[23674]N-H さん
よくご存知ですね。実は昨日ここを自宅から徒歩で通過しました。20%の勾配のほうは、歩道は階段になってるんですよね。
前後には勾配標識がありまして、それで知りました。わたしはバイク乗りでして、ここの道は保土ヶ谷区役所方面から帰ってくるときの抜け道として愛用しているのでよく通るのですが、慣れたとはいえ急勾配を下るのは崖を降りるような感じがします。ちなみに、タクシーなどのLPガス車の一部や排気量の小さい旧規格の軽自動車などのパワーのない車では20%の坂を登りきれないこともあるようで。一度だけですが、タクシーが登りきれずに諦めて別の道にコースを変えていたのを目撃しました。
坂道ついでに。困ることといえば、紅葉坂や野毛坂の上のほうなどに見られる、石のブロックを敷き詰めた舗装の勾配です。一見、摩擦抵抗がありそうな路面ですが、あれはタイヤの接地面積が小さいので特に2輪車は下りでスリップしやすくで怖い道なのです。雨が降ったら尚更ですね。
「自動車が通れる坂で」ということでしょうが、私の体感した範囲では更に急な坂が神奈川区白幡仲町にあります。
ただしこちらは自動車は一方通行で下り専用です。
上の西戸部町の坂は、バスが通る坂としては横浜市で最も急な坂であることはまちがいないでしょうね。ただここもバスが片方向しか来ないので20%のほうは下りのみですけれど
港南区最戸町で一部分ですが100%を超える急勾配を知っています。民家に続くだけの道でして、通り抜けの出来ない袋小路ですが、坂の上にはマンションが2棟、アパートが2棟、1軒家が5軒ありまして、自動車、原付などの通行もあります。そこには友人が住んでいるのでよく行くのですが、ここは雪が降ると車両はおろか人の歩行も出来なくなるそうです。そうなると上から綱が垂らされて、それをつたって人が登り降りするそうでして。
どこかで聞いた(あるいは読んだ)話なのですが、横浜市内の住宅のうち4分の1は崖崩れ危険地帯にあるそうですね。宅地化が進んだ結果なのでしょう、ものすごい勾配の途中に家が建ったりしているのを見かけますが、大規模な地震とかの際は心配ですね。そういうわたしの住んでいる場所も実は崖っぷちでして。宮城県沖地震を当地で体験したトラウマでしょうか、地震銀座の関東地方に住んで早10年経った今でも、どんなに小さい地震であれどいまだにまったくダメなんです。地震による崖崩れや地すべりで建物が被害を受けることをふと考えたとき、崖崩れとはメカニズムは違いますが、新潟地震の際に液状化現象で倒れたアパートの映像がフラッシュバックします。