参加者の皆さん、お疲れさまでした。今回唯一のノーハンデ出題者であるさざ波です。自分の出題した問題について、解説をしていきたいと思います。
問四:人口が2万人台の市
参考:
データベース検索(該当しない市含む)
後述の問五もそうですが、第2回にまつわる問題を出したいと思っており、候補の段階で『2』が関わる問題をいくつか挙げていました。前回は人口密度が出題されており、データベース系の問題はあった方がよい(調べやすいので難易度も低い)と考えました。問題市は、上限・下限の南陽市・羽咋市を入れ、残り3枠は『に』で始まる市を並べ、気持ち程度の誘導としました(?)。非該当はもちろん範囲提示です。ヒントはもう少し練りたかったですね。最終ヒントでもないのに答えそのものを提示してしまったようなものです。
問五:各都道府県の市のうち自治体コード順が2番目の市
参考:
データベース検索(各都道府県中2番目にある市が該当)
問題市の選定が難しかったのですが、多くの都道府県で比較的大きな都市が該当していることから、該当市中人口最多の福岡市、最少の室戸市、区部排除の立川市の他、県都と並び立つイメージの強い浜松市、四日市市を入れました(高崎や松本なども候補に入っていました)。また、非該当に北九州を入れて福岡との対比をしやすくしました。十番勝負あるあるの『問題市のうち1市だけが明らかに邪魔』という構造になり、ノーヒントでは苦戦した方も多かったかもしれません。だからこそ、SVヒントの難易度調整は失敗だったかなと思います。明らかに簡単すぎました。個人的に第三ヒントの『市中二番甲』が会心のヒントだっただけに、勿体なかったですね…。
両問題ともシンプルゆえ、誰が出題してもおかしくないような問題だった(そもそも自分がジャンルを読まれにくかった)だけに、出題者予想は難しかったかもしれませんね。皆さんの予想を見ながらニヤニヤしていました。出題者側という初めての立場で1週間過ごしましたが、作問の過程で気づいたことをうっかりTwitterで発信しそうになったり、21時より前に採点記事を投稿しそうになったりと、結構せわしなかったです。
改めて、たくさんのご参加ありがとうございました。是非皆さんの思考過程などを投稿していただけると嬉しいです。