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キーワード「鷹匠」を含む記事が5件見つかりました

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[21747] 2003年 11月 4日(火)18:10:12【2】Issie さん
柏原
[21743] なきら さん
柏原、谷和原に至っては・・・

「ガイシュツ」かもしれませんが…
JRの駅に3つの読み方がそろっている「柏原」。
そのうちの1つ,兵庫県・丹波氷上郡の「柏原(かいばら)」は,元々は「栢原」と表記していたんですよね。
「栢」は「かや」という漢字(屋根を葺く材料になるカヤ(萱,茅)ではなく,「カヤの木」のカヤ)。
「かやはら」から「かいばら」になった,というのなら,それほど不自然でないかも。
後に1画減らして「栢」が「柏」に変わってしまったのでした。
だから実は「柏(かしわ)」とは関係がない。

大阪府・河内志紀郡(南河内郡)の「柏原(かしわら)」の方は,「かしははら」の縮約なんでしょうね。

[21746] またーり さん
鷹匠町 ○たかじょうまち △たかしょうまち

これは,実は地名レベルの話ではなくて,普通名詞である「鷹匠」という漢字の読み方の問題なのですね。
この町名のとおり,「たかじょう」と読むのがこれを生業とする人たちに対する習慣です。

[21736] U+3002 さん
○ブダペスト ×ブダベスト

これも既出だったと思いますが,「正しくは」そのどちらでもなくて「ブダペシュト」なんですね。
ハンガリー語では s は「シュ」と発音します。「ス」と発音するのは sz 。ところが,sz の有声音(ズ)は z で,zs と表記すると s の有声音の「ジュ」。“英語のための日本語表記法”であるヘボン式ローマ字を刷り込まれている身には,ややこしいですね。
(ところで,日本語では s の有声音である z と,ts の有声音である dz の違いが意識されません。それに耳ざとく気づいたロシア人は,日本語のザ行の子音を転写するのに дз (dz) を以ってします。)

そもそもヨーロッパ語の中には「無声の s 」と「有声の z 」との区別がないものが少なくありません。イタリア語では s だけでなく,z についても無声音 (ts:ツ) と有声音(dz:ヅ)との区別がありません(あるいは,どちらで発音するかが,各地の方言[ないし地域言語]の指標になっています)。

ま,外国地名を日本語の発音体系の中でカナに転写しようとするというのは,一筋縄ではいかない作業なのです。

※ところで,見知らぬ“かな”が続くと,一瞬順番を間違えませんか?
私,モンゴルの首都を初め「ウラバントール」だと思ってしまいました。
「アンタナナリボ(アンタナナリブ)」,…「ナ」は幾つ続くの?

今日の官報,一瞬「あらわ市」と読んでしまったのでした。
[24796] 2004年 2月 13日(金)00:50:11ryo さん
私も自己分析
[24671]いっちゃんさん

私も遅ればせながら参加させてください。

地図族(地図を見ていると一日中飽きない。)
「5」。愛読書はスーパーマップル(笑)。
しょっちゅう「脳内旅行」しているといっても過言ではありません。

地形族(地表のデコボコやギザギザを見るとたまらない。)
「3」。河岸段丘面、断層面などわりと好きです…
でも知識が少ないので、地形を見て何かを語れるわけでもないので3で。

地名族(地名にこだわり有り。新市名の応募も大好き。)
「4」。合併ラッシュの現在、どんな新市名が出てくるかワクワクです。
でも応募に熱心ではないので一つ減じましょう。
細かい町名だと、城下町に育ったため「鷹匠町」「御徒町」などたまりません。

統計族(データ集め大好き。ランキングを見るとワクワク。)
「4」。市制施行ライン間際の町村の動向、埋め立てによる東京都や大阪府の面積増加など楽しみです。
ただ好みが偏っていて興味ない所も多いですし、眺めるだけで分析しないのでこれも一つ減じます。

自然族(気候、植生、生態など人の力の及ばない世界に畏敬の念。)
「2」。気象情報の地域区分には興味が尽きないのですが…
気象警報、注意報における細区分採用は堪能しました。

景観族(自然とは逆に人為的な要素を加えたものを総合的に斬る。)
「5」。シンボルというか、ランドマークが存在する街(城下町とか門前町とか)に惹かれます。「駅前の風景」にもこだわりがありますね。

文化族(伝統芸能、地名の入った歌など思いつくまま気の向くまま。)
「3」。名曲に唄われる街を羨ましく思います。「長崎は今日も雨だった」とか(笑)。
でも造詣は深くないですね。

経済産業族(暮らしに重点。地理好きの中で唯一世の中の役に立てる分野。)
「5」。大型スーパーや銀行の支店リストとか大好きです。
あと高速道路が一度に全線開通せず、少しずつ延びていくのは私を喜ばすためではないかと(笑)
ただ、世の中の役に立っているとはとても思えませんが…

交通族(乗り物大好き。)
「4」。鉄道網大好き。国道網大好き。高速道路網もっと大好き。
ドライブで、往路と復路が同じだなんてもってのほかというのが私の信条です。
といいながら車を持っていないので泣く泣く1減。

旅行族(旅行大好き。)
「4」。行きたいのはやまやまですが、金銭的事情もあり「脳内旅行」に留める毎日。

同一ジャンルの中でも好き嫌いに偏りがあり、評価が難しかったですね。
書き込み間もない私を少しでも知っていただくにはいい企画だと思いました。
[30158] 2004年 7月 5日(月)17:40:38【1】淡水魚 さん
だいたい駿府城の周りです
[30155] じゃごたろ さん
「大工町」「紺屋町」など歴史情緒あふれる地名なんかは、かつての城下町に沢山残ってそうですね

思い出す限りでは「鷹匠」、「呉服町」、「両替町」、「金座町」、「研屋町」、「車町」、「茶町」、「材木町」、「銭座町」、「馬場町」、「紺屋町」、「伝馬町」などが有ります。そして「千代田」。江戸の千代田が由来なのかな~と思います。「葵町」も「葵の御紋」からなのか?
浜松市については、稲生大先輩や知名好きさんなど、浜松方面に詳しい方にご教示いただきたいと思います。

オーナー様、30000突破おめでとうございます。
[30230] 2004年 7月 7日(水)03:06:15【1】稲生 さん
城下町としての町名・・・静岡市、浜松市
[30158]淡水魚さん
だいたい駿府城の周りです

思い出す限りでは「鷹匠」、「呉服町」、「両替町」、「金座町」、「研屋町」、「車町」、「茶町」、「材木町」、「銭座町」、「馬場町」、「紺屋町」、「伝馬町」などが有ります。
静岡には、このほかに城下町らしい地名として、追手町、大工町、大鋸町、通車町、人宿町、七間町、土太夫町、上桶屋町、屋形町などがありますね。区画整理以前は、鋳物師町、台所町、猿屋町、下桶屋町、寺町などがあったようです。

浜松市については、稲生大先輩や地名好きさんなど、浜松方面に詳しい方にご教示いただきたいと思います。
大先輩とはおこがましいですが、浜松市生まれとして調べますと、
元城町、松城町、伝馬町、利町、鍛冶町、大工町、肴町、神明町、連尺町、紺屋町、早馬町、旅篭町、塩町、元魚町といったところが城下町らしい町名でしょうか?

今回のこの問いを淡水魚さんに振られたおかげで、昔読んでいた「静岡・清水・浜松・沼津の町名の由来」という本を、もう一度開くことになり、懐かしく読み直しております。ありがとうございました。

※ちょっと訂正しました。
[30531] 2004年 7月 14日(水)17:38:35U-4 さん
城下町の町名(名古屋)
十番勝負にすっかりはまっていましたので、あらためてちょっと前の話題にレス

[30158]淡水魚さん
思い出す限りでは「鷹匠」、「呉服町」、「両替町」、「金座町」、「研屋町」、「車町」、「茶町」、「材木町」、「銭座町」、「馬場町」、「紺屋町」、「伝馬町」などが有ります。
[30230] 2004 年 7 月 7 日 (水) 03:06:15【1】 稲生 さん
静岡には、このほかに城下町らしい地名として、追手町、大工町、大鋸町、通車町、人宿町、七間町、土太夫町、上桶屋町、屋形町などがありますね。区画整理以前は、鋳物師町、台所町、猿屋町、下桶屋町、寺町などがあったようです。
浜松市については、稲生大先輩や地名好きさんなど、浜松方面に詳しい方にご教示いただきたいと思います。
大先輩とはおこがましいですが、浜松市生まれとして調べますと、
元城町、松城町、伝馬町、利町、鍛冶町、大工町、肴町、神明町、連尺町、紺屋町、早馬町、旅篭町、塩町、元魚町といったところが城下町らしい町名でしょうか?

名古屋市にも、呉服町、研屋町、伝馬町、七間町、鍛冶屋町、鷹匠町、塩町がありました。この他にも紙漉町、白塀町、納屋町、八百屋町、鉄砲町、桶屋町、木挽町など城下町らしい町名がふんだんにありました。
名古屋の町は、慶長年間に徳川家康が九男の義直のため徳川家に相応しい城下町を作ることを目的として、清洲から城下町ごと名古屋台地に移転し、築城と町の造成をしたため(いわゆる清洲越)、当時から京都と同じように碁盤目状の市街地を形成し現在でもそれが残っています。南北と東西の通りには、それぞれ上記のような町名がふられていました。
この碁盤目状の町名を読みこんだ次のような歌が残されています。

「花の名古屋の町割は (七墓御詠歌より)」

花の名古屋の町割は 四面四角に碁盤割
御城下(おしろした)は三の丸 本町御門出てくれば
片端(かたは)通りとは これなるか
にほいも高き京町の どなまぐさいが魚の棚
桧さわらや杉之町
春三月のころなれば ちらりちらりと桜町(さくらんちょう)
人馬つめおく伝馬町 玉を入れおく袋町
損はたたねと本重町 酒の肴にかばやき町
常(いつ)もにぎわう広小路
日もくれかかる入江町 屋敷がまへの三ツ蔵町
しんしょさかへし花屋町 おたび所横町うちこして
丸こしなくてそぶえ町 七面横町はこれなるか
仕度もしたき茶屋町の これから横をたずぬれば
塩やこうじや御園町 はや伏見町へさしかかり
出船入船、桑名町 をいたる奴もつまらねど
長島町となりぬれば 金銀みつる長者町
いつはりいはぬ本町の 家の土台も七軒町
薬は、ここに呉服町 参宮もはやる伊勢町
こよいお前に大津町 いつたや江戸の鍛治屋町
ひさやをつけてそ人した お七ゅうみは武平町

ところが、昭和40年前後の町名変更(おそらく戦災復興事業の最終段階?)によって、この地区は栄1~5丁目、錦1~3丁目、丸の内1~3丁目、東桜1~2丁目、泉1~3丁目というように(良し悪しは別として)きれいさっぱりなくなってしまいました。
それでも、通りの名称としては、一部に「プリンセス通」などと怪しげな名に改称したものはありますが、上記の歌にある町名の多くが残っています。

転勤族でよそ者の小生としては、交差点の表示が「広小路呉服町」というように旧町名(通り名)になっているので、結構とまどいます。


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