今回も多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。それでは共通項を発表します。
これまでも共通項は当サイトのメニューから採用することが多いのですが、今回はそれに加えて、問二、問三、問四、問八と落書き帳で最近話題になったことを積極的に採用しました。
問一:行田市、佐久市、東海市、うるま市
該当しない市:渋川市、三島市
(想定解数:61市)
■2000年国勢調査人口が10万人前後(90000〜109999人)の市(合併組替後)
参考HP:
国勢調査人口増減ランキング【市】2015年/2000年 (2015年境域) 比較
未解答市(残り26市):岩見沢市、花巻市、北上市、横手市、由利本荘市、大仙市、鹿沼市、日光市、茂原市、君津市、三条市、小松市、白山市、坂井市、高山市、島田市、伊賀市、彦根市、甲賀市、池田市、豊岡市、宇和島市、四国中央市、鹿屋市、薩摩川内市、浦添市
問十とセットの100000記事記念問題です。落書き帳は1999年11月21日に都道府県フォーラムとして誕生し、2000年1月18日に落書き帳と改名しました。それを記念して2000年の国勢調査人口からの出題です。程よい想定解数ということで10万人前後という範囲に設定しました。それが多少迷彩になったかもしれません。
問二:栃木市、野田市、北九州市、日田市
該当しない市:南あわじ市
(想定解数:120市)
■県境サインのある市(参考サインは除く)
参考HP:
地名コレクション 県境サインコレクション
未解答市(残り84市):十和田市、平川市、一関市、八幡平市、大崎市、湯沢市、仙北市、山形市、相馬市、常陸大宮市、筑西市、坂東市、稲敷市、真岡市、銚子市、市川市、松戸市、流山市、香取市、八王子市、狛江市、川崎市、村上市、糸魚川市、妙高市、氷見市、小浜市、大野市、あわら市、上田市、高山市、各務原市、可児市、飛騨市、郡上市、静岡市、浜松市、御殿場市、一宮市、新城市、桑名市、伊賀市、大津市、高島市、東近江市、米原市、京都市、南丹市、木津川市、池田市、伊丹市、川西市、奈良市、和歌山市、新宮市、益田市、安来市、呉市、尾道市、福山市、大竹市、山口市、萩市、岩国市、鳴門市、三好市、観音寺市、東かがわ市、今治市、四国中央市、香美市、福岡市、大川市、筑紫野市、うきは市、糸島市、佐賀市、唐津市、嬉野市、人吉市、山鹿市、中津市、竹田市、えびの市
[100212]の書き込みからスタートした県境サインコレクションの出題です。最初のサインから野田市、オフ会関連の栃木市(三県境)、日田市(杖立温泉ひぜんや)、それに
[100214]の関門トンネル人道から北九州市を選択しました。
[100223]に問題市が全部書かれています。
問三:札幌市、南アルプス市、飯山市、甲賀市、高島市
(想定解数:179市)
■1つの市を通って海岸に出られる内陸の市
参考HP:
市区町村の隣接数分析リスト
未解答市(残り142市):弘前市、十和田市、平川市、盛岡市、花巻市、遠野市、一関市、多賀城市、富谷市、横手市、湯沢市、大仙市、北秋田市、仙北市、山形市、東根市、田村市、水戸市、常陸太田市、潮来市、那珂市、行方市、小美玉市、茂原市、佐倉市、東金市、八千代市、四街道市、八街市、白井市、富里市、香取市、町田市、狛江市、多摩市、稲城市、秦野市、大和市、伊勢原市、海老名市、南足柄市、綾瀬市、三条市、小千谷市、加茂市、見附市、燕市、妙高市、五泉市、阿賀野市、魚沼市、砺波市、小矢部市、南砺市、大野市、勝山市、鯖江市、越前市、大町市、高山市、飛騨市、海津市、富士宮市、島田市、藤枝市、御殿場市、裾野市、伊豆の国市、岡崎市、瀬戸市、春日井市、刈谷市、新城市、大府市、尾張旭市、豊明市、日進市、愛西市、清須市、北名古屋市、あま市、長久手市、亀山市、いなべ市、伊賀市、長浜市、豊中市、吹田市、守口市、八尾市、富田林市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、羽曳野市、門真市、摂津市、大阪狭山市、伊丹市、三木市、小野市、三田市、加西市、養父市、朝来市、宍粟市、岩出市、安来市、総社市、赤磐市、美作市、三次市、安芸高田市、美祢市、阿波市、美馬市、三好市、東温市、香美市、直方市、筑後市、大川市、春日市、大野城市、宮若市、那珂川市、多久市、嬉野市、神埼市、山鹿市、合志市、日田市、竹田市、豊後大野市、由布市、都城市、小林市、西都市、えびの市、曽於市、伊佐市
[100285]深夜特急さんの書き込みから始まった「海岸線到達までに経由する自治体数」の話題からヒントを得た出題です。そのため共通項を上記のように表現しましたが、「海に面した市に隣接する内陸の市」と読み替えると参考HPから比較的容易に想定解を洗い出せます。
問四:太田市、豊田市、みよし市、四日市市、大分市
該当しない市:小山市
(想定解数:67市)
■2019年工業統計調査の製造品出荷額等が1兆円を超える市
参考HP:
「工業統計」を読む(落書き帳記事)
未解答市(残り31市):日立市、古河市、ひたちなか市、神栖市、宇都宮市、袖ケ浦市、新潟市、浜松市、掛川市、湖西市、豊橋市、岡崎市、刈谷市、小牧市、大府市、知多市、田原市、亀山市、いなべ市、甲賀市、京都市、堺市、尼崎市、明石市、加古川市、岡山市、倉敷市、呉市、福山市、防府市、周南市
[100287]勿来丸さんの記事からの出題です。勿来丸さんが金メダルで面目躍如!
問五:蕨市、福井市、静岡市、姶良市
(想定解数:47市)
■47都道府県庁所在地の人口密度に最も近い市
参考HP:
データベース検索 都道府県庁所在地と市の人口密度ランキング
未解答市(残り12市):水戸市、羽生市、白井市、三鷹市、富山市、瑞穂市、亀岡市、泉佐野市、松原市、姫路市、明石市、倉敷市
第二十三回問七で「47都道府県の人口密度に各々一番近い市」という共通項で出題しており、都道府県を都道府県庁所在地に入れ替えた類問になります。第二十三回の前回、第二十二回問四で「都道府県の人口密度に一番近い市(都道府県ごと)」を出題しており、その延長で第二十三回問七を出題したのですが、ほんのちょっと条件を変えたことにより難易度が高くなり、多くの議論とともに感想が語られました。今回は都道府県庁所在地にスポットを当てたことで、さらに難易度が高くなったのでしょうか。
問六:気仙沼市、今治市、平戸市、西海市、奄美市
(想定解数:43市)
■大島のある市(大島コレクション)
参考HP:
地名コレクション 大島コレクション
未解答市(残り7市):鶴岡市、八幡浜市、須崎市、唐津市、対馬市、日南市、阿久根市
編集者の星野彼方さんが見事金メダル獲得、こちらも面目躍如!
問七:稚内市、気仙沼市、秩父市、甲賀市、廿日市市
(想定解数:95市)
■市制施行日が金曜日の市
参考HP:
市制施行日・市の誕生日・市名誕生日(市制施行日・曜日別順)
未解答市(残り58市):青森市、つがる市、釜石市、石巻市、栗原市、東松島市、大崎市、上山市、日立市、鹿嶋市、那珂市、行方市、鹿沼市、真岡市、川越市、所沢市、飯能市、旭市、鴨川市、三鷹市、調布市、羽村市、あきる野市、横須賀市、小田原市、十日町市、富山市、黒部市、野々市市、小浜市、中野市、富士宮市、磐田市、御殿場市、袋井市、下田市、伊豆の国市、野洲市、湖南市、東近江市、高槻市、枚方市、姫路市、豊岡市、朝来市、淡路市、宍粟市、大和郡山市、安来市、高梁市、尾道市、小松島市、吉野川市、阿波市、須崎市、阿蘇市、国東市、曽於市
この問七と問九はちょっと反省しています。当初、地名コレクション
東西南北端から出題する予定でした(想定解数97市)。その上で、問題市の選び方で別解の紛れを画策し、市制施行日が金曜日の市が95市であることを発見し、問題市をどちらにも該当する市で設定しました。また、東西南北端の方が難易度が低いと想定されるため、金曜日を共通項に変更しました。目論見通り、東西南北端で誤答となった方が何人かいらっしゃったようですが、あまりに意地悪すぎて解答意欲を削ぎかねないと後から気づいた次第です。もう少し感覚的に違いが分かる程度の想定解数差にするべきでした。
問八:所沢市、四街道市、横浜市、一宮市、瀬戸市
該当しない市:天童市、嘉麻市
(想定解数:85市)
■現役プロ将棋棋士の出身地の市
参考HP:
日本将棋連盟 棋士データベース
未解答市(残り48市):稚内市、名寄市、大崎市、小山市、熊谷市、上尾市、入間市、富士見市、三郷市、吉川市、ふじみ野市、千葉市、松戸市、八千代市、浦安市、昭島市、日野市、川崎市、相模原市、逗子市、座間市、富山市、魚津市、小松市、浜松市、京都市、宇治市、大阪市、岸和田市、高槻市、守口市、八尾市、箕面市、明石市、西宮市、芦屋市、高砂市、三田市、奈良市、御所市、和歌山市、新宮市、福山市、高松市、松山市、対馬市、宮崎市、日南市
所沢市(羽生永世七冠)、四街道市(木村前王位)、横浜市(永瀬王座など最多9名)、一宮市(豊島二冠)、瀬戸市(藤井聡太二冠)と話題の棋士の出身市を並べました。天童市は将棋のまちとして有名ですがプロ棋士はいません。嘉麻市はひふみんこと引退した加藤一二三九段の出身市です。日本将棋連盟の棋士データベースには都道府県名までの棋士もいるため一部の棋士についてはWikiなどで補足調査を行っていますが、それでも不明のままの棋士が何人かいます。
問九:大船渡市、南陽市、行方市、胎内市、長門市
(想定解数:91市)
■過去の十番勝負で問題市になっていない市
参考HP:
問題市・解答市分析(第五十四回終了時)問題市・正答市・誤答市 ランキング
未解答市(残り55市):平川市、釜石市、男鹿市、上山市、須賀川市、結城市、下妻市、高萩市、筑西市、佐野市、真岡市、大田原市、矢板市、渋川市、羽生市、入間市、新座市、桶川市、坂戸市、東金市、我孫子市、立川市、清瀬市、多摩市、羽村市、平塚市、村上市、五泉市、魚津市、南砺市、鯖江市、多治見市、可児市、伊東市、牧之原市、瀬戸市、蒲郡市、大府市、高石市、藤井寺市、赤穂市、丹波市、宍粟市、加東市、大竹市、下松市、安芸市、行橋市、小郡市、多久市、宇土市、臼杵市、津久見市、杵築市、浦添市
問七の項で書きましたがこちらも意地悪過ぎた問題で反省です。想定解数が92市になる「読みに『な』が入る市」で迷彩。見事に誤答ラッシュになってしまいました。参考HPは、第一回採点後に第五十五回の出題市が反映され(問九の5市のほか、問六平戸市、問八瀬戸市)、該当市が分からなくなってしまうことから、第五十四回終了時のページを特別に作成し、最新回のページからリンクするようにしました。このページに気づいた方は解答への近道になったでしょう。
問十:白山市、坂井市、泉佐野市、大野城市
該当しない市:茂原市、丸亀市
(想定解数:45市)
■2015年国勢調査人口が10万人前後(90000〜109999人)の市
参考HP:
国勢調査人口増減ランキング【市】2015年/2000年 (2015年境域) 比較
未解答市(残り9市):千歳市、花巻市、横手市、筑西市、神栖市、三条市、高砂市、宗像市、宜野湾市
問一とのセットです。できれば2020年調査結果にしたかったのですが、そういう訳にはいかないので最新の2015年国勢調査人口を対象としました。
以上です。ご感想やご意見などあればお願いいたします。次回は2021年年明けの開催になります。次回以降もお楽しみいただける出題に努めたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。