776] オーナーグリグリさん

問四:豊見城市の瀬長島は、本土(那覇空港)と地続き

豊見城市の瀬長島は、この部分で那覇空港(那覇市)と堤防でつながっています(こことここでは切れていますが)。一方、松江市の大根島と江島は、こことここで切れています。江島は江島大橋で境港市と架橋していますので、境港市も共通項が該当します。

『新版 日本の島事典』で「第III部 島嶼県別統計」の方に掲載がなく、「第1部 日本の島々(解説編)」の方に個別の解説記事の掲載があった有人島候補は、琵琶湖の沖島、中海の大根島、江島、浜名湖の弁天島などの湖の島のほか、第III部の方では合算値が示されていた徳島県鳴門市の大毛島・高島、長崎県対馬市の赤島・泊島、長崎新上五島町の有福島・日島・漁生浦島、そして今回自分が誤って独立した自然島と判断してしまった鹿児島県出水市の蕨島と、沖縄県豊美城市の瀬長島の二つが該当します。四国本土と埋め立てられて接続している香川県坂出市の瀬居島と沙弥島、九州本土と接続している長崎県長崎市の香焼島なども、「第1部 日本の島々(解説編)」の方に独立の解説記事がありますが、「第III部 島嶼県別統計」には掲載されていません。【追記:[109368]の「島面積1.00 km2未満の有人島、その他特殊な島の面積の比較(修正の必要がないものも含む)」の表で、小数点以下6桁まで示されていないものが、「第III部 島嶼県別統計」に掲載されていないものに該当します。この表を作成した段階では蕨島(0.8675 km2)を考慮していなかったので表には入れていません。湖の有人島、合算値の面積が採用されている有人島のケースを除けば、面積1km2未満の有人島リストの中で瀬長島が唯一「第III部 島嶼県別統計」の方で独立した自然島と認識されていなかったということです】

ここで鹿児島県出水市の蕨島の方は、九州本土と繋がっており([109392])、立場としては長崎県長崎市の香焼島と同等であることが分かりました。となると、もしかしたら沖縄県豊美城市の瀬長島にも同様に独立の自然島とみなすには何らかの問題があるのかも知れません。

改めて瀬長島について国土地理院の地図を見ますと、北東側の道は2か所で切れていますが、北西側の道は完全に陸続きのようにみえます。google mapのストリートビューで北西側の道から北東側の道を見ると、北東の道には確かに2か所橋が架かっています。一方北西側の道はどうかというと、ストリートビューでその道を移動する限り、橋があるようには見えませんし、遠くから見た場合でも道の途中に橋や水路があるように見えません。

よって、ritokei/離島経済新聞ではわざわざ瀬長島の項目がありますが、過去のオーナーグリグリさんの投稿でも指摘されているように、瀬長島は完全に沖縄本土と繋がっているとみなし、瀬長島を削除して人口も沖縄島と合算しても構わないかも知れません。その場合2020年は瀬長島の人口0なので影響ありませんが、2015年は瀬長島は1世帯4人なので、沖縄島の人口は1,301,753→1,301,757人に修正となります。ただしritokei/離島経済新聞を尊重するのであれば、現状維持です。

なお、『新版 日本の島事典』「第III部 島嶼県別統計」では、神奈川県横浜市金沢区の野島、島根県浜田市の瀬戸ヶ島/瀬戸ケ島、広島県広島市南区の宇品島のほか、すでに追加済みの神奈川県横須賀市の天神島、佐賀県太良町の竹崎島、長崎県五島市の前小島、熊本県上天草市の椚島、熊本県天草市の前島、宮崎県宮崎市の青島なども自然島として掲載されています。

浜名湖の弁天島は・・・まあ沖島や大根島・江島などと同じ湖の島ですが、弁天島から拡張される過程で大量の人工島が建設されており、野島や宇品島以上に扱いが微妙なところです。

SHIMADASや『新版 日本の島事典』「第III部 島嶼県別統計」で同一の島とされ(『新版 日本の島事典』「第1部 日本の島々(解説編)」、離島統計年報では独立の島扱い)、実際に埋め立てられている長崎県対馬市の赤島・泊島については、離島統計年報を尊重して現状では合算しないままでいいと思います(有福島・日島・漁生浦島も同様)。
[109392] 2023年 12月 14日(木)11:21:56【1】訂正年月日
【1】2023年 12月 14日(木)11:32:02
YT さん
[109381]の訂正:蕨島の削除、九州の人口修正
[109381]で追加した島は、過去に2013年1月開催の十番勝負で色々検討されていたようです。

[82776] オーナー グリグリさん

なお、問四の該当しない市については、木更津市が人工島、西尾市が桟橋、出水市が堤防道路の除外例です。ただ、木更津市は海底トンネルで川崎市(同じ本州)につながっているので、大村市の除外と合わせて、基準が分かりにくくなったかもしれません。常滑市を除外例にした方が明確だったでしょう。また、桟橋ではなく岸壁と表現すべきですね。桟橋だと海面上に構築される橋と同種になってしまいます。したがって、「堤防道路、桟橋」は「堤防道路や岸壁」と表現すべきでした。

あと、江の島(藤沢市)のように陸繋島で陸続きになる場合を除外するかどうかを悩みました。出水市の蕨島のように完全に堤防で陸続きになっているかどうかをGoogle Mapの航空写真や画像検索などで確認し、橋があって満潮時などに海面下になることが確認できたものは該当することとしました。福岡市の志賀島は航空写真では陸続きになっていますが、Wikiなどの記述から志賀島橋の部分は道切(みちきれ、満切)と呼ばれ、満潮時に一部が海水で区切られるとのことから該当する市としています。

改めて国土地理院の地図で鹿児島県出水市の蕨島を確認したところ、松原鼻から先に堤防が伸びています。堤防の南側を流れる水路は、北西の末端側では地図の上では水路で島が分離しており、橋が架かっているように見えますが、そこに水門が存在するようです。水路をどんどん南東へたどっていくと、水路の末端では完全に空堀となっていました。船があるということは、満潮時にはここまで海水が来るのかも知れませんが、そこから先は完全に埋め立てられています。

よって、[109381]のリストから蕨島を除外し、九州の人口も修正します。

#島名都道府県人口
2020年
人口
2015年
面積
(km2)
人口密度
(人/km2)
変更点
383***九州7県12,346,47812,546,11136,782.38335.7竹ノ島,南串島(長崎県西海市),黒島(大分県臼杵市)の人口推定処理の影響あり九州の数字が修正前のままでした(本州・四国は対応済み)。能古島2020年663人→661人(2人減)【最初の数字が間違っていた】、竹ノ島2人→3人(1人増【住基人口比で修正】)、南串島2020年76人→82人(6人増【住基人口比で修正】)、2015年85人→96人(11人増【確定値に変更】)、、鹿島2020年6人→7人(1人増【確定値に変更】)、黒島2020年4人→3人(1人減【2015年の確定人口比で修正】)の修正により、九州島は2020年が5人減、2015年が11人減となります。

その他の島については、[82809]の離島架橋一覧に関わっています。

神奈川県横浜市野島については[82781][82782]、島根県浜田市の瀬戸ヶ島/瀬戸ケ島については[82815]、広島県広島市南区の宇品島については[86248]に関連する情報が示されています。瀬戸ヶ島はほぼ問題なく自然島。野島は自然に陸繋島となった後、何度も水路を開削されている島。宇品島は一度埋め立てられた後、再度水路を開削された島です。一応野島も宇品島も『新版 日本の島事典』では「自然島」扱いとなっていますが、経歴的には微妙な島です。

hmt さんがご存命であれば、この辺の意見を述べられたことでしょう。

なお、平清盛による音戸瀬戸開削伝説が伝わる倉橋島ですが、下向井龍彦 『音戸瀬戸平清盛開削伝説に関する学際的研究とその地域教材化』によると、

地質学・自然地理学からの検討
自然地理学の方法によって清盛開削の真偽を検証した。人工的開削を施したと仮定したなら、必ず海岸地形の変化やそれに伴う潮流の変化等の痕跡が残るはずである。そこで①海底地形の経年変化、②海岸地形の経年変化、③潮流による侵食、④対象地域周辺の地質、⑤過去の災害による変化、の5つの観点から分析した。分析の結果、①海底に存在する花崗斑岩などの岩脈は非常に浸食されにくい性質を持っているために人力で開削するのは困難である②縄文時代の海水面は現在より数㍍高く現在海峡南北に存在する巨大な海釜は、縄文時代の潮流の流速が現在よりはるかに大きかったことを示す。③縄文時代以降、現在の海水面に安定化するまでの過程で、海水面の上下変動は幾度となく繰り返されたはずだが、音戸瀬戸が陸地化するほどの大規模な変動は検出されない。④海底地形の経年変化と潮流との関係を検討すると、音戸瀬戸の海峡内部は堆積作用よりも浸食作用のほうが大きく、歴史時代(弥生時代以降)に堆積作用で陸地化したとは考えがたい。⑤海峡を埋めるような大規模な土石流の痕跡はみあたらない。以上の点が明らかになった。
以上、地質学・自然地理学の方法によっても、音戸瀬戸が清盛が開削して海峡になったという徴証は認めがたく、縄文時代から清盛の時代にいたるまで一貫して狭小な海峡であったという結論ならざるをえない。それは、歴史学・歴史地理学・民俗学の方法による研究結果と一致する。

とのことで、清盛開削伝説はあくまでも伝説で、倉橋島は一貫して自然島のようです。鹿老渡(江戸時代の書物によると「韓泊り」に由来する)の方がむしろ伝説の舞台だったら話が早いのですが、堀切開削の方の情報はまだ見つかっていません。
[109381] 2023年 12月 11日(月)02:10:29【6】訂正年月日
【1】2023年 12月 11日(月)02:44:00
【2】2023年 12月 11日(月)10:19:15
【3】2023年 12月 11日(月)10:48:10
【4】2023年 12月 11日(月)10:51:47
【5】2023年 12月 11日(月)15:39:24
【6】2023年 12月 11日(月)20:02:56
YT さん
野島・弁天島・瀬戸ヶ島・宇品島・蕨島の追加と注の見直し
[109376] オーナー グリグリさん

[109370][109375]に基づく修正を行いました。

ありがとうございます。松島、六口島の基本単位区の私の方の誤解による間違いにも気付いていただき、申し訳ありません。

編集システムを急ぎたいのですが、石島/井島など特殊要因があるので悩み中です。

ありがとうございます。ただ今回の投稿が多分最後の大幅な改訂になると思います。

今回、神奈川県横浜市金沢区の野島、島根県浜田市の瀬戸ヶ島、広島県広島市南区の宇品島、鹿児島県出水市の蕨島を追加しました。これらはすべて『新版 日本の島事典』 (2022年)の方で「自然島」かつ「陸繋島」として扱われています。結局のところ現状島の定義というのが難しいのですが、明白に埋め立てによって水路が満潮時(【干潮時と最初書いてましたが満潮時に訂正】)にすら消失してしまっている場合を除き、『SHIMADAS』 (2019年)や『新版 日本の島事典』などで自然島として扱われているものは極力島として扱います。横浜市の野島は一度砂洲が繋がっていたものをあとから掘ったということで微妙ですが、それを言い出すと平清盛が水路を掘ったと伝えられている広島県呉市の倉橋島、後から埋まった砂洲を除いた神奈川県藤沢市の江の島なども自然島といえるのかという問題が起こります。

また浜名湖の弁天島を加えました。自然島由来といえるのは、弁天島、日之出島、新弁天、(およびいかり瀬などの無人の瀬)で、乙女園(現在は新弁天に接続)、観月園、湖島(中ノ島)、渚園、千鳥園、蓬莱園はすべて人工島ですが、区別がむずかしいこと、『SHIMADAS』 、『新版 日本の島事典』 はどちらも1個の項目として弁天島を扱っているので、これらを分けずに1個の湖内の自然島として扱いました。ただし下の表では、注の方に構成する島のリストを示すようにしてみました。なお『新版 日本の島事典』では八島, 四洲の総面積が10.945 km2と印字されていたのですが、構成する個々の島を合算してみても明白に1桁数字が間違っていること、また四洲は完全に無人なので、八島合計の0.9968 km2を採用しました。

湖の島ということで、浜名湖の弁天島、琵琶湖の沖島、中海の大根島、江島の人口はすべて本州の人口に合算します。『新版 日本の島事典』収録の島の情報を信じる限り、これ以外に有人の湖の島は見つかりませんでした。

また水路によって分割される、岡山県瀬戸内市の長島、広島県呉市の倉橋島、愛媛県宇和島市の日振島、長崎県対馬市の対馬島の4島については全部1個の島として扱います。このうち長島と対馬島については人工的な水路が完成した時がはっきりしているのですが、倉橋島~鹿老渡島の堀切、日振島の南北については、はっきりした資料をみつけることができませんでした。ただこれら4つの島は、現状では『SHIMADAS』 、『新版 日本の島事典』(「第III部 島嶼県別統計」では個々の面積の記述があるものの、本編の方では全く同じ項目内で扱っている)、そして離島統計年報において、いずれも単独の島として扱われ続けているという実績があること、倉橋島~鹿老渡島の例を除き、長島の東西島、日振島の南北島、対馬島の対馬上島と対馬下島に挟まれた第3の島を指す固有名が存在しないことなどから、今回はすべて同一の島として扱い、浜名湖の弁天島を含め、注の方の個々の島の情報を加えてみることを提案します(でもしつこいと感じたら採用しなくても構いません)。

以下に追加修正リストをまとめます。【追記:本リスト内の弁天島の面積は四洲を排除した八島合算値に変更】

(開く)追加修正箇所リスト

新たに加えた鹿児島県出水市の蕨島ですが、出水市[0180-06050](2020年16世帯31人、2015年13世帯21人)が九州本土側の土地を大量に含むため、当初は住基人口比で計算しようとしました(新版 日本の島事典によると2020年12月1日住基人口137人、SHIMADASによると2019年7月1日住基人口139人、島の散歩によると2016年2月1日住基人口153人とあり、出水市荘の住基人口(2020年12月1日839人、2019年7月1日835人、2016年2月1日912人)と出水市荘の国勢調査人口(2020年792人、2015年882人)から算出しようとしたところ、その結果2020年は129~133人、2015年は144~148人となり、[0180-06050]全域を[0180-06020~06040]に加えた数字(2020年127人、2015年146人)すら上回るか同等となってしまう結果となりました。改めて出水市[0180-06050]の九州本土側をgoogle mapで精査したところ、実際に確認できたのは工内排水機場、市立蕨島小学校、米作り農業法人鶴秀の関連施設、その他排水関連の施設、ビニールハウス、平屋の作業場などで、本土側には住宅地が一軒もないようにみえます。また蕨島側に入り込んでいる[0180-06050]には20軒弱の家屋は確認できることなどから、ここでは[0180-06050]内の住居がすべて蕨島に存在すると仮定し、国勢調査基本単位区の人口データの合算で蕨島の人口を算出しました。ただし「市区町村 (小地域区分)」の方では「出水市 (荘の一部 [0180-06020~06040] [0180-06050]の一部)」という表記を残しました。

データ項目の説明の内
(3) 琵琶湖に浮かぶ沖島は、国土地理院の規定では島ではないが、法令上離島振興法等指定離島となっておりリストに含めている。ただし、琵琶湖は本州の面積に含まれており、沖島の人口も本州の人口に含めている。

は、例えば

(3) 湖の島は国土地理院の規定では島ではないが、例えば琵琶湖に浮かぶ沖島などは法令上離島振興法等指定離島となっており、湖の有人島もリストに含めている。ただし、琵琶湖や浜名湖、中海は本州の面積に含まれており、沖島や弁天島、大根島、江島などの人口も本州の人口に含めている。

に変える必要があります。

5. 人口算出における詳細注記
(1) 高知県須崎市の中ノ島、戸島
 本土と分離できないため人口を推定。四国の人口は正確ではないが誤差は±10人程度と推察。
(2) 長崎県西海市の竹ノ島、南串島 / 西彼杵郡時津町の前島 / 諫早市の鹿島 / 大分県臼杵市の黒島
 国勢調査の基本単位区では本土と分離できないが、離島統計年報に国勢調査の基本単位区をさらに分割した数字あり(竹ノ島、前島、鹿島、黒島は2015年国調、南串島は2010年国勢調査ベース)。基本単位区に占める人口比から人口を推定。九州の人口は正確ではないが誤差は±20人程度と推察。
(3) 長崎県南松浦郡新上五島町の中通島、桐ノ小島
 離島統計年報に2020年国勢調査の基本単位区をさらに分割した数字あり。
(4) 熊本県の大矢野島・野牛島
 人口を分離するための有効なデータ見つからず、両島の人口を大矢野島欄に一括表示。

は、少し整理して

5. 人口算出における詳細注記
(1) 徳島県海陽町の竹ヶ島 / 高知県須崎市の中ノ島、戸島
 本土と分離できないため人口を推定。四国の人口は正確ではないが誤差は±10人程度と推察。
(2) 長崎県西海市の竹ノ島、南串島 / 大分県臼杵市の黒島
 国勢調査の基本単位区では本土と分離できないが、離島統計年報に国勢調査の基本単位区をさらに分割した数字あり(竹ノ島、前島、鹿島、黒島は2015年国調、南串島は2010年国勢調査ベース)。基本単位区に占める人口比から人口を推定。九州の人口は正確ではないが誤差は±10人程度と推察。
(3) 熊本県の大矢野島・野牛島
 人口を分離するための有効なデータ見つからず、両島の人口を大矢野島欄に一括表示。

また弁天島、長島、倉橋島、日振島、対馬島を構成する島の各人口変遷は以下の通りになります。弁天島については『新版 日本の島事典』記載の面積(小数点以下4桁)を載せます(他は[109351]の方で小数点以下6桁の数字を掲載済みですのでここでは四捨五入した数字にしています)。

(開く)弁天島、長島、倉橋島、日振島、対馬島の構成島の人口の変遷

今後は可能であれば、有人の人工島の人口をまとめたいと思います。川の中州や、あるいは例えば房総半島島みたいなのは、ネタとして面白いかも知れませんが、ちょっとデータを揃えるのが難しそうです。
[109375] 2023年 12月 8日(金)20:51:44【4】訂正年月日
【1】2023年 12月 8日(金)20:58:08
【2】2023年 12月 8日(金)21:05:17
【3】2023年 12月 8日(金)21:07:29
【4】2023年 12月 9日(土)00:55:31
YT さん
[109370]の追記:小地域区分の訂正点
[109369] オーナー グリグリさん

以上、お手数ですがご確認ください。→ 日本の有人島一覧

すみません。[109370]に加え、小地域区分で訂正するべき点を以下にまとめます。

【追記:#51賢島、#278蛎浦島を追加】

#島名都道府県市区町村 (小地域区分)備考
51賢島三重県志摩市 (阿児町神明の一部 [0020-00221~00222] [0020~00230の一部] [0020-00240])間違いではないが、「~」を全角に変更
53沖島都道府県近江八幡市 (沖島町:[0820-00030]を除く)他の書き方との整合性(コロンなど)
54淡路島兵庫県洲本市, 淡路市, 南あわじ市 (沼島を除く)間違いではないのですが、後に南あわじ市の沼島が続くので順番変更
77井島・石島岡山県, 香川県玉野市 (石島), 直島町 ([0010-00641の一部])[0010-00641]は香川県直島町の基本単位区(令和2年国勢調査報告書で直島町には大字・町名が与えられていない)で、岡山県玉野市側の大字・町名は石島
78松島岡山県倉敷市 (下津井の一部 [1590-00030の一部])「の一部」を追加
79六口島岡山県倉敷市 (下津井の一部 [1590-00030の一部])「の一部」を追加
93細島広島県尾道市 (因島重井町の一部 [1060-00470] [1060-00550])「細区」=[1060-00470]だけ字・丁目名が入っており、両者ともに「因島重井町」という大字・町名に所属・・・なので混乱するので「細区」を削除
102大崎上島広島県大崎上島町 (契島,生野島,長島を除く)除くの場合はコンマの後のスペース削除
105三角島広島県呉市 (豊町久比の一部 [2360-02010~02020], 豊浜町大字大浜の一部 [2310-01010])括弧が余計
154大毛島徳島県鳴門市 (鳴門町土佐泊浦, 三ツ石:[0030-03040]を除く)他の書き方との整合性(コロンなど)
156島田島徳島県鳴門市 (瀬戸町大島田, 室, 撫佐, 小島田, 中島田, 北泊の一部 [0040-03140], 堂浦の一部 [0040-02200])括弧が余計
159竹ケ島徳島県海陽町 (大字宍喰浦字竹ケ島の一部 [0220-00260の一部])「の一部」を追加
164直島香川県直島町 (屏風島,向島を除く)除く内容を追加
165屏風島香川県直島町 ([0010-00631])令和2年国勢調査報告書で直島町には大字・町名が与えられていない
166向島香川県直島町 ([0010-00641の一部])令和2年国勢調査報告書で直島町には大字・町名が与えられていない
252壱岐島長崎県壱岐市 (大島,長島,原島,若宮島を除く)除くの場合はコンマの後のスペース削除
267前島長崎県佐世保市 (小佐々町矢岳の一部 [2750-00040の一部])「の一部」を追加
268鼕泊島長崎県佐世保市 (小佐々町矢岳の一部 [2750-00040の一部])「の一部」を追加
278蛎浦島長崎県西海市 (崎戸町蠣浦郷, 崎戸町本郷の一部 [0500-01010] [0500-02010])基本単位区のコンマつなぎを修正
279崎戸島長崎県西海市 (崎戸町本郷の一部 [0500-01020] [0500-03010~05010])間違いではないが、「~」を全角に変更(ほかはすべて全角になっている)
300中通島長崎県新上五島町 (頭ケ島,桐ノ小島,若松島,漁生浦島,有福島,日ノ島を除く)除くの場合はコンマの後のスペース削除
358種子島鹿児島県西之表市 (馬毛島を除く), 中種子町, 南種子町西之表市が欠落
[109370] 2023年 12月 7日(木)23:57:12【5】訂正年月日
【1】2023年 12月 8日(金)00:22:06
【2】2023年 12月 8日(金)00:49:52
【3】2023年 12月 8日(金)01:05:06
【4】2023年 12月 8日(金)09:56:18
【5】2023年 12月 8日(金)15:59:28
YT さん
大根島・江島の面積と3つの有人島追加:長崎県五島市の前小島・熊本県上天草市の椚島・熊本県天草市の前島
[109369] オーナー グリグリさん

五島市の前小島と天草市の前島は[109336]記載の新規追加分で現時点で一覧に掲載なしです。掲載情報をいただければ追加します。

以上、お手数ですがご確認ください。→ 日本の有人島一覧

早速の修正ありがとうございます。

まず島根県松江市の大根島と江島の面積の出典が「SHIMADAS (2019年)」となっていますが、現在引用している5.15 km2、1.09 km2は「新版 日本の島事典 (2022年)」からの数字です(新版 日本の島事典 (2022年)は1km2未満の島の面積の引用に使っており、ここだけ1km2以上の島の面積として引用している)。

参考までに以下に大根島と江島の面積をまとめます。国土地理院が島面積を毎年公表するようになったのは平成14年以降のようですが、現在オンラインで閲覧できるのは平成16年以降です。それによると、平成25年まではずっと5.15 km2, 1.20 km2でしたが、平成26年の面積算出方法の変更以降は、合算した面積6.78 km2→6.74 km2→6.71 km2を掲載しています。離島統計年報の方は2003年から2021年に至るまで、ずっと平成25年以前の国土地理院の数値5.15 km2, 1.20 km2のままです。一方SHIMADAS (2019年)の方は平成29年~令和5年1月1日までの合算値6.74 km2を掲載しており、個々の島の面積は載っておりません。新版 日本の島事典 (2022年)は、事典第1部の項目の方で、5.15 km2、1.085 km2となっています。

文献大根島の面積(km2)江島の面積(km2)大根島・江島の面積(km2)
国土地理院面積調(平成16年~平成25年)5.151.206.35
国土地理院面積調(平成26年~平成28年)6.78
国土地理院面積調(平成29年~令和5年1月1日)6.74
国土地理院面積調(令和5年4月1日~令和5年7月1日)6.71
2003離島統計年報~2021離島統計年報5.151.206.35
SHIMADAS (2019年)6.74
新版 日本の島事典 (2022年)5.151.0856.235

実のところ、新版 日本の島事典 (2022年)の数字の中で、ここだけ一番精度が低い感じですので、江島の面積を1.20 km2に戻して2021離島統計年報を引用しても構わないかも知れません。

またほかに気付いた点としては、長崎県五島市の福江島、熊本県上天草市の涌島、熊本県上天草市・天草上島の天草上島、熊本県天草市・苓北町の天草下島の小地域区分や人口、面積、人口密度がおかしくなっていました。ついでに折角ですので、長崎県五島市の前小島、上天草市の椚島、天草市の前島(いずれも赤色背景の「上記以外:SHIMADAS (2019年)などに掲載」に相当)の情報を以下にまとめます。この3つの島を追加すると、それぞれ福江島、天草上島、御所浦島の人口が削られますが、九州島の人口自体には影響がありません。椚島は最初から国勢調査の基本単位区で区別できましたが、前小島、前島の方は住基人口比で算出する必要がありました。

【追記:備考の修正】昨晩の時点で、福江島と御所浦島の備考をそれぞれ「2020年, 2015年の人口は福江島, 前小島全域(2020年31,945人, 2015年34,419人)より前小島の推定人口を除して推定」、「2020年, 2015年の人口は御所浦(2020年1,539人, 2015年1,786人)より前島の推定人口を除して推定」などと書きましたが、小地域区分の方で既に差分で算出していることが明記されているし、状況は四国、九州などと同じなので、備考内容をシンプルに変更しました。
【追記:前島について】すみません。「奈留島」ではなくて「奈留町」なので、前島分も入っていました

番号島名都道府県市区町村 (小地域区分)人口
2020年
人口
2015年
面積
(km2)
人口密度
(人/km2)
備考変更点
312福江島長崎県五島市 (奈留町,久賀島,蕨小島,椛島,赤島,黄島,黒島,島山島,嵯峨島を除く)31,93834,411326.3697.9前小島(長崎県五島市)の人口推定処理の影響あり住基人口比で「前小島」を分離し、小地域区分の範囲を修正し、備考を追加
312.5前小島長崎県五島市 (岐宿町河務の一部 [基本単位区1370-10010の一部])780.2133.32020年, 2015年の人口は福江島, 前小島全域(2020年31,945人, 2015年34,419人)と住基人口比(2015年2月10日8人/2015年4月1日35,905人)により推定; 2015年2月10日住基人口出典:SHIMADAS (2019年)新規追加, 住基人口比で福江島より分離
328*樋島熊本県上天草市 (樋島)9731,1403.45282,0データが天草上島と混在している状態を修正し、さらに「椚島」を分離
328.5**椚島熊本県上天草市 (高戸の一部 [0130-00140])330.358.6新規追加, 国勢調査の小地域区分により「天草上島」より分離
329*天草上島熊本県上天草市 (維和島,大矢野島,野牛島,湯島,野釜島,永浦島,樋合島,前島,中島,樋島,椚島を除く), 天草市 (志柿町, 瀬戸町, 下浦町, 楠甫, 大浦, 須子, 赤崎, 上津浦, 下津浦, 大島子, 小島子, 棚底, 宮田, 浦, 馬場, 打田, 河内, 湯船原, 古江)23,76926,314225,93105.2データが一部桶島と混在している状態を修正し, さらに椚島を分離
330御所浦島熊本県天草市 (御所浦:前島を除く)1,5371,78412.54122.6前島(熊本県天草市)の人口推定処理の影響あり住基人口比で「前島」を分離し、小地域区分の範囲を修正し、備考を追加
330.5**前島熊本県天草市 (御所浦字下脇の一部 [0500-09090の一部])220.1513.32020年, 2015年の人口は御所浦地域(2020年2,318人, 2015年2,735人)と住基人口比(2019年8月31日2人/2,729人)により推定; 住基人口出典:SHIMADAS (2019年), 天草市ひとのうごき参考Web新規追加, 住基人口比で「御所浦島」より分離
336*天草下島熊本県天草市 (天草上島,御所浦島,前島,牧島,横浦島,通詞島,横島,下須島を除く), 苓北町65,93771,523574.95114.7小地域区分に天草市の情報欠落

上の番号は、3つの島を挿入する場所の目安ということで入れました。

九州に関しては新たな有人島として、鹿児島県出水島の蕨島(2020年127人/0.87 km2)を見つけましたが、こちらは九州島の人口にも影響があるので、ほかと一緒にまとめなおします。


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