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デスクトップ鉄さんの記事が20件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[103883]2022年1月21日
デスクトップ鉄
[103871]2022年1月19日
デスクトップ鉄
[103857]2022年1月17日
デスクトップ鉄
[103828]2022年1月16日
デスクトップ鉄
[103639]2022年1月7日
デスクトップ鉄
[103594]2022年1月7日
デスクトップ鉄
[103562]2022年1月6日
デスクトップ鉄
[103509]2022年1月5日
デスクトップ鉄
[103500]2022年1月5日
デスクトップ鉄
[103440]2022年1月3日
デスクトップ鉄
[103425]2022年1月2日
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[103396]2022年1月1日
デスクトップ鉄
[103350]2022年1月1日
デスクトップ鉄
[103310]2021年12月23日
デスクトップ鉄
[103305]2021年12月21日
デスクトップ鉄
[103302]2021年12月20日
デスクトップ鉄
[103286]2021年12月16日
デスクトップ鉄
[103275]2021年12月13日
デスクトップ鉄
[103246]2021年12月1日
デスクトップ鉄
[103224]2021年11月19日
デスクトップ鉄

[103883] 2022年 1月 21日(金)20:18:01【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 22日(土)17:54:13
デスクトップ鉄 さん
第59回十番勝負想定解分析
遅くなりましたが、第59回の想定解分析です。
想定解数に疑義があった問三と問六の想定解は次のようにしました。問三はグリグリさんの[103855]「国勢調査の表番号1-2のDIDの数」どおり、全政令指定都市を想定解に加えました。問六の想定解は、Nさんが[103825]で提示した256市に正答判定があった釜石市を加えた257市。参考解答の対馬市、熱海市、八幡浜市は、難易度分析の誤答率には算入してませんが、想定解分析においては正答市としました。
もともと想定解数が198あった問一に加え、問六が大幅に増加したことにより、想定解数合計は1,152、解答機会数は1,102と、全59回中最多となりました。正答数は450(問六の追加3答を含む)で、参加者が65名あった第22回の509に次ぐ2位。そのため解答選択率は下がり、40.8%で下から4位、平均を100とする指数は66.0でした。
横浜市の想定解数7、解答機会数6は過去最多となりました。横浜市に領主をという出題者の配慮でしょうか。また日南市の解答機会数が横浜市と同じ6あり、うち5答されました。58回までの解答機会数47、正答数22から一挙に増加しましたが、日南市に何が起きたのでしょう。
[103828]で大都市の解答機会は多く、人口ランキング下位の解答機会は少ないと書きましたが、データで検証します。次のとおり人口別に市を13ランク分類し、想定解数・解答機会数を示します。
ランク市数人口出題機会問題正答未答想定解数指数解答機会数指数解答選択率指数
A11>1,000,00064901907042671161 17.89%250.9 971 14.96%229.9 72.50%117.2
B16> 500,00094401818164181415 14.99%210.3 1234 13.07%200.9 66.13%106.9
C19> 400,000112101397714471357 12.11%169.8 1218 10.87%167.0 63.30%102.3
D26> 300,000153401499115181578 10.29%144.3 1429 9.32%143.2 63.75%103.1
E37> 200,0002183024812187112177 9.97%139.9 1929 8.84%135.8 63.14%102.1
F51> 150,0003009020613338342373 7.89%110.6 2167 7.20%110.7 61.51%99.4
G101> 100,00058980321232214784121 6.99%98.0 3800 6.44%99.0 61.11%98.8
H114> 70,00065250314236315024179 6.40%89.8 3865 5.92%91.0 61.14%98.8
I126> 50,00070440339245215044295 6.10%85.5 3956 5.62%86.3 61.98%100.2
J87> 40,00049040213164110432897 5.91%82.9 2684 5.47%84.1 61.14%98.8
K92> 30,00051050231166411313026 5.93%83.1 2795 5.48%84.1 59.53%96.2
L84> 20,00047730231159110822904 6.08%85.3 2673 5.60%86.1 59.52%96.2
M28< 20,0001652069542347958 5.80%81.3 889 5.38%82.7 60.97%98.6
人口が多くなるほど、想定解率と解答機会率が増加し、人口と解答機会率の相関係数は0.597とかなり高い相関を示しています。100万人以上の11市の想定解率は平均の2.5倍、解答機会率は2.3倍あります。
ただしこれには曲折がありました。[80884] で最初に指摘した第34回以降の大都市外しです。人口規模別解答機会率の推移を5回ごとにみます(解答機会率は回ごとに異なるので、傾向をみるため平均を100とした指数で示します)。
ABCDEFGHIJKLM
1-5回272.7 237.4 185.4 148.2 134.6 120.3 97.5 85.9 92.6 78.1 82.9 75.0 66.8
6-10回249.2 173.4 144.3 122.0 128.5 98.4 86.6 89.3 88.8 92.1 96.6 90.6 99.1
11-15回302.9 231.2 210.8 172.8 147.9 117.5 101.7 83.5 80.9 74.3 69.3 78.5 88.4
16-20回258.0 207.6 173.2 167.5 149.1 123.3 96.4 96.5 84.6 82.5 74.3 73.4 65.7
21-25回268.5 227.4 197.2 181.5 149.9 110.2 104.5 92.2 79.0 85.5 63.8 77.2 70.8
26-30回197.8 162.8 146.8 102.5 120.1 105.8 100.7 94.1 91.3 99.4 96.9 85.7 67.9
31-35回358.7 347.4 229.3 187.4 155.8 118.4 96.5 85.8 75.6 68.6 67.5 64.1 68.6
36-40回140.7 191.2 161.0 124.6 140.1 109.4 101.2 94.1 89.2 86.4 79.8 96.8 83.5
41-45回158.1 191.0 165.8 163.6 149.9 125.4 112.2 91.3 86.0 76.5 76.1 76.4 85.6
46-50回176.7 129.0 132.2 108.1 110.7 101.5 93.3 86.6 83.3 94.9 101.4 118.9 115.4
51-55回199.0 175.0 125.9 116.5 113.5 101.8 102.8 104.9 87.1 83.4 93.5 93.6 84.5
56回-272.7 237.4 185.4 148.2 134.6 120.3 97.5 85.9 92.6 78.1 82.9 75.0 66.8
35-36回では、Aランク市の解答機会率は31-35回の4割に低下し、B、Cランクの市より低くなりました。これが徐々に復活し、今回の横浜市6問にみられるように、完全に復活しました。
人口2万人以下のMランクの解答機会率は5.38%ですが、熊野市の解答機会率は10.35%と平均の2倍あります。今回の問二(同音の町)は4回目(過去問11-05、19-06、28-09)です。また、西端(15-07、30-04、30-09)は3回、複数県隣接(22-01、27-04)、市駅(06-03、40-06)、国立公園名(03-01、47-04)、県外隣接数多(42-03、51-06)は2回出題されました。このような定番問題のため、熊野市の解答機会数が高いのですね。

#人口規模ランクのアルファベットが中抜けになっていたのを訂正

続いて、[103857] で予告した完答者正答順分析。
今回は過去最多の40名が完答しましたが、第1回から3回まで2名、25回は4名、6回は5名しかいませんでした。[103871]で書いたように、初期は想定解数が少ない問題がけっこうあり、また必ずしも完答が重視されていなかったようです。
完答者平均正答順の最大は、完答者2名がそろって最後に解答した第1回問十の10.000です。これを除くと、第15回問十が9.994で、18人の完答者中17名が最後に、残り1名が9答目に解答しました。しかし、この問題の総合難易度はDランクです。一般に完答者正答順と総合難易度の乖離には二つの要因があります。一つは完答者正答順は各回の10問の中の難易度であって、回ごとの難易度差が反映されないこと。第15回の総合難易度偏差値は、43.992で全59回中45位と低く、最難問の問十ほか4問がDランクで、Eランクはありません。また個別の要素として、銅メダル所要時間は5時間だったのに、その後10位までに4日22時間もかかっている(他の問題の銅メダルと10位の所要時間差は1日13時間以下)ため、完答者正答順が高くなりました。
もう一つの要因は、完答者正答順が高くても、誤答率が低いと総合難易度が低くなること。46回問七の平均順位は8.578なのに、誤答が0でAランクでした。
逆の完答者正答順が低い問題は第6回問六の1.000。完答者5名が最初に解答しました。しかし難易度ランクがBなのは、第6回はE2問、D4問、Aがなく、10問全体の難易度が高かったから。次点は第16回問五の1.143、14名中12名が最初に解答し、他の2名も2答目。誤答も0で難易度ランクはAでした。Eランクの問題で最低は第4回問二の1.833。誤答率が35.7%と高く総合難易度が高くなりました。
回別難易度では、平均正答順の標準偏差(バラツキ)を記載しました。各問の難易度の差が小さいと標準偏差が小さく、大きいと標準偏差が大きくなります。最小は第52回の1.090で、正答順が6.600、6.140、4.100、4.500、5.260、6.360、5.260、5.020、7.420、4.340と平均の5.5近くに収れんしていました。完答者が2名の第1-3回を除くと、最大は第11回の2.679(正答順:8.500、6.023、7.500、5.682、3.136、7.182 、9.205、4.045、2.409、1.318)。最近の傾向は、完答者が増加したこともあり、バラツキが小さく、問題間の難易度差が小さくなっています。

[103868]オーナー グリグリさん
昨年10月に実施した十番勝負トライアルの第二回の開催については、手を挙げていただける方がいらっしゃいましたらお願いいたします。
まだどなたも手をあげられていませんが、実行委員を続投してもよいです。採点管理システムがわかっているメンバーが1人入った方がよいでしょう。5月の十番勝負の前哨戦として、4月開催でしょうか。
[103871] 2022年 1月 19日(水)07:35:00【3】訂正年月日
【1】2022年 1月 19日(水)07:39:00
【2】2022年 1月 19日(水)22:12:37
【3】2022年 1月 19日(水)22:27:07
デスクトップ鉄 さん
Re:難易度分析ほか
[103867]未開人 さん
難易度分析では57回より難易度が低かったというのは驚きです。その要因として銅メダル所要時間と10位の所要時間のずれが挙げられると思います。
57回と今回の各指標の所要時間を比較してみました。名前は未開人さんとライバル視されている解答者とデスクトップ鉄の平均解答所要時間です。
57回59回
銅メダル平均1 21:42:310 21:07:23
10位平均1 23:08:484 03:43:21
20位平均5 01:32:255 12:37:06
完答5 23:15:415 08:09:03
最後の金メダル5 21:49:300 23:31:58
最後のメダル7 10:42:002 11:16:41
未開人2 20:12:104 13:03:42
駿河の民4 09:20:553 23:19:42
サヌカイト7 19:45:335 20:34:21
デスクトップ鉄5 01:32:254 03:08:08
こうしてみると、10位平均と20位平均以外は今回の方が難易度が低く、総合難易度と一致する結果になりました。その57回の10位平均ですが、銅メダル以降解答が伸び、銅メダルから10位までの時間差が0 01:26:17で全59回中最短でした(59回は、3 06:35:58で47位)。未開人さんのライバルたちの成績も今回の方がよかった。
10位の正答者の分析については初期の大会に解答者数が少ない問題があることが集計していない要因のようですが、回数も増えてきたことですし、初期の大会を除けば比較可能であるように思います。
解答が10問に達しなかった問題は、次の14問です(回問、カッコ内は解答数)。
01-02(4)、01-04(9)、01-07(*7)、02-02(9)、02-06(8)、02-07(9)、03-04(5)、03-05(4)、03-10(5)、04-02(9)、06-05(7)、06-06(9)、25-03(8)、25-08(9)
*の第1回問七は解答数は12ですが、同一解答者の複数回答があり解答者別には7です。第1回問四を除くすべて想定解数が少なく、「想定解終了」となっています。
また、[103857]で書いたように10位の所要時間は問題自体の難易度ではなく、ヒントの難易度によるところが大きいことがわかりました。そこで今後の難易度分析においても、全体で比較可能な銅メダル所要時間を一つの指標としたいと思います。

昨日想定解分析を更新しました。解説記事は改めて書きます。

追記:20位と各人の平均回答時間が間違っていたので、訂正しました。20位平均も57回の方が短かったです。未開人さんと駿河の民さん、サヌカイトさん、大変失礼しました。
[103857] 2022年 1月 17日(月)20:23:32【4】訂正年月日
【1】2022年 1月 17日(月)20:30:20
【2】2022年 1月 17日(月)21:25:20
【3】2022年 1月 17日(月)21:39:46
【4】2022年 1月 18日(火)19:51:18
デスクトップ鉄 さん
第59回十番勝負難易度分析
十番勝負研究所の難易度分析を更新しました。解説記事の前に。
[103820]N さん
問三)「大阪市」や「さいたま市」などが想定解になるのはどうなんでしょう…?大阪市なんて全ての区でそれぞれDID1つしかないわけで、すべて連坦してますよね。これを言い出すとおそらく相模原市がちょっと悩ましいことになりそうな気はしますが。(中心部と津久井の2つは確定で、南区の相模線沿線が中心部と連坦していると判断できるかどうか)
[103851]あきごん さん
これで確認していたら、やはり「問三」の大都市部のDIDの数え方に疑問が…。
京都市やさいたま市は繋がりで見ると、やはりDIDは2つしかないような? 2020で切れたとは思えないし。
大阪市は人工島を別DIDとして数えるのか?
[103855] オーナー グリグリさんから答が出ましたが、ひとつの区に3個以上のDIDがある12市*以外は、私も問三の想定解から外していました(また12市以外の政令市の解答はありませんでした)。3月に境界地図が発表されれば、確定できますが。
*札幌市(北区)、仙台市(青葉区、泉区)、千葉市(花見川区)、横浜市(神奈川区、青葉区)、新潟市(北区)、浜松市(東区、西区)、名古屋市(守山区)、神戸市(北区、西区)、広島市(安佐北区、安芸区、佐伯区)、北九州市(若松区、小倉南区、八幡西区)、福岡市(東区)、熊本市(西区、北区)

さて今回の難易度です。回別総合難易度は59回中34位、問題別では問七のEランクのほかはDランク、Cランク、Bランクが各3問で中難易度の大会となりました。
指標別にみるとかなりばらけています。
総合難易度問七>問五>問四>問三>問九>問六>問十>問一>問八>問二
金メダル問五>問六>問九>問七>問一>問三>問八>問四>問十>問二
銅メダル問九>問七>問五>問六>問一>問四>問三>問八>問二>問十
10位問五>問三>問九>問七>問一>問四>問八>問六>問十>問二
20位問三>問五>問八>問九>問七>問四>問六>問一>問十>問二
誤答率問七>問三>問四>問五>問十>問八>問二>問一>問九>問六
完答者正答順問五>問三>問七>問九>問八>問六>問四>問一>問十>問二
[103466] グリグリさんが
今回の解答の出方はいつもとはちょっと違う感じです。メダルは比較的早く完売したのですが、完答者どころか完答リーチが1名だけで、二番手以降は6問以下の正答数と、問二と問十以外の解答がバラけている感じです。出題者の想定からはえっという感じで伸びていない問題もあります。
と書かれたように、銅メダル所要時間は短かった(34位)が、完答所要時間が長く(10位)、誤答率が比較的高かった(27位)のが今回の特徴です。また難易度が前回より上がったのに、金メダル集中度が24(=4^2+2^2+4*1)と前回の14(=2^2*2+6*1)から大きく増加しました。一般に、難易度が低いと開始早々のメダルラッシュで上級者の金メダル占有度が上がるのですが。
誤答率については、開始直後に上級者が誤答を重ね、上級者の誤答率が高かったのがいつもと違う傾向です。第1回チャレンジトライアルでハンデを課された上級者11名のうち、誤答がなかったのはスカンデルベクの鷲さんだけ、今回の金メダリスト6名の中ではあきごんさんだけでした。誤答率は初級者、銅メダル所要時間は上級者にとっての難易度といってきましたが、これに反する現象です。
理由の一つは、出題時に想定解数が提示されなかったためでしょう。メダルを狙える段階でリスクを取った解答者が問一、問五など誤答を量産しました。一方想定解数の提示後も、問四など上級者の誤答が続いたのは不思議です。上級者は想定解数によって該当市を洗い出すと思っていたのですが。
銅メダルと10位、20位の解答順が異なるのは、ヒントの影響が大きいです。わかりやすいヒントが提示された問題は、ヒント提示後正答が集中しました。問一は第2ヒント(アナグラム1)によりそれまでの9答から19増加、問九は第3ヒント(SV)後6から18増加しました。最後まで残した解答者が多かった問五は、第4ヒント(アナグラム2)後14答あり、ヒント提示後の2時間で一挙に11名が完答しました。
今回の完答者は40名で、過去最多の36名(19、28、54回)を更新しました。完答者の正答順は、
解答者合計相関係数平均正答順位
1勿来丸8123888584550.329 8.7
23.53.57.53.59.53.59.53.57.53.5550.804 11.1
3深夜特急21734.5108694.5550.505 20.7
4あきごん52810346179550.072 12.0
5桜トンネル71864593102550.507 9.3
6スカンデルベクの鷲63921057481550.811 9.5
7おがちゃん92611083574550.442 3.3
8白桃51749.539.5682550.874 10.0
9ぺとぺと5.5197341085.52550.543 11.0
10サヌカイト21447.57.54107.57.5550.390 21.4
11ウエセン649.529.55317.57.5550.445 12.5
12鳴子こけし5.51.58.55.51035.55.58.51.5550.872 14.1
13デスクトップ鉄53649.59.52178550.219 14.6
14伊豆之国21941085376550.759 17.6
15駿河の民63148571092550.297 12.7
16ばなし21103875964550.821 18.2
17未開人41659310872550.817 13.2
18さざ波5.51102.595.52.547.57.5550.647 21.3
19油天神山31104967852550.929 23.8
20Takashi21106857943550.849 19.5
21ほと5.52105.5935.55.581550.864 22.2
22三重うなぎ236.56.56.51106.56.56.5550.549 28.7
23星野彼方3284.51094.5761550.753 18.0
24海辺を飛ぶ鳥62104935817550.590 18.5
25EMM23961057481550.852 12.3
26とりぴー329.56.584.54.56.519.5550.438 30.4
27くは 8.52.58.558.52.52.58.562.5550.565 29.4
28naidesu34106269618550.131 30.9
29かぱぷう 32104957861550.921 20.6
30m#24107227777550.289 25.9
31北957681024931550.291 30.3
32なると金時31105927468550.777 26.8
33せいこう62971048351550.786 25.0
34はしもつ319.569.546862550.934 29.0
35新潟雷鳥 12.572.59410856550.734 37.8
36まりんぶる~44849104444550.481 38.4
37むっくん5558.51028.5551550.482 34.2
38まつもとしろくま5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.55543.5
39BEAN3.53.573.583.51093.53.5550.679 36.8
40おいなりさん4993917256550.271 39.7
平均4.300 2.525 7.875 4.788 8.050 4.850 6.500 5.863 6.113 4.138 1.723 1.723
標準偏差1.970 1.787 2.215 1.914 2.356 2.424 2.367 2.542 2.141 2.717 2.243 2.243
平均の標準偏差は1.723と前回の1.530から上昇し、問題ごとの標準偏差の平均は2.243 で前回の2.482から低下しましたが、問題間の平均解答順位のばらつきが小さい(問題間の難易度差が少ない)状況が続いています。
完答者正答順分析は第41回から始めたのですが、今回第1回からのデータを集計し、難易度分析(問題別)に平均順位と標準偏差を、難易度分析(回別)に平均正答順位の標準偏差を記載しました。この分析は稿を改めます。

追記:[103857]おがちゃんさんのご指摘により、完答者正答順の表を訂正。
追記2:白桃さんと未開人さんの平均正答順位を訂正
[103828] 2022年 1月 16日(日)07:58:15【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 17日(月)07:37:45
デスクトップ鉄 さん
解答市の人口合計
[103820]N さん、[103823]Takashi さん、[103827]おがちゃん さん
おがちゃんさんの解答10市の合計人口16,545,619人と前回のNさんの記録14,456,490人を比較しました。
第59回おがちゃん最多第58回最多
問一札幌市1,973,395札幌市1,973,395名古屋市2,332,176大阪市2,752,412
問二横浜市3,777,491横浜市3,777,491名古屋市2,332,176横浜市3,777,491
問三浜松市790,718横浜市3,777,491名古屋市2,332,176横浜市3,777,491
問四横浜市3,777,491横浜市3,777,491桑名市138,613大阪市2,752,412
問五函館市251,084函館市251,084あま市86,126静岡市693,389
問六富山市413,938横浜市3,777,491名古屋市2,332,176名古屋市2,332,176
問七八王子市579,355八王子市579,355名古屋市2,332,176横浜市3,777,491
問八富山市413,938千葉市974,951弥富市43,025三鷹市195,391
問九横浜市3,777,491横浜市3,777,491名古屋市2,332,176大阪市2,752,412
問十浜松市790,718横浜市3,777,491鈴鹿市195,670宇都宮市518,757
16,545,61926,443,73114,456,49023,329,422
前回のNさんの記録は名古屋市の初代領主をねらって6答したことに附随したものでしょう。最多人口は問六の名古屋市だけ、名古屋市以外は東海地方の中小都市で、意識せずに最多記録となったものと思われます。なお、問三は、解答時点に横浜市が既解答だったので、次点の大阪市を解答すると百万人ほど少なくなります。
今回のおがちゃんさんは、記録更新を意識されていたようですね。最多人口の更新は、名古屋市と横浜市との人口差が145万人と増加余地が大きく、また大都市の解答機会が多いことから、可能性が高いと思っていました。必ずしも記録更新だけを狙ったものではないといえ、横浜市の3答、問一の札幌市、問五の函館市、問八の八王子市を含め10問中6問最多人口市を解答。今回は横浜市の解答機会が最多の6問あり、全問最多人口市を解答すれば、さらに1千万人伸ばすことも可能でした。今後も記録更新があると思います。

一方、最少人口の更新は、人口ランキング下位の市の人口差が少なく、解答機会数も少ないので難しいと予想していました。未開人さんの前回の最少人口記録232,864人は更新できず、十番勝負初参加後連続して解答市人口を減少させた記録も途絶えました。
問一土佐清水市12,388土佐清水市12,388豊後大野市33,695下呂市30,428
問二三好市23,605熊野市15,965砂川市16,486砂川市16,486
問三湖西市57,885湖南市54,460土佐清水市12,388土佐清水市12,388
問四津久見市16,100垂水市13,819大洲市40,575大洲市40,575
問五水俣市23,557室戸市11,742串間市16,822串間市16,822
問六稚内市33,563宮津市16,758大船渡市34,728長井市26,543
問七稚内市33,563珠洲市12,929枕崎市20,033枕崎市20,033
問八上野原市22,669士別市17,858砂川市16,486砂川市16,486
問九美濃市19,247土佐清水市12,388飯山市19,539飯山市19,539
問十水俣市23,557陸前高田市18,262豊後高田市22,112歌志内市2,989
266,134190,146232,864202,289
未開人さんの解答は、前回は7問が最少人口市でしたが、今回は問一の土佐清水市だけでした(問四の解答時点で垂水市が既解答で次点の津久見市を解答)。[103303]で「1回合計20万人未満をやってみたいです。」と述べられていますが、全問最少人口市を解答すれば190,146人(問四で解答した次点の津久見市と問八の解答時点で士別市が既解答のため次点の竹田市を解答しても192,755人)となり達成するチャンスだったのです。市盗りを優先したのでしょうが、惜しかった。こちらの記録更新はかなり難しいと思われます。

十番勝負研究所のページは更新作業中です。

追記:最少人口市に間違いがあり訂正(問一は室戸市ではなく土佐清水市。問九は美濃市ではなく土佐清水市)。
[103639] 2022年 1月 7日(金)22:35:03デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:大船渡市
問六:成田市
[103594] 2022年 1月 7日(金)10:11:19デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:陸前高田市
[103562] 2022年 1月 6日(木)22:07:57デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:三原市
[103509] 2022年 1月 5日(水)22:55:16デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:大分市
[103500] 2022年 1月 5日(水)21:59:19デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:山県市
[103440] 2022年 1月 3日(月)10:49:41デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:豊後高田市
[103425] 2022年 1月 2日(日)21:31:31デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:府中市(広島県)
[103396] 2022年 1月 1日(土)20:18:35デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:盛岡市
[103350] 2022年 1月 1日(土)00:17:41デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:一関市
[103310] 2021年 12月 23日(木)18:27:18【1】訂正年月日
【1】2021年 12月 23日(木)19:02:12
デスクトップ鉄 さん
コンパクトシティー
[103308]スカンデルベクの鷲 さん
DID人口と総人口の増減のみからコンパクトシティを論じるのは難しく、各DIDの面積から人口密度を計算しないと誤った結論に至るかもしれないと感じています。
おっしゃるとおりでした。「コンパクトシティー」の用語が適切でなかったです。
負け惜しみをいうようですが、人口密度も絶対ではないと思います。極端な例で恐縮ですが、区全域がDIDの千代田区は、皇居をはじめオフィス街など常住人口がない都市的地区が大半で、DID人口密度(=区全体の人口密度)は5,718.7人/km2と東京都の23区26市のなかで最低です(他の22区はすべて10,000人以上。町では瑞穂町が千代田区より少ない3,249.0人/km2だが、横田基地がDIDに含まれる。市の最低の福生市(5,839.8)も横田基地がある。区の下から2番目の大田区(12,093.1)は羽田空港)。それでも千代田区のDID人口密度が宇都宮市(5,787.9)や金沢市(5746.7)に近いのは、神田地区の人口密度が他の22区並に高いということでしょう。
それはさておき、[103302]でコンパクトシティーとした宇都宮市と富山市は、ご指摘のとおりDIDの拡大でDID人口が増加したもので、DID人口密度は低下しています。
2020人口面積(km2)人口密度(人/km2)2015人口面積(km2)人口密度(人/km2)
宇都宮市403,61677.805,187.9385,594 71.46 5,395.9
387,58475.145,158.2377,025 70.17 5,373.0
8,8881.296,889.98,569 1.29 6,642.6
7,1441.375,214.6
富山市246,85061.963,984.0235,868 57.89 4,074.4
211,61252.844,004.8203,313 49.96 4,069.5
18,9624.634,095.57,122 1.13 6,302.7
10,635 2.64 4,028.4
10,5332.733,858.28,316 2.39 3,479.5
5,7431.763,263.16,482 1.77 3,662.1
なお、富山市のⅡ地区は2015年のⅢ・Ⅳ地区が合体したもの、Ⅳは旧Ⅱ地区。

タイプCの8市についても、同様の数字を示します。
2020人口面積(km2)人口密度(人/km2)2015人口面積(km2)人口密度(人/km2)
土浦市84,28622.003,831.286,641 22.12 3,916.9
54,99713.484,079.958,309 13.91 4,191.9
14,7563.114,744.713,949 2.96 4,712.5
9,0043.992,256.68,653 3.84 2,253.4
5,5291.423,893.75,730 1.42 4,035.2
昭島市107,35713.208,133.1111,491 14.71 7,579.3
白山市37,7967.744,883.241,908 9.13 4,590.1
30,4996.514,684.928,042 5.55 5,052.6
7,2971.235,932.57,423 1.23 6,035.0
6,443 2.35 2,741.7
春日井市267,96046.245,795.0271,984 46.52 5,846.6
267,96046.245,795.0264,957 45.14 5,869.7
7,027 1.38 5,092.0
高槻市335,86032.5910,305.6339,094 33.00 10,275.6
326,63131.6510,320.1324,611 31.59 10,275.8
9,2290.949,818.19,129 0.90 10,143.3
5,354 0.51 10,498.0
大阪狭山市49,7126.547,601.251,117 6.53 7,828.0
宝塚市214,58624.628,715.9214,944 24.76 8,681.1
207,74524.238,573.9207,520 24.35 8,522.4
6,8410.3818,002.67,424 0.41 18,107.3
宮崎市277,34551.795,355.2278,193 50.59 5,499.0
248,80445.575,459.8244,168 44.08 5,539.2
11,7372.614,496.912,849 2.65 4,848.7
9,4711.815,232.67,950 1.50 5,300.0
7,3331.814,051.46,775 0.95 7,131.6
6,451 1.41 4,575.2
土浦市は中心市街地のDID人口が大きく減少し、全市のDID人口密度が低下するなかで、DID人口が増加したⅡ・Ⅲ地区は、面積も人口密度も増加しました。昭島市、白山市、高槻市、宝塚市は全市のDID人口密度が増加しました。
[103305] 2021年 12月 21日(火)19:45:01【1】訂正年月日
【1】2021年 12月 22日(水)19:45:56
デスクトップ鉄 さん
まとめレス
[103303] 未開人 さん
兵庫県の解答機会数は1511ではなく1035ではないでしょうか。(正答+未答のはず)これで再計算すると14位になります。
想定解数(1130)よりも解答機会数が多いはずがありませんね。篠山市と丹波篠山市を二重計上していたわけではなく、篠山市と丹波篠山市のデータを分離したときに、Excel表の兵庫県の解答機会数の式を誤入力してしまったようです。訂正し更新しました(兵庫県の解答選択率が変わったので、平均を100とした各県の指数も変更になっています)。

[103304] 白桃 さん
日の出町については、先生の記事[103264]を見落としていました。失礼しました。
総人口とDID人口は同じ国勢調査の数字ですから、タイプCの市の総人口が増加しているのにDID人口が減少しているのは間違いないと思いますが...
[103302] 2021年 12月 20日(月)21:16:57デスクトップ鉄 さん
またまたDDI
白桃先生の薫陶を受けて、DID人口にはまっています。今回は鉄道の話題はありません。

全国792市の2015年と2020年の総人口とDID人口を比較し、4タイプに分類すると、次のようになります。
A総人口・DID人口ともに増175市
B総人口減・DID人口増166市
C総人口増・DID人口減12市
D総人口・DID人口ともに減439市
タイプAには、首都圏・名古屋圏・関西圏・福岡圏の多くの市が含まれます。沖縄県は那覇市とDIDがない南城市を除く全市が該当。青森県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、三重県、和歌山県、鳥取県、四国4県、大分県、宮崎県には1市もありません。1県1市は、岩手県滝沢市、福島県南相馬市、石川県野々市市、福井県鯖江市、島根県出雲市、山口県下松市、佐賀県鳥栖市、長崎県大村市、熊本県合志市、鹿児島県姶良市。
このなかで、総人口増よりもDID人口増が上回っている市が140あります。その差分のトップは、さいたま市の17,874人(人口増60,046、DID人口増77,920)。次点は宇都宮市で17,859人。総人口は163人しか増えていないのに、DID人口は18,022人増加し、コンパクトシティー化に成功しているといえます。
タイプBは2015年にDIDがなかった旭市、富津市、砺波市、日置市の4市を含みます。総人口減の最多は、新潟市の20,882人減。しかしDID人口は2,880人増加し、DID人口比率は72.91%から75.20%に2.29ポイント増加しました。その他、コンパクトシティーの優等生富山市など、多くの県庁所在地がタイプBに含まれます。
市数が最多のタイプDは、2015年・2020年ともにDIDが存在しない133市を含みます。総人口減ワースト5は、北九州市(総人口:-22,257、DID:-12,218)、長崎市(-20,390、-23,229)、横須賀市(-18,508、-22,737)、いわき市(-17,306、-29,065)、函館市(-14,895、-13,444)ですが、北九州市と函館市以外はDID人口の減少が上回り、市街地がとくに衰退していることを示しています。
最も興味があるのは、総人口が増加しているのにDID人口が減少しているタイプCの12市です。12市には、2015年・2020年ともにDIDが存在しないかほく市、岩出市、南城市の3市と2020年にDIDが消滅した東御市を含みます。
この4市を除く8市のDID人口をDID地区ごとに比較します。
区分20202015増減
土浦市総数84,28686,641-2,355
54,99758,309-3,312
14,75613,949807
9,0048,653351
5,5295,730-201
昭島市総数107,357111,491-4,134
白山市総数37,79641,908-4,112
30,49928,0422,457
7,2977,423-126
6,443-6,443
春日井市総数267,960271,984-4,024
267,960264,9573,003
7,027-7,027
高槻市総数335,860339,094-3,234
326,631324,6112,020
9,2299,129100
5,354-5,354
大阪狭山市総数49,71251,117-1,405
宝塚市総数214,586214,944-358
207,745207,520225
6,8417,424-583
宮崎市総数277,345278,193-848
248,804244,1684,636
11,73712,849-1,112
9,4717,9501,521
7,3336,775558
6,451-6,451
土浦市は中心市街地のDID人口が大きく減少し、スプロール化が進展しています。これに対し、白山市、春日井市、高槻市、宝塚市、宮崎市は中心市街地のDID人口は増加しているが、周辺部のDIDが消滅したかDID人口が減少したため、DID人口の総数が減少していることがわかります。この傾向が続けば、2025年には総DID人口が増加に転じると思われます。

2020年に10市(平川市、大船渡市、にかほ市、小諸市、大町市、東御市、下田市、京丹後市、新見市、安芸市)、9町(斜里町、白老町、野辺地町、桑折町、日の出町、真鶴町、鞍手町、川棚町、金武町)のDIDが消滅しました。日の出町を除き、2015年のDID人口は2010年から減少し、ほぼ5,000人台(斜里町は6,202)に落ち込んでいたので、DIDの消滅は時間の問題だったといえます。その中で日の出町は、2015年のDID人口は2010年から819人増加して9,027人あったのに、DIDが一挙に消滅しました。いったい何が起きたのでしょう。
[103286] 2021年 12月 16日(木)19:43:13【1】デスクトップ鉄 さん
続・小諸市のDID消滅
[103275]の続きです。
小諸市の衰退は、北陸新幹線の開業に伴う信越本線の横川・軽井沢間の廃止及び軽井沢以西の第3セクター化によって、首都圏との直通鉄道ルートを失ったことによります。1997年10月1日の北陸新幹線開業以前、特急「あさま」と「白山」は臨時列車を含め31往復あり、すべての列車が小諸に停車していました。所要時間は2時間10分程度、運賃と特急料金(指定席)は5,550円でした。現在佐久平経由の新幹線で2時間程度、しなの鉄道・軽井沢経由新幹線で2時間10分程度、運賃・料金は、それぞれ6,050円と6,110円です。所要時間はほとんど短縮していないのに、運賃・料金は9-10%増加しました(その後2回の消費税税率アップにより、運賃・料金は4.8%値上げになっているので、その影響を差し引くと4-5%の増加)。普通列車でも高崎の乗継時間を含み4時間弱でしたが、現在青春18きっぷを利用すると小海線小淵沢経由で行くしかなく、新宿まで6時間かかります。なお、池袋・小諸間の高速バスは、約3時間で2,700円。

前記事では、井野論文にもとづきルート決定(1982年)までの経緯を紹介したが、その後も紆余曲折があったということです。
北陸新幹線を含む整備新幹線は、国鉄の経営問題により着工が凍結されていたが、1987年4月の民営化後高崎・軽井沢間の着工が決定。1988年8月運輸省は、整備新幹線の建設費圧縮の方法として、標準軌新幹線(フル規格)、新幹線直通線(ミニ新幹線。山形・秋田「新幹線」方式)、新幹線規格狭軌新線(スーパー特急)の併用案を提示し、軽井沢・長野間は信越本線を改規しミニ新幹線で建設する計画としました。小諸市は御代田町とともに、首都圏との直通列車が運転される運輸省案に乗りました。しかし佐久市にとってはこれまでの誘致の努力を無にする案で、受け入れるはずがなく、フル規格での建設を陳情し続けました。長野オリンピックの開催決定を機に、軽井沢・長野間がフル規格となり、小諸市は佐久市に対し、2度目の敗北を喫しました。
第三の敗北は、佐久市に建設される新幹線駅の名称についてです。小諸市は新駅に小諸の名前を入れて、小諸佐久駅または佐久小諸駅にするよう、佐久市と交渉したが、佐久市は佐久駅にこだわり、県知事の裁定で佐久駅ではなく佐久平駅と決着したとのこと。広域地名の佐久地方の駅としての裁定案だが、小諸の名は付されず、3連敗となりました。

小諸市のように整備新幹線の駅ができず、在来線が3セク化した市として、三沢市、魚津市などがあります(東北新幹線八戸・新青森間は2010/12/04、北陸新幹線長野・金沢間は2015/03/14開業)。2010年以降の両市の人口・DID人口推移は次のとおり(2010年のDID人口は白桃さんに提供していただきました)。
20102015202015/1020/15
三沢市人口41,25840,19639,152-2.57%-2.60%
DID人口24,13623,43421,981-2.91%-6.20%
魚津市人口44,95942,93540,535-4.50%-5.59%
DID人口15,34413,84912,074-9.74%-12.82%
人口以上にDID人口の減少が大きく、市街地が縮小していることを示すのでしょう。近隣の中心都市八戸市と富山市は、2020年の人口は20015年から減少していますが、DID人口は増加しています。

現在西九州新幹線の武雄温泉・長崎間がフル規格で建設中、2022年秋開業予定です(武雄温泉駅でホームの対面乗換)。武雄温泉・諫早間は嬉野市・大村市を経由するので、小諸市などと同じ立場の鹿島市にとっては死活問題です。JR九州は当面長崎本線の経営分離をせず、肥前山口・肥前浜間は電化を維持し、博多からの特急列車の運転を継続するとしているようです。
新鳥栖・武雄温泉間は在来線を活用し、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入する計画でしたが、開発のめどがつかず断念。JR九州や長崎県はフル規格での建設を要望していますが、時間短縮の効果が薄いのに負担を求められる佐賀県はこれに反対し、決着がついていません。

[103279] 白桃 さん
昨夜のクイズ番組
は私もちょっとだけ見ました。東大王たちが呉線・忠海(ただのうみ)が読めなかったのには驚きました。国鉄・JRは「一ノ関」、「原ノ町」、「三ノ宮」など地名の表記と異なり駅名に「ノ」を入れることが多いが(西宮も市名にあわせて西ノ宮から改称)、忠海は「ノ」を入れない例だからでしょうか。
[103275] 2021年 12月 13日(月)19:14:09【1】デスクトップ鉄 さん
小諸市のDID消滅
今回の国勢調査の確報値を見て、小諸市のDIDが消滅したことに驚きました。新幹線を佐久市にとられた影響で小諸市が衰退していることは、8年前の[84604]でも書きました。1960年から2010年までの軽井沢町、小諸市、佐久市、上田市の国勢調査人口の推移を比較し、
開業前の1995年と比較すると、新幹線駅の有無で小諸市と、軽井沢町、佐久市とが明暗を分けました。
と、書いています。
白桃さんにお願いして、軽井沢・長野間の9市町について、1995年以降の国勢調査人口とDID人口の推移を調べていただきました。人口は、2020年の領域に組み換えた値です。
19952000200520102015202020/9520/15
軽井沢町人口15,34516,18117,14419,01818,99419,18825.04%1.02%
DID人口------
御代田町人口12,57313,41214,12414,73815,18415,55523.72%2.44%
DID人口------
小諸市人口45,71146,15845,49943,99742,51240,991-10.33%-3.58%
DID人口14,73412,87612,2638,7675,345-
東御市人口30,15730,94431,27130,69630,10730,122-0.12%0.05%
DID人口5,8135,8845,7805,3735,143-
佐久市人口97,813100,016100,462100,55299,36898,1990.39%-1.18%
DID人口21,45421,76420,50420,34019,17619,098-10.98%-0.41%
岩村田DID7,9928,3678,2378,3708,3049,26315.90%11.55%
上田市人口164,207166,568163,651159,597156,827154,055-6.18%-1.77%
DID人口42,80943,26748,14852,48147,18546,2848.12%-1.91%
上田DID42,80943,26741,43240,18640,12339,476-7.79%-1.61%
坂城町人口16,77616,83016,46315,73014,87114,004-16.52%-5.83%
DID人口5,5115,164----
千曲市人口63,53964,54964,02262,06860,29858,852-7.38%-2.40%
DID人口19,43919,09921,03720,52919,39320,0913.35%3.60%
屋代DID6,3166,4137,0297,1446,6427,72322.28%16.28%
戸倉DID6,2545,9537,3597,0036,7606,5644.96%-2.90%
長野市人口387,359387,911386,572381,511377,598372,760-3.77%-1.28%
DID人口236,286243,321250,958253,351255,665272,00515.12%6.39%
長野DID177,433178,469185,027193,887193,295199,48912.43%3.20%
小諸市のDID人口は、1995年の約15,000人から徐々に減少、2015年には5,000人をかろうじて上回るレベルとなり、2020年には消滅したことがわかります。25年間の総人口の減少率も10.3%と、9市町のうち坂城町についで2位でした(なぜ坂城町の人口減少率が小諸を上回っているのかは謎です)。同じくDIDが消滅した東御市の人口がほぼ横ばいなのと比べて、落ち込みが際立っています。なお、前記事で
上田市の人口が減少しているのは、合併した周辺町村の人口減が大きいことによるのでしょう。
と書いたのは間違いでした。全市のDID人口は増加しているのに、新幹線駅ができた中心市街地の上田DIDの人口が大きく減少しています。
軽井沢は小諸以上にりっぱな市街地だと感じていたのに、DIDが存在していなかったというのは意外でした。別荘地で常住人口がないためですね。今後テレワークの進展で常住人口が増えてDIDができるかもしれません。
もう一つ、千曲市のDID人口は屋代(旧更埴市)が大きく増加し、戸倉(旧戸倉町)は2015年から減少に転じていることも興味深いです。1966年10月のダイヤ改正で登場した特急「あさま」の停車駅は、軽井沢、小諸、上田、戸倉、長野でした。千曲市の屋代駅は廃止された長野電鉄屋代線との乗換駅だったのに、「あさま」は戸倉に停車しました。その後一部の列車は屋代に停車し、戸倉を通過する列車もできましたが、戸倉に停車する列車の方が多かったのです。

小諸市に話を戻すと、軽井沢・長野間のルートは、なぜ信越本線沿いの小諸市でなく、南回りで佐久市を経由するようになったのだろうか。ウェブを検索して、小諸市と佐久市の北陸新幹線誘致合戦について書かれた興味深い論文を見つけました。井野俊介「空間統合の高速化がもたらす不均等発展-北陸新幹線建設と、小諸・岩村田の都市間競争を例として」によると、佐久駅設置を目指す佐久市と小諸市の信越本線平原駅に新軽井沢駅設置を目指す小諸市・御代田町・軽井沢町連合とが対立していたそうです。碓氷峠の急勾配を避けるため新幹線は長大トンネルで軽井沢駅をう回し、新幹線駅の設置は佐久地方に一つという前提での、佐久市と3市町連合との誘致合戦でした。ところが、国鉄の強い要望を受けて、高崎から稜線にとりつき徐々に高度を稼いでゆくことによって、鉄道建設公団は軽井沢新幹線駅併設案を可能としたのです。
軽井沢に新幹線駅が併設されることになり、軽井沢町は3市町連合の平原駅の新軽井沢駅誘致運動から外れました。小諸市と御代田町だけでは運動を立て直すことができず、佐久市に敗れてしまったということです。その御代田町の人口が増加しているのは、興味深いです。
なお、軽井沢駅の新幹線駅併設については、高松良晴(元鉄建公団副総裁)「新幹線ネットワークはこうつくられた」にも「営業主体となる国鉄から、建設主体となる日本鉄道建設公団に、営業施策上から軽井沢に新幹線駅を設置することが絶対条件であるとの見解が示された」と書かれています。しかし、軽井沢・長野間のルート選定の経緯については、記載されていません。

[1]表の増減率の計算が間違っていたので訂正
[103246] 2021年 12月 1日(水)18:11:17デスクトップ鉄 さん
Re:面白かった過去問
[103241] グリグリさん
これまでの過去問の中で面白かった問題、印象に残っている問題などを教えていただけないでしょうか。
5問あげると、
回問想定解難易度共通項
31-0440E「四」か「月」の文字が入る駅がある市
38-0847E都道府県で最も孤立する市
41-0781Eセブンイレブンのない市
44-0949Eその市と一つの海岸線と特定の都道府県の都道府県境で自治体群を囲む市
47-0147E都道府県の市の中で理論上一番早く初日の出が見られる場所がある市(北方地域を除く)

面白いという視点や難易度との関係なども語っていただけると嬉しいです。
やはり難問の記憶が残っているようで、すべてE難度の問題です。第31回問四は私の初めてのメダル(銅)でした。銅メダル所要時間は10日02:33:09、全580問中5位で問四の正答順位がほぼ完答順位になりました。共通項に複数の要素を含むと難問化するという指摘があり、[78443]でコメントしています。
5問中2問が47市問題です。第37回まで47市問題は人口、面積、経緯度など基本的問題で、[83538]で難易度が低いことを指摘しました。第38回は出題者が反撃に出て、全問47市問題でE難度4問と一転難易度が高くなりました。「最も孤立する市」以外にもそれまでにない視点の問題が多く、その後47市問題は侮れなくなりました。第47回記念大会も全問47市問題でしたが、5問がE難度でした。
やはり解答者の意表をつく、過去問と視点が異なる問題が難易度も高く、印象に残っています。一方、第44回問九や第47回問一は終了後想定解の漏れ・誤りなどが指摘されました。ユニークな発想の問題は想定解の詰めが甘くなるという面もあります(私の五番勝負はいつもつっ込まれています)。
[103224] 2021年 11月 19日(金)07:39:37デスクトップ鉄 さん
Re:クイズここはどこでしょう
[103222] 千本桜 さん
■■駅は、乗客が少ない割には駅舎が立派でデザインも前衛的。
JRの駅ではありませんね。
駅の南方に位置する台■公園は市民の憩いの場で、特徴のある建造物が空に向かってそびえ立っている。
そびえ立っているのは、スペースタワーですか。
市街地の東部を流れる■■■川の地図を掲載します。川の右岸にはスポーツ施設を一堂に集めた■■中央公園がある。
■■■川に架かる橋の名前は、市名と同じですね。中央公園の頭も市名ですね。スポーツ施設一帯の愛称は、■■をひらがなで■■■スポーツビレッジ。


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